パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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資本主義の闇
我々日本も自民党小泉政権の時代から始まった
超資本主義に舵を切り、早20年が経とうとしています。
富裕層だけ減税し、上がった消費税は空いた穴を埋めるばっかりで、我々庶民の社会になど還元されません。
勝ち組、負け組と造語まで出た時代からこの日本は、ちょっとおかしいぞと誰もが気づくレベルにまで達しています。
資本主義は、お金を稼がないと声を出せない、誰も聞いてくれない。
もはや、聞こうともしない、そもそも下にいるから聞こえもしない。
真っ暗なんだと。
台風の時に、ホームレスが避難所の入居を匂いが気になるからと拒否されたことと全く同じことです。 もう共存することは、手遅れなのかもしれません。
お金を稼げば、上に行けるとか大事な人を救えるとかそういう話じゃないです。
聞こえない声に、耳を傾けよう。
そんなモールス信号にあなたは気づいてますか?って話です。
桜の下で我々の血税で買った美味しいお餅とお酒を頬張ってる勝ち組の方々、そろそろ気付いてくれませんか?
本当はもう臭ってるんでしょう。 それでも蓋をし続けますか?
富裕層を映す時の横移動、に対しての貧民層の縦移動。
上流の綺麗なミネラルウォーター、下流の臭い汚い水。
気づかない、見えない地下は真っ暗闇。
純粋な心は気づく、聞こえない信号。
そして、匂い。
万引き家族、家族を想う時、そしてパラサイト。
やはり映画って社会を写す鏡なんだなと再認識されました。
演技も演出も構成もお話もセットもメイクも全てが素晴らしいに尽きる圧巻の五つ星映画です。
〝平和ボケ批判〟をされる方へのひとつの問いかけ
ネタバレ厳禁‼️で書いていたら、思わぬ方向へ。
まずは、平和ボケの定義。
ネットで見つけた下記内容を前提にします。
『戦争や安全保障に関する自国を取り巻く現状や世界情勢を正確に把握しようとせず、争いごとなく平和な日常が続くという幻想を抱くこと、あるいは自分を取り巻く環境は平和だと思い込み、周りの実情に目を向けようとしないことなどを意味する表現。』
これはこれで何となく分かるような気もするし、政治家や官僚、特に外交や経済(経済的にうまくいかないと国民の不満は溜まり、その不満を逸らす為にどこかの国のせいにする困った政治家や似非知識人も出てくるのである意味、防衛よりも優先順位は高いと思う)や防衛に責任を負う方々には、内外の情勢把握とか現実的な分析はして欲しいし、楽観的な幻想を抱かずどんな事態が起きても〝想定内〟といえるくらいシミュレートしていて欲しいと思っています。
『平和ボケでない状態』ってどういうこと❓
私がどうしても分からないのは『庶民レベルで平和ボケでない状態』というのがどんな状態を指して言うのか、ということです。
韓国映画をあまり見たことがなかったからかも知れませんが、この映画を見て正にこれなのではないかと感じました。
38度線を挟んで、いつも緊張状態を強いられている韓国、はまさにその見本なのかも知れない、と。
・厳しい学歴社会を生き残った経済的勝ち組的な富裕層であっても社会への還元よりもあの備えの方が重要だと思っていること。
・高齢化と人口減で労働力が不足しているのに、若年層の働き手が一定期間徴兵されてしまうこと。
・若者が仕事のスキルや大人としての成熟を身につけるべき貴重な時期に兵役によるブランクが生じること。
・その結果、格差に対しての不満や恵まれた環境にいる人たちへの嫉妬心や失ったものを取り戻す機会が我々には少ないのではないかという懐疑的な諦念混じりの不安が必要以上に(少なくとも日本社会よりは尖鋭的に)溜まってしまうこと。
