劇場公開日 2020年1月24日

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9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレビュー・感想・評価

全224件中、1~20件目を表示

3.5ミステリー好きにはハマるかもしれない作品

2025年12月30日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

知的

驚く

斬新

予告を見て面白そうだと思い鑑賞。

物語としては、世界的なベストセラー小説「デダリュス」の完結編を各国同時発売に向けて、9名の翻訳家がフランスの人里離れた村にある洋館に集め、違法流出防止のため地下室に隔離して翻訳を行うことに。翻訳家たちは外部との接触を一切禁止され、翻訳も1日20ページ渡される原稿を翻訳していくのだが、ある日出版社の社長のものとに「冒頭の10ページをネットに公開した、24時間以内に500万ユーロを支払わなければ、次の100ページも公開する。要求を拒めば全ページを流出させる」という強迫メールが届くといった内容になっている。

ミステリーにありがちな、密室に怪しげな登場人物、ラストで明かされるトリック(伏線の回収)など、ミステリー小説が好きな人には十分楽しめる映画だと感じた。

最初、物語もスローな展開で進んでいくのだが、脅迫メールが届いた辺りからスピード感が増し、物語の展開がどんどん進み、ラストは「えっ!?」という感じで自分の予想を裏切る内容で面白かった。

久しぶりに、ミステリー映画を堪能できて良かったです。しかし、まさか本当にあった前代未聞のエピソードを映画の題材にしている作品とは知らなかった。

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BANAO1975

3.5高評価のワケアリ

2025年12月23日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

似たような映画はたくさん見てきた。
なのになぜこの映画だけが特別に評価され、愛されるのか考えてみた。

構造的には、この映画は明らかにミステリー映画の分類に入るであろう。つまり、殺人などの犯罪行為ののちに、探偵が現れ、犯人が見つかるというものだ。

だが、その定義に当てはまらない要素がいくつかある。

まずは、犯罪行為そのものがないこと。
厳密には、殺人行為があるし、機密事項の漏洩がある。特定の立場の人にとっては、莫大な損失を被る犯罪行為であるし、撮り方によっては、犯罪を軸に話を進めていくことが出来るはずだ。

しかし、そうはなっていない。

あたかも、何か壮大なプロジェクトが進行しているかのような日常を描き、そのために集められたチームが立ち上がり、一見して順調に進んでいるかのように映る。

ところが、すぐに問題が発生し、その「犯人探し」が始まる。事態を収拾するための身代金が要求され、強硬な態度で突っぱねる。すると事態はさらなる悪化をたどる。

つまり、表向きはそのプロジェクトの進行と、謎の妨害者の、地味な攻防戦を描いたストーリーになっている。

一見してメンバーの中の誰が裏切り者なのかを突き止めていくミステリーなのだと思った。しかし、それもあっさりと覆される。

きっとこの人が探偵役なのだろうと思ったプロジェクトのリーダーが実は犯罪者だった。なぜか囚われの身であり、今まで何らかの悪事の主犯格だと思っていた若者がそれを追及する側だったという主客転倒が起きる。

鮮やかに。
これが最初のツイストだとするなら、この映画では3回も4回もツイストが仕掛けられている。きっとこの鮮やかなツイストこそが、この映画の高評価の秘密なのではないだろうか。

普通はそんなツイストを仕掛ければ仕掛けるほど、映画としては破綻していく。

その時は「あっ!」と、驚かされても、あとになって「いや、やっぱりなんかおかしくないか?」と思い直すことが多いのだ。

この映画にもちょっと苦しい言い訳がいくつか出てくる。
「いや、そのカードを切るんだったら、あそこの展開まるまる要らなかったじゃん」というような言い訳だ。

ネタバレなので書けないが、地味なスト―リーに少しでも派手で、観客をハラハラさせる冒険の要素が欲しかったのだろう。その違和感がぬぐえないまま、映画が終わってしまった。

