見えない目撃者のレビュー・感想・評価
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色んな意味で泣けます.......!
映画館で予告を見て面白そう!なんて
下調べも全くなく見に行って後悔しました。
仕事柄、血液とか諸々耐性はあるはずなんですが遺体の写真とか映像はなかなかリアルで横目で見ました(笑)鑑賞には少し、心の準備がいるかな?と思います。
犯人は初見でも、この人怪しい!ってのがジワジワ分かってきます。でも、追われるシーンや最後の暗闇のシーンは怖すぎて泣けてきました。
泣けるのはそれだけでなく、協力して下さった警官の方や盲導犬のことでも涙が……。
R15ですが怖さ、グロさだけではないです。
多少我慢してでも見る価値はあると思います。
いい意味でも悪い意味でも引きずる映画は久しぶりでした。あまり進まないですが、また見たい!(笑)
今までになかった映画!
面白かった〜
この手の映画、大好き。吉岡里帆は、あまり好きじゃないけど、観に行った。残念ながら、犯人は、すぐに見当がついた。でも、それでも、面白いと思えた。
吉岡里帆は、いつものブリッコの感じはなく、元警察官という役で、とても凛々しかった。こういう演技も出来るんですね。それから、高杉真宙くんも良かった。初めは、いかにも最近の高校生って感じだったのに、徐々に、変化していく様が良かった。
映画あるあるのご都合主義なところは多々ありましたが、それは、仕方ないですかね。おかげで、無駄に人が殺された気がします。なにせ、一人行動の刑事が多すぎる。でも、そのおかげで、吉岡里帆に見せ場があったということでしょう。
韓国映画のリメイクということなので、本家を見てみたくなりました。きっと、もっと、面白いんでしょうね。
3回ほど、目をそむけましたが…
なるほど15指定は、こういうことだったのか、、
でも、残虐なのに、エグさを感じない。
胸が締め付けられるような哀しみが、あるのに絶望感を感じずむしろ、清々しい。
なんだろ。不思議な感覚で観ハマっていました。
偏りがちな映画なのに、いろんな要素があり温かい人間味とか、正義感とか、躍動感とか、青春とか、現代風刺とか…動物モノの癒しとか!
パル最高です!
そして、高杉真宙って器用な役者さんだなぁ…
最近のドラマで、サギデカでも思いましたがどこか、影のある何かを背負ってるような少年から大人の中間の役は、静かな中に溢れ出る凄いオーラを放ってるなぁと思いました。これだけ、エグい映画なのに見終わったあと、スーッとしました。
本格的なサスペンスホラー。面白かったですよ。
想像以上
思ってた以上によかった!
吉岡里帆主役ということで、「音量を上げろ…」「パラレルワールド…」の2作のイメージだったのですが、目の見えない演技と真剣な表情で、今までのかわいいキャラと違った一面が出て、凛とした表情がカッコ良かったです。
主演だけでなく、役者陣のキレが際立ちました。高杉真宙、大倉孝二、松田美由紀など。なんと言っても定年を控えた刑事の田口トモロヲがハマりました。
設定はタイトル通りの内容で、自分の起こした事故で弟と視力を失った元警官の「なつめ」が、誘拐事件に巻き込まれ、やる気の無い警察に代わって事件を解決していくストーリー。目が見えないというハンデを負いながら、感覚を研ぎ澄まして推理を組み立て、事件を追っていくなつめ。なつめに関わったことから、調査を手伝い始めた春馬。
なつめは春馬に弟を重ねて危険が予想される調査から遠ざけようとする。無気力な学生だった春馬は、なつめの調査を手伝ううちに、やがて前向きになっていく。
こうしたちょっと捻った人間関係ながら、ストレートな気持ちが見え隠れするところ、原作の韓国映画っぽくて良いですね。
目が見えないところが余計に、ドキドキさせられて、サスペンスとして盛り上がりが想像以上。思ったよりハラハラしながら見てました。
殺人シーンとか、グロいところもあるのでR15+ですが、そこだけ事前に理解していれば、誰でも楽しめる作品だと思います。
ツッコミどころ満載だが
ツッコミいれるところが多々あるが、それを考えさせないぐらい展開の速さがとても素晴らしい、さぞかしオリジナルはそれ以上に面白いと思って観てみたがすごく普通の展開過ぎて日本版の方が断然面白いのにびっくりした
京成
いやぁ,あくまでもテレビドラマの延長…
彼女は事件の時からずっと自分を責めている。暗い海の底を歩いているようなものだ。
サスペンスドラマの傑作
故テレンス・ヤング監督のサスペンス映画の名作にして、永遠の名花オードリー・ヘップバーンの真に迫る演技で映画史に名を残す『暗くなるまで待って』(1967年)が、恐らく起源でしょう。犯罪に巻き込まれた盲人に次々迫りくる恐怖は、サスペンスドラマにとって絶好の素材で、本作はその系譜に連なる、間違いなく傑作です。
ある事件の唯一の証人である盲人が、協力者と共に事件を追及し、警察を巻き込んで真相に迫る、そのプロセスを昂揚させていく誘導手法は見事です。
ローアングルを多用し、基本的に寄せカットで迫ることで画面に自ずと緊張感が高まり、カットを小刻みに割ることで張詰めたテンションをハイレベルで継続させています。偶に織り込む遠景ショットは、引きカットで固定させず、パンさせることによってテンポよくストーリーは展開します。
映像の視点は三つに置かれています。
一つは吉岡里帆扮する盲目の主人公・浜中なつめ、二つ目が高杉真宙扮する協力者の高校生・国崎春馬、三つめが田口トモロヲ扮する定年間近の木村刑事、其々の見方と切り口で交互に描かれていきますが、盲目になった原因にトラウマがあるなつめは情動的で行動的、春馬はクールで気まぐれ、木村は論理的で着実・地道、と各々のアプローチのニュアンスが異なり、一巻のサスペンスドラマとしては、この趣の異なる三つの潮流がスパイラルに絡み合い、巧妙に紡ぎ合わされることで、物語の深長さが増し緊迫感を多重的に広げて沸き立たせてくれます。
中でも難役を鮮やかに熟した吉岡里帆の、飾り気のない素面に近い風貌での、毅然としつつ可憐で精悍な演技は、本作の妙味を大いに増していました。
これらによって、犯人が明らかになるまでは、得体の知れない戦慄と恐怖がスクリーンを覆い、主人公の一挙手一投足に、将に手に汗握らせる緊迫したスリリングな展開が息を着かせぬテンポで進み、サスペンス映画の醍醐味を堪能出来ます。
ただ犯人が判ってからはサスペンスドラマの色合いが一変し、猟奇的で嗜虐的な狂気に満ちた凄惨なホラー劇となったといえます。
「もし」が可能なら、『暗くなるまで待って』のように、なつめ視点だけで描いて、終始観客を暗闇の恐怖下に置いてみては如何かと思うしだいです。ただ脚本と演出、そして映像処理に格段の技量が求められるとは思いますが・・・。
主演の吉岡里帆さんの好演が光りました
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