新解釈・三國志のレビュー・感想・評価
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新解釈と言うより新喜劇に近い三国志
諸葛孔明のブレインは嫁?(笑)
『鬼滅の刃』以外で、会場がいっぱいになった作品は久しぶり。それだけ映画ファン期待の大きかった福田作品。レビュー点は低く、酷評も多いが、あまり深く考えないで、観てほしい。
小栗旬、ムロツヨシ、橋本環奈、佐藤二郎、賀来賢人…と、いつもの福田組の豪華オールスターズに加え、主演に大泉洋を迎えて、またハチャメチャな『三国志』を描いちゃいましたね。史実を愛する人からしたら、怒り切れない内容でしょう。しかし、あくまで新解釈ですから、福田組らしいおふざけのパロディー作品として観ればよし。
台詞のほとんどが、役者同士のアドリブ合戦。真面目に語ってると、次に何かまたアドリブで笑わせると期待して、逆にクスクスしてしまう。しかも、笑いも低俗…(笑)出演者も、演じるというよりは、笑いをこらえて自分たちも楽しんで撮影していたのではないのかな(笑)その中で驚いたのは、あの人気若手人気女優まで、悪ふざけに乗っかって、チョイ役で出演していたこと。
セットも舞台も、それほどお金はかかっていないし、どこかの野原や川岸で撮影したんだろうと思う映像でしたが、コロナ渦で、世の中全体が落ち込んでいる中で、会場のあちこちから笑い声が聞こえてきたのは確かで、明るい気分にさせてもらった。とりあえず、そこだけで☆3つにした。
但し、おふざけも結構だが、やはり映画のストーリー性や起承転結には、もう少し拘って作て欲しかった。最初から最後まで、おふざけ過ぎたのは否めないかな。ただ一つ、あの天才・諸葛孔明の戦略は、全て影のブレインである嫁の考えという設定は、新解釈としてなかなか面白い視点だと思う。
まあ、観終わった後、内容やストーリーについて、こんなになーんにも心に残らない作品も珍しい…(笑)
これはいけません!
映画の感じ方は人それぞれなので個人的に合わなかった、って思いたいです。
確かに福田監督の作品は『合う』『合わない』がはっきりしやすいですね。
ほとんどの演者がアドリブ満載、やりたい放題をよしとする観方もあるとは思いますが…
面白いと思うシーンも多々ありましたが、ムロツヨシさん、佐藤二朗さん、賀来賢人さん、山田孝之さんがそれぞれやり過ぎ感満点でついていけませんでした。
『罪の声』で感動した小栗旬さんの演技、三浦春馬さんの件で涙していた城田優さん、それぞれに感じた自分自身の想いを返してほしい気持ちです。
テレビのお正月特番だったらよかったのにな~って感じです。惜しいですね~巣ごもり正月の楽しみにしておけばよかったのにってつくづく感じました。幸いイオンシネマの6ミタ無料観賞券で観たので後悔はありませんでしたが!
福山雅治さんがFM『福のラジオ』で、テレビドラマの主題歌『心音』はよくコメントしているのにこちらの主題歌『革命』についてはあまり語らなかったので少し嫌な予感がしたんですが…的中してしまいました!
