「錯乱」さくら R2さんの映画レビュー(感想・評価)
錯乱
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うーん面白くなかったです。
LGBT問題を簡潔に描いているのは少しばかりですが評価できますが、それ以外のストーリーが壊滅的に思えます。全体的に配慮という配慮が足りない作品だと思います。
まず1つ怪我人に対しての配慮が足りない。一が足の機能を失って、大変落ち込んでいるときに美貴が思いっきり足に乗っかるシーンで非常にイラっとしました。完全に幼児化している美貴だとしてもそれはないだろうと思いました。というか全体的に美貴の存在がキツいです。
美貴に触れるとするといくらでもあるのですが、いくら一が好きだったとしても、一に来た彼女からの手紙を勝手に保管し、その上返事まで返すのはいかがなものかと思いました。好きならばその人の幸せを1番に願うのが良いと思うのに、身勝手さに呆れました。葬儀のシーンでも、お香を食べたり、勝手に棺桶の中を開けたりとやりたい放題です。お漏らしが幼児化したと印象付けたいんだとは思いますが、ワケが分かりませんでした。
食への配慮がも足りない。ご飯を捨てるシーンは何回もありますし、ご飯をぶっ飛ばすシーンもあります。ご飯を美味しく食べる私にあの描写はキツかったです。ご飯は大切に扱って欲しいと今一度思いました。
予告で流していた"奇跡"がさくらのウンコで解決する点もなんだかなぁという感じです。その前にお父さんは車道の中央を走行してますし、警察に引き止められて逆ギレして、そこからさくらがブリっとかまして笑って写真撮って終わり。は?です。
原作は未読なので、作品全てに言っていいのかは分からないのですが、まぁ面白くなかったです。演技は悪くないのですが…
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