劇場公開日 2020年1月24日

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9人の翻訳家 囚われたベストセラーのレビュー・感想・評価

全216件中、1~20件目を表示

2.0出版のおじさんやり過ぎ

2025年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

出版のおじさんはたかが出版で人殺しすぎ。
ハリー・ポッターくらいのヒット作を思えばそれくらいやる価値はあるのか。

あと、電車通勤もしないでしょう。

捕まった理由も省略されてたし、
おじさんの嵌め方もなんかいまいちだった。

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sin

2.5「タイピスト!」つながりで観てしまうと…

2025年8月21日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

「ダ・ヴィンチ・コード」系にあまり興味がなかったため本作は全くアンテナにかからなかったが、映像美で話題になった「タイピスト!」のレジス・ロワンサル監督作品ということと、魅惑のオルガ・キュリレンコ出演作品ということで鑑賞。
観てみると期待していた「タイピスト!」さは全くなし。逆に終始淡々とした暗い映像が中心。オルガ・キュリレンコもハマり役とはいえず、推しとしては宝の持ち腐れ感が否めない。結果、ちょっと複雑なストーリーということもあり、不覚ながら眠気との闘い…。
「タイピスト!」がかなり良かっただけに、レジス・ロワンサル監督の次作に期待したい。

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いけい

4.5作家の想いという執念

2025年7月27日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

この作品
小説というのが題材ということもあり、非常に複雑かつミステリアスだ。
どうでもいいが、この作品を見る前にクソ暑い中、庭の草むしりを1時間以上していたので、途中で寝てしまった。
頭の中の整理が必要になり、まずあらすじというのか顛末から整理したい。
時系列で整理する。
この物語は、アレックスが書いた小説『デュダリス』を、古本屋のジョルジュがその才能を見抜き、出版を提案するところから始まる。
しかしアレックスは、「自分の名前ではなく、ジョルジュの作品としてなら出版してもいい」と言い出す。
こうして、オスカル・ブラックというペンネームのもと、ジョルジュが著者ということにして出版されることになった。
その後、アングストローム社のエリックが版権を獲得し第1作が刊行されるが、内容は大幅に書き換えられており、アレックスの意図とはかけ離れたものになっていた。
それでも第2作は大ヒットし、シリーズは大成功を収める。
そして第3作の世界同時発売が決定。
ここでアレックスは翻訳家の一人としてチームに紛れ込む。
これが、エリックに対する復讐劇の始まりでありこの物語の主軸となっている。
物語の冒頭に描かれる火災は、エリックが「価値観の違い」を理由にジョルジュを殺害し、証拠隠滅のために火を放った事件。
この価値観の違いこそ、第3部を発表するしないの意見の相違。
アレックスはこの事実を利用し、巧妙な罠を仕掛ける。
彼は8000万ユーロをエリックの口座から奪い、さらにその金を再びエリックの口座に戻すことで、すべての罪をエリックに着せることに成功する。
これがこの物語の顛末
さて、
この作品に描かれてないこと。
それこそが「デュダリス」という名の小説の内容
このデュタリスの内容そのものの解釈が群像となっていて、人のものの見方の違いとなっている点が面白い。
翻訳家たちが考えたこの小説
・カテリーナ(ロシア語翻訳者)
『デダリュス』のヒロイン「レベッカ」に心酔しており、コスプレまでして翻訳作業に臨むほど彼女にとっては単なる仕事ではなく、物語の世界に没入するほどの魅力があったことがわかる。
・ダリオ(イタリア語翻訳者)
「オスカル・ブラックに会いたい」と語っており、物語の背後にある作者の存在に強い関心を持っていた。
つまり、作品そのものだけでなく、その創作者にも魅力を感じていたと思う。
・コンスタンティノス(ギリシャ語翻訳者)
「金のため」と割り切っているような発言をしており、物語への情熱よりも仕事としての側面を重視していた人物。
そして、
・アレックス(英語翻訳者)
最年少でありながら、翻訳作業初日から昼寝をするなど余裕のある態度を見せていた。
彼こそが原作者であり、他の翻訳家たちとは異なる視点で物語を見ていたことが後に明かされる。
アレックスは物語を単なるミステリーとしてではなく、「喪失と後悔の物語」として捉えていいた。
彼はロシア語翻訳者のカテリーナと同じく、物語のヒロイン「レベッカ」に強く共感しており、彼女の苦しみや孤独を通して、物語の本質を理解しようとしていた。
これは、アレックス自身が経験した「創作の裏切り」や「ジョルジュの死」という喪失と重なっており、彼にとって『デダリュス』は自分の内面を投影した作品でもあったはずだ。
アレックスは、エリックによって歪められた『デダリュス』の出版に対して強い怒りを抱いており、物語の本来の意味を取り戻すために、翻訳家として潜入し、復讐劇を仕掛けた。
彼が『デダリュス』で見ていたものは、「真実の物語」であり、それを守る、実行するためにやってきたのだろう。
このデュダリスという言葉を調べると、ギリシャ神話の「ダイダロス(Daedalus)」に由来しているようだ。
その意味は、象徴的であり、迷宮ラビリンスを設計し、イカロスの父としても知られている。
自ら作った迷宮に囚われた後、翼を作って空を飛び脱出するという逸話があり、これらを鑑みると、この物語の顛末そのものと言えるかもしれない。
そして、ローズマリー
彼女はエリックの忠実な秘書であり、編集者の仕事に満足していた、と考えていた。
しかし、アレックスの部屋に侵入してそこで見た写真
この写真にはエリックから怒鳴られている彼女の姿があった。
それはブックフェアの舞台袖での出来事で、ローズマリーにとっては日常的だったかもしれないが、「外から見た自分の姿」を突きつけられたことで、彼女の中で何かが崩れた瞬間だったのだろう。
ローズマリーは「自分がどれだけエリックに支配され、軽んじられてきたか」に気づく。
つまり、写真はアレックスが仕掛けた心理的な罠であり、ローズマリーの心を動かす決定的なトリガーだった。
なかなか凄すぎる。
デュダリスにも、ローズマリーの群像が登場するのだろうか?
この恐ろしい小説は、表面上の人間模様と裏に隠された意図や葛藤や矛盾などが入り混じるのだろう。
第1作で裏切られたのが本筋だったのだろうか?
それに魅了された人々が第2作を求め、修正したにも拘らずまた似たように裏切られる。
そして書き上げた3部作には、悪人エリック ただ一人に犯人が描かれていたのだろう。
そしてそれを演出した人物こそ、作家(ペンネーム)オスカル・ブラック=アレックスであり、デュダリスの主人公なのかもしれない。
なかなか凄い作品だった。