大泉洋さんはひいき目もありますがとてもよかったと思います。あと広瀬すずさんが見られたのは嬉しかったです。彼女の『ラプラスの魔女』以来かな~3点割ったの!っていうか2点つけたの初めてです。
そういえば『パラレルワールド~』も同点ぐらいだったので小説は大好きなのに映画では結構外れてしまう東野圭吾さん原作作品のごとく、福田監督作品も注意が必要だと自分に言い聞かせた次第です。
金払って見る価値なし
三國志は、個人的に吉川英治の小説、横山光輝のコミック、KOEI のゲームと一通りのめり込んだクチで、かなりの雑魚キャラまで名前が浮かんでくる程度のファンである。「新解釈」というタイトルなので、何か眼から鱗の新説でも拝見できるのかと期待したのだが、ほとんど従来通りの物語をなぞっただけで、貂蝉や孔明夫人のキャラにギャグを入れただけというショボさには眼から鱗ではなく、目が点になった。ほとんど三國志のコスプレをしただけのコントに過ぎず、これを映画でやる必要があるのか?というのが率直な感想であった。
コスプレにはかなり力を入れているのが分かるが、それを取り除いてしまえば、タメ口で行われるただのコントである。それも、テレビでやってたら途中でチャンネルを変えてしまうだろうという程度の水準である。これを見て笑えるという人は多分いるのだろうが、私には全くピンと来なかった。見ている間ずっと疎外感に苛まれ、金を返せと言いたくなった。こういうのは、料金後払いで気に入った人だけ払えば良いという方式でやって頂きたい。私はびた一文払うつもりはない。
趙雲をイケメンとしてネタにするなら、吉沢亮あたりに配役すべきであったが、趙雲の鎧の出来だけは見事であった。関羽、孫権、夏侯惇、呂布あたりはよく頑張っていたが、諸葛亮や張飛や周瑜や董卓はちょっと違うだろうと思った。また、貂蝉の姿を歴史的解釈と言うなら、小喬や黄夫人も3時のヒロインあたりを配役すべきではなかったか?そうでないなら、渡辺直美の中から出て来た人を小喬にすべきだったのではないかと思った。黄夫人は賢そうには見えなかったので、東大王の鈴木光あたりにお願いしたかった。
音楽は「レッドクリフ」の曲想を上手くパロっていて上出来だと思ったが、まあ、褒められるのはその辺までで、肝心な笑いがクスリともできないのでは作品として成立していないと思った。テレビと違って、映画は客が金を払って見に行くのである。この内容で金を払う価値があると思ったのであれば、監督以下の制作スタッフは映画というものをもう一度原点から考え直すべきだと思う。
(映像4+脚本0+役者1+音楽4+演出0)×4= 36 点。
映画館で見る程では無い
何も考えずに可笑しければ笑えばよい作品
これはこれで何も考えずにバカだなぁと笑おう。変な期待や(まさかいないとは思うが)歴史を学ぼうなんて以ての外。三顧の礼もあったもんじゃないし、10万本の矢を集めるところのスペクタクルさは(まさかのイラストで)微塵もない。アホな掛け合いや変な間(ま)でクスクスあははと笑えば勝ち。途中でまさかの広瀬すず出演でビックリしたがめちゃめちゃ得した気分になれた。でももうちょっとすずちゃんを見たかったな~!もしかしてこれってカンカン(橋本環奈)と初共演って事になるの?でもすずちゃんの出番は短かったし環奈ちゃんとの絡みも無かったので初共演では無いと勝手に思う事にする。
さて最後に、つまらないからと途中で退席する人も居るようだけど最後まで観て自分は判断したい。それでもつまらなかったら仕方がない事だし期待した自分を肯定したいがために作品を貶めるような事はしたくない。それよりもでき過ぎた宣伝力を褒めたいと思う。それにしてもサプライズで喜ばせてくれた上に内容も面白い作品だった。
斬首だ!
