ブライトバーン 恐怖の拡散者のレビュー・感想・評価
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スーパーマンじゃなかった
子供に居ない夫婦の家に宇宙船が落ちてきて、中には赤ちゃんだけが乗っていた。
夫婦は養子をもらったことにするが、大きくなるにつれ・・・。
ホラー映画なので楽しくはない。
期待からの落差
あらすじを把握したうえで見たけど、ちょっと予想通りすぎるというか、ジャンプが足りないというか。
思春期の子どもが変わっていく様を、最大限に増幅したイニシエーションものと捉えれば面白いかも。
良いアイディアがもったいない
面白いアイディアで、 非常に興味深い作品だったが、 ゴア/ホラーに作り上げてしまったため台無し。 映画自体も真面目過ぎて楽しさが全くない。
シナリオ的にもあんまり目的が無い。 まあ、 スーパーマンが悪だったらどうしようも無いよな。 そのせいで、 ストーリーを進めるのが難しくなってしまい、 結末も納得できるものでは無い。
すごい期待していたけど、 問題ばかりだった。
後味が悪い‼️
予想外におもしろかった。
最初は、おもいっきりスーパーマンのパクリ。でも子供が自我に目覚めるにつれて、自分が、まわりの子と、どこか違うなぁーって思い始めてきた時に、親に真実を打ち明けられる。スーパーマンの話の中では、その時に、世界の平和を守る為にと救世主に目覚めるけど、この本作では、まったく逆のパターン。世界征服を企てちゃう。正直、実際にこんな事が、今の子供たちに起きたら、大半の子は、後者に走っちゃうんじゃないかな。
最後は、ハッピーエンド大好き野郎の私にしてみたら、後味が悪過ぎ。苦労して育てた子供に、あんな殺され方をした親は、可愛そう。顎を潰されて殺された叔父も、運が悪かったとしか、言いようがない。逆にかろじて助かった叔母さんは、運が良かった。
ぜひ、パート2を製作してもらって、この悪の拡散者を、正義の味方、スーパーマンに抹殺してもらいたいですね。
恐怖の中の切なさ。孤独と絶望が生んでしまう、戦慄のダークヒーロー!!
【賛否両論チェック】
賛:特殊能力を持つが故に迫害されてしまった少年が、絶望から邪悪な心に染まってしまう姿が、恐ろしくも哀しく、切ない。
否:急に驚かせるシーンがかなり多いので、苦手な人には向かない。グロシーンもあり。
宣伝文句にもある通り、あの「スーパーマン」と同じ境遇に置かれた少年が、迫害から悪に染まってしまうという、戦慄のストーリーです。
その恐怖もさることながら、特筆すべきは主人公が背負ってしまう哀しみの切なさです。誰にも勝る純粋な心を持っていたのに、その特殊な力を持つが故に忌み嫌われ、最後には自分を愛そうとしてくれる両親ですら恐怖に苛ませてしまい、孤独と絶望を一心に背負った時、少年がどんな暗黒面の顔を見せてしまうのか、非常に怖くも哀しすぎるお話です。
まるでホラー映画のように急に驚かせる演出も多いので、苦手な人には向かないかも知れませんが、人間社会が持つ不条理さを浮き彫りにさせる作品でもあると思うので、ぜひチェックしてみて下さい。
反抗期に暴れる謎の少年BB
ホラーぽいジャケットデザインなので、どんなんだろうと思って動画サイトでレンタルして見ました。
ストーリーに捻りがあるわけじゃないけれど、何故か、新鮮な怖さがありました。少年がどこからやってきたとか、何故、急変したか、などの事情がわからないまま、どんどん進んでいき、多少、不満が残るものの、始終、ドキドキ感あり。
子供に恵まれない夫婦のもとに、空から?男の子の赤ん坊が降ってきて、夫婦は自分らの子供として可愛がって育てます。しかし、12歳になった頃に少年は謎の声に悩まされ、だんだんと様子がおかしくなり、常人では信じられない異常な力を持って大暴れし、次々と周囲の人々を傷つけて恐怖に陥れていく話。
余談なんですが、
制作のジェームズ・ガン(『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』監督)は、2018年7月にツイッターで児童虐待を肯定するような発言をしたということで、ディズニーから解雇され、この映画はやけっぱちになっていた時に作ったということなのか?? だとしたら、ジェームズとブライアンの反抗(反逆)の姿はダブっているのかも。(でも、解雇から8ヶ月後、ジェームズの謝罪もあり、『ガーディアンズ』の出演者の擁護コメントもありディズニーは再雇用を決定したようです。ガーディアンズの出演者の中には、ジェームズのいない作品には出演しないとまで言った人がいたそうな)
話はラストバーンに戻って、
ブライアンは最後、母親に抱きしめられ「僕はいい子になりたかったんだ」(みたいな台詞だった)と言いましたが、あれは本心だったのか? 母親が岩の破片でブライアンに一撃を加えようとしたところ、2人は空に昇天し悲惨な結末に。結局、自分を認めてくれない(否定的に接する)人は親であろうがなんであろうが、バサバサと殺害したという感じ。
反抗期に暴れたということで、ギザギザハートの子守歌のフレーズが思い出されて仕方なかった。
ナイフみたいにとがっては触るものみな傷つけた(by チェッカーズ)
個人的には全米で大ヒットしたという『クワイエット・プレイス』より、こっちの方がドキドキして面白かったです。
いつもは字幕で映画を観るのですが、間違って吹替バージョンをレンタルしてしまいました。だから、多少、ドラマを見るような軽い観賞だったかも。字幕で見たら、もっと迫力あったかもしれません。wowowで放映になったら字幕を見るかもです。
んまー…ワガママな子…
大人しく育った優等生の男の子が突然豹変する映画。
ワガママを根っこにやりたい放題傍若無人になる様は、ちょっと唐突で不自然で…感情移入は全く出来ない。
むしろ一所懸命に育てた夫婦が可哀想で可哀想で笑える。。。
で、どうなるかって・・・そうなるのか。
続くの?コレ。何かのスピンオフ?
