パラサイト 半地下の家族のレビュー・感想・評価
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「アカデミー賞」を取る本当の意味がわかった
アジア映画初のアカデミー賞4部門受賞して世界的に注目を集めていたので観ておいた方がいいかなと思い軽い気持ちで鑑賞。でも、この映画を観るにはなかなかの覚悟が必要に感じた。
まず、韓国の貧困家族と金持ちの裕福の家族の差がリアルに浮き上がっている。日本の映画ではできないようなタッチで描いていた。
そして、何より怖いのは家の地下に見知らぬ人が住んでいるということ。こんな設定の映画はポン・ジュノだから作ることができたという印象。
物語の展開が凄まじく、面白味とともに恐怖感や緊迫感までがスクリーンから飛び出してくる感じだった。貧困家族が金持ちの家に住み着くという、この映画を観た人にしたわからない面白さと怖さがあると思う。
たくさんの有名人の方もこの映画に関するコメントをしており、ここまで話題になっている映画は一度観るべき。ただ、この映画にはドキドキするような緊迫した描写が多く、中には気に入ってリピーターになる人もいるだろうけど観たことを後悔する人もいるかも、と鑑賞終了後に思った。
自分が思うには、こういう映画がアカデミー賞を取れることを強く実感できて気に入る部分もあったがどこかやりすぎのところもあるような気がした。それでもこれは伝説に残る映画かもしれないと思う。息をついたり寝たりできるような映画ではなく、たくさんハラハラするのでぜひ観て欲しいですね。
辛さでごまかされた感じ?
心が動かない
韓国映画界の集大成
むだがない作り。韓国ドラマでも、すごいこだわって、どこからどこかしらもみんな繋がっていて、もうほんとになんでも面白くてよく見ているけれど
そういうところも含め、今回韓国の映画ドラマ界がアカデミー賞という形で認められたんだなと思った。
実際の韓国を表すこの映画をみて、びっくりする人が多い気がする。そして、どんどん逆に貧乏な方がお金持ちを操っていく。そこが意外でそして、人間らしさを表ていた気がする。
左の足だけの人、なんやねんって思っていたけれど、そーゆーことだったのか!!!ってなる。
わたしはまだまだ勉強不足だから、まだ語られない。わたしには難しかった。。。
パラサイトを見て
貧富
「貧富」だけでなく、富&貧&極貧(地上&半地下&地下)がそれぞれ描かれているから、富裕層vs貧困層だけでなく、貧困層vs貧困層(半地下vs地下)で見ると面白いと感じた。それぞれの貧困層の方々が、富裕層の方に対してどう思っているのかという点における違いとかが面白い。
人間も人間に寄生して生きていけるんだ‼️
すべてがシンボリックな映画
これが韓国映画
3月上旬くらいに観に行きましたが、(素晴らしすぎてレビュー書けなかった)これが韓国映画のクオリティなんだなと脱帽しました。
貧困を描いた陳腐な映画かと思いきや、全く想像がつかない後半部分の展開。誰がああなることを想像できただろうか…。DVDなどではなく、映画館で観てほしい作品です。全員とは言わずとも、かなりの人が観てよかったと思えると思う。
というのも、胸糞になってもおかしくない映画なのに、思ったほど引きずらない。救われないが、どこか剽軽で、引き込まれる。絶妙なバランスを保った作品です。
いろんな人のレビューを見てきましたが、人によって解釈が変わるところも、この映画の魅力なのかもしれないなと、最近はそんな心境です。
(補足ですが、もしかしたら、韓国の方は、私たち日本よりずっと貧富の差が問題になっているのかもしれないと思いました。まぁ私は無知なので、その辺全然知らないんですが)
簡単な言葉で感想が表せない。。 富裕層が悪いわけでも 貧困層が悪い...