前半の間延びした展開がもったいないくらい、後半は笑いどころもあり、けっこう面白かった。まぁ、前半は劉備(大泉洋)の性格付けで必要なのはわかるが、どこをとっても笑えない。唯一、渡辺直美の貂蝉はインパクトがあったけど、劉備の子を死守した趙雲(岩田剛典)のアクションシーンはまともすぎて面白さが感じられなかった。
面白くなるのは周瑜(賀来賢人)や孔明夫人(橋本環奈)が登場してからで、「斬首」を連呼する周瑜にはかなり笑ってしまった。小説も読んだことないし、ゲームもしたことないので、孔明といえば金城武のイメージがずっと残っている。まさかのムロツヨシという配役もナイスです。
三国志のツボはある程度押さえているし、この映画を機会に興味を持つ人もいるだろう。また『レッド・クリフ』を見たくなったきました。
なかなかのおふざけ三国志 けっこう面白い
【まあね】
三国志は、劉備、曹操、孫権の周りを固める武将や軍師が本当の主役だと、僕は思う。
諸葛亮孔明がもっとも有名だけど、関羽は今や神様扱いだし(横浜中華街に行ってみて下さい)、僕は、曹操の参謀だった荀彧(じゅんいく)が好きだ。
僕の三国志の知識は、横山光輝さんの漫画からですが、この映画については、どちらかと云うと、三国志を思い出しながら、そして、呆れて笑いながら観る作品で、あー袁紹は、地図上の名前だけで終わるのか〜とか、ナレーションならぬTVゲーム方式で説明かい!とか、不足分はたくさんあって、きっと本当の三国志のファンは怒るだろうなと心配にもなる。
ところで、秦の始皇帝が中国を初めて統一してから約2200年間で、大きな括りで、いくつの王朝が興亡を繰り返したか、皆さんはご存知だろうか。
調べてみて下さい。
日本の天皇家がいかに長く続いていたか驚きます。
日本の天皇家は、きちんと確認できるのは継体天皇からとされてるので、右翼思想家の主張よりはずいぶん短くなりますけどね。
そして、中国では、その2200年間、王朝が幾度となく変わっても、ずっと引き継がれたのは官僚組織なんです。
あれだけ広い国土で人口も多いと、皇帝が変わっても、官僚組織を受け継がないと、支配など容易ではなかったのです。
この三国志が、後年記されて多くの人々に読まれるようになったのは、官僚とは違いますけど、劉備や曹操や孫権を下で支える武将や軍師が個性的で大活躍し、時には、逆らいもする人間ドラマがあるからで、この時代だけではなく、中国の長い歴史そのものにも重なるからではないかと思うのです。
だから、まあ、この作品はふざけすぎかもしれません。
でも、荀彧が登場したから0.5加点します。
水曜どうでしょう 2020年 最新作その2
福田組総出演って事でオケ!→後半!及第点だけど…
福田雄一の作品で彼是言う方が嘆かわしい
考えないで見れば良いんだよ。
山田でてくるのてあれば、ヨシヒコだすかな?
とりあえず未だ見てない感想
後半へ続く……
さて見た!
福田映画そのものじゃないか!
恐らくここまで喜劇出来るので福田さんか三谷さんくらいでは?
赤壁までの流れだけど、福田映画100%だな
映画の出来栄えは福田映画ならではのつぎはぎ感
ハリボテ感でてオケですー!
↑にあげたヨシヒコなんで出さなかったのかが疑問?
そこが真面目につくりすぎなんだよ。
山田が出たあそこで二役にして門番交代でヨシヒコ出しておけば大爆笑なのに。新解釈だから出てもオケだろ。
ドラクエ ジョブチェンでさ(笑)
それで怒って、衣装脱いだらあのUberで着てた筋肉Tシャツ バーン(笑) ええええ…
福田さん、まだまだ笑いの磨き方足りないな(笑)
あっ… マジ… ええええ…
のお馴染みの福田語で逃げるのが多いのがたまにキズかな?
良い仕事してるし、その中でも新しい解釈は中々興味深い。
こんな時だから映画館で笑えるのが良い!
福田監督のノリが好きかにかかっている
福田監督作品が好きなら高評価、でない人が見るとキツイかも…
安定の福田組とも言えるけど、ヨシヒコなどTV30分よりも長尺なので笑いのコネタが延々と続く感じでお腹いっぱいです。正直そろそろ佐藤二朗とムロツヨシの芸風は食傷気味なのでこれを時間いっぱい見るのは疲れました。彼らの芝居はアドリブっぽい所を楽しむものと思っていたけど、全て計算されていて一字一句間違えず演じているらしいと知ってしまったらちょっとね。
キャストも福田組の縁の方々。ちょっと無駄に豪華キャスト過ぎるw
三國志の物語では赤壁の戦い(レッドクリフ)まで。一緒に見に行った妻は三国志全く知らず、「城田優(呂布)はどうなったの?」「劉備の奥さんどうして急にいなくなったの?」との疑問が発生した模様。
このようにエピソードはポイントポイントで抽出のぶつ切りなので、一応予習として横山光輝のマンガ版だけでも読んでおくと理解しやすいかもしれません。
これ、中国に吹き替えとして持って行ったらどんな評価になるのか見てみたいですw
全然面白くありません
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