罪の声のレビュー・感想・評価
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緊張感が持続している
面白い。演技も過不足ない。ただ一点言えば、最後に小栗旬が元過激派の宇崎竜童に言う説教は薄っぺらい。
映画ヒョーロン家が、中盤で登場人物が多くなるところで話が停滞して退屈だとか書いていたのでちょっと心配して見に行ったが、そんなことは全然なく、むしろそこが面白いところ。切れそうな細い糸をたどるスリルがある。
観て良かった
元ネタになったグリコ森永事件の真相はこうだったんじゃないかって思うくらい引き込まれる内容で、謎が明かされていくのがとても面白かったです。被害者の姉弟の人生は壮絶で涙を誘いますが、その彼に「あなたはどんな人生を?」と聞かれた時の星野さんの表情は、セリフがないのにとても感情が伝わってくる迫真の演技でした。
罪の痛みが伝わってくる
実際にあった昭和最大の未解決事件をモチーフに多少変更があるものの、監督と脚本家によりとても見やすく分かりやすかったです。事件を知れるきっかけにもなって個人的にはとても満足して観ることができました。
罪を背負った方々の心理描写が自然でとてもリアル。
出演者全員の演技が素晴らしく何回も泣きそうになりました。
上演時間が長いが惹きつけられる場面が多くあっという間に終わる感じがしました。
Uruのエンディングも世界観とマッチしており感動。
エンディング後も余韻が長く感じられる素晴らしい作品でした。
原作未読。
宇野祥平さん◎
罪は正義にならない
重厚なミステリー
人間を日本を描くことに成功
タイトルが全て
インタビューだけで 35年間未解決だった事件を 数日間でスピード解決!
タイトルの 《罪の声》が 事件関係者の声だけで 解決する物語と 気づいた時は 星4付けようと思いました。
最後まで 分からなかったのが 何で スーツ屋さんの設定だったのか?
特に スーツが活躍するシーンは ないと思いました。
気づいた方 いらっしゃいましたら ご連絡ください
素晴らしい
タイトルなし
面白かった、何度か涙が溢れて最後は嗚咽こらえるレベルで泣いた
タツオの思想のなんと独りよがりなことか
「正義のために革命を起こした」と言って、子供達の未来を犠牲にしたことも知らずのうのうと生き、その事実を突きつけられてもまた逃げる
なんて薄っぺらく視野の狭い身勝手な正義だ
ジャーナリストとして他人の不幸を掘り下げるしんどさに意味はあるのか?という問いに、しっかり希望と意義を提示してくれてさすがだなって思った
人の辛さを掘り下げる代償の分、真実に辿り着いたことで救われたことがたくさんあって、その見せ方がうますぎた…
娘の声が聞きたいって言った母がやっと聞けた声が、犯罪加担した声ってもうなんとも言えなくて泣いてしまうよ
人の一つの欲望や、ズルや、嘘や、復讐や思想が、誰かを動かしていく、人の人生を変えてしまう
人は関わることでどうしようもなく影響し合ってしまう
だからこそ自分の気持ちばかりに目を向けすぎて視野を狭めて、曽根の母のように大事なものを見失わないようにしたい
久々良い邦画観たなと言う気持ち
グリコ森永
フィクションみたい
声、それはアイデンティティーであり、心でもある
自分の声というもに、ここまで考えたことはないかもしれない。知っている人の声を聴けば、遠くからでもあの人があそこにいるなと分かるし、声のトーンや話すスピード、話し方でその人の年齢や今どんな気持ちなのか、さらには出身地も分かるかもしれないと考えると、意外と声で判断してる面は大きいのかもしれない。たかが声と思っていたけれど、実は顔や体形よりも一番に知り得る、人間の情報かもしれない。声は人の体の一部であり、OnlyOneであることに気づく。そういう意味では、声はアイデンティティーであり、心でもあると思った。
今回は犯罪に使用された自分の幼少期の声。しかも使用されていたと分かったのは、随分大人になってから。直接犯罪には関わっていないものの、声を使われたということで人生が大きく変わり、精神的に苦しむことになる。
犯罪者は声を単なるコミュニケーションのツールとしか見ていなかった。自分たちにとって都合の良い正義や大義名分のために使用しただけで、使われた人のその後の人生にどんな影響があるのかは、これっぽっちも考えていなかった。むしろ、より良い社会に貢献したと思っていた。その浅はかで愚かな正義のために、巻き込まれた人たちの悲痛な思いは計り知れない。取返しがつかない。いったい何が正義で何が罪なのか、本当の意味で考えさせられる良い作品です。
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