カイジ ファイナルゲームのレビュー・感想・評価
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まあまあ良かった
カイジがギャンブルに巻き込まれるまでが、長いです。
そもそもバベルも、人間秤もギャンブルではないですが。
バベルに至っては、届かないだろ!
ドリームジャンプまでは、女の子と共に単なる「お守り」扱いです。
ただ、話はそんなに悪くないし、
多少強引な気もしましたが、
原作漫画がギャンブルなしの逃亡話で、
スピンオフに影響されまくっている作者の才能の枯渇を見ると、
福本さんがこの話を考えているとすれば、
まだいくばくかの才能が残っていると、
評価出来るストーリーではないでしょうか。
伏線回収が予想通りとはいえ、カタルシスを得られますし、原作の性格は、「運」に身を任せず、策を練ることがカイジらしいのだと思えますから、これでいいのでは?
生瀬さん、天海さん、松尾さん、ちょろっと伊勢崎さんが出演されているのも良かった。
吉高さん、香川さんが出てないのは残念です。
そして、最後の最後があの名台詞なのは狙ってたんでしょうね。(笑)
また物真似さんが増えそうです。(笑)
藤原さんは、格好良かったですが、
やはり時のせいか、意外と太ってました。
地の獄、底の底!
冒頭、大槻ハンチョウ登場。歓喜。
中盤、黒崎との決闘。見え見えの戦略、駆け引きが薄いギャンブル。稲妻が走る訳も無く。
取って付けたようなドリームジャンプ。これではエスポワールも沈没してしまう。
終盤、高倉との決闘。黄金ジャンケン。これで挽回するか…「迷ったら、望み…!」
否。稲妻も走る訳も無く。
ハンチョウが登場したので0.5。
少し残念
カイジがギャンブル?あれ?
生活に余裕ないんじゃなかったっけ?
と思いつつ。
最初のバベルの塔は、
ブレーブメンロードさながらで楽しかった。
でも、その後が。。
吉田鋼太郎さんはさすが!
福士くんも上々!
最後、凛子さんに持っていかれるところ
やっぱりカイジは、そのオチが必須。笑
伏線が多くて楽しかったけど
期待したほどではなかったかなー。
ギャンブルというよりコンゲーム?!
原作未読、シリーズ前2作は未観賞ながら、予告につられて鑑賞してきました。おそらく前2作で登場したであろう人物との含みのあるやりとりは意味がよくわかりませんでしたが、それ以外は初見でも十分に楽しめる内容だったと思います。
原作未読のため、藤原竜也さんのいつものオーバーな演技がカイジのイメージと合っているかどうかはわかりませんが、人情はあれど金に目がない天才ギャンブラーのカイジを好演していたと思います。ただ、彼以上にこの作品の魅力を引き上げていたのは、なんといっても吉田綱太郎さんでしょう。非の打ち所のない悪党として存在感を放っており、本作いちばんの立役者だったと思います。加えて、福士蒼汰くんも思ったよりよかったです。彼はモテるイケメンより、インテリなヒールの方が映える気がします。
ストーリーは、経済的に行き詰った日本より自分の利益を追求する政治家や富裕層たちと、彼らを利用して日本を立て直そうとする野心家、それらの謀略を阻止するためのギャンブルに巻き込まれていくカイジたちという構図で展開されていきます。前半はややスローテンポで、少々退屈な印象でしたが、後半は緊張感を保ちながらテンポよく展開し、相手の裏の裏をかくようなコンゲームの様相で飽きることはありませんでした。
ただ、やや後出しじゃんけん的なところがあったり、前半で用意した伏線が少々わかりやすかったりと、大どんでん返しで「やられたー!」といった感じではなかったです。また、カイジがもっともっと多くのギャンブルに挑み、命を削るような土壇場でその才能を発揮しまくるような展開を期待していたので、ちょっと肩すかしでした。とはいえ、日本の現状と将来を風刺的に描いた作品世界観は悪くなかったです。
スカッとカタルシス!