よく出来た映画だとは思う。でも、世間的な高評価ほど、いい映画とは思えなかった。

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うそつきかもめ

2.5大きく振りかぶって、からのスローボール、みたいな作品。

2025年12月8日
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鑑賞方法:VOD

単純

知的

2019(日本は2020)年公開、ベルギー・フランス映画。
105分。

【監督】:レジス・ロワンサル
【脚本】:レジス・ロワンサル、ダニエル・プレスリー、ロマン・コンパ

主な配役
【エリック・アングストローム】:ランベール・ウィルソン
【カテリーナ・アニシノバ】:オルガ・キュリレンコ
【アレックス・グッドマン】:アレックス・ロウザー

◆既視感

既視感の正体はよくわからないが、
ヨーロッパ映画にありがちな(偏見です、ごめんなさい!)パターンと感じてしまった。

「あぁ、これね」という印象。

一度、流れに入るとどんでん返しも何もなく、
ラストまで一気にいく。

◆俳優陣は良いです

『ガンズ&バレッツ CODE:White』で無双していたオルガ・キュリレンコが、また違った一面を見せてくれた。
アレックス・ロウザーも良かったが、本作以外では見かけていない。

◆邦題について

原題は『Les traducteurs』。

翻訳者を表すフランス語らしい。
なぜ、このままではダメなのか?
せめて、翻訳者たち、とか?

考えてみるが、答えは出ない。

◆まとめ

5年ぶり2度目の鑑賞。

大きく振りかぶってー、スローボール。
みたいな作品だった。
☆2.0

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Haihai

0.5うーん、そこまでは、

2025年12月2日
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鑑賞方法:VOD

話はわかりはするけど、なんかなー、刑務所のシーンやらまた別の部屋のシーンやら、シェルターでのシーンやら、それが演出なのかなんなのか、もうちょいシンプルにわかりやすく流れをしてくれたらまだ入り込めて楽しめたのに、と。

無用に難しくしてるかんじで、途中から「誰が悪かろうと、誰がオスカルだろうと、もういいや」って見る気が冷めたのはあるかなあ、個人的には。

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みけい

3.0インフェルノではない本を読んでおけ

2025年11月28日
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鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ

2.5なんか

2025年11月20日
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鑑賞方法:VOD
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bebe

3.5本格ミステリー映画

2025年10月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

ミステリー小説が好きな私にとっては、とても好みな作品。
密室、トリック、怪しげな登場人物、良いです。

序盤は、ゆっくりと物語が進行し、中盤からは、ギアを上げながら、二転三転するトリックを証していく。

伏線も回収しながら、そうなるのか、というラストをむかえる。

ミステリー好きには、おすすめの作品です。

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若旦那

3.5二転三転するので面白いのですが、ベストセラーのためにそんなに簡単に...

2025年10月7日
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二転三転するので面白いのですが、ベストセラーのためにそんなに簡単にひところしすぎじゃない?ってのが気になる。最後はなるほどなとは思いましたが、そこまでどんでん返しというわけでもない。あと9人も必要だっったか?と思う。すぐ銃撃ったり抜いたりはおかしいと思う。

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crono

3.5悪くはないが

2025年10月5日
PCから投稿

難しい

悪くはない内容でしたが
物語があっちゃこっちゃいって見てて面倒に感じました
最後まで見れば納得いかなくもないがつくりはイマイチですね
終わりよければまぁ良いって方以外にはおススメしません

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MIKO

2.0出版のおじさんやり過ぎ

2025年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

出版のおじさんはたかが出版で人殺しすぎ。
ハリー・ポッターくらいのヒット作を思えばそれくらいやる価値はあるのか。

あと、電車通勤もしないでしょう。

捕まった理由も省略されてたし、
おじさんの嵌め方もなんかいまいちだった。

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sin

2.5「タイピスト!」つながりで観てしまうと…

2025年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「ダ・ヴィンチ・コード」系にあまり興味がなかったため本作は全くアンテナにかからなかったが、映像美で話題になった「タイピスト!」のレジス・ロワンサル監督作品ということと、魅惑のオルガ・キュリレンコ出演作品ということで鑑賞。
観てみると期待していた「タイピスト!」さは全くなし。逆に終始淡々とした暗い映像が中心。オルガ・キュリレンコもハマり役とはいえず、推しとしては宝の持ち腐れ感が否めない。結果、ちょっと複雑なストーリーということもあり、不覚ながら眠気との闘い…。
「タイピスト!」がかなり良かっただけに、レジス・ロワンサル監督の次作に期待したい。

