隣の影のレビュー・感想・評価
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予想できない結末へと ゆっくりとじっくりと物語は進んでいく。 緊迫感が途切れない。 サスペンスものとして秀逸な脚本だと思う。
動画配信で映画「隣の影」を見た。。
劇場公開日:2019年7月27日
2017年製作/89分/アイスランド・デンマーク・ポーランド・ドイツ合作
原題:Under the Tree
配給:ブロードウェイ
聞いたことのない言語。
少しドイツ語っぽいがドイツ語ではない。
アイスランド語らしい。
アイスランド語は、インド・ヨーロッパ語族ゲルマン語派北ゲルマン語群に属する言語。使用範囲はアイスランドのみで、使用人口は約30万人。
夫は以前の彼女とのセックスビデオをパソコンに保存していた。
ときどきそれを見て楽しんでいた。
その光景を妻に見られた。
嫌悪した妻は怒りが収まらない。
夫を家から追い出した。
居場所がない夫は両親の家にいることにした。
両親は隣家の住人夫婦から
自宅庭の木の葉が影になって
日光浴の妨げになっているとクレームを受けている。
夫の母親はイヌのフンのことで逆に隣家にクレームを言う。
両親の車のタイヤ4本がパンクさせられる。
両親の飼っているネコがいなくなる。
誰の仕業なのか定かではないが、
隣家の夫婦の嫌がらせだと決めつけ、
お互いの応酬が止まらなくなる。
そして予想できない結末へと
ゆっくりとじっくりと物語は進んでいく。
緊迫感が途切れない。
サスペンスものとして秀逸な脚本だと思う。
アイスランドのアカデミー賞にあたる第20回エッダ賞で、
作品賞や監督賞など主要7部門を受賞した。
満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です
理解に苦しむ
とりあえず全員が全員人の話を聞かず自分のことばかり考えている。それぞれが関係を良くしようとするのではなく、やられたらやり返そうと無駄な行動力を発揮している人達にえっ、、となった。巻き込まれて犠牲となった子どもと犬と木がかわいそう。
少しでも話し合いを行えば、相手への思いやりがあれば、心に余裕があれば、、と自分は気をつけようと思える作品だった。
どうしてそんなにバカ息子?
スタートから息子がアホすぎておいおいおーい!と思ってたらあそこの息子と両親は現地では有名なコメディアンだそうで、そういう一面を知ったうえで見ると笑える配役なのだろうか。
あれリアクションがもっと大袈裟ならコメディでいけるんだけど、あの静かに不信感と怒りが沈殿していく感じは怖いよね。
2つの家族の間に起こるトラブルだけど、全てがお互いに対しての嫌がらせでは無さそう。あの静かな住宅地に他にこっそり嫌がらせしている人がいると思うとそれもまあ怖い怖い。
個人主義の悪い部分がよく描かれている。
オチは予想通りだった。北欧の映画はくらいものが多く暗い展開を予想していたがここまでとは思わなかったが。北欧の行き過ぎた個人主義の悪い部分がリアルに描かれた作品。長男を亡くした老婆がとにかく不気味。
僅かな歪みがすべてを壊していく
疑い出したらどんどん細かいことまで気になりさらにエスカレートしていく負の連鎖の怖さを描いている。
そして最後には最悪の結末が…
いかに相手を信じられるか。本当に大切なものは失ってからしか気づかない。
IKEAが全然和まない。
初めは隣の家の木が伸びているのを少し注意する小さなことから始まるご近所トラブルがあらぬ方へと向かうサスペンス。
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このご近所トラブルと並行に気を注意される家の息子が元恋人との行為中の動画で自慰をしていたことを奥さんにバレて別居中というストーリーが進行するのだけど、このご近所トラブルと夫婦の問題、どっちも話し合いがちゃんと出来ていない。
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しかも息子はご近所問題に割と冷静に物事をみれるのに、自分のこととなるとできないし、息子の奥さんの話をちゃんと聞きに行って間に入れるお父さんも隣の家にはそれをしない。
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私は気が小さいので家族とか知り合いに注意されるより全く知らない人に注意される方がビビって結構譲っちゃうけど、この2軒の家の住民お互い気が強すぎて笑う。
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娘に合せてくれないから勝手に幼稚園から連れ出してピクニックに行ってたら昼寝しちゃって戻ると言っていた時間に遅れて責められて、「IKEAに行ってただけだ!」ってキレてたのなんだかんだまだ平和だった(笑).
