劇場公開日 2020年1月10日

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「娯楽映画を哲学的に捏ねないで」パラサイト 半地下の家族 じゅんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5娯楽映画を哲学的に捏ねないで

2020年2月14日
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経済大国韓国の 経済格差や貧困や異常気象を題材にしているという前評価で 構えて見に行きましたが、
ペテン師家族をコミカルに描いた「寄生虫」と言う題目のコメディ映画。
速いストーリー展開で面白かったのに、結末がシュールで悪い余韻が残ってしまった。
 半地下から地下になったと言うオチなのか?
 何処にアカデミー賞4冠を得た感動があるのか?
そんな事を考えながら、映画館の出口に向かった。

【追記】
 ソウル市であの家族のような、半地下で部屋が3つある住居を賃貸する場合、「保証金1千万ウォン(約93万円)+毎月30~50万ウォン(約2万8千円~4万7千円)前後」が必要となる。

この映画の哲学的見解を調べたいのなら
ここを見るといい。
https://bunshun.jp/articles/amp/34479?page=1
 パク社長の大邸宅のいくらか?
 ギテクの息子はどうして4度も大学に落ちたのか?
 警備員募集に500人が集まったというのは本当か?
 半地下生活の人々の「匂い」とは?
の答えが書かれている

しかし そんな事を束ねてドキュメンタリー映画にしてもオスカーはもらえない

じゅん