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いけい

4.5作家の想いという執念

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品
小説というのが題材ということもあり、非常に複雑かつミステリアスだ。
どうでもいいが、この作品を見る前にクソ暑い中、庭の草むしりを1時間以上していたので、途中で寝てしまった。
頭の中の整理が必要になり、まずあらすじというのか顛末から整理したい。
時系列で整理する。
この物語は、アレックスが書いた小説『デュダリス』を、古本屋のジョルジュがその才能を見抜き、出版を提案するところから始まる。
しかしアレックスは、「自分の名前ではなく、ジョルジュの作品としてなら出版してもいい」と言い出す。
こうして、オスカル・ブラックというペンネームのもと、ジョルジュが著者ということにして出版されることになった。
その後、アングストローム社のエリックが版権を獲得し第1作が刊行されるが、内容は大幅に書き換えられており、アレックスの意図とはかけ離れたものになっていた。
それでも第2作は大ヒットし、シリーズは大成功を収める。
そして第3作の世界同時発売が決定。
ここでアレックスは翻訳家の一人としてチームに紛れ込む。
これが、エリックに対する復讐劇の始まりでありこの物語の主軸となっている。
物語の冒頭に描かれる火災は、エリックが「価値観の違い」を理由にジョルジュを殺害し、証拠隠滅のために火を放った事件。
この価値観の違いこそ、第3部を発表するしないの意見の相違。
アレックスはこの事実を利用し、巧妙な罠を仕掛ける。
彼は8000万ユーロをエリックの口座から奪い、さらにその金を再びエリックの口座に戻すことで、すべての罪をエリックに着せることに成功する。
これがこの物語の顛末
さて、
この作品に描かれてないこと。
それこそが「デュダリス」という名の小説の内容
このデュタリスの内容そのものの解釈が群像となっていて、人のものの見方の違いとなっている点が面白い。
翻訳家たちが考えたこの小説
・カテリーナ(ロシア語翻訳者)
『デダリュス』のヒロイン「レベッカ」に心酔しており、コスプレまでして翻訳作業に臨むほど彼女にとっては単なる仕事ではなく、物語の世界に没入するほどの魅力があったことがわかる。
・ダリオ(イタリア語翻訳者)
「オスカル・ブラックに会いたい」と語っており、物語の背後にある作者の存在に強い関心を持っていた。
つまり、作品そのものだけでなく、その創作者にも魅力を感じていたと思う。
・コンスタンティノス(ギリシャ語翻訳者)
「金のため」と割り切っているような発言をしており、物語への情熱よりも仕事としての側面を重視していた人物。
そして、
・アレックス(英語翻訳者)
最年少でありながら、翻訳作業初日から昼寝をするなど余裕のある態度を見せていた。
彼こそが原作者であり、他の翻訳家たちとは異なる視点で物語を見ていたことが後に明かされる。
アレックスは物語を単なるミステリーとしてではなく、「喪失と後悔の物語」として捉えていいた。
彼はロシア語翻訳者のカテリーナと同じく、物語のヒロイン「レベッカ」に強く共感しており、彼女の苦しみや孤独を通して、物語の本質を理解しようとしていた。
これは、アレックス自身が経験した「創作の裏切り」や「ジョルジュの死」という喪失と重なっており、彼にとって『デダリュス』は自分の内面を投影した作品でもあったはずだ。
アレックスは、エリックによって歪められた『デダリュス』の出版に対して強い怒りを抱いており、物語の本来の意味を取り戻すために、翻訳家として潜入し、復讐劇を仕掛けた。
彼が『デダリュス』で見ていたものは、「真実の物語」であり、それを守る、実行するためにやってきたのだろう。
このデュダリスという言葉を調べると、ギリシャ神話の「ダイダロス(Daedalus)」に由来しているようだ。
その意味は、象徴的であり、迷宮ラビリンスを設計し、イカロスの父としても知られている。
自ら作った迷宮に囚われた後、翼を作って空を飛び脱出するという逸話があり、これらを鑑みると、この物語の顛末そのものと言えるかもしれない。
そして、ローズマリー
彼女はエリックの忠実な秘書であり、編集者の仕事に満足していた、と考えていた。
しかし、アレックスの部屋に侵入してそこで見た写真
この写真にはエリックから怒鳴られている彼女の姿があった。
それはブックフェアの舞台袖での出来事で、ローズマリーにとっては日常的だったかもしれないが、「外から見た自分の姿」を突きつけられたことで、彼女の中で何かが崩れた瞬間だったのだろう。
ローズマリーは「自分がどれだけエリックに支配され、軽んじられてきたか」に気づく。
つまり、写真はアレックスが仕掛けた心理的な罠であり、ローズマリーの心を動かす決定的なトリガーだった。
なかなか凄すぎる。
デュダリスにも、ローズマリーの群像が登場するのだろうか?
この恐ろしい小説は、表面上の人間模様と裏に隠された意図や葛藤や矛盾などが入り混じるのだろう。
第1作で裏切られたのが本筋だったのだろうか?
それに魅了された人々が第2作を求め、修正したにも拘らずまた似たように裏切られる。
そして書き上げた3部作には、悪人エリック ただ一人に犯人が描かれていたのだろう。
そしてそれを演出した人物こそ、作家(ペンネーム)オスカル・ブラック=アレックスであり、デュダリスの主人公なのかもしれない。
なかなか凄い作品だった。