隣人という異世界
犯罪の報道では、近隣住民が、取材される。
そのとき、かならず出てくるのが(その犯人が)挨拶をしたか・しなかったか、である。
「きさくに挨拶をしてくれるひとで、(ニュースをきいて)びっくりしている」とか。
「たまに会っても、ろくに挨拶もしないようなひとでした」とか・・・。
これが何を意味しているかというと──それほど知らない人、隣人のような者たちにとって、その人の価値は、挨拶をするか・しないかに集約される、ということだ。
個人主義な傾向のある現代人の暮らしは、ごくせまい家族・知友たちとの立脚地を抜け出せば、厖大な他人に囲まれている。
現代は長屋のような相識性もないし、都市部なら自治体もない。
──ならば、挨拶をするか・しないかは、ほぼ社会における、わたし/あなたの価値と言えるもの──ではなかろうか。
その判定に不満を言えるだろうか?
しかしこれには大きな矛盾がある。
アパートで、隣人とうかつに会話を交わすのは、適切ではないからだ。きょうび隣人だからといって、男が女に、いきなりこんにちはと言ったら通報されるおそれだってある。常識である。
わたしのアパートの両隣にも、階上下にも、知らないひとが住んでいる。
わたしは、挨拶を(ほとんど)交わしたことがなく、挨拶をしそうな接近があれば、避けたり逃げたりする。
きっと、わたしが何かで捕まれば、近隣住民は記者にたいして「なんか人目をさけるような感じで、ろくに挨拶もしないひとでした」と答える、にちがいない。
しかし、じぶんは、フレンドリーではないが、偏屈というわけでもない。
わたしは中産よりも低い階級で、住宅地や、高級マンションのコミュニティとか──のことは解らないが、低層階級で賃貸に暮らす庶民ならば「なんか人目をさけるような感じで、ろくに挨拶もしない」態度は、すこしも珍しい態度でははない。
たいていのアパート生活者にとって隣人と仲良くなるなんて絵空事である。面識することさえ、億劫なものだ。
それゆえ犯罪の報道で、近隣住民が、挨拶したとか、しなかったとか、言っているのを見るたび、わたしは「ああ、おれ犯罪者だわ」と思うのである。
ところでアパートや賃貸ならば、まだ逃げ道がある。隣人が嫌なら、最終的には引っ越せばいいからだ。
しかし持ち家となれば、そうそう動けない。まして建てたなら、もう動けない。近隣は、その資性しだいでは、生涯の動かざる厄災になりうる。
そんな映画。
隣人トラブルが、殺し合いに発展する様子が描かれている。
じぶんにそれは起こりえない、としても、そういうことがある──のは理解できる。
概説としてはブラックコメディとなっているが、映画にコメディ要素はない。
コメディ要素はないが、過剰はある。たとえば、昔の浮気相手とやっているところを撮影した動画でぬいている夫──が出てくる。そのぬいているところを、妻に見つかって、別居→離婚へ発展する。コミカルというよりバカっぽいが、なんとなくこんな奴もいるだろうという感じはあった。
他人がやることが全く理解不能なばあいがある。とくに隣人のやることは、全く理解不能である。人より引っ越しをしてきたわたしはよく知っている。隣人というものは、かならず、まったく予想もつかないことをする。なんていうか、そういうもの──なのである。
映画では、その断絶が描かれている。隣人のトラブルは、人種とも、人間の気性にも関係がない。「となりはなにをするひとぞ」は、その環境を持っている生活者の消えない命題である。
消えた猫に吠えない犬(フライヤーより)
アイスランド・デンマーク・ポーランド・ドイツ合作
合作でなんてゆう作品作ってるの~💦💦💦
後味悪いわ~(´д`|||)
いやいや💧
人間関係、気を付けないとね(^_^;)
タイトルなし
🌲🐈️🌲🌳🌲🌳🌲
こんな隣人は嫌だ
🌲🌳🌲🌳🌲🐕🦺🌲
ありがちな
隣人とのトラブルから始まる負の連鎖
これは
シュール…ブラックコメディ…サスペンス
人が怖い映画です🧟♂️
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SKIPシティ国際Dシネマ映画祭
「あの木が邪魔で」のタイトルで出品
監督賞受賞作
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⚠️ペットを飼ってる方は鑑賞注意
隣人トラブルがここまでエスカレートするとホラーだ。 元々の原因は婆...
