劇場公開日 2020年10月30日

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罪の声のレビュー・感想・評価

全537件中、281~300件目を表示

4.5製作者が伝えたかったのは'罪の声'

2020年11月14日
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罪の声
グリコ・森永事件の当時は
まだ生まれておらず
Wikipediaで予習した上で臨んだこちら

報道ってなんだろうか
思想信条ってなんだろうか
犯罪者ってなんだろうか
人の境遇って、運命ってなんだろうか

この事件には直接的な被害者がいないからこそ
背景に集中してそのあたりを考えられる
見てよかったと思える映画だった

実際のグリコ・森永事件では
直接的な被害者は一応いないものの、
捜査に関わった警察官が自殺している
それが理由でこの事件は終わっているわけだが

この映画はグリコ・森永事件の振り返りなどではない
伝えたかったのはやはり
'罪の声'といったところか…

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じゃが

3.5負の遺産

2020年11月14日
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悲しい

難しい

「子育て」とは
躾けるとか
塾に行かせるとか
習い事をさせるとか
良い学校に入れるとか

「子育て」に一番大事なのは
『負の遺産』を残さないこと
『負の連鎖』を親が止めること
そして何より
『子供が幸せに暮らせること』

それが親が幸せを感じられることだ。
親が子供を愛することだ。

自分さえ良ければ良いと思う親のもとに生まれることは
とても不幸なこと。

本人が努力する、そして周りが支える。
支えることは愛すること。
それがひと時でも、少しの繋がりであっても、
人を愛することができる人は『幸せ』

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邪悪ばうあー

4.0罪の声と未来

2020年11月14日
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泣ける

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みいみい

4.5「貴方はどんな人生をおくられてきたのですか?」この一言に映画の全てが含まれている。

2020年11月14日
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鑑賞方法:映画館

最近よくある「史実ぽく誤解させるようなウソ映画」ではなく、本作の「史実に忠実なフィクション映画である立ち位置」こそが、映画の真髄なのである。
派手さこそないが、鑑賞者をストーリーにのめり込ませるのに十分な厚みある大河ドラマとして成立させた原作・脚本が素晴らしい。

映画では適材適所のキャスティングが完ぺきであり、その演出も素晴らしかった。
撮影・証明・音響は無難に熟して、鑑賞しやすく
例えば、電話のシーンでは受話器を近づけるにしたがい、相手方の音を大きくしたりする等すばらしい音響演出があったり
シーンを手際よく端的に切り替えたり、逆にあえて長回しにしたりと
観る人を意識した構成力と脚本を高く評価したい。

無理やり欠点をあげれば
5歳と8歳の子役の声に伸びがないので、リハーサルをもっと行い
日を改めて、撮影したりすれば、もう少し良い演技をしたのだと思う。

また、事件に巻き込まれた人々のそれぞれの人生の対比やそこに壮絶さもあったが、
悲惨な人生を表現する為に、首つりシーンは原作がそうなっていたとしても
タイミング的に
もっと違えた表現方法を考える冪だったと思う。

この映画を観た後は社会派映画である山崎豊子さん原作「華麗なる一族」をまた観たいと思った。

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YAS!

5.0エンドロールで流れた振り子がとても沁みました

2020年11月14日
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norarikurari

5.0野木亜紀子はやっぱり、面白かった。

2020年11月13日
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怖い

興奮

知的

原作はいまひとつ、ピンとこなかったのですが、野木亜紀子だから、たぶん面白いだろうと期待して見に行った。やっぱり、期待通り、面白かった。まず最初のタイトル「罪の声」が出るところまでで、おもわず「すげえ!」って声に出してしまった。そこから、畳みかけるように、手がかりをもとに、関係者をあたっていき、真相が徐々に明らかになっていく。これぞ、時代背景通り、松本清張の社会派推理小説のスリル。「証言者だれそれ」とスクリーン上に出てくるところも、実にうまくスリルを盛り上げる。原作でもぼやっとしていたテーマ性を、はっきりと、わかりやすく明示し、よいドラマに必須の主人公の成長もきちんと描かれている。セリフもにくいほどツボを心得ていて、完全にいい意味で職人芸。大衆受けするように手堅く、ハリウッド的に作られているところが、評論家には受けないかもしれないが、面白いものは面白い。これ、好きです。