悪魔的(悪魔的とは言ってない)
【暑苦しい程に”叫ぶ”金の亡者たち。やはり、究極のギャンブルはアレですね。】
前半、”最後の審判”での黒崎(吉田鋼太郎:良いなあ、良い。)とカイジチームの対決までは、凡庸。
あれれ、作品選択ミスか?と思いながら、鑑賞続行。
が、その後高倉(福士蒼汰)が前面に出てくるあたりから、物語は二転三転し、徐々に面白くなる。
カイジ君、それいつ仕掛けたの?という部分も前半の凡庸なパートで何気なく描かれており、ふむふむ。
で、金の玉を掴んでのアレの場面ね。
(皆さん、高倉に勝ちましたか? 私は完勝しました。(少し、いや結構嬉しかった・・・。心の中でガッツポーズ。))
<”東京オリンピック”が終わっても不況にならないよう、デノミが行われないように、頑張って働こう・・。
それにしても、藤原竜也の若さを維持する秘訣を教えて貰いたい。9年前から余り変わらない姿こそ”悪魔的だー!”と思うのは私だけかな?>
あっという間の約2時間
カイジは男っぽい映画?と言う思い込みがある私であったが、とにかくあっという間の2時間だった。面白くもあり、ハラハラ感もあり、楽しめた。
私が楽しめた最大の内容構成は、先に行くに従って、序盤で言っていたことと繋がる場面があったことだ。それがわかった瞬間の満足感がたまらなかった。この繋がりの一つ「キュー」といいながポーズを取る加奈子役が良い意味で印象に残った。相手にどう思われようが気にしない、思ったことを言ってしまう自由奔放な性格だからこそ、恥ずかしがらずにできる「キュー」のポーズだったと思う。それが私がハラハラした場面で活かされるとは想像もしなかったからこそ印象に残った。またカイジにとってうざいと感じるであろう役柄の加奈子だったと思うが、そのイヤな役を関水渚さんが上手く演じていた。
そしてこれまで私が観た映画では優しい印象が強い福士蒼汰さんの意外な役柄も印象的だった。今回の高倉というアクの強い役が妙に合っていた。
映画館のスクリーンで観たカイジ役の藤原達也さんは、噂通り迫力があり、見飽きることがなかった。
とにかくあっという間の約2時間であった。
クオリティを維持した9年ぶりの面白さ
藤原さんらしいカイジが顕在。
通常、完全オリジナルストーリーの実写化だと失敗するか微妙なケースがあります。
此方はそうでもないです。
続編とかだと「原作を知らない」や「過去の2作を見たことない」方は置いてきぼりになります。
でも、この作品は初見でも楽しめるような構成になっています。
また、挿入曲など含め良くできており、内容もドキドキしたり涙する人も出るかと思われるシーンもあるかと思います。
私は両方有りました。
他の人のコメントの中には「カイジでなくていい」とか「ご都合主義」とか「設定が暗い」という批判意見が多いようですが、創作ものってそういうものです。
原作の人気全盛期のレベルでのファンや「カイジ」という作品にこだわる人には不満もあるでしょうが悪くない。
少なくとも鑑賞料には見合った作品です。
過半数の悪意ある批判でなく、正当な評価をしている人の意見も一理あるので採点は「4」といたします。
クズすぎて逆に呆れる!うるさかったな~
『カイジ ファイナルゲーム』鑑賞。
※「パラサイト 半地下の家族」見た後に鑑賞。
*主演*
藤原竜也
*感想*
原作は未読。初めてカイジ観ましたけど、まぁまぁ面白かったです。
バベルの塔、最後の審判、ドリームジャンプ、黄金じゃんけんといった命懸けのギャンブルゲームに巻き込まれたカイジ。個性的な仲間と一緒にクズ企業に立ち向かう!ルールがわかりづらかったけど、特に人間秤はなかなか面白かった。
ストーリーはダークだし、特に吉田鋼太郎さんのクズっぷりがやばくて凄かったw
福士蒼汰さんより吉田鋼太郎さんの方がヤバい。
伏線が上手く張られてたし、カイジが考える作戦が凄かったw
でも、罵り合いがうるさかったなぁ~w
黒島がクズすぎて逆に呆れちゃいました。
とてもうるさかったけど、見応えはありました。
総じて、まぁまぁ面白かったです。(^^)
過去作見てなくても安心して見れましたw
カイジに何を求めるか
原作のカイジを読んでいる人にはオススメしない
白熱する心理戦など皆無で、テレビアニメでレギュラー放送していた当時のルパン三世並みのご都合主義
多分、これ、カイジじゃなくて良いじゃんという感想が溢れそうな気がします
カイジではない として見ても、先述したご都合主義が舞台設定にも出過ぎていて冷める
家庭で、ながら見する程度で丁度良い
意外に満足。
カイジじゃなくても
ゲーム少なめ、ストーリー重視
ゲームが少なめでハラハラ度には少し欠けましたが、ストーリーは現代の日本の問題を題材にしていた。(年金問題、貧困問題、労働問題など)
本当にこんな未来になってしまったら、、と違った意味でハラハラしました。
