「小松菜奈さんの〝裸の心〟」さくら グレシャムの法則さんの映画レビュー(感想・評価)
小松菜奈さんの〝裸の心〟
原作未読。
いわゆる〝純文学的〟なモヤモヤ感とか、人の心のままならなさ、やりきれないし、決して綺麗事ではすまない感情や行動も自分のことのように共感できて、肯定とか否定などとは別の文脈で受け入れてしまう、そういうのが嫌いではないという方にとっては、無防備に感情を映画に委ねることのできる作品だと思います。
痛々しいのに心が洗われるような清々しさが深く残りました。
小松菜奈さん…どんな作品でも〝小松菜奈感〟が溢れているのに、誰よりも登場人物になりきれる凄い女優さんだと思います。
〝糸〟のカツ丼シーンも良かったけど、この作品で魅せる色々な感情を表す薄笑い(ニヤリでもニタリでもニンマリでもなく、適切な言い方が思い浮かびません)もインパクトが凄いです。
あいみょんの『裸の心』という名曲がありますが、この作品の小松菜奈さんの演技は、最初から最後まで、兄への想いに貫かれた裸の心を震わせ続けている渾身の演技だったと思います。
グレシャムの法則さん この欄にコメント書くの3度目です(笑)書き終わると なぜだか画面が移動してコメント消えてしまいました。さくらのレビューもそうでした!すみません。私も疑問だったのですが、原作読んでみたりしましたが、よく分かりませんでした。多分、グレシャムの法則さんのご推察通りなのではないでしょうか。でも 殺意?まで湧くのかな?分かりません。ただ、一や美貴が、誰からも振り向かれたとあるので…故人を悼む席でさえ そんな所に注目する他人に怒りを覚えたのかな?原作には「綺麗な子」としか書いてないです。映画でも…そうでしたよね?
グレシャムの法則さん 共感とコメントありがとうございます。m(__)m
先ほど美貴に共感出来ないと書いたのは、ちょっと違いました。恋とは自分では制御出来ないものですし、ましてや14歳の美貴には…。でも やはり 手紙を隠すのはどうしても許せません!そこだけは かなり罪深い。一の姿が変わっても美貴が以前のまま、それ以上に一に寄り添っていたのは純粋に一そのものを愛していたという証でもありますが、同時に一から希望まで奪っていたのは美貴だったので…残酷な愛です。
「さよならくちびる」観ました!素敵な映画でしたね!確かに あいみょんと相性が良さそう!オムニバス映画!素晴らしい企画ですね!私も観てみたいです!😊
『さよならくちびる』という映画で小松菜奈さんと門脇麦さんがハルレオというコンビであいみょんの作品を2曲歌うのですが、これがまたいいんです。
あいみょんと小松菜奈さんはとても相性がいいのだと思います。
あいみょんの曲をテーマに3つくらいのエピソードで構成されたオムニバス映画、それもすべて小松菜奈さんが主役を務める。
なんて企画があったらいいなぁ、と割と本気で願ってます。
あいみょんの「裸の心」が この映画のエンディングだったら!ピッタリでしたね!でも…美貴のどうにもならない恋心には共感は全くできません!
美貴に狂わされたとしか思えない はじめの運命を思うと …あぁぁ…💧💧💧