劇場公開日 2020年6月19日

ペイン・アンド・グローリーのレビュー・感想・評価

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3.0Psycho-Spiritual Drama

2020年6月29日
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鑑賞方法:映画館

A slow, nearly underwhelming case study of Salvador, an artist with physical and mental ailments who finds his way into drug addiction. The film wraps itself around the investigation of Salvador's sexuality, almost too perfectly. The film dissects its lead man so much, it is a Freudian filmgoing experience. It's far from melodrama but too stern to be a comedy. With some focus, an easygoing watch.

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Dan Knighton

4.0“人生を振り替えるお年頃”を肴にしたアルモドバルの万華鏡

村山章さん
2020年6月29日
PCから投稿

古くからの盟友A・バンデラスが演じる映画監督が、明らかにアルモドバルと同じ髪型をしていることからも、本作は自伝的作品と思われるだろう。実際、主人公のアパートは、アルモドバルが暮らしている住居で撮影されたという。

だとしたら、ある映画をきっかけに主人公と仲違いする人気俳優は、いったい誰がモデル? もしかして『アタメ』の頃のバンデラス? なんて深追いをしたくなるが、さすがはアルモドバル、簡単に謎が解けるような告白映画を撮ったりはしない。

いくつかの時代を振り返りながら人生の断片を俯瞰する構成がとりとめもないからこそ、余計にリアルに思えてしまうのも巧妙な引掛けに思えた。自分の人生をモチーフに、老境に差し掛かった感慨を描いてはいても、やはりこれは架空の世界であり、だからこそ純化されていて美しい。映画は現実に勝るのだ。

過去作でも使っていた手だが、メタな映画内映画で遊んでみせるあたりも、本当に映画作りを楽しんでいるのだなという気がする。

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村山章

4.0アルモドバルの最新作が観客を温かくもてなす理由

2020年6月28日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

知的

心身共に消耗し切っている映画監督が、過去に体験した切実で痛々しい恋愛や、愛してやまない母親への思いを再確認することで、再び創作意欲を取り戻していく。数ある職業の中でも、苦痛を創作の武器に換え、そこから作品を生み出せるのは、美術家か小説家、または、映画監督ぐらいではないだろうか。初の自伝とも言われる本作のために、作者のペドロ・アルモドバルは盟友のアントニオ・バンデラスに自身の分身と思しき主人公を演じさせ、自宅から所有しているアート(ギジェルモ・ペレス・ビジャルタの抽象画等)やインテリア(月の満ち欠けが楽しめるエクリッセ・ランプ等)や食器(エルメスのティーカップ等)を持ち出し、セットの中に自分が生きてきた時間と空間を見事に再構築している。稀代のアートコレクターとして知られるアルモドバルらしい舞台設定の下、語られる物語は、だからこそ観客を温かくもてなすのだろう。

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清藤秀人

3.5少し笑い、少し感動、少し納得

SHさん
2020年7月7日
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鑑賞方法:映画館

知的

少しでもアルモドバルなる存在を知っていれば、自身の物語が色濃く出ていると漠然とでも思えるような作品。何となく笑えて、何となく感動して、何となく納得できたかな─
期待を裏切らない色彩豊かな映像には魅了される。じっくりと眺めていたいシーンが一つならず存在した。
時代がノスタルジックに交錯しながら、終幕の仕方の非常にオシャレで、素直になんかいいと思えた気がする。

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SH

5.0自分の人生に重ねあわせて観てしまった!

ソルトさん
2020年7月5日
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鑑賞方法:映画館

主人公サルバドールが監督を投影していることは明らかなのだが、母に対しての思い・喪失感というところが、深く心に宿っているところ。思わず滂沱の涙があふれたのは、母の望む田舎の村に帰りたいという願いを叶えてあげられなかった・・・と主人公が述懐するところ

人は愛することはできるが、愛を本当の意味で得ることは難しい。母に対して無条件の愛を求めたサルバドールにとって、その愛する対象の最後の約束が守れなかったということが、どんなに心の傷となったか・・計り知れない

