パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
全1343件中、441~460件目を表示
面白いけども
正直韓国映画、舐めてました。
十分に面白い映画でした。
何よりテンポがいいです。
飽きることなくサクサクと見れます。
程よく伏線もあり、笑いもあり、ハラハラもあり。
何故アカデミー賞ノミネートされたかはわかりませんが、
作品としてのまとまりが良く、
鑑賞後に矛盾点などあまりなく、すっきりとした見ごたえです。
いつもより、ユーモアの成分が少なかった
アイデア満載でおもしろい演出は、
いつもの事。
いつもより、ユーモアの成分が少なかった。
他監督、他作品にも影響を及ぼしているドロップキックも封印。
今回は演出の湿度や不快指数などの、
冗長度を下げて、
テンポやスムーズさを重視する。
ヒリヒリする顕微鏡のような近視眼的に魅せるレンズ(実際のカメラのレンズではなく、世界観の魅せ方)は今回は使わない。
エンターテインメント寄りに魅せる。
作品ごとのスタイルの自在さは、
相変わらず。
社会批評とユーモアとエンタメのバランスがいいのがポン・ジュノ、
ストーリーが少し破綻しても主張するパク・チャヌク、
かなり破綻しても魅せるイ・チャンドン、
ストーリー?そんなものは必要かと言わんばかりのキム・ギドク。
ナ・ホンジン、ホン・サンス他にも韓国にも素晴らしい監督は多い。
俳優のペ・スビン氏と仕事をした時に、
聞いてみた。
韓国には同時期に素晴らしい監督が多数いるね。
ペ氏曰く、80年87年の民主化運動を経験した世代が関係してるのではないか、
日本の60年代、70年代と似てると思う。
と言っていた。
社会批評の成分はさじ加減が難しい、
ユーモアとのブレンドは更に難しい、
過度な期待にも応えてくれる上記の監督たちの作品をまだまだ観たい。
綺麗な夢
悪巧みがスイスイうまくいく快感と、その後への恐れと、巧い配分でした。非道で残虐で無法でエロな人類を、ツルツルっと観せてくれる手腕は見事です。美しい夢と地獄をすんなりと見せて頂きました。ありがとうございました。
格差社会の闇を見た!
『グエムル』が私にはイマイチだったので、二の足を踏んでいたが、絶賛の嵐の中ようやく観た。設定は北を抱える韓国ならではだと思うが、欧米でもありうるかもしれない。日本では少ないかな? トントン拍子に話は進んで行き、どうなるのか、どうやって真実が明かされるのかと思って観ていたら、予想外の展開になって驚いた。でも、私にもお父さんの気持ちはわからないでもない。あれだけ、匂いのことを言われたら、傷つくよ。最後、夢を見させてもらったが、現実は難しいだろう。韓国は学歴社会だと聞いていたが、こんなに貧富の差が激しいとは思ってもみなかった。みんなが幸せに暮らせる社会が望ましいよね。無理かもしれないけど…
嗅覚に訴えてきた
たぶん、人生で3作品目の韓国映画。
ストーリーは詳しく書けないが(ネタバレ厳禁)最後まで一瞬足りとも退屈する瞬間は無かった。結末が分かった上でもう一度観てみようと思う。
どんなに貧しくても子供が親を敬い尊敬しているのと夫婦がどんな状況でもお互いを思いあっているのに救われた。
嗅覚にこれほどまでに訴えてくる作品は初めて。
''計画"この一言がどれほど大切になることか
はい!?それでも映画好きか?
公開からドンダゲダッドンネゆーとんねん。
これじゃあタダの流行に乗り遅れた年に1.2回みるにわか映画ファンやないか。
いやですね、アカデミー賞取ったら後回しにしてまうでしょ。ずっとランキング乗ってるしずっと1日5回とか合ってるから、公開終了ギリギリの奴から見て最新映画見ちゃうでしょ。
すいません。言い訳でしかないです。
でも、今まともなレビュー書いたって1000近くのレビューがあるんだからね。素晴らしいレビューラーさんも沢山いる事だし。
この前ですね、Netflix限定?のソン・ガンホ主演の薬物王ってのを見たんですよ。レビュー書いてないけど。
そんときのソン・ガンホの演技が凄すぎて。ここまで気が狂った役を薬もやってないのに再現できるのってエグ。薬物中毒の役ってホントに難しいと思う。だって、そんなの分かんないじゃん。どうやってしてるんだろ。
そんな、ソン・ガンホが私は大好きになりまして期待を胸に鑑賞。
感無量。アカデミー賞取るべき映画。
息を飲むのすら苦しい。
言葉にするのは難しいですが言葉にします。
ストーリーは言うまでもないが、
貧富差を描いたサスペンス映画。
ネタバレ厳禁。なんにも読めない。
貧乏は暗い。金持ちは明るい。
そんな感じで照明を分けているから映像としても美しさを感じる。
また、貧乏と金持ちの場面が切り替わった時に差を感じて悲しくなる。それこそがこの映画で伝えたかったことなのだろう。
言葉が多くない。
心で訴えかけるようなそんな感じ。
それがまた、ジョーカーと通じるものがあって国を問わずに高評価を得た理由だろう。
家族の一体感というか、1つの目標に向かってヒソヒソと物事を進めていく様子が高いビルの上から綱渡りをするようなそんな気持ちになる。ハラハラドキドキ。
テンポもよく観客を惹き付ける映像美が素晴らしいと思ったが、最後はそれが裏目にきた。