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プチ

2.0なんかつまらない

2020年11月13日
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sher

4.0ネガティブには、なります。

2020年11月13日
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知的

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JUN

4.0未解決事件から映し出す現代への警鐘、サスペンスとドラマを巧みに使い分ける脚本に脱帽

2020年11月13日
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知的

日本にあるいくつもの未解決事件の中でも、初の劇場型犯罪として語り継がれる「グリコ・森永事件」をモチーフにしたサスペンス。大学生の私は触りを聞いたことしかないため、ある程度の先入観は取り除かれているので、スッと入り、その結末にハッとした。
野木亜紀子らしいテンポのよさを出しつつ、前半はサスペンスの要素を押し出しながら真相を探る。知らぬ間に事件に巻き込まれ、その十字架と宿命のために奔走する曽根。その一方で、エンタメとしての消費を目的として始まった再検証に渋々立ち上がった阿久津。ふたつの線が同時に走りだし、交錯していく。ふたりが顔を会わせるとき、サスペンスからミステリーへと表情を変えていく。そこで描かれる過去と悲痛な半生。事件に荷担した被害者にも当然人生がある。その悲しみに触れていくが、そこで終わらない。一度立ち止まったことで見える真実に衝撃が走る。サスペンスとして再び動きだし、ドラマが再編される時に生まれる感動はグッと来る。
当時の全共闘や学生運動が生産したものに対し、消費された血の方が多い。そうして続く日本の今は変わっただろうか。この社会に疑問符を打ち、メッセージを刷りこんだ野木亜紀子。彼女の強い想いが台詞を超えて心に突き刺さってゆく。

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たいよーさん。

5.0星野源、小栗旬。そして脚本の野木さん。 間違いない!!

2020年11月13日
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《朝が来る》に続き、とてもとても良かった。

巻き込まれた子供達‥
総一郎さんの問いかけは頭から離れないシーンでした。
色んな人にオススメしたいと思いました。

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M U

4.5本当に護らなければならないもの

2020年11月13日
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めちゃくちゃ面白かった‼️有名な未解決事件の真相を追う小栗旬と星野源が作品の軸なのですが単なるドキュメンタリーを見ている感情は全く湧いてこない。
彼らが探していたものが単なる事件の真相では無い事が見ている者を映像に引き付けたのかな。
結局、ありきたりの事に繋がりますが、だからこそ衝撃的だ‼
忘れているんだよね‼みんな当たり前の事を‼️
金、保身、エゴ、享楽がはびこる社会のなかでわたしも、あなたも、社会も、勿論‼️国家も‼️
まず一番護らなければならないものを考えなさいって言われた感じだ。
わたしは、、、偉そうに言えませが。

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こっしゃん

3.5実話ベースの普通に面白いフィクション映画

2020年11月13日
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悲しい

怖い

グリコ森永事件をベースに、週刊誌記者の取材を通して明らかにされる当時の謎、そして関係者のその後。

映像化された実話の中で巧みにフィクション展開される事件直後の子供たちの様子が、あたかも実際にそうであったかのような錯覚に陥るのが面白い。

観終えた今、当時実際に声を使われた子供のその後が気になって仕方ない!

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死亡遊戯

4.0他人事だったけど

2020年11月12日
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とても良い映画だった。
この事件は当時、小学校の頃だったと思う。
テレビのニュースで表面的に怖いと感じた記憶がある。
自分にとってはどんなニュースも一過性なもので、どちらかといえば、穏和な日々を過ごしてきている。
映画を観て、もしかすると一方で閉ざされた生活を送らざるをえない人が、どこかにいるかもしれないと。それをふと思い、背筋が寒くなった。

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aloe

3.5うさんくさい時代

2020年11月12日
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原作を読んだ上で観ました。犯人側の家族についてのその後とか、あまり考えないでしょ?今なんか、すぐネットに晒されて、家族共々モンスター扱いされちゃって。

聡一郎と望の人生を思うと、切なくなります。グリコ森永事件をモデルにしたフィクションではあるが、実際の脅迫電話にも子供の声が使われていたわけです。こういう話も、あり得る。

映画と原作とは少し異なるが、おもしろかった。

で、こういう事で最終的に得する奴って誰?

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Brian

4.5久々映画、観てよかった

2020年11月12日
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小栗旬さんと星野源さんのストーリーが少しづつ交差していき、終始テンポ良く物語が進んでいき、観ていて飽きない。
ちゃんと最後まで見れるし、納得できる。

新聞記者としての情熱をフツフツととりもどしていく絶妙な役を小栗旬さんが演じきっており、素晴らしい俳優さんだなと思った。
他のキャスト方もみんなそれぞれの役とハマっていて、引き込まれていく感じがした。
壮絶な人生と幸せな人生な人生は紙一重だなぁ、と思いました。
悲しくて悔しいシーンにつらくて泣けてしまった。

元となった事件は、全く知らなくてもこの作品を楽しむことが出来ました。
良い時間でした。

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みー

4.0深淵なる罪の在処

2020年11月12日
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なにかを得るために、なにかの代償を払って
わたしたちは生きています。

得るものと失うものとの均衡を逸したその差額を
ヒトは生きながらにして〈 罪 〉と名付けたとして
負うべき罪の重さに耐えられなくなって
背中からこぼれた因果の荷重を
これからの世界の担い手たる子供たちに
知らず知らずのうちに
押し付けてしまっていたとしたら
この世界は、なんて残酷なのだろう...