・(調べたわけではない完全な推測ですが)〝あの設備〟や兵役に関するコストも含めて計算したら、平和ボケしないためのコストは、日本の社会福祉やインフラ整備に向けるものよりも比率が高いかもしれないこと。
もし、今の日本で〝平和ボケからの脱却〟予算を組むとしたら、年金や失業保険や教育の無償化予算や、自ら望んで自衛隊や海上保安庁に入った人は別として、青春時代の一部の時間が削られることになります。
超短絡的で最悪な未来予測をするならば、平和ボケしないための政策が貧困層を増やす結果となり遠からず、あらゆる年齢層からの不満が高まり、社会が妬みや先行き不安に覆われ、人間関係もギスギスし、ハラスメントや犯罪が増加する。
国家や社会の指導層ではない人たちへの平和ボケ批判をされる方々は、そのような社会を望んでいるのでしょうか。
古代ローマの退廃⁈(平和ボケ)を揶揄する時に〝パンとサーカス〟という言葉が使われたと思うのですが(元々の出典を知らないので、もしかしたら別のいい意味で使われたのかもしれませんが)、世界史でもまれな平和と安定を実現した〝五賢帝の時代〟はその頃に訪れたのないでしょうか。
国家の指導層の人たちの平和ボケは私も歓迎しませんが、庶民全般は平和ボケしている状況こそ、本来国家が目指すべき理想的な平和な社会と言えるのではないか、と私は考えています。
日常的に核の恐怖や国境線からの侵略を想定しながら暮らし、W杯やオリンピックの招致などに予算を使ってる場合じゃないだろう?
という空気が多数派になるような世の中になったとしたら、普通の警察官の中に、すずさんから絵を取り上げた憲兵のような人が出てくるかもしれません。そんな世の中に、私は暮らしたくありません。
最高です
いやーー、この映画やばい笑。最初はコメディ要素が多くて笑いながら見ていたら後半になってジェットコースターのように話の展開が進んでいき最後の方はもう最初の笑い要素が一切ないような悲しい感じ、。個人的に前情報なしで見ればよかったなと思うくらい傑作です。とくに映画の中盤にあるシーンのカメラワークが凄すぎる、てかそのシーンが面白すぎるよ。最後は韓国の貧富差がはっきりしていて主人公の家族を見ていると悲しくなる・・・。まぁとにかくこの映画はほんとに面白いから色んな人に見てもらいたい
開幕前に期待値を上げすぎたかな
冒頭、監督からネタバレ禁止とこの作品はどんでん返しがある旨の説明(正確にはどんでん返しは本作品の本質ではない旨の説明でしたが、開口一番その話があったので、それが一つのウリなのだと理解しました)、そしてキャストからあらためてネタバレ禁止ねーとの注意喚起がありました。
なので、どんでん返しとネタバレ禁止の内容について、鑑賞前にだいぶと期待させられたのですが、個人的には通常の〝起承転結〟の転レベルであったように思いました。ネタバレ禁止についても、必ずしも知っていたら楽しめないかと言われると…
ただ、作品自体は、特に前半はとても好きです。
全体を通して楽しめました。
今後も韓国映画には期待したいと思います。
ヘルコリア
川の上流には澄んだ綺麗な水が流れていますが、川の下流には悪臭を放つ汚水があちらこちらから大量に流れこみます。人間社会も川と全く同じで、上から下に行けば行くほど水は汚く澱んでいます。
澄んだ水を飲んでいる人間は、心もきっと澄んでいて、汚水を飲んでいる人間の存在なんて、想像すらしたことがないでしょう。富裕層の象徴であるパク一家を観ていると、彼らの想像力の無さ、底辺に対する無関心さを皮肉っている様に感じました。高台に住む人間は、地下に人間がいる事にも気がつかない。
水没しディストピア化した日本が描かれた「天気の子」は、若者視点からの格差社会を表していましたが、今作も全く同じで、若者である兄からの視点で描かれています。彼らは内向きな若者ではなく、自ら現状を打破しようとする行動する若者なのです。新海誠もポン・ジュノも、現代の異様な社会、計画しても無意味な社会のメタファーとして「水」そして「行動する若者」を使っているところも共通点があり、非常に興味深かったです。