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R41

3.5叙述トリックミステリー

2025年7月2日
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momonso

3.5二転三転

2025年6月24日
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知的

驚く

前から気になっていたので鑑賞。展開が二転三転して最後まで飽きずに楽しめた。オバさんが自殺してしまったのが可哀想だった。

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ケイゾク

3.5傑作とはこんな作品の事を云うのかなぁ~???

2025年6月24日
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鑑賞方法:VOD

怖い

知的

ドキドキ

とても良く出来ている。隠して散りばめたピースが実に映画的に回収され最終局面で全てが氷解する。ただこの作品を見て思ったのはやはり仕掛けがどんなに優れていてもそれだけの作品には基本あまり感動しないのだなと思った。やはりミステリーも何でも、人間の奥深さが描かれてない作品には心は動かない。よって採点も辛めになってしまうのである。仕掛けだけ言えば★5でもおかしくない作品ではあった。

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mark108hello

3.0んー

2025年6月12日
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難しい

ドキドキ

自分にはあんまりハマらなかったです。
主人公?があんまり好きになれなかったかな…

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みーくん

3.5騙された

2025年6月11日
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なかなか面白かった。すっかり騙されてしまった。

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ゆうき

3.5復讐劇〜!意外な結末!

2025年6月7日
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知的

驚く

怒りは分かるけど被害者多すぎない?

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ぎょうざ

3.0タイトルなし(ネタバレ)

2025年5月28日
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リーブル

2.5構成は良い、設定は面白い、展開は読める

2025年4月22日
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鑑賞方法:VOD

なんとなく『ユージュアル・サスペクツ』を彷彿とさせられる。

閉鎖環境 => (あー殺人事件起きそうだな) =>2ヶ月後の刑務所

という極めてテンポの良い時系列シャッフルが良い
この先どうなるのか、という好奇心を刺激させられる

この手の作品は大どんでん返しをするもの
というメタ読み的な視点で視聴していたがまぁその通りで
途中から答え合わせを楽しんだ。
"実は逆"、"実は最初"から、という2点で正解したので
この作品のどんでん返し部分は正解した。
そのくらいわかりやすい

物語の構成は良かったのだが、なぜせっかくの閉鎖環境を生かせなかったのか

『十二人の怒れる男』のように密室を舞台に展開すればなお良かったと感じる
また、一人一人の人物の掘り下げも足りないように思える。
9人居るが、3人とその他くらいの印象しかない。

