ロケットマンのレビュー・感想・評価
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親友は大切に。
エルトン・ジョンの曲は知っていますが、生い立ちまでは知りませんでした。
最近は表舞台に出て来ないので、この映画はしばらく忘れていた彼の曲を思い出す、良い機会になりました。
映画の内容ですが、ミュージカル形式とは知らず、始め戸惑いましたが、直ぐに慣れました。
派手なステージ衣装には、最後まで圧倒されましたが・・(^_^)。
しかし、家庭環境は良くなかったんですね。
音楽の才能があったから良かったものの、普通の人なら、非行に走ります。
母親は許すとしても、父親はダメダメです。
そのような中、親友で作詞担当のバーニー・トーピンに出会えたのは良かったですね。
エルトン・ジョンが世に出られたのは、彼のおかげだったのか。再会のシーンで、つい涙してしまいました。
エルトン・ジョンを知らない、若い人にも観て欲しいですね。
タロン・エガートンがエルトンを演じることは運命だった?!
デクスター・フレッチャーは2013年にミュージカル映画『サンシャイン/歌声の響く街』も手掛けており、脚本家のリー・ホールは『リトルダンサー』そして公開を控えている『キャッツ』を手掛けている脚本家。ミュージカル映画のノウハウは申し分ない。
大物アーティスト、エルトン・ジョンのただ両親に普通に愛されたかった少年時代から波乱に満ちた半生…栄光、転落、酒、ドラッグ、同性愛などなど暗い話題もポップに感じさせてしまうのがミュージカル。重すぎてもいけないし、軽すぎてもいけないという絶妙なバランスで見事に構築されている。
実はタロン・エガートンがエルトン・ジョンに関わっていたのは、今回が初めてではない。
すでに続編も決定している、2016年のミュージカル・アニメ『SING』ではゴリラのジョニー役の声を担当しており、このジョニーが最後に披露する曲がエルトン・ジョンの「I’m Still Standing」であり、『ロケットマン』のラストでも使われているのが同じ 「I’m Still Standing」 なのだ。
デクスター・フレッチャーはそれより前に『イーグル・ジャンプ』でもタロン・エガートンを起用しているが、キャスティングの後押しをしたのは『SING』かもしれない。
サントラを聴いておくとより一層楽しめる
愛を得ること、与えること
キングスマンのタロンエガートンがチャーミングエロすぎてちょっとどうしていいかわからない。
と、いうのは置いておいて。
同性愛者であることをカミングアウトしたときに、ママンから孤独宣言をされてしまったシーンがちょっと胸につかえています。
一括りにするものではないと思うのです。異性愛者だって孤独な人は孤独です。
なるべく平等に見たい。
ただ、バーニーとの『愛』は、種類の違う愛と言われてしまったし…なんか切ないなぁ。
オンリーワンだけど、ナンバーワンにはなれないって、逆にきつく感じるよなぁって。愛ってなんだー。愛って差別なのかー。
気になって調べてみたのですが、エルトンジョンは結婚してお子さんを育てているみたいです。
子育てを優先したいというようなことが載ってました。『愛される』ことが難しい描写が多かった映画でしたが、今は誰かを『愛する』人生を歩んでいるのかと思うと、愛の多様性に気づかされる思いです。子育て…無償の愛かぁ。
He wants LOVE.
"爆音映画祭 in MOVIXあまがさき Vol.3" で鑑賞(字幕)。
正直、エルトン・ジョンのことは全然知りません。
唯一耳にしたことがある曲が「ユア・ソング」だったと云うことを、本作を観て初めて知ったぐらいなもので…
「ボヘミアン・ラプソディ」を降板したブライアン・シンガー監督に代わって完成させたデクスター・フレッチャー監督が再び挑んだ音楽伝記映画ですが、監督は今後このような音楽伝記映画シリーズを展開するのでしょうか?(フレディ・マーキュリー役でラミ・マレックを出す案もあったとか…。実現していたらユニバース的で面白かったのに…。残念!)