反抗期のスーパーマンは手に負えない
一言で言えば「反抗期のスーパーマンは手に負えない」っていう映画。
この映画、当然元ネタは「スーパーマン」なんだけど、アメコミでよくある「もし〇〇が▼▼だったら」っていうミニシリーズに近い。
実際、アメコミで、「もしスーパーマンがソ連に落ちていたら」って物語もあるしね。
つまり一般の人にもアメコミ映画リテラシーが高まったから成立する物語ではあるんだけど、同時にしっかり親子の物語でもある。
可愛い我が子が反抗期に突入して別人のようになることに戸惑うってのは、親なら多かれ少なかれ経験するだろうし、少なくともトーリたちにはブランドンを正しい道に導くチャンスが何度かあったわけで。(もちろん周囲の人間も含めて)
そういう意味で本作はスーパーマンになり損ねたクラーク・ケントの物語であり、同時にジョナサン&マーサ・ケントになり損ねた両親の物語でもあるんだよね。
中途半端な映画
ストーリーも淡々と進み、意味も無くスーパーマンみたいなお粗末な自作マントとマスクを被り、世界征服するには映画全体のスケールも小さく結局、数人を殺害しただけ…世界征服に標準を合わせて、もっと迫力シーンがあれば良かったし、ホラー映画にするならもっと恐ろしさが欲しかった…終始中途半端な内容でした
宇宙からの来訪者が正義の味方とは限らない
藤子・F・不二雄のSF短編漫画で、正義感が強い平凡な男がある日突然スーパーマンのような力を手に入れ、やがて独善的に暴走していく様をブラックに描いた『カイケツ小池さん』『ウルトラ・スーパー・デラックスマン』という作品があるのだが、本作もまた一つの“ブラック・スーパーマン”。
藤子作品の方は風刺が込められているが、本作は…。
子宝に恵まれない農家のトリとカイル夫妻。
ある夜、森に何かが墜落。その何かの中に居た赤ん坊を我が子として育て…と、ここまでは『スーパーマン』。
が…
聡明な少年に成長したブランドン。
12歳を迎えた頃、納屋に隠してあった何かによって、目覚め始める。
正義の心ではなく、邪悪な心が…。
宇宙から地球にやって来た存在が、全て正義の味方というのは作り手側のご都合主義。
確かに邪悪な存在が居たって不思議ではない。
要は、地球にやって来たのが悟空ではなくベジータだったら…?(しかも頭に傷を負わず凶暴なまま成長したら…?)
最初はとてもいい子。
実の子ではないが、愛をたっぷり注ぎ、実の子同然。自慢の息子。
が、徐々に…。
父親への反抗や女性の裸体への興味など“普通の子”だったら思春期で済まされるのだが、ブランドンの場合は違う。
おぞましい人間の体内の写真、残酷な絵、まるで別人のような何処か様子がおかしい…。
ブランドンの周りで、不可解な出来事や事件が。
クラスメートの女子の部屋に突然現れる。
気味悪がったその女子の手を潰してしまう。
ヒステリックになった女子の母親や自分を注意した叔父を…。
一応『スーパーマン』の設定を基にしていながら、作品はホラータッチ。
ヒーロー作品あるあるのスーパーパワーを逆手に取って、ホラー演出にするとは!
突然目の前に現れたり、姿を消したり、そのスーパーパワーで人を恐怖に陥れる様は結構ゾクッとさせられる。
流血やグロ描写はかなり痛々しい。特に、クラスメートの女子の母親の眼球に蛍光灯の破片が突き刺さったシーンは、見てて参ったね…。
目を真っ赤に光らせ、不気味な自作マスクとマント姿はもう完全ホラー…。あのマークも…。
製作のジェームズ・ガンは陽気なヒーローチームを監督しながら、きっとそれとは真逆の邪悪ヒーローを産み出したかったのか、それともちょうどMCUをクビになった時期だからその腹いせに…?