簡単な言葉で感想が表せない。。
富裕層が悪いわけでも
貧困層が悪いわけでもないと思う。
同じ人間なのに人を見る態度に差がある
というか、貧困層は貧困なりたくて
なってはいないのに嫌な目で見られる。
でも私には貧困から上がれる方法が
全くないとは思えなくて
富裕層もそれなりに努力して余裕を
手に入れた家庭もあると思う。
元々裕福な家庭に生まれて保証されてる家庭も
もちろんあると思うけど。
恥ずかしながら格差社会についての知識が
あんまりないからどうしたらいいのか
わからない、、、。
打って変わる後半。世知辛い社会と人生の悲哀。
【賛否両論チェック】
賛:裕福な一家へ寄生をしていく主人公一家を巡る騒動が、時にコミカルに時にシリアスに描かれ、生き抜いていくことの悲哀を感じさせるよう。後半で一転する雰囲気や展開も秀逸。
否:ラブシーンやグロシーンがあるので、一緒に観る人は選びそう。
ひょんなことから、身元を隠し、お金持ち一家へ寄生することになった貧乏一家。前半は巧みなテクニックで、トントン拍子で寄生に成功していく彼らの様子が、時としてコミカルに描かれていきます。
ところが、中盤から事態は一変。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは実際にご覧になっていただきたいのですが、
「おっと、そうなりますか!!」
っていう感じで、とある衝撃の事実をきっかけに窮地へ陥ってしまった貧乏一家が、事態を打開するために奔走する姿が、打って変わって非常にシリアスに描かれていくのが印象的です。
ただ難点をいえば、想像以上にラブシーンやグロシーンがあること。苦手な人には向かない内容ともいえそうです。
ラストは切なさというか、哀愁さえ漂う雰囲気で、世知辛い世の中を生き抜いていくことの難しさを感じさせてくれます。社会現象となった作品ですので、是非チェックしてみて下さい。
物語だけでなく映像も音楽もすごかった!
音の面でしっかりサラウンドスピーカーの効果を活用しており、ダイナミクスがハッキリし、すごくクリア。
耳元まで迫りくる音!
曲は映画の挿入のためだけではなく、単体で楽しめるしっかりとした音楽(芸術作品)で、そういう意味でも序盤から期待が高まりました。
映像ももちろんきれいで会話の背景も情報量がたくさんで見飽きない。
そして画面からとびだしてくるような臨場感。
映画のストーリーが個性的だが音楽も個性的で他の映画とは違う独特の雰囲気を醸し出していました。
かといって奇をてらって目立つことはせず映画と音楽、2つの作品としてそれぞれ楽しめて、映像との融合でも楽しめる。
最近は映像や音楽ばっかりすごくて内容が退屈な作品も多いが、しっかりそのすごさが、緊張感のある芝居と一緒にストーリーを盛り上げ後半に向けてペースが上がり、ぐいぐい引き込きこんでいく。
邦画や洋画、中国などのアジア映画とも違う韓国のオリジナルな雰囲気があり、それでいてしっかり独自の個性を主張した映画でした。
ただし、その主張によって賛否が別れるところ。
それでも堂々と作品を作り上げたからこれほどの評価される映画になったんだと思いました。
グエムルが好きでやっぱり数段パワーアップした感じの本作品。
もっと期待を込めて、次回もどんな展開になるのか!?
楽しみにしています。
複数ジャンル混ざった良作
ヘルコリアとは?
評価としては至って普通の3点しかつけられません。。。
アカデミー作品賞受賞に加えての高評価に期待を膨らませて鑑賞したためか、見終わった後にはガッカリ感というか、なぜこれがこんな高評価???という不思議さに包まれた。
ストーリー的には、雇い主一家がキャンプに出掛けるところまではうまいことやるなーとストーリーに引き込まれて観ていたものの、留守宅に一家全員で上がり込んでグラスも割りつつの飲み食い散らかし場面で興ざめし、地下住まいの家政婦夫が出てきた時点でちょっと引き戻されたけど、土砂降りになった時点で雇い主一家が帰ってくるというお決まりパターンにまた興ざめ。
さらに、家政婦夫が送ったモールス信号を(お化けに怯える)小さな子どもが解読したのにもかかわらず、土砂降りの中、庭のテントで朝まで一人ぼっちで眠るなんて設定に違和感覚えまくり。。。
その後のストーリーは上手いことまとめられてたし、上流社会と貧困層、最下層の闇を表現できていたのでそれがうけたのかなとは思うけど、自分としては5点をつけるような映画ではなかった。
想定外のストーリー
思いもよらぬ展開でとても面白かったです。
途中家族の行動が心配になりました。
伏線の回収がわかりやすく私でも理解できました。登場人物が多くないのも分かりやすかったです。
金持ち家族が帰ってくることにとてもヒヤヒヤしましたが、そこから地下室に繋がるとは思いもよりませんでした。
匂いについて、確かに気になり人いるなと、知り合いを思い出しましたがそれを言われることをそこまで嫌がっているとは思いませんでした。
私は貧乏な方に感情移入しましたが、友達は金持ちの方に感情移入していました。
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