エルトン・ジョン本人が製作に関わっていることから、大分脚色されているのかと思いきや、栄光も裏側もダイレクトに描写されていて驚きました。彼とジョン・リードの濃厚なラブシーンまで…。ドキドキしちゃいました(笑)。
「ボヘミアン・ラプソディ」と違い、ミュージカルの要素を取り入れて、エルトンの心情を彼の楽曲に乗せて表現していると云う点が特筆すべきところではないでしょうか?
彼の心象風景と云うか、内面がつまびらかにされ、愛を求めてもがき苦しんだ15年間が心に迫って来ました。
スターの伝記映画に必ずと言って良いほど登場する酒とドラッグ、セックスにまみれた、悲しみと苦悩の壮絶な日々…
幼い頃より親から愛を得られず、愛をくれたかに見えたパートナーはとんだクソ野郎で…。苦しみが増すごとに派手になっていくステージ衣装に胸が痛くなりました。
やがて身近にあった大切なものに気づき、本来の自分を取り戻していく姿は、やはりどんな形であっても共感してしまうなと改めて思いました。スターだって、人間だもの…。人間味がある方がいい曲をつくれるのかもしれませんなぁ…
※修正(2022/08/15)
ユア・ソング
やはりこの曲が一番好きかな。
あのシーンだけでも十分なんだけど、やはりもう一度しっかり聴きたかった。
家族との葛藤、性癖、人気とは裏腹な孤独…アーティストには欠かせないのだろうか?
作詞家とどれほど気が合ったかは伝わってくるが、バンド仲間との会話もあまり?なかったのが残念。
どうしてもボヘミアンラプソディーど比べてしまうが、1週間の終わりに、心地良い音楽映画を楽しみたかったのだが、どこか物足りなかった。
素晴らしい
タロンエジャトンがとにかく素晴らしい。
見た目も仕草も歌唱力も完全にエルトンだ。
ストーリーはいたってシンプルであるが、目と耳で最高に楽しめるため、まったく気にならない。
自分にとっては、先日見たワンスアポンアタイムに続き、今年のベスト3に間違いなく入る。
もう一度見に行きたいくらいだ。
しかしながら、自分がいったときは、お客さんがかなり少なかった。かなりびっくりした。
ランキングの状況などみると、悲しいことに日本ではあまりヒットしていないようだ。
なぜだろう。
おそらく、ボヘミアンラプソディーのようなヒットが見込まれていたとは思うが、日本ではそこまでエルトンジョンの曲は浸透していないのかもしれない。特に若い世代はほとんど知らないのかも。
また、もうひとつは、主人公が現在も生きてるかどうかだ。
ボヘミアンラプソディーのラストはすばらしかったが、それは事実とは異なり、かなり手を加えられた人工的なもの。フレディが亡くなってるからできたことだ。
ロケットマンのストーリーは、落ち込んで、復帰して、落ち込んで、復帰しての繰り返しで、ストーリーはいたって平坦だ。でもそれ事実を忠実に表現した結果だ。エルトンジョンが亡くなった後だったら、もしかしたらもっとヒットしていたかもしれない。
エルトンの半生では無理だー
自分にとっての、オールスターキャストだったのに。全く面白くない。学芸会程度のシナリオが原因か!?
エガートンがいくら歌が上手くても、カラオケ程度のバックだと、やっぱりエルトンの声で聴きたくなるのは当たり前。
David BowieやBryan Ferryの映画なんぞ作らないでね!