何か匂う?当たり前だ。
ミネラルウオーター?なんだそれ。
陽に当たりたい。贅沢だ。
ヘルコリアを映画としてここまでトリッキーに描いたポン・ジュノは、やはり天才としか言いようがありませんし、これからの映画界を背負っていく人だと確信しました。そして『パラサイト 半地下の家族』は、未来のヘルジャパンの姿なのです。日本国民は、たかだか桜をみるだけの会で、富裕層にご馳走を食べさせている場合ではないのです。富裕層の減税節税しか頭にない連中が、日本の税金を握っているのです。パラサイトしているのは、一体どちらなのか?ポン・ジュノが仕掛けた思考の罠から、しばらく立ち直れそうにありません。
生きる世界とプライドと
アパートの半地下の小さな部屋で暮らす全員失業中の4人家族の長男が、友人の紹介でIT社長の娘の家庭教師をすることになり巻き起こる話。
友人の留学に伴い大学生と偽った長男が娘の家庭教師として入り込み、その知人という体で紹介された妹が息子の家庭教師の職にありつくという流れからことが起こって行く。
確かに身分や経歴を偽ってはいるけれど、一応それなりには働いている訳だし、「パラサイト」といえばそうだけど…なんて思っていたんだけどねw
おバカな家族のドタバタ劇で気を抜いちゃってアホやな~。そこからこうなって行くのかなー?
なんて想像していたら、まさかまさかの展開で!!!確かにそれもありだなーとは思うけど、ちょっと油断してましたw
ふざけた設定や出来事の連続ではあるけれど、けっこうしっとりというかシリアス目なテンションで描かれていて、一応ドラマをみる作品という感じ。
ちょっとクドい感じは否めないものの、良い意味でモヤッとを堪能できたし、なかなか面白かった。
ラストのクドさと白々しさでちょっと減点。
予測不能なサイコ・コメディ!
今年の台風被害で、都内某所の高級タワマンが水没!…というニュースが流れた時、腹の底でニヤリとした庶民が多々居たであろう。
現実で苦汁を舐めたのはセレブだったが、劇中で水没するのはドン底家族の半地下住宅…、そのまま救いようの無い阿鼻叫喚なラストへ物語が加速してゆく様は見事だったのだが、あの"阿鼻叫喚シーンでのソン・ガンホの行動"に残念ながら共感出来ず、若干減点となりました。
ごっちゃごちゃ
188本目。
悪い予感は当たるもんで、家に帰ったら超緊急が来てる。
口から吐き出す言葉、頭の中がFワードで溢れてる。
帰って来て何を観ようか悩んでチョイス。
アート的な感じも何かするけど、発想と言うか視点が独特、カオスッ。
面白いと言うよりか、何だこれは。
ただ金持ち主人の芝居がなぁ。
まあこれはこれで成立してるからな。
計画・無計画、圧倒的な対比と展開
一見、裕福な家族と半地下の貧しい家族の対比で、世界にも蔓延する格差をテーマにしてるようにも思える。
しかし、この作品には、それだけに止まらない圧倒的なストーリーと展開があった。
前半。
コントか、落語かみたいな馬鹿馬鹿しい話の展開の中で、半地下の住人キム一家が、山の手の裕福なパク一家の使用人として次々採用されていく。
実は、この山の手の家族が行き当たりばったりで、他人の情報に影響され、思い付きの感情丸出しで行動するのに対し、半地下のキム一家は、細心に計画を練り、そして大胆に計画を実行していく。
格差、計画性、凡庸と細心、大胆さの対比に引き込まれていく。
そして、観る側も、この状況は必ず変化すると、きっかけを待ちわびる気持ちが膨らんでいくが、それは、パク一家がキャンプを切り上げて帰ってくる前に、元家政婦の登場でストーリーは一変する。
ここからは、前半の少し落ち着いた展開から、怒涛の渦に巻き込まれていく。
それまでの計画性や、細心さ大胆さが一変、人間の感情剥き出しの生への欲求や、匂いなど、客観性や計画性とはかけ離れたものが、行動のきっかけや主体となって行くのだ。
