「失望」ブルー・ダイヤモンド odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
失望
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主演がキアヌだからいずれ何か見どころはあるのだろうと一向に進展しない謎のプロットに耐えていたが、何も楽しめず、訳が分からないままでした。
客に媚びないと開きなおった、こういう一見ノワール調のひとりよがり映画が昔はよくありましたが未だに信奉者がいたとは驚きです。
劇中でマフィアが忍耐について語りますが映画のテーマは駄作に観客がどこまで耐えられるかの実験的な試みだったのかもしれません。
なんとなくキアヌは訳ありのダイヤをさばく宝石商らしいとは推察できますが地元の飲んだくれやマフィアもどきが出てきてサスペンス風の思わせぶり、見た目もしょぼいこと、無精ひげによれよれのホームレスのような風貌でシベリアの場末の飲み屋の女主人と絡むだけ、これだけ中身のない訳の分からない映画も珍しい。当初、ニコラス・ケージにオファーしたが断られたらしい。
「レプリカズ」も酷かったのですが、このところのキアヌの出演作はレベルが低すぎます、いったいキアヌに何があったのでしょうか・・。
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