「半地下ってご存知ですか?」パラサイト 半地下の家族 をりあゆうすけさんの映画レビュー(感想・評価)
半地下ってご存知ですか?
ボクはこの作品を観て知ったのですが、どうやら人口が増加した韓国では、住みにくい半地下は格安物件(雨で沈んだりする)で、主に低所得層が賃貸するそうです。タイトルの通り、半地下に住む低所得4人家族が富裕層にパラサイト(寄生)するお話です。息子は家庭教師、父はお抱え運転手など家族全員で富裕層宅に寄生していきます。物語前半はコメディタッチで、おバカな家族に、笑いもポップコーンを食べる手も止まらないです。しかし、とある事が発覚した途端サスペンス映画にガラリ一変。クライマックスまで、ポップコーンを食べる手が止まり、目が離せない展開!自分がこの家族の一員になった気持ちでハラハラドキドキ。そして、衝撃のラストを迎えます。1作で2つのジャンルを楽しめて、観終えた後 満腹になる、そんな作品です。まだ観てない方は是非!
みかずきです
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私、10年程前から、キネマ旬報、kinenote、yahoo検索などに映画レビューを投稿しています。現在の目標は2回目のキネマ旬報採用です。
こちらのサイトには2022年2月に登録しました。
宜しくお願いします。
本作、前半は格差社会を手玉に取ってのし上がっていく下層家族のバイタリティーをコメディータッチで描いていきますが、後半は転調してシリアスに格差社会の現実と悲劇を描いていきます。コメディー劇とシリアス劇を巧みに合体したのがアカデミー賞作品賞受賞の理由だと推察します。転調手法は、ラ・ラ・ランドを彷彿とさせるものでした。この続きは、私のレビューを拝読頂ければ幸いです。
最後に、改めて、編集局賞おめでとうございます。私も、キネマ旬報に初めて採用された時は非常に嬉しかったので、今のをりあゆうすけさんの気持ちはよく解ります。レビュアー冥利に尽きますね。
では、また共感作で
ー以上ー
みかずきです
すみません。間違えました。
編集長賞でしたね。
改めて、おめでとうございます。
パラサイトは観ましたが、前半と後半の大変化が大きな特徴でした。
受賞レビューは、分かり易い文章で、この大変化を丁寧に描写していると感じました。
ー以上ー