ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビューのレビュー・感想・評価

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3.0気になっていたので。

2020年12月17日
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あらすじが面白そうで気になって観てみたのですがもうちょっとテンション高くてもいいかなと思いました。
思ってたより地味に感じました。

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しじみの短い感想文

5.0エネルギッシュな躍動感

2020年12月14日
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な、なんなんだ。このエネルギーは。
冒頭から、なぐられたみたいな楽しさ。

監督がOlivia Wildeとなっている。
Olivia Wildeって誰だっけ。
わたしには「リアムニーソンの映画で素っぱだかになったひと」くらいな、男性的な記憶しかない。

ひとことで言えば学園もの──だけど、各々パーソナリティーがやりすぎで、楽しさが飛び抜けている。

が、学園もの──とはいえ、この映画には、主人公もほかの登場人物もふくめ、プロムでキングとクイーンにえらばれるようなAlphaな人は、ひとりも出てこない。

ダサくて変わってて、あまたの類型性のなかで、かんぜんに負け組を演じるひとびとの狂乱な悪あがきが描かれている。

にもかかわらず──というより、だからこそ、この映画は温かい。

たとえば、日本の学園もののなかで、ダサくて変わっている人が、脚光をあびる世界観が存在するだろうか。

日本のクリエイターは、むしろ類型性のなかに人物をおさめようとする──のであって、いじめられっこを主人公としていてさえ、おしつけがましい善意か、何気ない上から目線──なのが、わが国の学園ものの定石である。

反して、ひとの持っている多様性を許容することにアメリカ映画の素敵さがあるんじゃなかろうか。

イージーA、エイスグレイド、ウォールフラワー、僕とアール、The Edge of Seventeen、あるいはジョンヒューズも、つねに異端に悩む生徒が、良心や友情のなかに溶解することを描いてきたではないか。

この映画にもそれがある。
ことに加えて、いろんな映画でアメリカの学校を見てきた──とはいえ、この映画のそれは、もっともっとけたたましい。

たとえばアメリカの学校(の映画)において、もっともよく見る風景が、ロッカーが居並ぶ廊下である。

ミーンガールズでもクルーレスでも、そこをプリンセス系のAlphaが並列になって闊歩するシーンが学園ものには、いわばつきもの──である。

この映画で見たその「廊下」は、いままででいちばん強烈だった。
多種多様の格好/性格/性向/肌色/体型のひとたち。
飛び交う喚声と罵声と嬌声。飛び交う紙吹雪とトイレットペーパー。飛び交う水風船(コンドーム使用の)。
自分がなければ一秒も生きられない。

だけれど、そのカラフルとヴィヴィッドな色合いのなかで、じっさい描かれているのは、主人公ふたりの友情にほかならない。のである。

それは、監督のオリヴィアワイルドが、インタビューに応えているとおり──だ。

『ガールズムービーをつくろうって考えはなくて、ビバリーヒルズコップとかリーサルウェポンみたいなバディ映画のように、お互いを支え合うふたりを描きたかった。性格の異なるふたりが、必死になって、おたがいの欠損を補い合う姿が描きたかった。高校が舞台の友情映画をつくりたかった。人生のその時期の重要さを描きたかった』

いい。
21世紀の女の子とか言ってるひとたちに爪垢飲ませてやりたい。

ちなみにRyan役のVictoria Ruesgaって女優(すごく有名なskateboarderとのこと)が死ぬほどみりょくてきだった。なんかもう破壊的にadorableだった。

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津次郎

3.5パーティーしよう!

2020年12月13日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

笑える

楽しい

幸せ

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近大

4.0このまま卒業していいのか

2020年12月9日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2019年、ロスアンゼルスの高校、卒業を控えた仲良し女子2人組は、ひょんなことからこのまま卒業していいのか、と思ってしまう。
二人はガリ勉タイプで、一流大学への進学も決まっていた。
かくして卒業前夜のパーティめぐりが始まる。
今の高校生が生き生きと描かれ、みんな頑張れと声援を贈ってしまう。

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いやよセブン

4.0もう一度みたいと思える作品でした。 音楽がたくさん使用されていてと...