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R41

3.5叙述トリックミステリー

2025年7月2日
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momonso

3.5二転三転

2025年6月24日
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知的

驚く

前から気になっていたので鑑賞。展開が二転三転して最後まで飽きずに楽しめた。オバさんが自殺してしまったのが可哀想だった。

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ケイゾク

3.5傑作とはこんな作品の事を云うのかなぁ~???

2025年6月24日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

怖い

知的

ドキドキ

とても良く出来ている。隠して散りばめたピースが実に映画的に回収され最終局面で全てが氷解する。ただこの作品を見て思ったのはやはり仕掛けがどんなに優れていてもそれだけの作品には基本あまり感動しないのだなと思った。やはりミステリーも何でも、人間の奥深さが描かれてない作品には心は動かない。よって採点も辛めになってしまうのである。仕掛けだけ言えば★5でもおかしくない作品ではあった。

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mark108hello

3.0んー

2025年6月12日
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鑑賞方法:VOD

難しい

ドキドキ

自分にはあんまりハマらなかったです。
主人公?があんまり好きになれなかったかな…

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みーくん

3.5騙された

2025年6月11日
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鑑賞方法:VOD

なかなか面白かった。すっかり騙されてしまった。

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ゆうき

3.5復讐劇〜!意外な結末!

2025年6月7日
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知的

驚く

怒りは分かるけど被害者多すぎない?

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ぎょうざ

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年5月28日
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リーブル

2.5構成は良い、設定は面白い、展開は読める

2025年4月22日
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なんとなく『ユージュアル・サスペクツ』を彷彿とさせられる。

閉鎖環境 => (あー殺人事件起きそうだな) =>2ヶ月後の刑務所

という極めてテンポの良い時系列シャッフルが良い
この先どうなるのか、という好奇心を刺激させられる

この手の作品は大どんでん返しをするもの
というメタ読み的な視点で視聴していたがまぁその通りで
途中から答え合わせを楽しんだ。
"実は逆"、"実は最初"から、という2点で正解したので
この作品のどんでん返し部分は正解した。
そのくらいわかりやすい

物語の構成は良かったのだが、なぜせっかくの閉鎖環境を生かせなかったのか

『十二人の怒れる男』のように密室を舞台に展開すればなお良かったと感じる
また、一人一人の人物の掘り下げも足りないように思える。
9人居るが、3人とその他くらいの印象しかない。

翻訳家を監禁して出版する。という設定が面白いがそれだけかな
最後の、翻訳家という設定を活かした展開も取ってつけたように感じてしまう。
地下室監禁はいいのだが、似たような設定で『ベター・コール・ソウル』の地下室工事のために監禁される展開が鮮烈過ぎて、多少流血があった程度では刺激的には感じない。

うーん

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tabletap
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