ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形のレビュー・感想・評価
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とてもコンパクトで美しい!
前半部分は、イザベラお嬢様の侍女を務める話で、ほぼ原作通り。薄茶色をベースにした映像がとても美しい。舞踏会の場面は圧巻。後半部分は、原作にはない話で、テイラーがライデンの郵便社で郵便配達人の見習いとして働く話。ちなみにライデンとはオランダかベネチアかパリを混ぜたのような感じの街で、時代はたぶん1900年ころか。ベネチアが一番近いかもしれない。バイオレットもこの郵便社に務めている。全編90分でコンパクトによくまとまっている。
優しさと美しさと希望にあふれた世界
ニュースで、酷く悲しい事件を知り、 京アニという名をはじめて知りました。偶然みかけた予告編映像が美しく印象的で、こんなに綺麗な作品を作っていた人達なのか…と思い、映画を見に行きました。TVシリーズは全然知らず、話の流れを知らずに。
そんな初見の新参者が見ても、この映画単体でも話の流れを追えるようにまとまっていました。
美しく優しい世界でした。登場人物もみんな良い人ばかりで。きれいすぎるほどに純粋な物語でした。
心疲れたひと、優しい空気に包まれたい時におすすめです。
辛い事がたくさんあって 悲しいことはもうたくさん。ただ美しい世界だけを見たい…そんな人の心を、優しく包んでくれます。絵も音楽も物語もひたすらに美しく輝いています。
お嬢様学校の雰囲気に憧れる夢見がちな女の子にもおすすめです。
きれいな涙が流れて、心あたたまる時間をすごせることと思います。
シリーズの続編として充分な出来
貴族の娘としての人生に嫌気を覚えるイザベラの前に家庭教師の任を帯びたヴァイオレットが現れ…。
劇場公開された外伝作。妹のために自由を捨てたイザベラの人生を描き、前半があるからこそ後半が活きる物語展開が素敵でした。
過去の苦さから心閉ざしてしまった女性、凍結された感情をランプの灯の...
過去の苦さから心閉ざしてしまった女性、凍結された感情をランプの灯の如く柔らかく開放していくヴァイオレットの存在、物語は時間年代を超え開放感に満ちた美しくもあり胸が詰まる奇跡の終盤に移行する構成にもはや唸るしかない、年を代表する一本ですね。
アニメ好き
久しぶりにこのアニメを見て、わかっていたけど泣きました。
絵はとても美しいし、世界観も綺麗で、キャラクターも素敵で。
テレビアニメと同じように、ヴァイオレットが出会った依頼人と心を通わせお互いに成長する姿と
悲しいところもありつつ手紙に込めた素敵な想いが、胸を打ちます。
テレビアニメシリーズを含め
いろいろな人に見て欲しい作品だと思います。
絵がキレイ
アニメ版をみて好きになって、映画も鑑賞。
アニメもですが、とにかく絵がキレイ。光の描き方、表現が秀逸だなと。
また、音楽もストーリーや作品の世界観にマッチしていてよい。
アニメのストーリー同様に、変に押し付けがましいメッセージ性などがなく自然に感情移入できる点も好感が持てる。
映像と音楽の上質さも世界観に引き込まれる一因かと。
新作、楽しみにしている。
とても美しい物語です。
生き別れになった姉妹の絆を、ヴァイオレットと手紙が紡ぐ物語。
とても美しい作品です。ストーリーも音楽も、そして映像も。声優さんもその世界観を壊さず、素晴らしい演技を披露してくれていました。
生き別れたエイミーとテイラー。そしてその二人を繋ぐヴァイオレット。テレビ版ではヴァイオレットの人間性の復活も大切なお話でしたが、この映画は外伝。主役はあくまでエイミーとテイラーです。彼女たちの悲しくも温かい感情に感動することが出来ました。特に冒頭にあるテイラーが「○○○」とつぶやくシーン。書きながら涙ぐんでしまいます。そんな作品です。
