スリーアウト! プレイボール篇

劇場公開日:2019年6月22日

解説・あらすじ

アイドルグループ「アップアップガールズ(仮)」の新井愛瞳が主演を務め、女子の硬式野球を題材に描いた舞台「スリーアウト!」を映画化。子どもの頃から野球を愛する兄の背中を追いかけ、少年野球でプレイしていた少女・亜希。中学校までは部活で男子に混じって野球をすることができたが、高校生になるとその道は閉ざされてしまう。しかし、高校2年生の夏のある日、甲子園で活躍する同じ学校の男子野球部を見て、いてもたってもなれなくなった亜希は、女子硬式野球部の創部に向けて動き出すが……。新井をはじめとした舞台版キャストの多くが引き続き出演するほか、新たに人気グラビアアイドルの長澤茉里奈が参加。「仮面女子」の窪田美沙、元「アップアップガールズ(仮)」の仙石みなみ、「AKB48」の達家真姫宝、田北香世子らアイドルや若手女優が多数出演する。

2019年製作/82分/日本
配給:クリエイターズフィールド、ココロヲ・動かす・映画社○
劇場公開日:2019年6月22日

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(C)2019「スリーアウト! プレイボール篇」製作委員会

映画レビュー

1.5 もっと野球しろ

2025年8月1日
iPhoneアプリから投稿

硬式野球に魅せられた女子高生が女子硬式野球部設立に向けて奔走する映画。「プレイボール篇」とある通り、本作はプロローグ的な立ち位置の作品で、実際の試合描写は一切ない。スポーツを題材としたヒューマンドラマ、と形容した方が収まりがいいだろう。

とはいえ部員集めパートの酷さよ。妙ちくりんなキャラクターを次から次へと登場させるのはいいが、彼女たちをどうやって硬式野球にアトラクトするのかまでちゃんと考えてほしい。

なし崩しやら成り行きの部員で構成されたカスの幻影旅団みたいな部活作ってどうするんだよ、と思う。19年以降本作の続きは制作されていないが、動機もへったくれもない彼女らのプレーに期待できることなど何一つない。

終盤のオマケ程度の練習シーンも本当に酷い。フライが頭に当たって気絶、まではいいが、それを受けて保守的な教員が「女が硬式野球なんかするもんじゃない!」と激昂。スポーツなんかなんであれ危ないんだから硬式野球ばかりがここまで目くじらを立てられる理由がわからない。こんなあからさまな仮想敵を出して物語が盛り上がると思っているのならあまりにも浅はかだと糾弾するほかない。

ていうか、もっと野球してほしかった。

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