わたしたちはどれだけ
深淵たる螺旋の渦に身を任せたら
贖罪と忘却の彼方へたどりけるのだろう...

ヒトはだれにとっても〈いいヒト〉ではいられない。
自分がそう思っているヒトは
単に自分にとって[都合のいいヒト]ってだけかもしれない。

だったらそれで、いいじゃない?

せめて自分のまわりのヒトたちだけでも
〈いいヒト〉って...
思い思われる小さな世界でも、いいじゃない?

目に見える善良は、けして偽善じゃない。
目に見えない罪悪ほど、怖いものはない。

小栗さんが時折見せた
照れながらはにかむ笑顔に
救われた気持ちになりました

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野々原 ポコタ

5.0正義を言う人の悪

2020年11月12日
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ずん

4.0想像以上に良かったけれど小栗旬が・・・

2020年11月12日
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泣ける

興奮

予告を観て、どうしても観たくて。
想像以上に、良かった。
いや~、本当に良かった。
有名な俳優さんは、少ししか出ていなくて。
あとは、知ってる顔の俳優さんがチラホラ。
今思えば、小栗旬の出演料が高かった?(笑)
初めて観る俳優さんも、他の俳優さん達も。
演技が役に溶け込んでいて。
後半なんかは、今も自分の中に残っているほど。
人にオススメしちゃうう様な、好きな作品です。
レンタルで、もう一回か見ちゃうかもってくらい好きなんだけれど。
小栗旬が・・・。
小栗旬のファンもたくさん観に来てあったみたいで。
後ろで、えっ!ここで?って所で。
かなり長い時間、すすり泣きしてあって。
ハリウッド進出で、英語ができる様になったのを見せつけたいかの様な。
低い声で英語のシーンもあったけれど。
なんか映えないし。
やはり何をしても小栗旬で、正直ゲンナリ。
小栗旬嫌いじゃないし、ファンには悪いけれど。
小栗旬のシーンで、何度も現実に引き戻されて。
作品に入れているのに、止めてーって思った。
あれが小栗旬じゃなければ、もっと深みのある。
もっともっと味のある、良い作品になったと思うんだけれどなぁ。
大人が観て普通に楽しめる、とてもいい作品になっていると思うだけにすごく残念。
あの役、誰だったらよかったかな。
観終わって一週間たつけれど、いまだに考えています。

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映画好き

4.0派手さはないけど面白かった

2020年11月12日
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知的

当時を知らないので新しい事件として観ました。
事件がたって30年すぎ、その事件を調べるのがテーラーや当時を知らない新聞記者で別々に事件を調べていくなかで繋がっていき事件の真相にたどり着く。
じわりじわりと核心にせまり引き込まれた。
ヒューマンサスペンスという事で声を使われた子供たちのその後が切ない。

小説を未読だからわかりませんが事件の関係者がたくさんいて、その人物像が省略されてるのかと感じた。

それでもストーリーや俳優さんの繊細な演技でおもしろく観れました。

今なら防犯カメラやら科学捜査など当時にはない進んだ捜査がされ小さなほころびからきっと未解決にはならなかった事でしょう。

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nekomachi

3.5テーマは「子供たちの人生」

2020年11月12日
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泣ける

悲しい

怖い

グリコ・森永事件はアラフォーの私にとっても記憶にある事件であったがその事件をモチーフとした映画で、あくまでもフィクションなのだがやっぱりグリコ・森永事件ってこんなんだったんじゃないのか⁉️って感じの恐ろしい映画だった!脅迫テープに使われた3人の子供たちの【その後、現在】がテーマになってる!重い内容で少し怖い。
グリコ・森永事件でおそらく自分の意志でない自分の声を使われた彼らは今どうしてるのか。例のキツネ目の男も出てきます。出てくるシーンはほんと怖かった。考えさせられる作品。
小栗旬がとてもいい。演技もよかった。街中を歩く姿はやはり目立つね。
少女の当時の親友役の演技がすごいと思ったらベテラン女優高田聖子だった。ちょい役とはいえ重要な役柄だったといえる。
星野源は歌手、俳優と二足のわらじ。凄いなぁ。

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コップのサチ子