翻訳家を監禁して出版する。という設定が面白いがそれだけかな
最後の、翻訳家という設定を活かした展開も取ってつけたように感じてしまう。
地下室監禁はいいのだが、似たような設定で『ベター・コール・ソウル』の地下室工事のために監禁される展開が鮮烈過ぎて、多少流血があった程度では刺激的には感じない。

うーん

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tabletap

4.0優しい映画

2025年4月20日
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途中で離脱ばかりしていたが、最後まで頑張って観たら面白かった。

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ボケ山田ひろし

4.0練られた脚本

2025年4月15日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

知的

練られた脚本だったと思います。
序盤こそは、監禁状態で翻訳するだけだったのですが、脅迫が届いて以降は怒涛の展開でした。想定外の犯人と犯人の真の目的を知れた頃には満足して見終えることが出来ました。

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たけお

3.0色んな展開あり

2024年11月26日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

興奮

知的

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うん

3.0お金にどん欲になるのは悪いこと?

2024年10月11日
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知的

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かちかち映画速報

3.5美女のパンツは

2024年4月7日
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鑑賞方法:VOD

知的

難しい

純白デカパンツでした。Ooh…となりました。

フランス発の中盤まではソリッドシチュエーション的スリラー。
世界的ヒットをしているスリラー小説の完結編、世界同時発売をもくろむ出版社のオーナーエリックは、過去作の売り上げが高かった9カ国の翻訳家と契約し、翻訳作業を2か月で終わらせて世界同時発売をすることを発表する。

ただし、スリラー小説という素性から発売前にストーリーが少しでも流出したり海賊版に先んじて発行されないよう、9人の翻訳家を地下室に閉じ込めて徹底的に管理する。
スマホはもちろん電話など外部との接触手段は全て隔離施設に入る前に没収。
9人の翻訳家は、地下施設に軟禁されつつ各国の翻訳作業に没頭する。
ところが、出版社オーナーのエリックのもとに、作品の冒頭をネットで流出させるとの脅しのメールが届く。

背景として、ダビンチコードの原作者の作品が本当に出版前に隔離部屋で翻訳されて出版されたことがあったらしく、それに着想を得た作品とのこと。翻訳業って本当にお金にならないし自分の名前が表に出ることもないし、過酷なお仕事だなあと日本の翻訳業の方のインタビューを見て感じていたけど、どうやら世界共通らしく、各国の翻訳家さん達も鬱屈したものを皆さんお持ちのようで。

作品が流出する経路として一番疑わしいのがこの翻訳家経由であるため、出版社側は血眼になってそれぞれの個室や持っている荷物から証拠を見つけようとする。その手口は人権無視、しまいにはある女性翻訳家さんの荷物から光り輝くバイb…いろいろ出てくるが証拠らしいものはない。
どの翻訳家もほんのり怪しい。翻訳家の中に犯人はいるのか?その目的は?というところがもちろん見どころ。

途中で挿入される鑑別所?刑務所?の接見シーンや、さまざまな出来事の時系列が前後しながらストーリーが進んでいくため、今時系列のどこにいるのか、この出来事は前の出来事の前か後か、そのあたりがなかなか掴みづらい。そこがもう少しスッキリできていたら、物語への没入感も上がったように思う。

翻訳家さんたちのキャラはそれぞれ個性的だし、翻訳している作品のヒロインに見た目からなりきろうとする美女翻訳家のカテリーナさんはいかにも東欧系美女、だけにデカパン残念。中国人の爽やかマッチョ チェンさんはいい人ポジション。デンマーク語の翻訳家の肝っ玉母さんエレーナさんは色々複雑すぎる事情でちょっと気の毒ポジション。
そして、翻訳家さんではないけど私の一推しローズマリーちゃん。エリックの助手なんだけどいかにも都会的なフランス美女で、お手本のようなオシャレなショートカット。ちょっと薄幸ポジションかと思わせて…。

真相もそれに向かっていくどんでん返しもなかなか凝っていて面白かった。それだけに時系列の整理をもう少ししてくれれば。そうしたら快作になったに違いない。
作品星三つ、ローズマリーちゃんでプラス0.5

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ハルクマール

1.0犯人の本末転倒な動機や傲慢さに感情移入できなかった

2024年1月9日
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Fate number.9

4.0ミステリーに徹したミステリー

2023年11月1日
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なかなか面白い。
トリック、種明かしに重点を置いた正統派ミステリー。
レビュー読まずに見るべし。

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hato

4.0本で読んでみたい

2023年9月24日
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泣ける

難しい

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ねこじた

3.0高評価のワケアリ

2023年8月25日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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うそつきカモメ
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