エンディング。
計画は状況によって変化するので無意味だ。
だが、計画なしでは何も成し遂げられない。
色即是空空即是色。
まるで禅問答のような思考が巡らされる。
そして、父に向けたメッセージの中で、計画を立て実行し、父の潜む家を手に入れる様子を夢想する。
だが、それは、実行の伴わない思い描くだけの計画と成功だ。
誰かの成功体験を読んで、計画は大事だと知り、計画の重要性を人に説いても、実は具体的な計画など示せない。
僕達の生きる世界に重なる。
前半の馬鹿馬鹿しくも、計画性に富んだ展開から、エンディングの夢想するだけで実行の伴わない計画へ。
まるで、具体的な示唆などない自己啓発本に踊らされて、グランドデザインだけ夢想するような僕達の生きる世界。
AIだ、自動運転だ、自動翻訳だ。
でも、僕達はどうやって生きて行くのだろう。
何が大切なのだろう。
プラットホームの重要性は説かれるが、その中でどう生きるのか、そんな議論はずっと放置されっぱなし世界。
閉塞感の漂う、僕達の生きる世界。
画一的ではない、それぞれが目的を見つけられるような世界は幻想になってしまったということだろうか。
作品の対比の中で、そこを突きつけられている気がして、少し背筋が寒くなった。
盲点をついてくる感じ
ユーモアと展開力で終始、観客を惹きつける。
人と場所をどう使えばおもしろくなるかをわかっている。こうなったら面白そうだなあと、想像したくなるような話の流れ。
そして、その話の流れからは、到底思いつくのが難しい展開が待ち受けている。思わぬ盲点をついてくる感じ。
タイトルとの関連性も巧妙。
全て見た後にタイトルを見返してみると、なぜそのタイトルなのかが腑に落ちる様になっている。
作品に含まれたメッセージもわかりやすいものになっている。
ただ、ラストの展開は、想定していた期待路線と少しズレてしまい残念。メッセージを強く印象付けるために相応しい終幕が用意されているとは思う。個人的な好みで星4.5だが、ほぼ満点。
ネタバレありだと、最大限には楽しめないので、なしでみるのを推奨。
傑作
とにかくすごい作品です。
韓国の社会情勢を描きつつ、サスペンスでありつつ、キャラクターはみんな個性的、笑うところありつつ、堅苦しくないエンターテインメントになっている、という。
ジャンルを一言でいうと何になるんだろう?
エンタメ性がしっかりあるので、カンヌなんだ!?と思ってしまいましたが、傑作なので納得できます。
日本では韓国はドラマのほうが人気が有るようですが、映画はもっとすごいです。絶対見た方が良いです!
パルムドールだけのことはある
仕事納めてから先行公開にて。
いゃぁ、スゴいドライブ力。
ある時点から物語はツイスト、ツイスト。ぐいぐいと「これはどこに行くんだ…?」となるスゴい展開で、いったい何を観ているんだ?となっちゃう。
なにを言っているのか分からねぇと思うが、俺もなにを観せられたのか分からねぇ…
ただ言えるのは、コレは無類に面白い。パルムドールだけのことはある。
人間のダークサイドを描いた映画が嫌いじゃない方は必見!
映画観た!満足感ありました
先行上映に行きました(^_^)v
最初に、特別映像で監督さん役者さんに「ネタバレ禁ね(^-^)」と言われまして、なるべく頑張ります\(^-^)/ 確かにこの映画、話を知らない方が絶対面白く観られますね。
タイトルのパラサイトってなんじゃ!?も、観てれば納得。途中からはハラハラしっぱなしでした。
貧困やら社会の分断やらをテーマにした映画って、昔からあるのか、流行りものなのかはよく知らないのですが、万引き家族、ジョーカー、家族を想う時、等々。国や洋の東西を問わないのだなと、心えぐられる思いでした。
とは言え全体に明るいので、ハラハラしつつ面白く観られました。テーマは重くとも、味付け次第で和風になったり洋風になったり、今回は初の韓国風味付け、役者さんの名演技と共に堪能しました!
