「妹の狂気の愛」さくら せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
妹の狂気の愛
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兄の死をきっかけにバラバラになった長谷川家が過去を振り返りながらもう一度やり直そうとする話。
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宣伝で、これは単なる暖かい家族の話じゃないってやってたけど、このポスターの絵面とキャストでゆうてそこまでぐらいの気持ちで見に行ったら、ほんとに「きれいごとじゃない物語」だった。
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特に死んでしまった兄、はじめのことを兄としてではなくて本気で愛してしまっている美貴がホラーすぎて。はじめが交通事故にあってからは、兄を独り占めできることに喜んでる姿だったり、いつまでも小学校のままの短パンに幼稚な服が明らかに怖い。
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はじめの死は最終的にははじめの心が弱かったからだけど、彼女からの手紙を隠していた美貴がはじめを殺したようなものだと思ってる。はじめが死んだことではじめは永遠に美貴のものになったんじゃないかなぁ。怖いなぁ。
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この作品気になるのは、原作が小説だからといって全部匠海くんにナレーションさせなくても(笑)映像で語るのが映画なんじゃないんですか。
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