毒戦 BELIEVERのレビュー・感想・評価
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ラストシーンが美しい
Which shot which?
誰がイ先生かは、けっこう早いうちに予想がつく。
問題は、「じゃぁ、どうするか」。
自分が悪だと思っていたものの背景を知って、それがただの悪ではなかったら?
冒頭に出てきたの、キム・ダミだと思うんだけど、彼女の存在感ってちょっと別格。
序盤は面白くなりそうな展開で 一生懸命観てたけど、途中から何が伝え...
序盤は面白くなりそうな展開で
一生懸命観てたけど、途中から何が伝えたいのかよく分からなかった。
イ先生の正体は初めの方に、そうなのではと薄々感じていたし、正体が分かった後も組織の大きさに反してボス感が無さすぎてなんだかなぁという感じ。
後半が
序盤から中盤までは、危機迫る感じひしひしと伝わり良かったです。
最初から、こいつだなと感でわかったところは、仕方ないとして私的にはラストがイマイチ。
終盤の展開が良ければもっと好評化だったのかなとおもいます。
見応えあり
とても面白かった。
最初の始まりからややこしくなりそうと思ってたけど、
組織に潜り込んでからは割とストレートに物語が進んで
てストレスなくドキドキしながら観れた。
ただ、イ先生は誰が見てもコイツでしょと言うヤツなので、
そこまでどうやって話が進むのかな?と言う感じで
割と冷静に観れた気もする。
主人公が僕的に有●昆に見えて、なんか頼りなく見えて
しまった。
主人公がドラッグを摂取するところとか主人公の執念が見えてとても良かった。韓国ノワールのハードな展開もあって
全体的に面白く観れました。
普段は制服着てる女警官が捜査のためにドレスアップしてる
ところは本筋とは違うし、監督さんが狙ってるのか分からないけど、おっ!と思いました。
「新しき世界」と同じく最後が盛り上がらん
視聴1時間経過したあたりからなにこの映画!!男たちの挽歌か!?ってほど物凄い大銃撃戦!!!
その勢いで進み最後ももっと大銃撃戦で終われば最高の超大作だったのに実はこいつが悪いやつだった!?みたいなどんでん返し脚本にこだわったせいで意気消沈。
最後もあのほんとのイ先生と銃撃戦なり格闘なりあればいいのにしっとりコーヒー飲み合って銃の音一発で映画終了。
あの中盤の画面に釘付けになるほどの大銃撃戦はなんだったのか あれ最後に持ってこいよ!もったいない!!
「新しき世界」も中盤の駐車場やエレベーター内での大死闘が凄すぎて最後クライマックスはもっと凄い戦いがあるのかなと見てたらなーんも戦いなしで終わったんだよなあ
韓国映画は同じ勢いで最後まで盛り上げれば「エクストリームジョブ」みたいな大傑作になるのに!変に脚本練りすぎて最後が盛り上がらん映画がいくつかある この毒戦もその類だった もったいない!
前半1時間はテンポがよく、ラストは切なく考えさせられる
名前も顔も性別もわからない、裏の麻薬王「イ先生」を追い求める刑事ウォノ。何年たっても正体をつかめず、上司からも愛想を尽かされ捜査の打ち切りを命令されている。ある日、麻薬工場が爆破され全員即死と思われたが、唯一命が助かった青年ソ・ヨンナク(ラク)がおり、ウォノ刑事はその青年と手を組み大胆な成りすまし潜入捜査に突入する・・・みたいな感じで話が進みます。
最初の1時間はノリがよくて、あっという間に時間が過ぎてしまいました。ウォノがパク・ソンチャンになりすまし、中国のバイヤー、ハリムと取引するところは、見応えありますねえ。1時間後には、今度はハリムとなって、ソンチャンと顔合わせ。麻薬を吸って瀕死の状態になるところがすごかった。狂気のサイコパスのハリム、見たことある顔だと思ったら、プラ恋(ドラマ『プラハの恋人』)の人だった!びっくりしました。キム・ジュヒョク。でも、悲しいことにこの映画が遺作で交通事故で亡くなったんです。いい役者さんだったのに(T T)
ハリム、ソンチャン、ブライアン理事と、くせ者揃いで、狂気度、残虐性、バイオレンス、たっぷりでしたが、製造工場の聾唖の兄妹(妹か姉か?)の存在感も印象的。言葉はしゃべれないのに、なぜか元気な二人の行動は、邪魔にならないエッセンスの効いたBGMみたいでした。無表情なラクも彼らとコミュニケーションしているときは生き生きしていました。
イ先生の正体はかなり序盤で薄々、わかってしまいましたが、イ先生が誰なのか?という謎を解くサスペンスではないので、それがどう結末につながっていくのかが気になってしかたありませんでした。
ラストの雪が積もる山奥をウォノが車を走らせるシーンは、冒頭につながっているのですね。後で気付きました。(実はラストがよくわからず映画を2度見した!)美しい風景だけれど、後半からラストにかけては、胸がつまるような切なさみたいなものがありました。そして、あの銃声はいったい誰が?という疑問も残ったまま。ウォノの目はうっすら涙ぐんでいたような。
青年ラクの生いたちは貧しく悲しく不明瞭なもので、いつも他人を信じて生きてこられなかったようにも想像できます。常に「自分はいったい誰なんだ」という不安を持っていたように思えます。ウォノに出会い、多少、人を信じられるようになったようにも感じます。幾度もウォノを瀕死の状態から本気で救っていましたし、「僕はチーム長を信じています」とも何度か言っておりました。