隣人トラブルがここまでエスカレートするとホラーだ。
元々の原因は婆さんの狂気だが、周りの人間も巻き込まれていく。
広い家で暮らしている海外では騒音トラブルは少ないと思っていたがそうでもないのか。
恐い!
ホラー的な怖さとは違う、猟奇的な怖さとも違う。社会生活の中に潜む恐怖。近隣トラブルは何処にでも起こりうる事であり、この映画のように木であったり落ち葉であったり、ペット、音、、、ホントに色々ある。腹の立つこともあるし、自分たちは気をつけているつもりでもひょっとして気付かず迷惑かけている事があるかもしれない。揉めるのは嫌だし、やはり出来ることならご近所さんと穏やかに過ごしたいから我慢もします。
この2件、ここまで言いたい事言ってしまったらもう修復不可能。家に勝手に入ることも怖いけど、犬の件は恐ろしい。もう超えてしまった。狂気そのもの、そりゃ木を切りたくもなるでしょう。パンクの犯人は結局誰だったのかは気になるが💦
親世代の近隣トラブルと息子の離婚問題とそれぞれ別の話が同時進行。息子も奥さんの職場に押し掛けたり、勝手に幼稚園から子供連れ出したり、呆れることばかり。
ぞ〜っとする恐い映画だった😱
アイスランドには生活笑百科みたいな番組ないのかな?
誰かに感情移入してしまうと、そこでアウト。誰にも共感できないし、そこで止めておけば・・・とブラックな展開を楽しむ作品。日本で言えば、ちゃんと民法を勉強しておけばいいって感じなんだろうけど、そういう教育なんてなされていない現状。
自分のセックスビデオを楽しんでるところを妻アグネスに目撃され追い出された男アトリ。倫理上の問題もあるかもしれないけど、問題になるのはその後。幼稚園に預けられている娘を半ば強制的に連れ出しキャンプを楽しむ。だが、寝てしまったため4時までに戻るところが大幅に遅れてしまったのだ。アトリの場合、ちょっと謝り方が足りない。
警察沙汰にしなくてもいいことと、しなければならないこと。自分たちだけで解決できない問題もあるんだから、人に相談するなり弁護士に相談するなり色々あるのに・・・幼稚園での器物損壊って、おもちゃを蹴とばしただけなのに・・・。
そんな中、やっぱり剥製はやばい。犬好きの人が見たら、やっぱり頭にくる。隣人同士のトラブルなんて、結局どこかで妥協点を見つけなければいけないのに、それが出来なかったための悲劇。教訓サスペンスとしてはいい作品なのでしょうけど、伏線が猫だけというのも寂しい気がします。
信じられないほどのアホ達の話
まずオープニングから笑わせてくれる。
夫がなにを見てるかと思えば、AVそして、元カノとのハメ撮りです笑
マスはかいてない!と夫は言うがそこじゃないよ問題は笑笑
勝手に娘を保育園から連れ去り、寝ちゃうのもどうかと、、
その前に仕事してるのかの描写もない。終いには元カノとの問題のハメ撮りを元カノと一緒にみててついついムラムラとするどうしようもなさ。
その親もちょっと気が変なお母さん、父親もなんだかしっかりしてるようでどうにも役に立たない。隣人トラブルが発展し最悪な結末を迎える。
ラストのオチの皮肉さ。
こんなに誰にも感情移入できない映画も珍しい。
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