2020年12月8日
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鑑賞方法:映画館

もう一度みたいと思える作品でした。
音楽がたくさん使用されていてとても楽しいです。
価値観の多様性が認められている世界だと思いました。
そこが最も好印象です。
未鑑賞の方、おすすめします。

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マグー

2.5ブックスマート

2020年11月15日
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今年61本目。
久々に観るコメディ映画。しっかり面白かった。
私もこんな青春送りたかったなと思いつつ、人には誰にも言えない秘密があるのだな、そしてそれを打ちあげるのには勇気がいるんだなぁと感じた作品。

ライアンとジョージが好きすぎた。

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築地 歩波

3.0アメリカのパーティ文化の闇を覗き見た感じがした。

2020年11月7日
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アメリカの節目節目のパーティ文化はおそるべき派手さと快楽追求の祭り。本当にこういうのについていけるのはどっか無理してるとしか思えない。。。

いや、日本だって居酒屋でしょっちゅうぎゃあぎゃあやってますが、あれとこれとはなんか違う。

まず、家でやる。家にたくさん人呼ぶのが好き。家のなかも暗い。暗いの好きだね。

それとすぐマリファナとかドラッグやる。
それと、みんなが見てない部屋でエッチしだす。でかい音量で音楽をかけて夜通し流している。家を暗くしてドラッグ、セックス、音楽かけてればアメリカのパーティという理解。これはなかなか日本ではありえない。

そして仕切りに明るく楽しもうとしている点。これが闇を感じる。『キャリー』を観て、プロムであんな酷い目にあわせられて、あまりにも可哀想なあのシーンをふと思い浮かべると、いけてない人にとっては地獄でありいじめの場となる。あんた何しに来たの?みたいな。いけてない奴が楽しむところじゃないんだよ!みたいな。

この映画はコメディだから、ホラーのような殺戮は始まらないが、いけてない側の主人公2人組はパーティで嫌ーな恥ずかしい思いをする。いけてない人にとってのパーティはやはり苦痛の場だ。

これは、どんなパーティにも当てはまるかもしれないが、アメリカのパーティは明るさの度合いが強い分(部屋の明るさは暗いが)、明るさについてけない人にとっては地獄度合いが高いと思われる。

いけてる側でもいけてない側でもないどっちつかずのめちゃくちゃ可愛い女の子が一人いる。ホープという女の子。なぜそんな中途半端な立ち位置にいるのかが、ああそうだったのか、とわかるところは深いなあと思いました。

こんな風に言ってますけど、明るいコメディですけどね。明るさに潜む闇のコントラストの深さって点で見るとまた見方が変わってくると思いました。

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屠殺100%

5.0俺も混ぜてくれ

2020年10月31日
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鑑賞方法:映画館

めっちゃ良かったです。

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ともひろ

4.0やっと観れた!観れてよかった!

2020年10月29日
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青春コメディと侮るなかれ、レズビアンは必見である。

モリーとエイミー、なんて愛すべき2人なんだ!!!久々にこんなに愛おしいキャラクターに出会ったよ。
もうさ、自分も歳なのかもしれないけども、もはや親目線なんだよね。母性が溢れて溢れて…。
もうずっとさ、それでいい!それでいいんだ!傷ついて成長しようぜ!いろいろ経験して大人になっていけ!
って思いながら観ておりました…。

しかもちゃんとジョークが笑えるのよなー、パンダのくだりとか爆笑だったよ。あのキャラがあれば多分この作品は無敵。ジジがありえない登場しても全然見逃せちゃうもんね。

そして終盤、エイミーとホープよ…。もうなんなのホープ最強じゃない???あの群れない感じ堪らんし、朝わざわざ家まで来る古風なところもすきだ…エミリー派だけどね…

あとあと知ったけど、エミリーちゃんはショートタームの子なんだね!あと監督はオリヴィアワイルド!!!まじすげえあの人!!正直あのルックスでこんな映画撮られたらもう変な目でしか見れないよ…

あーもう一回観たいな。
この映画パンフレットも最高にいかしてるのよねーーー

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JYARI

5.0ローラーガールズダイアリーが 好きな人絶対見るべきすごい楽しかった...

pさん
2020年10月14日
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ローラーガールズダイアリーが
好きな人絶対見るべきすごい楽しかった
曲のセンスもいいし映画館でみて正解
気分が上がった
英語も簡単だったから嬉しかった

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p

4.5最高だった

2020年10月14日
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ツネ

4.0素晴らしかった

2020年10月13日
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吉泉知彦

4.5最高だぜー!yeah! という感想で十分事足りる。

2020年10月5日
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おっさんなので、外国の青春群像劇に対して己の主義主張や異論を挟む気とかはもう起きません。若い頃なら「は?結局超ハイレベルな人間が小さい事でウジウジしてるだけじゃん。嫌味?下層の思春期舐めてる?」とか思ってたかもしれませんが、もう思いません。終始微笑ましく観れます。

これまず大事。
絶対に若い頃に見た方がいい映画ですが、若い頃だからこそ苛つく部分もあるかも。でもそれも含めて10代〜20代前半に見るべき映画。

内容は「最高だぜー!yeah!」という感想で終わらせていいと思う。そのくらい痛快かつ軽快かつ甘酸っぱい。

などなど楽しいが故にストーリーばかりに目が向きがちなのだが、ふと冷静になると、特に演技、音楽、編集辺りが恐ろしくよくできていることに気がつく。特に演技面では本当にスキがなく、若い俳優ばかりなのにお見事。万歳。

