守護教師のレビュー・感想・評価
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犯行の動機が?
こつ然と姿を消してしまったその生徒を、他の教師は単なる家出と取り合わず、警察の捜査もまったく進展が無い事件をマ・ドンソクが奮闘するという作品。
それなりにマ・ドンソクが頑張っているのだか、犯行の動機が良くわからないので、緊迫感が伝わってこないのが残念。
マ・ドンソクはも、もっとシリアスな作品で暴れてくれる作品の方が好きだな!
マブリーを楽しむ
ストーリーは凡庸。
困ったり、怒ったり、戦ったりするマブリーを愛でる映画であり、それ以上でもそれ以下でもない…
しかしそういう意味では成功しているし、期待通り。
あの子がアジョシの子だったとは気付かなかったな〜…
マ・ドンソク主演作品ってなぜいつもこうなの?
いってみれば、これまでのマ・ドンソク主演作品と同じく、イマイチパッとしない内容だった。
というか、マ・ドンソクが出てるから辛うじて成立してるだけで、有名じゃない人が出演だとおそらくスルーされてしまいそうな内容。
いうほど酷くはないけど、設定も展開も手垢つきまくりで目新しさがなく、過去の映画のツギハギ感が否めない。意外性もないし、ひねりもない。多分記憶にはカケラも残らない作品。
しかしながらこの人、脇で出てる作品は結構スケールが大きかったり、設定も内容も練られてたりするのに、主演作品になると忽ちスケールも内容もショボくなるのは何故なのだろう?
単に脚本選びが下手なだけなのか?
それともマ・ドンソク主演にしとけばある程度売り上げが見込めるから、やっつけでも作っとけという映画会社の方針なのだろうか?
マ・ドンソクが強すぎるのも…(複雑なファン心理)
女子校の体育教師として働くことになったボクシング元東洋チャンピオン。「無双の鉄拳」では誘拐された妻を助けるために大暴れしたが、本作は生徒のために献身的に大暴れすることになる。
犯人が何をしたいのか今一つわからないため、犯人への怒りがあまり湧いてこない。ドンソク先生が悪い奴らを殴り飛ばしていく爽快感はあるが、今回の先生強すぎない?格闘シーンというより一方的に(しかもほぼ一発で)やっつけていくだけだった気がする。傷を負うのは相手の卑怯な手段のみ。「無敵の鉄拳」ってタイトルがついてもおかしくない。そういう意味での物足りなさを感じてしまった。
ちなみに先生と一緒に同級生疾走の謎を追う女生徒は「アジョシ」に出てたあの子!大きくなったなーと感慨深くなること間違いなし!
う~ん、何か残念
映画の設定や題材は凄くいいし、役者も良いので期待してたのに何か残念な仕上がり。あ~もやもやする。もったいない。ところどころは良かったのだけれど。全体的に緊張感に欠ける。それが致命的。使われている脳天気な音楽も映画をぶち壊していた感じ。主人公は顔芸だけでちょっといまいちな感じだったけどキム・セロンちゃんの成長は凄く嬉しい。賢そうだしやはり演技が抜群。それで★0.5個おまけ。監督変えて取り直して欲しいわ。ほんとに。
もっと街ぐるみ全員の闇の深い作品を期待していたが、街の権力者とその...
もっと街ぐるみ全員の闇の深い作品を期待していたが、街の権力者とその息子とヤクザの在り来たり話だった。ただドンソクの豪腕アクションは健在だったので、スカッとして面白かった♪
恐い町
アマチュアボクシングの指導者だったが協会の体質への不満から暴力沙汰を起こし追放された主人公が、郊外の高校教師となり赴任した学校で起きた生徒の行方不明事件に絡んで行く話。
体育教師兼学生主任ということだが、仕事は学費滞納の生徒の取り立て…って生徒に交渉するんかい!?というところから始まり、友達が行方不明になったと言って自分で捜す女生徒と絡んで行くストーリー。
怪しげな店や背後にみえる組織、更には黒い権力と絡んで行く展開だけど、犯人はすぐにわかってしまうし、犯人が何をしたかったか良くわからないし、いまいちスリリングさに欠ける。
たまにみせるすっとぼけた笑いは嫌いじゃないけど。
主人公を演じるマ・ドンソクの豪腕ボディアッパーを楽しむ作品という感じかな。
アクション的には Aigoo?
主演のマ・ドンソク。彼の映画を見れば、一瞬にして、彼の肉体から繰り出される強烈パンチに目が点になり、彼のファンになった方は多いと思うのだが、今回の作品は、彼が、新しくやり直すために女子高の先生になり、慣れない仕事に慣れるために必死で取り組む様子が、コメディ色もあり、彼の暴力だけではない、むしろ、言い方が悪いが“お茶目”な面がいいアクセントとなっている。最近見た、映画「神と共に 第二章 因と縁(2018)」でも"屋敷守護神”となってコミカルな面も見せている。
学園ものアクションスリラー映画と紹介されている本作、女子学園の生徒の失踪事件に絡んで、失踪した無二の親友を探す生徒、ユジンをキム・セロン、親友思いの彼女が必死で探しているのにもかかわらず、街全体がそのことを知らないかのように警察も失踪した学園側も何故か無関心で関わりたくない様子に映る。何故.....?
ストーリーとあまり関係のないものとしては、ところどころ日本ではないような学校のシステムがあって、例えば、"BK teacherともTeacher BK”とも称される先生がいて、生徒や生徒の保護者に会って授業料の滞納を催促するものも登場する。そんな、やりたくない仕事を、雄牛ことマ・ドンソクがいやいや、やらなければならなくなるところも見どころか?しかし、そのことがきっかけでユジンとの接点ができるようになり、物語が進行していく。
シナリオ自体も少し、首を捻りたくなるようなところも見られるが概ねサクッと観ることが出来た。
この映画の重要な登場人物の一人、ユジンを演じているのが、口角がキリっと上がっているキム・セロン。彼女を初めて見たのが、8年前のテレビ「天上の花園(2011)」で、しっかり者で家族思いの心優しいウンス役を演じていた彼女が、ここまで成長し、その当時から天才子役として活躍していたのを思い出す。
ソウルに拠点を置く日刊英字新聞、Korea Heraldでは、「確かに心のこもったアクション映画を演出して、俳優もうまく演じているが、シナリオに一捻りやスリル感が欠けている。」と、たしかに学園もの映画として、自分勝手に思っていることなのだけれども、ファンからすればブーイングものかもしれないが、敢えて言わしてもらうなら彼のアクションを"愛情のある暴力"、また"人情味にあふれた暴力"と個人的に思っているのだが、今回、マ・ドンソクのアクションシーンが幾分トーンダウンしているかのように思えるのとラストにおいて、しかたないことかもしれないが、煮え切らないように個人的には思うのだが....。
「陽の当たる場所(1951)」、「ジャイアンツ(1956)」、「アンネの日記(1959)」で知られる名匠ジョージ・スティーヴンス。日本映画でもよくインスパイアされた彼の西部劇のジャンルを超えた映画「シェーン(1953)」のアラン・ラッドのようにラストシーンで彼が、ジョーイに何も告げず、立ち去っていくようにギチョルもユジンに何も告げず、次の町に行ってしまう。ちなみに、アラン・ラッドは身長168cmとその当時のハリウッドスターとしてはかなり小柄な方だったのだが、スクリーンを通すと、大柄な方に映っている印象が残っている。
マ・ドンソク、彼のファンなら彼の別の顔が見ることのできる映画かもしれない。
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