「すべてがシンボリックな映画」パラサイト 半地下の家族 栄画太郎丸さんの映画レビュー(感想・評価)
すべてがシンボリックな映画
映画館で観たときに様々なセリフやシーン、小道具、設定に「違和感」を感じた。その違和感こそが、何かを暗示し、象徴し、比喩している。例えば、いや特に雨や水。それが所々、皮肉めいており、笑えるコメディにもなっている。だけど、映画館を出たときに、もはやすべてのシーンが何らかの特徴的な意味がこめられているのではないかと考えたときに、恐怖すら覚えた。
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映画館で観たときに様々なセリフやシーン、小道具、設定に「違和感」を感じた。その違和感こそが、何かを暗示し、象徴し、比喩している。例えば、いや特に雨や水。それが所々、皮肉めいており、笑えるコメディにもなっている。だけど、映画館を出たときに、もはやすべてのシーンが何らかの特徴的な意味がこめられているのではないかと考えたときに、恐怖すら覚えた。