「シチリアーノ…魅惑的な響きだった」シチリアーノ 裏切りの美学 shokotenさんの映画レビュー(感想・評価)
シチリアーノ…魅惑的な響きだった
ゴッドファーザー、スカーフェイス、
そしてバラキ等、往年のマフィア映画の
ファンとして、このシチリアーノの
という響きは何とも魅惑的で、
大変楽しみにしていました。
長編の力作だと思いますが、
先にあげた映画の重厚さを
残念ながら感じることはできませんでした。
実話であるからこそ、
登場人物の人生や、あるいは
爆死した検事が命を狙われようとも、
そこに至った思いなど、もう一歩
絡ませて描いてくれたなら…と
物足りなさを感じてしまったのは
私だけでしょうか^^;
対立する両者の生き様が何となく
中途半端な気がして…
それ程遠くない時の出来事で、
一昔前のマフィアと生きる時も、
気質的にも違って来ているのかもしれないわ…
と、帰路でポツンと思った次第でした。
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