グリーン・イン・ザ・デッド
2017年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Feral
スタッフ・キャスト
- 監督
- マーク・H・ヤング
- 脚本
- マーク・H・ヤング
2017年製作/90分/アメリカ
原題または英題:Feral
女性四人、男性二人と言うカップル三組で山奥のキャンプにきた若者を襲う恐怖!
しかし、集まった医学生(笑)六人の人間関係はソコソコ乱れており
レズカップル(グリー、アリス)
ケンカ中のカップル(ジェシー、レズに未練ある彼氏)
アリスの友達で幸せカップル(マット、彼女)
とホラー映画の定石として、まず幸せたっぷりの彼氏マットがまず犠牲に。
異変に気付いた彼女も襲われ、グループは混乱する。
怪物はしっかり姿を見せてくれるが四つん這いでハゲの裸もどきでは変態としか(笑)
さらに食い殺されたマットの遺体もひょこり起き上がったため、ようやくゾンビ映画と解ってくる(笑)
一晩経ち、地元民のタルボット(ライフル持ってる)が現れ小屋に移動した一行は、二人を下山させて救援を呼びに行かせる。しかしレズカップルの片割れとケンカ中のカップルの彼氏では組み合わせも悪く道中で揉めた挙げ句、彼氏は動物のとら挟みに掛かり足を砕かれる。当然置いてけぼりを食らった彼氏が怪物の襲撃を受け、助けるために逃げたレズの片割れは再び小屋に逃げ戻った。
(何しに行ったのやらわからない展開)
小屋ではタルボットの行動に異常性を感じた主人公がタルボットのライフルでタルボットを撃ち、銃底でド突き上げると言う恩知らずな所をみせる。
この辺でようやくタルボットの口から何が起こっているのか説明されるがホラー映画の主人公らしく理解力に著しく乏しいので忠告は役に立たず。
犠牲者が半分になりようやく、ウィルス感染する等の知識が出始め、こいつらが医学生だった事を思い出す(笑)
しかし、医学生なのに全てにおいて筋肉で解決する脳筋メンバーで呆れてしまう。
そもそも予定の山小屋に着かず遭難に近い形なのにタルボットに救援を頼まず、自己判断で行動を繰り返し、救援を呼びに行く二人は手ぶらでノコノコ山道を行くなど無計画で山の知識などまるで持ち合わせない。
このアホさ加減はホラー映画としては必要なので仕方ないが、咬まれたら、引っ掛かれたら感染と説明されても拘束したりせずに放置しまくるので、感染者に襲われまくる(笑)
主人公が主導を握っているが、知恵の欠片もないのでタルボット頼み。
しかも命を助けるとか言いながら、自分は銃を構えて安全地帯でオロオロ…。
他の仲間は次々とキズを負っていく。
「助ける」と出来ない事を連呼しているだけの主人公。
なのに「アリスあなたはいい人ね」とか言う犠牲者(笑)
背中から腕からタトゥーだらけ鼻ピアスが医学生とか言われてもなぁ。
見ていてイラつく主人公もひどい目に遭えば良いのに。
むやみやたらと力任せで解決しようとして犠牲者増やしまくるのが許しがたい。
主人公より主人公らしかったグリーが個人的に好みだったのでラストは悔しい。