ここまで劇中で「クズ」というワードがたくさん出た映画は他にないかもしれない。。笑
カイジは最後までカイジでした。
映画自体がイカサマ
原作は知りませんが
予習で1,2は観てから鑑賞
感想は
今年早くもワースト級です
何コレ
えーとカイジとアカギの区別も付かないレベルの知識なのですが
1は藤原竜也と香川照之の顔芸対決見応えあったし
ゲーム内容に焦点が当たっていて面白かったです
イカサマを見破って倒すというカタルシスもありました
2は一転ガキっぽいイカサマ合戦でうすっぺらい友情と
金のシーソーゲームをギッコンバッタン繰り返され終盤はウンザリ
3は予告を見る限り2っぽいなぁと不安になってましたが
予想以上にヒドかった
東京オリンピック終了でインフレが来て
崩壊寸前の日本…らしいのですが
そんな設定になんの意味があるのか理解できません
国民全体が底辺生活を余儀なくされている世界観の
説明にあんまりなってないし底辺にいる
カイジ埋もれさせているだけですし
円という現実世界で超強い通貨を暴落させると
簡単に言いますがそんな状態だと世界の経済も
ガタガタだろうかとかいらん事考えちゃいます
ただそんな要素は全く作中になく
ただ物価が上がって生活が苦しいとか、赤字や借金が悪だとか
主婦感覚レベルの薄っぺらいディテールに嫌な予感がします
そして「国民の借金」とか「国民の預金で借金相殺」
とか頭痛がしてくるような言葉が飛び出てきます
提案する高倉は政権側の人間だからインフレ経済を引き起こした
側ですからこいつが底辺とかクズとか言おうがただの責任逃れ
にしか聞こえません
高倉も無能の一味にすぎなくなってる設定を
作り手は理解しているのでしょうか
せめて財務官僚とかにしてくれと思いますが
まあ全体的にそういう設定はもうどうでもいいです
よくわからないゲームでよくわからないカードを
手にしたカイジはよくわからないじいさんの
よくわからない計画に参加させられ
いじめられた派遣会社の社長とよくわからない対決します
あのーとにかくね
とにかくやるゲームがギャンブルですらありません
テレビのバラエティレベルのゲームです
10人中1人が助かる飛び降りゲームはギャンブルかも
しれませんが
と に か く
ど れ も
全 く
面 白 く
あ り ま せ ん
寝 る ぞ
イカサマも後出しでああでしたこうでした言うだけ
すりかえておいたのさ!準備していたのさ!
無能バカの高倉との最後の対決もじゃんけん
これだけひどいもん見せられた最後にじゃんけん
見せられるのです
そのじゃんけんすら
別に金握っててもチョキは出せそうに思うんですが
もうどうでもいいですはよ終われ
もうマジメに感想言うのも疲れたけど
もう帝愛が日本支配して通貨がペリカになっちゃったのを
カイジが政府の依頼を受けて取り戻すとかってすれば
まだ良かったと思う
へんに時事問題取り入れて自分たち思慮不足がバレた
愚かな映画としか思えません
一回見に来させて1800円ふんだくれれば何でも良い
んでしょうね
まず制作陣がお金の価値を見直した方が
良いんじゃないでしょうか
ハッキリ言います
こんなものに金を払ってはいけない
フリーパスか奢らせて観に行きましょう
0点です
0.5点はレイトショーで観たから
役者目当てで観に行く人にしか楽しめないだろう
原作漫画は未読ですが、アニメは全話視聴済み。映画は1作目2作目ともに鑑賞済みで、中国版の実写映画も鑑賞済みです。
結論から言うと、本当に酷かった。まだ2020年も始まったばかりですが、おそらく今年のワースト3にはランクインしてくるであろう映画です。それくらい酷かった。
娯楽映画なのに不快感を感じるレベルの政治批判を盛り込んだ脚本であったり、カイジの魅力である駆け引きや心理戦の要素を徹底的に排除してしまったゲームであったり、ご都合的な逆転劇であったり……。酷いところをあげればきりがありません。
最初に行われたゲームの「バベルの塔」を見た瞬間から「この映画は駄作だ」と確信していましたよ。カイジの一番の魅力は敵の仕掛けたイカサマによって絶望的状況に立たされながらも、イカサマの穴を衝く策を巡らして逆転勝利するというカタルシスにあるのです。それなのに「バベルの塔」でのカイジはむしろ自分がイカサマを行う側で、予めカードの場所を知ってて予め他の参加者を出し抜けるように準備をしていて多少トラブルはありつつカイジがカードを手に入れるという何一つ面白みの無い展開。正直バベルの塔はやる必要性を一切感じません。「帝愛の裏カジノで大勝利したギャンブラー」ということで東堂から直接カイジにスカウトが来ていても何ら違和感が無いのに、わざわざバベルの塔というつまらないギャンブルに尺を割く必要性は感じられません。
全てのゲームに「なんで?」とツッコミを入れたくなるような酷い箇所があって、ゲームに勝利したところでイマイチ盛り上がらないしスッキリしない。カイジの魅力であるカタルシスが皆無。