愛する対象は移り変遷していこうとも、「オール・アバウト・マイマザー」なのだ。
すべての原点にあるもの!はかないが、よき祝福があるよう祈るきら星のような映画だ。

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ソルト

5.0サイコー

2020年7月5日
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これが遺作になったらあまりに出来過ぎだからまだまだ撮って欲しい。ペネロペ・クルスは本当に素晴しいミューズ。

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三毛猫泣太郎

4.0ペインって物理なのね

mikyoさん
2020年7月4日
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鑑賞方法:映画館

心が痛むペインかと思ったらフィジカルな痛みであるかゆえにむしろポップさとコメディさが引き立つ。

見ている間どうしてもペドロ・アルモドバルとアントニオ・バンデラスの作品を思い出してしまういろんな意味で自伝的映画。

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mikyo

3.5ペドロ・アルモドバル監督ならではの人生賛歌

bluewさん
2020年7月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

新型コロナウィルスが収まり切らない中で観たこのペドロ・アルモドバル監督の新作は、おそらく忘れられないものになるだろう。

監督自身を投影したと言われる初老の映画監督が主人公。過去の栄光を抱え今は病から精神的にもドン底状態で苦しんでいる。いわば隠居状況だ。過去の栄光によって舞い込んだ仕事から、ストーリーは回り始める。底辺だった彼に思いがけないことが起こり、彼は前に進み出す。すると状況もいい方向へと彼の背中を押す。・・・・これは人生を最後まで前向きに生きようという初老の主人公の再生の物語だ。

ノンフィクションならではのちょっとできすぎた感はゆがめないけれど、やはりこういう結末の方が気分がいいのは、この映画を見ている現在の状況のせいもあるのだろうか。あきらめてはいけない、人生は捨てたものじゃない、乗り越えて行こう、といった監督自身にも向けた人生賛歌なのだ。

メインの俳優たちがペドロ・アルモドバル作品の常連なのは、安定感というよりちょっとマンネリ感も感じてしまったけれど、ストーリーを彩る独特の色彩、インテリアデザインのセンスの良さは、主人公のファッションと相まって、変わらず健在。裏切ることなく、溜息ものだった。貧しい境遇として描かれる故郷の村の住居でさえ、牧歌的なテイストにこじゃれたアクセントが利いていて、思わずうっとりだ。飛び切り素敵なインテリア雑誌をみているかのようだった。

主人公の最初の状況に大いに共感する私にとっては、映画館での鑑賞再開を記念するにふさわしい作品だった。

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bluew

2.5眠気に勝てず

Yojiさん
2020年7月3日
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監督のプライベートフイルム。台詞もかなり難解で娯楽作品ではないです。
前半何回も睡魔に襲われました。
後半はまあまあ見れますが終わって見れば歳終えて人生を諦めて過ごしていた主人公が徐々に復活して人生応援賛歌して終わるという自己満足満載な作品。
多くの有名役者やスタッフが協力してるのだから作品意義はあるとは思いますが個人的にはかなり微妙でした。
人生の応援歌にしては薬物に頼りすぎです。
オススメしにくい。

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Yoji

4.0よかった。

だいずさん
2020年7月2日
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鑑賞方法:映画館
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だいず

3.5それでも人生を積み重ねると言う事

t.kokubunさん
2020年7月1日
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鑑賞方法:映画館

知的

会社の創立記念日で午後半休になったので、
1日映画の日はやはりお得に映画鑑賞!と言う
訳で会社近くの映画館で上映時刻がちょうど
良かった本作品を鑑賞しました。

私も以前、頸椎のトラブルで神経痛の症状に
悩まされましたが、この物語の主人公
サルバドールはかなりしんどい既往症があります。
確かに何もやる気が無くなるし、生きる事自体
苦悩する毎日かと思いますが、昔を回想しながら
少しずつ前向きになっていく様子に応援したく
なりました。

