「死に際狂騒曲」初恋 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
死に際狂騒曲
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TELASAで鑑賞。
死んだ気になりゃあ、怖いもんなんてねぇ…!
余命宣告を受けた若きボクサーが、ひょんなことから出会った少女を守るために自暴自棄の逃避行!
ヤクザ、チャイニーズ・マフィア、悪徳警官、クレイジー女が入り乱れた一夜を駆け回りました。
ジェットコースターの如き疾走感が堪らない! ちょっとした綻びと計算違いによってドミノ倒し的に状況が悪化し、血みどろの乱戦になだれ込んでいく過程が面白過ぎました。三池崇史監督作の中でもこれは大・大・大当たりだ!
タイトルからは想像出来ない過剰なバイオレンスとスプラッタが炸裂。様々な欲望が交錯する中、ボクサーと少女の恋が純度100%で進行しました。特に愛を囁き交わしたわけでは無いけれど、確かにそこには愛情が生まれていて、互いの時間が動き始めた瞬間には底知れぬ感動を覚えたのでした。
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