あまりにも上手く行きすぎて、そうならんでしょと。モールス信号です。
あと、PG12ってのはみなさん暴力的ってのを想像するでしょう。もちろんそんな描写もありますが、お色気シーンもあります。これに至っては必要でしたかね。
韓国映画らしいのかもしれないが、特になんの意味もないように思えた。個人的にはね。
これが-☆0.5した理由です。完璧とは言えない。
だが、この映画は今までに見たことの無い新しい作品。サスペンス、ヒューマン、ミステリー。
庭に輝く太陽の光は、どんな人にとっても大きな傷として深く刻まれるだろう。
私がこの映画に魅了された理由をお話いたします。
仕事や友人との遊びで先頭に立ち計画を立てるのがいつも私。計画を立てるってそう簡単じゃなくて、日時の把握・場所決め・予約取り全てしないといけない。周りに計画性の無い人がいるととても困る。周りは1人そういう人がいたら縋る。
とある友人と旅行の計画をしてまして、いつも通り私に計画を押し付けました。私もいつも通り仕方なく計画を立ててました。
当日、集合場所に来ない。何故だ?連絡する。今日、携帯変えるんやった。
は?は?んなの何時でもいいやん。なんで今日?そしてその人以外は連絡なし。頭の水が沸騰しました。
計画した事が全て踏みにじられるこの思い。何もしたくなくなります。しかもこの話を持ち込んできたのは携帯ショップに行った人。久々にイライラしました。その日は寝ました。ずぅーっと
あ、あつまれどうぶつの森しました。
この映画では"計画"という言葉が何度か出てきます。
私はこんな風に計画を踏みにじられた翌日にこの映画を見て大きな矢が胸に刺さった(恋しとるやんけ)
今、長として先頭に立って物事を決断したりしている方は是非この映画を見てください。非常に深い。
計画という言葉を色んな視点から見れる
ジャージャー麺食べたいな
シネマトゥデイさんが作り方を投稿していたので見て作りまーす。
バカな面白い映画からの~・・・
いろんな意味で濃い映画。
ラストシーン、一瞬の希望をみましたが、
やっぱりそれはただの夢で、現実は厳しい暮らしがただ続いていく。
あの描いた夢を実現してほしいのに。
貧困層から脱却する方法はないものなのか、、、
メタファーってこういうこと?笑
重たい内容だと思っていたのですが全然重たくなかったです。むしろ、コメディ色でした。
隠喩のオンパレードで全部回収するには何回見ればいいのだろうと感じる内容。
なので、そう考えるとかなり難しい作品ではないでしょうか。
芸術作品?って思うぐらい作り込まれていて「こんなの初見じゃわかならいよ」とツッコミをいれたくなりました。笑
果たしてこれを見て、どういった解釈をみんなはしてるのか気になるところでもあります。
どことなく、この作り込まれ方『ゲットアウト』に似ている気が...
こんなはずじゃなかった…。
格差社会を描いた作品とのことで、おもしろそうだなーと以前から思っていました。
豪華な暮らしは見ているだけでいい気分になります。
広くて綺麗な部屋。
オシャレなお洋服。
ファッションとしての小型犬。
一方で、庶民の生活。庶民より下ですね。全員失業中では…。
臭そう。汚い。でもそんなこと気にせず生きる。
これをたくましさというのでしょうか。
さて、作品についてですが、
とにかく疲れました。ハラハラドキドキは全く求めてないし苦手なので、心の準備ができず。
そしてあんなにたくさん人が死ぬとは思わず、ぐったり…。
半地下ならまだまし。社会的にも存在しているから。
社会から見えていない人がいる。
気付かれもせず、助けてももらえない。でも生きている。
そんな状況ではモラルなんてありません。まともな神経では生きていけません。
韓国のお話。ではなくきっと日本にもあるんですよね。
では、裕福な家庭なら幸せなのかと。
高校生の娘さんは、何ですかね。家庭教師にすぐ手を出しちゃう。かわいいから男はコロッといっちゃう。つまんねー世界だな、と思ってるのかな。
小学生の弟は、多動傾向。どうにか治したいと、親はお金で解決しようとする。それは個性なんだから受け止めてあげればいいのに、親としては許せないんでしょうね。
何が幸せなのか。
大雨で家が水没する地域。体育館に避難する人たち。
大雨の次の日でもパーティーできちゃう人たち。
最後の殺戮シーンは目をつぶってしまったのでわかりませんが、きっとあのシーンにこの作品の本質があるのではと…はあ。
誰が、誰にどんな殺され方をしたのかなーって。
生き死にを目の前にしては人はみんな平等ですかね。
想像を遥かに超えてきた
全く想像してなかった方向へ話が進んでいき、終始驚いていた。後半はハラハラして直視できず、手で顔を覆った。
お金持ちは欲深く心が荒んでいて、逆に貧しい人は慎ましく心が澄んでいるっていう先入観。
でも実は貧しいからこそ、より一層妬んだり、欲深くなったりするんだね。
小学生並みの感想失礼します
コメディとして見ました、ふふってなる所やすげー!ってなる所、うわぁ……って目を背けたくなる所色々な感情をたくさん味わえて質のいい映画だったことに間違いはないのですが、貧乏は可哀想!貧困家族の方の私たちは悪くない!裕福な家族が悪い!って感じ……?
