パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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映画館じゃないと見ない
貧困の裕福の中で
演出が巧み。ストーリーも複雑。
言わずと知れた
韓国ドラマファンなら解る面白さ
思った以上に笑える
年末先行上映で
《象徴的》 リスペクト!現代を切り取る最高のスメル蔓延、映画館最後列の席まで。ネタバレ厳禁という戒厳令も頷ける幾つものサプライズが待っているけど、それらが(メジャー邦画に多い安易なものでなく)地に足着いていて卑怯チートじゃないから、非常に納得できてスッと飲み込めた。機転の効いた掘り下げ型アイデア満載よく練られた作品ながら、無計画こそ最大の計画であり、実戦は勢いだと証明する力強さパワフルで素晴らしいブリリアント。様々なジャンルを横断する様々な設定の素晴らしい作品達に今の歪んだ社会構造を込めてきたポン・ジュノ監督のフィルモグラフィー(『グエムル』『オクジャ』でさえ!)と作家主義を一種総括するにも相応しい到達点としての気持ち良さ、トーキングアバウトがヤング&シンプルと対を成すオールド&コンプレックス(経験値と複雑さ)でオリジナル&フレッシュ。彼らしい笑いユーモアも気まずさサスペンスも心ゆくまで堪能できるエンジョイアブル。
『スノーピアサー』が横だとしたら今回は上下で表される貧富(持つ者/持たざる者)の差も、多角化と希薄化が二極化するように曖昧な"家族"の定義・在り方それ自体もひとところに問題提起してしまうし、それらの見せ方が実に映像的。それもちゃんと娯楽性を持ってしてエンターテイメントとして。メタファーとしてでなく直接目に見えるフィジカルな階級差。様々な国で様々な映像作家たちが仕組んだわけでも無いだろうに同時多発的に同様の、あるいは類似性を持ったテーマの作品を作っているという昨今の流れこそが皆が世の中の現状に危機感を持っているということの最たる証左ではなかろうか。『万引き家族』にしても『アス』にしても誰もが惹かれる地下からの反骨の狼煙だ! そして今更言わずもがなソン・ガンホは韓国の国宝だ。
Is it okay with me?
I'm deadly serious.
ジワる
ポン・ジュノ
タイトルからセンスが光る作品
面白いか面白くないかで言ったら面白いです。でもそれ以上に「あー賞を取る作品てこういうのだよな」と納得させる内容でした。格差社会を上手に捉えてセンス良く画面上に写しています。
映画は大抵約120分、この中で多くは物足りなさや詰め込みすぎ感を感じますが、物足りなさは皆無、詰め込み感も特に後半上手く演出として利用されていました。映画と言えば、な起承転結、得に転のどんでん返しや、感動、笑い、ちゃんと含まれています。でも古臭さは感じない。
とっても個人的な意見。
私は映画じゃなくて配信サイトでいいじゃん、な風潮には賛成派ですが、スクリーン内で起きてる様々な出来事を、周りで観てる人達と一緒になって何となく全体の空気と楽しめる、こんな映画がたくさんあれば映画館という場所の価値も生まれてくるのかなぁ、と思いました。
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