初恋のレビュー・感想・評価
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染谷による染谷のための映画(ガチバンファンの感想)
ガチバンの窪田とクローズの三池がタッグを組むという事で見た本作。それがよくなかった。
窪田は最初と最後しか見せ場はなく、話を綺麗に収めるための道具のような印象。ようやくラストに喧嘩シーンが来たかと思いきやボケボケのカメラ+ぬるい殺陣でがっかり。
この役は窪田じゃなくてその辺のテキトーに顔がいい役者で良かったんじゃない?
異論のある人はまぁとにかくガチバンMAXシリーズを見てみてください。少しはわかってもらえると思います。
どちらかと言えばならず者たち、とりわけ染谷翔太が生き生きと物語の中で暴れ回る。他のキャストも面白いけどコテコテで、それに比べてヤクザなのにどちらかと言えば俺たちに近い存在なんだけど程よくぶっ飛んでる染谷のキャラクターは新鮮で面白かった。三池さん撮りたかったのって恋愛じゃなくてこっちじゃないの?
ガチバンファンとしては最悪、
恋愛映画として見るとなんとなく良い余韻はあるけど微妙、だけど最初から染谷&大森コンビの一瞬の輝きを描いたドタバタコメディとして見直して見ると抜群に面白い。
とりあえず星3で。
あぁこれはラブストーリーだったのだな、と感覚を普通に戻させられるラ...
あぁこれはラブストーリーだったのだな、と感覚を普通に戻させられるラスト。
悪徳警官(大森南朋)にヤクの横取り計画をもちかけた下っ端ヤクザの加瀬(染谷将太)。どんどん変な展開になっていくのが映画ファーゴみたいで、この加瀬がスティーブブシェーミみたいな役回りをしてる。何一つ計画通りいかず深刻な事態に陥り、ヤクザと中国マフィアの抗争を激化させる。モニカの持ち逃げに見せかけて殺すミッション中に、たまたま通りかかったボクサー葛城レオ(窪田正孝)が助けてしまい、話に巻き込まれるという王道なはじまり方。
ベッキーの演技にキレがあって良かった。
裸足で駆けてくやんちゃなさまも良いし、表情に修羅場を乗り越えてきた感がある。
組長(内野聖陽)と中国マフィアのチアチー(藤岡麻美)が良キャラだった。
でもやっぱり飛び抜けて良かったのはベッキー。バールのようなものも似合っていたし全シーン素晴らしかった。
個性豊かなキャラクター
終わった後は不思議な感覚に。
決してそんなにお気に入りの作品はないんだけれど、三池監督と聞くと何故か期待値が上がってしまう。
作風は違うんだけど、M・ナイト・シャラマン作品と似たような期待感。
きっと何かしら、常識を吹っ飛ばしてくれるストーリーや場面が用意されているんだろうなと思う。
今作はストーリーの捻りはそんなにないと思うんだけど、俳優陣のガチンコ演技合戦が繰り広げられ、最後は正に演技バトルロワイヤル!!
それぞれの個性が光り、ワクワクが止まらなかった。
そして最後は怒涛の一夜を過ごした後から始まる、初恋の始まり。
きっと出会いとは真逆に、静かでささやかな幸せを掴んだんだろうなとホッコリした。
そこで、結局これまでのストーリーはなんだったんだろうなという不思議な気持ちになった映画だった。
底辺群像活劇
どっかで見た映像集
痛い娯楽
登場人物も多いが飽きることなくスジに迷うことなく進む脚本が素晴らしい。医者の取り違えというのが微妙な落ちだが。
全員片付いていってラストがアニメで吹っ飛んで、終わるかと思ったらその後話がしばらく。もしかして、そこはなくても良かったかな?
役者はベッキーや大森南朋も内野聖陽も良いがとにかく染谷将太に尽きる。
劇場で見られずやっと配信で視聴。
死に際狂騒曲
TELASAで鑑賞。
死んだ気になりゃ、怖いもんなんてない。余命宣告を受けた若きボクサーが、ひょんなことから出会った少女を守るために自暴自棄の逃避行。ヤクザ、チャイニーズ・マフィア、悪徳警官、クレイジー女が入り乱れる一夜を駆け抜けました。
ジェットコースターの如き疾走感が堪りません。ちょっとした綻びと計算違いによってドミノ倒し的に状況が悪化し、血みどろの乱戦になだれ込んでいく過程が面白過ぎました。三池崇史監督作の中でもこれは大・大・大当たり!