よかったです
内容が分かりやすく思ったより明るい、最高にエンターテインメントを感じる映画で、最後までストーリーに飽きることがない展開でした。いろんな要素が詰まっていて、観て損のない映画と思いました。韓国の格差社会に詳しくない私にとって、これは本当の世界か架空の世界かがちょっと分からないのですが、リアルな世界と思って観るとちょっと納得できない点が。。なので映画の世界と割り切ってあまりシリアスにならずに気楽に観た方がいい。。役者さんは演技がとてもいいです!韓流ドラマとか今までに観たことがなかったので、これを機会にカッコイイ俳優さんが観れるのか?と個人的には期待していましたが、そこはちょっと叶いませんでした。そんな勝手な期待ハズレにマイナス0.5です。監督をはじめキャストの皆さん全員ネタバレを気にされていましたが、何をネタバレしてはいけないのでしょうか?
ジャンル盛り沢山の社会派エンタメ
つくづく生きていくことは大変だと思わせるような社会派といえる作品だったけれど、その現実をも楽しんで昇華できるように思わせてくれるぐらいのエンタメ性も強く感じる凄い映画だった。
一言でエンタメ処理できないぐらいの要素がたくさんあった。まずは犯罪があって社会的な要素が、笑いあり、涙あり、ホラー、サイコ、サスペンス、ハートフル等々、半ば強引でこじつけになってしまうかもしれないけれどあらゆるジャンルの映画を一つの映画で楽しむことができるような気がした。
あまりに過剰な演出や強引な展開などには多少違和感を持ったけれど、全部ひっくるめてみると、それも考え抜かれたところなのかなと、嫌に見えたところがさらにこの作品を良くしているようにすら感じた。
しっかりと、考えに考え抜かれ、丁寧につくられた、質の高い、素晴らしい映画でした。
次から次へと良い方向に悪い方向にコロコロと展開して行き、非常に面白...
次から次へと良い方向に悪い方向にコロコロと展開して行き、非常に面白い。
作りも良く出来ている。
最後の最後まで目が離せない❣️
貧富の差の悲しみが非常によく現れている。
その点を重点的に表現しながらの、ユニークなユーモアを含んだエンターテインメントです。💕
私的には非常に満足の行く作品でした。💖
最高です❣️
ポンジュノ監督の最高傑作ここにあり!
映画鑑賞中に隣のおじさんがいくら臭くても、隣のおばさんがいくら匂っても、決して「臭い」と言葉にしちゃいけない…。
そして何より大切なのは、相手の悪口をその人の前で言ってはいけない。
そんな気持ちになる映画でした。
友達が訳してくれたのですが、邦題では『パラサイト』でも、原題では『寄生獣』となるみたい。
確かにこの言葉の方がしっくりくるのかもしれませんね。
どちらにしても、良い言葉でないけれど…。
あらすじを含めて全てがネタバレになるので、これ以上は何も語れないのがもどかしい。
かなりショッキングな内容なので、心にグサグサ刺さって、しばらく立ち直れそうにありません…。
本当に人の心を揺さぶる映画っていうのは、一週間経っても、一年経っても、十年経っても心に残り続ける映画なんだと思う…。
そういう意味では、この映画は私の心に一生残り続ける映画になったのは確か。
ポンジュノ監督、このに来て最高の映画を創ってくれました!
その功績を称えて、拍手!
(=´∀`)人(´∀`=)
(接して爽やかな作品ではないけれど…)
ソンガンホさんが出ている時点で、楽しくてハッピーな内容だと思ってないから大丈夫ですが…(°▽°)
早く公開日になって、この気持ちをたくさんの人と共感したい!
そんなムズムズが残る、トンデモ級な映画となりました!
公開日までしばし待たれよ!
事前情報不要
一気に引き込まれて最後まで。
一体これは何だ?
登場人物全てに感情移入できる。
こんなこと有り得ない。
しかし有り得る。
韓国社会の影の部分だけでなく、
人間共通の普遍的な性まで、とにかく広く深い。
一見突飛に見える行動も納得してしまう説得力ある演出。
ヤバイ。何度も見たくなる。
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