自分としては、ウォノの「人生で幸せだったことは?」という問いに、ラクが「人を信じることができたことです」といって、自分で自分の頭に銃を向けた、と考えたいものです。ラストがすっきりわかる、拡張版があるようですが、見たいような見たくないような複雑なきもち。
してやったり
リュ・ジュンヨルの話が進むほど、彼の怪しさが濃くなる。
一見良い人そうな役で事実いい人だけど、
犬に絆されて協力していくように見えたところが既に怪しい。
麻薬の話なんで血みどろになる所も所々あり。
どの組織にもブライアン理事みたいな人はいるよね。
気になる終わる方。
あの発砲は、誰かにあたったのか、空砲なのか、誰か死んだのか。
狂気な人にドキドキ
この手の映画を観すぎたせいか、裏読みしてしまった。
すみません。
韓国映画は狂気な人の描き方がエグイと思っていたら、これで助演男優賞取ったのね。
2023/11/21
「毒戦2」が作られたので、再鑑賞。
ストーリーは知っているのに、一度目観たときより良い映画だと思った。
2が作られたという事は…。
無常観漂うノワール
雰囲気も重厚だし、画もバッチリ決まっている。たまたまNetflixで見かけて、プレビューからそのまま本編に突入するくらい、自分の大好きなノワールの香りがプンプンしていた。冒頭のヤンキー少女の不審死から麻薬工場の爆破事件は、闇が深い事件を予感させる。
オリジナルは香港映画らしいが、このストーリーであれば、リメイクしたくなるのもよくわかる。
正体不明の麻薬組織のボス「イ先生」、それを執念深く追い続ける刑事が命の危険をかえりみず組織に迫っていく。取引の情報を掴んだ捜査チームがイ先生の組織になりすまして、中国マフィアと接触する。その次は、中国マフィアになりすまして、イ先生に会おうとするのだが、なりすまし方が面白い。切れ方、ヤクの吸い方まで、完コピしての大熱演。正体がバレそうなピンチが訪れても、一か八かのプランで切り抜けようとする。
ある時点で、「イ先生」が誰であるかわかってしまった。わかったら分かったで「イ先生」がどう出るかに興味が湧く。謎解きがメインな作品じゃないからね。
ラストはノワールらしい余韻の残し方だった。
最後でぶち壊し
ラクは一体何だったのだろう?
生い立ちはどうだったのか?そこが描かれていないのが
非常に疑問だった。
密入国でやってきて一人きりのラクが韓国で育ててくれた
両親に拾われたところまではわかったがイ会長との繋がりや
麻薬王になるまでの経緯が全然ないので、
ラクがなんだか尾崎豊ばりにぼくは誰なんだとか気取って言われても、
所詮は多くの人間を麻薬でダメにし、殺してきたのに
繊細ぶって悩める青年を演じても、ハア?という感想しか出てこない。
そもそも理事長をあぶり出すのに、あんな手の混んだやり方しないで
イ先生の名前で呼び出して殺せばいいだけではないだろうか?
イ先生の正体が意外な人物と言うだけで、
全くの説得力はなかった。しかしながらラストシーンに
至るまで主人公たちの奮戦は緊迫感もありなかなよかった。
正直最後ですべてぶち壊し感は否めない。
最後の銃声は主人公の勝でなければ、
あの刑事の間抜けっぷりはないと思うので
刑事の勝ち。負けてるようなら★2だね。
まさに韓国映画!
香港版「ドラッグ・ウォー毒戦」と続けて鑑賞。いやー香港版も良かったけど、韓国さすが!上をイッてますね!香港版のいいところは残して、所々は変えつつ、韓国映画らしいなるほど感もあり。またラストがいい‼️
麻薬捜査官ウォノが麻薬ディーラーのパクと闇マーケットの王ハリムの二役を演じ分けるホテルでのシーンが迫力満点!これぞ韓国映画❗️
眼球入りのお酒飲んだり、ノコギリで手首切ったり(なんの映画か忘れたけど、イ・ビョンホンもノコギリで切られてたな)韓国映画残虐あるあるもお約束。
韓国のこのテの映画は本当に面白い👍
イ先生を探せ!
2023.12.17追記
続編を見ました。
えー、続編によりますと、
下記の初回レビューにある、
「イ先生は簡単にわかった」
「チーム長がイ先生と対峙して・・」
いずれも、私の早とちりということになりますね。
テヘペロ(*ノω・*)テヘ
ただし!、、、
『続編の展開はズルいだろ説』が一部で囁かれている?ことも併せて主張しておきます!
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イ先生とは何者なのか?
その一点で映画が成り立っているため、
勘の良い人でなくとも、かなり早くに
突き止めることができてしまう。
最後のシーン、
チーム長がイ先生と対峙して、
銃声が響く。死んだのはどっち??
早い展開で物語が進むので、飽きない。
吉林省の麻薬王は、もっと重厚であって
ほしかったかな(笑)
オリジナルとは違うけど…
別モノとしてこれはこれでありだと思うが、イ会長とかイ先生とか、ソ代理とか、訳し方なのかもしれないが、誰が誰なのかわからなくなり、ストーリーが全然入ってこなかった。。大体、犯罪者に先生っておかしいとか細かいくだらないところが、気になってしまった。ラストはチーム長とどっちが生き残ったのだろう。
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