それに応えたジャクソン・A・ダンの、可愛らしい少年から邪悪な存在へ変化していく達者な演技。
母親役エリザベス・バンクスも息子への愛と恐怖に揺れる複雑な熱演。
スーパーマンは出生の秘密を知って自分の力や運命を受け入れたが、邪悪な存在へ堕ちる危うさだってある。
思春期で反抗期。出生を聞かされ、「騙してたな!」と憎悪を爆発させるシーンは、本来はああいうもんじゃなかろうか。寧ろスーパーマンよりよっぽどリアルかも…?
一度赤く染まってしまった邪悪さは、我が身を心を蝕んでいく。
そんな息子の暴走をこの手で止めようとするカイルと、それでも息子を信じようとするトリ。
ブランドンへの愛情は本物。だから、愛しているからこそ、トリも息子を…。
悲劇的な物語でもある。
大抵こういう作品の場合、悲しくセンチメンタルに終わるのだが、戦慄で後味悪く…。
本作が“邪悪なスーパーマン誕生”なら、是非ともそれからどうなったかを見たい。
個人的に、エンディング曲に驚き!
てっきり今やってる日テレの白黒パンダのドラマのテーマ曲かと思ったら…、
ビリー・アイリッシュによる本作の主題歌だったのね。
ただただ可哀想な夫婦を描く映画
ブライドンが急に人が変わってしまった原因がよく分からず、結局ブライドンはどこからやってきて何をしたかったのか。
原因もなくただの無感情サイコパスになってしまったのは殺された夫婦と同感で残念。
もう少し捻りが欲しかったという意味で星は3つ。
まぁ逆転の発想としては面白いけど、やっぱり反則すぎる力はホラーにもならないかなと思った。
悪の…
悪のスーパーマン。
これ以外に言いようが無い。笑
夢遊病のような人格が入れ替わるような描写が少しだけあったけど
最初から不気味だし結局唐突に殺人鬼に変わる。
みんな理不尽に殺されていく。
やられ方も痛々しい。思ったよりグロ描写多いかな
そのまま淡々と話が進む。
もう少し捻りが欲しかった。
何の救いもない衝撃の結末に唖然
そもそも少年が何者で,何に影響されて突然攻撃的になり始めたのかは一切不明だ。よくよく考えればそれだけでも不安を感じさせるのに,それに加えて突如始まった発作のような破壊的行動。まだ幼さが強く残る優しげな風貌とは裏腹な,〈スイッチが入った〉時の常軌を逸した残忍極まりない数々の行為とのギャップが恐ろしさに拍車をかける。
ラストもある意味で衝撃的だ。ほっと一息つけるハッピーなエンディングとは程遠い結末。いったい地球はどうなってしまうのだろう。中途半端な作りではない,渾身の続編が観たい。
良い子にはなれません
宇宙からやってきたブランドン少年は、恵まれた両親に拾われ、育てられ、12歳を迎えるが、反抗期に突入し、親もろとも気に入らない人間を全部殺しましたという本作。
中身はあってないようなものだが、ありそうでなかった設定と恐怖心を煽る演出で非常に楽しめた。子供だからといって舐めてはいけない、むしろ子どもであるからこその何をしでかすか分からない不気味な演出が主演子役の雰囲気も相まって増幅されていた。
所々、PG12と思えないグロ描写が多く見られたので、苦手な方は注意されたい。
それにしても、最後のブランドンのセリフ、『本当はいいやつになりたいんだ…』は誰かさんの代弁か。
はたまた考えすぎか。
実際にスーパーマン居たら恐ろしい
観るつもりで観た人は何が起こるか知っているので、説明は不要だろうと思う。
不妊の夫婦に空から贈り物が届く。
中身は可愛い男の子。
夫婦は喜んで育て始める…。
ところが12歳になったブランドン君に変化が起こり始める。
両親が納屋に隠している宇宙から来たときのものに反応し、隠された力が発現する。
怪力、飛行能力、頑丈な身体、機器を操るなど。
誕生日に銃をプレゼントされそうになるが、父親が断るもブランドンは「欲しい」と感情を露にする。
思春期を迎えたブランドン君は女子にも興味津々。近所のクラスメートをストーキングして恐がらせる。
女子児童は恐怖を感じ、ブランドンを拒否、ブランドンの暴走が始まる…。
で、こっから先はほぼ捻りなし、感情的な話も全部吹っ飛んだ異星人と成り果て侵略(奪い取る)を始めるブランドン。
乱暴なのは演出上だが、スーパーパワーで悪事をさせるとこうなる見本的な感じに。観てて怖いとかではなく、「いや~こりゃどうもならんわ」と言う感想しか出てこない。
エンディングまで映像も付けてるが、「それを見せるんならストーリーに入れろ」とは思う。
オーメンのダミアン位に世界征服やりゃいいのに
ジャンルレス。ホラー視点のヒーロー映画
強烈な映画だ!家族が軸でリアリティのある家族の物語。息子に対する愛情と葛藤。反抗期の12歳児が親子の会話の解釈のズレから悲劇の洪水は起こる。素直さ正直な笑顔、優しさを全て流し尽くして、12歳のブライアンの正義の暴走が始まる。ホラーなのかサスペンスなのかはたまたコメディなんじゃ。最高の拡散を目撃して
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