うーーん、頭が悪いのでなかなか上手に表現できなのですが、貧困家族の方に同情する作りになっているのはわかりますがあれだけ裕福な家族にお世話になったのに急に自分たちと重ねてキレてぶち殺すのはびっくりしました…。
でも大多数の人はこの違和感を覚えず観られたということは、どこかで貧困家族を自分たちに重ね貧困なのは仕方ないんだよと言い訳してるような感じに思えます。
お金持ちもお金持ちなりに努力したからその地位があって裕福な暮らしができているのに…。いや、貧困家族が努力してないなんて思ってません。努力したって埋められない格差が生まれた時からあるってことも承知の上です。
でも人間何回でもチャンスってあると思います、もちろんこの貧困家族にもお金持ちになれるチャンスが実際あった。お金を持ってるのが正義とまではいかないですが、頑張った人が良い思いをするのは当たり前だと思うのです。
小学生並みの感想失礼致しました。
映画ビギナー必見!!
映画自体は好きだけど、
普段は「おもしろそーだなー。」「観てみたいなー。」なんて思いながら、誘ってくれる人がいたりしないと映画館には行かないような人間でした。
(そして受動的に行った映画は、寝てしまうこともしばしば、、、)
まぁ今回も一緒に行ける人がいたから、観に行けた映画なんですが、
この映画は一言で言うと、「寝れるわけがない!!」
冒頭からオチまでが衝撃的なことだらけで一瞬たりとも目が離せません!!
この映画を機に、アカデミー賞作品を中心に映画を観漁ってしまうほど、映画の素晴らしさに気付かされた作品です。
一旦騙されたと思って、映画館でパラサイトを観てみてください🍵
アカデミー賞 4部門は不思議・・・
少しの予備知識で観に行きました。
初めの方はじわじわと、貧しいが頭の良い家族だなと面白く見てました。
途中からは展開が変わりドキッとする場面がありハラハラするシーンもあり
じれったいシーンもありました。
最後の残虐シーンを見ていて、この映画 今みんなどんな気持ちで見てるんだろう・・
っと かなりドン引きしていました。
映像、セット、演技の高評価は納得できます。
しかしこの映画が称賛されるのか、、、
日本人が結構 高評価が多いのもホントに良かったと思っているの?!っと聞きたい気持ちです。
面白かった。
数日前にSPAの特集でヘル韓国というまさにパラサイトのリアル記事を読んでいたので、
冒頭から「本当にこれがリアルな生活なんだろう」と思いながら見ていた。
超シリアスで暗い映画と思いきやコミカルで前半の家族のやり取りは笑える。
お金はないけど仲良し家族、それもいいじゃないか、とすら思わせてくれる。
が、金持ちの家にパラサイトするようになってから少しずつ展開が変わっていく。
この家族は一体どうなりたいのか。
お友達がいずれ帰ってくるのに信頼してる、とか言われた家庭教師の
女の子と速攻で恋仲になる主人公。
キャンプに行ったとはいえこんなに家を汚すとかある。。?と思いながらも
そこから知られる金持ち宅の地下の存在。
そのあたりからちょっと展開が映画めいていてどうかなぁ、とも思ったけど。
雨で家が浸水するのもめちゃリアルだしトイレの形相とか
もうひどすぎるけどこれもリアルなんだ、と思った。
(ポップコーンを食べながら。。)
お金とは、
お金で幸せの全ては買えないし、お金があっても幸せじゃない人はたくさんいる。
でもお金が全くないと生きていくことはできない。
お金とは、最低限の生活を保障するもので、最低限の幸せを感じることができる。
自分は日本に生まれ育ち、お金に困ったこともなく、
仕事に困ったこともなく、節約しよう、節約しよう、と思いながらも
結局貯蓄額より使う額にまわしてしまう今日この頃。
この映画は韓国のリアルな現状と、お金とはなにかを深く考えるとっても良い映画。
結構長そうだなと思っていたけど2時間ちょっとが本当にあっという間に終わりました。
暗くなりすぎず笑いもあることと、音楽も効果的に使われているので
飽きずに楽しく見れました。
友達に勧められてみたけど、これは人に勧めるのわかる。。!
全1343件中、441~460件目を表示