薬物に溺れる様子は感心しませんが、
苦悩に耐えながら人生を積み重ねる姿は素敵でした。

スペインと言う舞台だからでしょうか、
ビビットな色使いの衣装や家財類も、見ていて
とても素敵でした。あのような色使いは、
なかなか日本人には出来ませんねぇ。

今この瞬間は過去の全ての時間の積み重ねで
成り立っている事を再認識させられる映画でした。
機会が有れば、もう一度観たいと思います。

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t.kokubun

4.5プライベートな奇蹟が重なってめでたく Forestier disease(DISH)を克服して復活できた幸せな映画監督のお話し

2020年7月1日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

萌える

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カールⅢ世

3.5よかった

2020年6月29日
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古泉智浩

4.5芸能界の眩しさと危うさを美しく描き切った傑作

kimushizuさん
2020年6月27日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

華やかに見える映画監督や舞台俳優の暮らしは、破天荒で病的で繊細で脆くて儚い。ゆえに美しい。
私もかつて芸能界に憧れた。あのまま進んでいたら、と想像するとき、煌びやかな照明に照らされる自分と、闇の中で苦しむ自分の両方が見える。そして重たい感情がこみ上げる。私は、そこで生きていけるほど、強くなかった、と。
映画を撮り続けられず、持病に侵され燻るような毎日を送る映画監督と、いがみあった主演俳優の再会の美しき痛さ。
互いの才能に惹かれ合い仲間となる中年男性間の友情。新しい芝居をつくる熱量と、さらに偶然の出会い。
中年男性同士のキスと今生の別れの美しさと切なさに泣く。初めての感覚に目が冴える。
回想シーンもさっきまで見ていた風景さえも最後には虚実が揺らぐ。虚実すらもうどうでも良くなるほどに喜怒哀楽の全てをリアルに感じることができた作品でした。

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kimushizu

4.5アルモドバルの代表作に加えられるべき逸品

2020年6月27日
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鑑賞方法:映画館

現在のベスト・ディレクターの一人、ペドロ・アルモドバルの新作。2011年の『私が、生きる肌』でタッグを組んだアントニオ・バンデラスを主演に、老いた映画監督の心象を描いた。

脊椎の痛みから解放されず、仕事から離れ鬱な生活を送る。浅い眠りの中に現れる幼い頃の自分と若かった母(やはりこの役ははペネロペ・クルス!)、同性愛者であった彼が性に目覚めた鮮烈な瞬間。

バンデラスと同じ歳のせいもあるのだろうが、彼の鬱や痛みがやたら沁みる。かと言って決して落ちきることはなく、人生の最終章に向けての再生の兆しに救われた気持ちになった。

若い人にはお勧めできないが、アルモドバルの代表作に加えられるべき逸品。この作品でカンヌの主演男優賞を獲ったバンデラスにとっても宝物になったはず。

今年の外国映画のベストの一本だろう。

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エロくそチキン

3.0後半は面白いが

ミーノさん
2020年6月27日
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鑑賞方法:映画館

監督の自伝的内容だと言われており、人生の後半になって映画監督として一定の評価も得て、人生を振り返っているようなストーリー。それだけに、前半が若干冗長なのも、自身の拘りで仕方ないのか。
これまでずっと手を出さなかったヘロインを試した主人公が、そのままズルズルと中毒になるのが、それほど身体の痛みが酷かったということなんだろうが、少し理解しがたい。
ただ、子どもの頃の両親のエピソードや字を教える配管工の話など美しいシーンも多く、この監督の作品に慣れているならお勧め。

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ミーノ

4.0終始、会話劇

2020年6月26日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

耳が英語に慣れているので、コロナによる自粛のせいもあって、
久々のスペイン語はなんだか宇宙語にも聞こえてしまう前半w、
こうして、年老いて自分を見つめ直して再び向き合っていく行程は、
誰しもいつか訪れ、そして必要なことなんだろうなと思った。

とにかくほとんどが会話劇。
キャストが動く場面がほとんどない。
なので、演者の演技力がこれほど試され、
そして映し出されるものも本当に久しぶりの気がする。

小出しにされるアイテムに驚かされるが、
なるほど、いろいろ考えさせられる。

またいつか、観てみたい作品。

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茉恭(まゆき)

4.5記憶が実体となり、それが生命力となっていく

2020年6月25日
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りゃんひさ

5.0聖なる力

Raspberryさん
2020年6月24日
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Raspberry

3.0洞窟の住居から・・

nemoさん
2020年6月24日
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鑑賞方法:映画館

知的

難しい

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nemo
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