しかしこの映画もそうだったけど、最近の洋画コメディ、食い気味とかスカしとか、間の作り方が日本のお笑いに似てきてる気がする。私の思い込みかしら。

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今日は休館日

2.0悔いのない青春を

2020年10月3日
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鑑賞方法:映画館

女子高校生2人組が卒業式前日に繰り広げる青春コメディ。どんなハチャメチャ騒動かと思いきや驚くような騒動も無く不満の残る内容でした。主演の二人もガリ勉女子高生には見えなかった。一度きりの高校生活を悔いのない青春にしましょう。
2020-175

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隣組

4.0下品でエロくて面白い

2020年9月29日
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笑える

楽しい

萌える

高校生が卒業前にバカ騒ぎする話。
真面目で勉強ばかりしていた2人の女子高生がイェール大学に進学するが、遊んでた級友もイェール大に進学、馬鹿にしていた級友もハーバード大など難関大学に進学したり、Googleに就職したり。
自分たち2人は勉強しかしなかった高校生活を残念に思い、最後の1日だけでも卒業パーティ参加して、ハメ外して楽しもうとするが、それがなかなかエロくて下品で楽しめた。

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りあの

4.0敵わない

2020年9月26日
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笑える

楽しい

幸せ

よく『個性』って聞くけど、アメリカの高校生凄すぎて敵わないと思った。

あんなにテンポ良く、たくさんの内容をぎゅっと閉じ込めた監督すごい!と思ったし、あの役を演じきれる若者にすごいと思った。

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ふわり

3.0勉強漬けの真面目な

Kさん
2020年9月24日
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K

2.5ブックス・マート?ブック・スマート?

2020年9月23日
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鑑賞方法:映画館

いい子ちゃんが、パリピに憧れる。
そんな物語。
パート、パートは面白かったけど何なんだろう、皆さんの評価高いけどよく分からない。
あの国の高校生ってドラックとか同性愛とか無茶な運転とかぶっ飛んでるな。
途中から主人公が渡辺直美にしか見えなくなってしまった。
人公が

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にいやん

4.0おバカ映画と思いきや

2020年9月21日
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まぁまぁ楽しめた。

同性なら穴は間違えないんじゃないかと思うが。

デブ子(失礼!)が実際にデブ子とは(さすが顔立ちは整っているが・・・ぽっちゃりの範囲は超えているような)。演技は上手い。
それでも成績優秀=デブ子、遊んでいる=割と美人系みたいな数式は、アメリカ的なのか?
邦画ならメガネっ娘になりそうな。

ラストは邦画でもありがちなパターンかなと思うが、期待通りで良かった。
(ヘンに奇をてらわれても、めんどくさい)

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kita-kitune

4.5これもまた、極上のプレイリスト映画。

2020年9月20日
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数々の作品に主演しているオリヴィア・ワイルドの長編初監督作品は、ハイスクール卒業前の一夜を描くという、『アメリカン・スリープオーバー』(2010)を彷彿とさせる舞台設定。爽やかな青春ドラマを期待していたら、『グッド・ボーイズ』(2019)もぶっ飛ぶ、えげつなさ成分多少多めの台詞の応酬に笑い、泣く濃厚な映画体験となりました!登場人物の中では間違いなく主人公二人の立場に属するため(ただしイエール大学に入る学力はない)、何とか高校最後の一晩で充実した高校生活を取り戻そうとする主人公達二人の奮闘には、手に汗握りつつも強く共感してしまいました。

 パーティーをさまよっているうちに、それまでただ騒がしくて自分たちだけで盛り上がっているように見えたクラスメイトの人物像が掘り下げられていく展開がみごと。特に神出鬼没のジジ(ビリー・ロード)が個人的には最高。そして場面毎に流れる曲は、そのときどきの人物の心情を表現するという、『WAVES』と同様、重要な役割を果たしています。

作中で描かれる米国の学校環境は、日本の学校しか知らない者からすれば驚きの連続。学内でLGBTを問題にする人はおらず(ただしその表明に伴うある程度の困難さは台詞で補足されている)、トイレも男女共用です。これらの描写は決して映画的な誇張ではなく、カリフォルニア州などでは普通の状況だということを知り、これもまた驚き(といってもちろん、全米の学校が全て同じ環境ではないだろうけど)。

パンフレットは大学ノートを基調にしたデザインが秀逸で、高橋芳朗さんの音楽評論、町山広美さんのコラムをはじめとした解説が充実している上、主要映画人の関係図も含まれるほどの力の入れよう。これは買って損はないでしょう!

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yui