「バベルの塔」は鉄骨わたりのパロディがやりたいだけのゲーム。鉄骨を渡る必要性が全く無いしもっと良い方法が絶対にあったはず。まるでドローンが飛んできたせいで鉄骨の上にいたカイジの存在が他の参加者にバレたように描写されていますが、そもそも全員が8メートル上空にあるカードを見上げているんですからドローン関係なくバレていないとおかしい。
「ドリームジャンプ」はセキュリティのガバガバさが違和感あるし、見え見えの伏線である「キュー」が回収されるためだけの戦略もへったくれもないゲーム。そもそも、「最後の審判」で負けそうになってからようやく別のギャンブルを始めて資金を増やそうというのが遅すぎる。最初からやれ。
「最後の審判」は単純な金の積み合いによる戦いなので、そこに心理戦や駆け引きの要素は一切無い。カイジ達よりもむしろ不動産王である吉田鋼太郎サイドの方が、事前に内通者を用意していたり敵の資金力を削ぐような策略を巡らせてたりしており好感が持てる。カイジ達は吉田鋼太郎に「汚いことしやがって」と言う様なシーンもあるが、全くルール違反ではないので「全然汚くないでしょ」と、カイジ達に全く共感できない。観客が投げ銭するシーンも、「日本の経済を守るために戦うカイジ達に共感した観客が負けそうになっているカイジを応援するために金貨を投入する」という流れならばカタルシスもあったのでしょうが、観客はカイジが勝てそうだからカイジ側に金貨を投げ入れた流れになっており、「結局は金かよ」という印象を与えてしまった。最後の決着の付き方も、偶然時計の針に引っかかっていた2回連続でコロコロと転がってきてカイジ側の天秤に乗っかって逆転勝利。これはあまりにも酷すぎる。カイジがこれを狙ってやっているわけではなく本当に偶然そうなっただけ。個人的にこの勝利は禁忌と言って良い、史上最悪の逆転劇です。脚本を書く上で絶対にやってはいけない「デウス・エクス・マキナ」的な手法ですよ。カイジの魅力であるカタルシスを演出するためには、吉田鋼太郎をもっと悪役に描かなければいけなかったし、カイジは自分の戦略で勝たなければいけなかった。上映時間のうちで一番時間を掛けて描かれたゲームがこんなにお粗末なんですよ。
最後に「黄金ジャンケン」
福士蒼汰演じる高倉とカイジの直接対決。なんで1時間くらい掛けて描かれた最後の審判の後にこんな10分あるか無いかの蛇足みたいなゲームを見せられるのかがまず理解できません。ゲームの内容も、言ってしまえば「三回勝負のうち一回は必ずグーを出さなきゃいけない」という単純なゲーム。カイジは高倉の「金の卵を握ってないならグーを出さない」という思い込みがあると気付き、その穴を衝いて勝利しました。しかしながら、この戦いでカイジは「手のひらサイズの金」なんていうもののために戦っていたのではなく、「日本」という国を背負って戦っていました。別にカイジは金なんて欲しくないんですよ。だから「金を握ってないからグーは出さない」は成立しないし、そんな勝ち方されても納得できません。
私が見たかったカイジとはあまりにかけ離れていて、「カイジ」観に行ったのに「闇金ウシジマくん」が始まったかと思うくらいです。これ本当に原作者の福本先生が脚本したんですか?「キンキンに冷えてやがる」「悪魔的だ」と言わせておけば嬉しいでしょ?過去作のキャラクターが登場すれば喜ぶでしょ?そういう観客を馬鹿にした考えが見え透いたお粗末な脚本で、観ていて不快感すら覚えました。
あと、「説明不足」感が否めません。しっかり観ていたつもりですが、最後の審判のルールの説明不備であったり最後の「黄金ジャンケン」の際の政治家たちのいる場所とか何やってるのかとかの説明がほとんど無かったり。結構「これはどういうこと?」という描写が見受けられます。多分ゲームを無駄に4つも詰め込んだせいで尺がなかったんでしょうが、それにしたって説明不足です。
脚本やストーリーに関しては上記のような本当に酷い内容でしたが、役者陣の演技に関してはお見事。カイジの宿敵として登場する派遣会社社長役の吉田鋼太郎さん、政府のエリート役員として登場する福士蒼汰、そして何より主人公カイジ役の藤原竜也。ベテランから若手まで、実力派俳優が揃い踏みで繰り広げられる演技合戦は本当に素晴らしかった。役者陣の演技によって、脚本の稚拙さをカバーできている部分もあったと思います。
出演される俳優を目当てに鑑賞する方にはたまらない内容になっていました。しかし、カイジの面白さの醍醐味でもある駆け引きや心理戦やヒリついた雰囲気、追い詰められた状態からの土壇場の逆転劇などが見たい方には全くオススメできません。
私の大好きだった「カイジ」の最終回がこんな映画とは、あまりに悲しいです。
全321件中、281~300件目を表示