タイトルからは想像出来ないバイオレンスの中、ボクサーと少女の恋が純度100%で進行するからすごかったです。
特に愛を囁き交わしたわけでは無いけれど確かに愛情が生まれていて、互いの時間が動き始めた瞬間に感動しました。
※修正(2024/06/13)
たまにはこういう邦画も観たい、三池崇史による本気のエンタメ
久々にエンターテイメントな邦画を見た気がする。原作ありきの作品じゃなくて。これを恋と呼べるかどうかは難しいが、濃くて可笑しい一夜は最高だった。
邦画というのは、しとやかでスマートな作品が多い。リアリティがあって、世界の片隅で起こるような作品ばかりだ。かく言う私も、そんな邦画をこよなく愛する一人ではあるのだが、たまにはこんな邦画だって観たいのである。ぶっ飛んでいて、リアリティがないとか気にならないくらいのエンタメを喰らいたい。そうなると、やはり三池崇史監督ってすげぇなってなる。英勉監督が『東京リベンジャーズ』を撮ると発表されたとき、昔なら三池崇史監督だろって言われるのも納得である。画よりも力でねじ伏せるような描き方ができるからだ。
内容はとにかくぶっ飛んでいて、これをラブストーリーと呼んでいいのか…ってくらい濃い。単にヤクザの抗争に巻き込まれたボクサー、そこにいた抜け殻の女。結ばれるはずのない二人の不思議な逃避行。ヤクザを描けるのはやっぱり日本の特権だし、ほどほどに斜陽化したところをかいつまんで描くのも面白い。そこで見せる抜け感というか、いい塩梅で進むので飽きが来ない。
それを支えるのは、やっぱりバランスを効かせられるキャストの底力が大きい。主演の窪田正孝もそうだが、小西桜子はここで一皮剥けたんだなと確信する演技だった。時系列は分からないものの、『ファンシー』で感じた棒な感じはなくなっていたし、幻覚によるシュールな絵面にも耐えうるような迫真ぶりは見事。また、ベッキーや染谷将太の引っ掻き回しぶりも痛快で、やってくれたと拍手を送りたい。
まだまだ捨てたもんじゃない。映画らしいダイナミックさとボリュームが2時間に詰まっている。他の三池崇史監督作品も漁りたい。実に見ごたえのある作品だった。
計画狂いまくりの殺し合い
ヤクザの加瀬と悪徳刑事の大伴のヤク横取り計画が最初から失敗ばかりでどんどん悪い展開に。口封じに殺したはずの女(ベッキー)が生き延びていたために全てバレて結局命を狙われる、殺され方は残酷だけどドタバタぶりが滑稽にもみえる。
主人公のレオはボクシングの試合でKO🥊を取られて倒れたことから病院に運ばれて脳腫瘍が発覚し、おちこんでいるところを偶然このドタバタに巻き込まれて逃げるハメに。
テンポよく話が進んで、なかなか面白い。大森南朋も染谷将太もピッタリだし、ベッキーが強烈だったな!主役の窪田正孝も勿論、細マッチョ健在で👍(個人的に思うことは窪田くん、前髪いつも上げてた方がカッコいいのに)そしてモニカ役の小西桜子。オーディションで選ばれた新人とのことだけど、大勢の名優にも負けないくらいの存在感があったように思える。今後に期待。
面白かったけど、残念なところが1つ、ホームセンターからの脱出シーン、アニメにしちゃうんだね😓ハリウッドや韓国なら実際にやっちゃうんだろうな🤔
三池節。バイオレンスは極限。染谷くんがサイコー。染谷くん、大森さん...
三池節。バイオレンスは極限。染谷くんがサイコー。染谷くん、大森さん他それぞれのキレ方がいいのだけど、かたぎの窪塚くんのぶっとび方が一番すごい。ヤクザというバイオレンスの世界に偶然と事故が重なる展開が新鮮。ベッキーもキレててよかった。アクションもよかったし。ボクシングがバイオレンスの世界だということをラストで知る。遠藤さんの留守電の声もどんどん畳み掛けていく感じがよかった。仁義を揶揄しながら描ききってるところもさすが。そして、人を好きになったり人のためになにかをするって、こんな感じで関わらざるを得なくなるなかで起こることだってことが、リアリティがある。ファンタジーみたいだけど、すごいリアリティでそこがいい。
なんか…いいねぇ(´˘`*)
三池監督(本物の方)はやっぱり面白い
ベッキーよ、こんなもんじゃないはずだ。
三池先生のストレス発散映画。
三池ワールド
内容はオリジナルストーリーで、余命わずかのボクサーが、偶然出会った少女と運命的な恋に落ちるラブストーリー。
シリアス系と予想していましたが、鑑賞後は良い意味で期待を裏切られ楽しめました。
個性豊かな登場人物が織りなすテンポの良い掛け合いは痛快で、ラブストーリーなのにコメディ、ホラー、アニメといった色々な新しい要素をぶち込んで三池監督らしいエンタメ作品になっていたことに驚きました。
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