やや単調で抑揚がない印象を受けたのも事実で、人によってはマイナスに評価するところかもしれません。日常の風景、何気ないやり取りや会話を切り取ったシーンが多くあった為だと思います。しかし、その分だけ静かで美しい映画になった、と私は受け止めました。
私が唯一気になったのが、前半のヴァイオレットが完璧超人になっていたことでしょうか。元々テレビ版でも完璧だったのですが、それ以上に人間性の欠落した部分がフューチャーされ、それを感じませんでした。本作では「初めての友達」というくだりがあるにせよ、弱点である人間性の欠如にフューチャーしていないため、完璧ぶりが目立ったのだと思います。気にはなりましたが、仕方ない部分かもしれませんね。
圧倒的密度は流石。
残念ながらあの最悪のクソ事件と切り離して評価するには難しい部分は、ある。
先ず前提として、完成することすら簡単ではなかった筈の作品に、拍手と感謝を贈りたい。
内容は、このシリーズとしては普通。
極論として、この劇場版が飛びぬけて特別素晴らしいという訳ではなく、シリーズ範疇であることは間違いない。
アニメ作品として、そしてシリーズの延長として、申し分ないクオリティである。
ただ、「外伝」と銘打ってあるだけに、1つのアニメ映画作品として見た場合、世界観や設定などの土台となる背景が、非常に分かり辛いというか全く説明していない点は、大きくマイナスだと言える。
勿論、外伝なのだから、元の作品を知らずして見るなど論外なのだが、外伝作品ゆえに、いち映画としての評価は、どうしても下がる。
仮に、ヴァイオレットが全く出演しなかったなら、彼女がどんな存在なのか気にする必要は無い。
これがOADやTVSPであったなら、内容面での上記不備は、無問題になる。しかして劇場版。
例え、一見さんお断りなアニメ映画だとしても、それでもマイナスはマイナスとして評価するのがフェアだと信じたい。
元の作品を知らなくても楽しめる
戦後の姉妹が別々になり、前半は姉、後半は妹がそれぞれの生活をしながら、互いに姉妹がどうしているのかを手紙を通して伝え合う。
サブキャラも含めて作中で成長する感じがわかる。
雨で徐々に地面の色が変わるところとか、アニメーションはかなりこだわっているように見える。
あと京アニ応援します。
姉妹の話
手紙を送ります。
テレビアニメ視聴済み。
テレビ放は各話独立した話だったが、映画もその延長上…というかテレビで二回に分けて上映すればいいんでないかなーぐらいの印象。
テレビと同じ程度の「良い話」で、話のレベルも絵のレベルもそう変わらない。良いんだけどね。単なる良い話だなーで終わってしまったのが残念。
それはそれとして、事件はとても悲しいこと。いつまででも待つので、またテレビで、映画館で、作品が観られる日を祈っている。
ティッシュ必須
初めて映画館で沢山泣きました。
映画の中で手紙を受け渡す。それだけで、こんなに涙が出るなんて、本当にヴァイオレットエヴァーガーデンは偉大ですね。
手紙という手段は今の時代では珍しいものですが、幸せを届けることができるなら悪くないのかなと感じました。
そして、次作の期待が羽上がりました。笑
映画館で4回ぐらい泣いてた、いい年したおっさんなのに;;
放送版で全話を見てて予習はしましたが、作画の良さと物語の優しに何度も泣いてしまいました。
ハンカチ持ってて良かったです、ついでに一人だったのと人数少なめの映画館で泣きながら見れたのである意味時期外れれて良かったのかなと思いました。おかげで周りの目を気にせず泣けた。
ヴァイオレットの成長が見られる、とても素晴らしいアニメ映画。
イオン系列で見ましたがオマケの冊子もついてて直ぐに読みました。
京アニ、ありがとう、いつまでも次を待ってます。
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