ミュージシャンを裸にしても、面白いものは作れない。
だから音楽が良い訳で、、、
ボヘミアンが弊害にならないように祈るのみ
圧巻
溺れていくような感じ。才能がすごい。音がどんどん溢れていく。エルトンジョンの波瀾万丈な人生を彼の音楽で追っていく映画。エルトンジョンを演じるタロンエジャトンは、観る前はタロンくんは歌が上手いけど、エルトンジョンに似てないよねって思っていたけれど、観てみると、すごく似せていて驚いた。エルトンジョンが乗り移ったかのように堂々のパフォーマンス。聴いたことのある曲が流れるとテンション上がって見ているこちらまでノリノリになっていた。エルトンが成功を収めていく様子も、アルコールやドラッグの依存症になったり、成功したゆえに周りからの愛に飢えていく様子や、同性愛者に対して厳しい社会の中で自分の気持ちを隠して生きていく様子が音楽に合わせて印象的に描かれていた。エルトンのピアノの才能と歌唱力、ド派手な衣装、すごい人の人生を見て、気付くと人生について考えていた。
エルトン・ジョン好きなら
観賞後じわじわくる
しみじみ良かった
『Sing』冒頭のジョニーのシーン。路地裏から生まれるあたたかく素直な歌声…
子供向けアニメかなと気楽に座っていた私ははっとし、同時にすーっと魅きこまれていきました。鑑賞後に調べると、ミュージシャンではなく俳優だったことに驚きました。
そのタロン・エガートンがエルトン・ジョンを演じる!歌う!と知ってからずっと楽しみで。
歌も演技も挑戦に満ちていて、素晴らしかったです。
リーゼントの神童、最高にいかしてた!
キャンプ用のホーローマグでドンペリが飲みたいw
笑いの仮面さながらの孤独なバックステージ。
“Sorry” “I know” 優しい人と人生で2度出会う。ひとりはバディ、もうひとりも本当に優しかった…
地に堕ち、スパンコールの鎧を脱いで。素面の自分でも作品が産み出せるのか…不安と緊張の中、鍵盤を叩き…
それがあの曲だとわかった時、涙が抑えられなかった。
衝撃的な傑作だと、好きだけど何回もは観られないのですが、本作は全てがちょうどいい良さで、滋味があるというか。
美しいメロディを聴き、立ち上がる様を応援して何回でも観たいと思える作品でした。
エンドロールの答え合わせ?も楽しかったです!
タロン・エガートンの素晴らしい歌唱力
クイーン知らなくてもボヘミアン・ラプソディにはまったんだから、エルトン・ジョン知らなくても楽しめるだろうと思ったけど、そうはいかんかった。天才、孤独、ゲイ、ドラッグ、どうしても似たような話と感じちゃいますね。
でも、吹き替え無しのタロン・エガートンの歌声は圧巻。ハリウッド俳優って、いろんなもん持ってますよねー。
ユアソングってめっちゃ好きで何度も聞いた曲だけど、エルトン・ジョンの曲だったのか!!ユアソングが生まれた瞬間は鳥肌もんだったけど、私の中では、ムーラン・ルージュでユアン・マクレガーが歌うユアソングがやっぱり一番好き♡
ジェシカ・チャステイン、まさかのお母さん役?!役作りで太ったん?それとも特殊メイク?とずっと疑問に思いながら見てたけど、全くの別人だった!!めっちゃ似てる!!
演出に魅力が無い…
なんだかとってもスタンダードでベタベタな映画的な演出が多くてガッカリしてしまいました。
ミュージカルシーンも普通のシーンも、他の映画で何度も観たことのあるような演出、カメラワークばかり。演技もクサイ。
これってエルトン・ジョン抜きで他の映画を切り貼りしても同じものが出来るのでは?と思ったのですが、この気持ち分かりますかね…。
とにかく映像がおしゃれじゃないし、目新しいものが無いので、全くワクワクしませんでした。
この時代のミュージシャンの伝記映画は大体ドラッグ、同性愛なんかで堕落しての〜というお決まりのストーリーになるのは仕方ないとして、楽曲は勿論素晴らしいの次に、このミュージシャンはこんなに魅力的なんですよ!というのを如何に伝えられるかだと思うんですが、そこが足りないなぁと。
エルトン・ジョンについては詳しくないのですが、もっとキュートな方かと思ってました。違うんですかね。
生い立ちや辛かった半生は分かったんですが、人として魅了するシーンが無くて、こんなステキな人が作った曲をもっと聴いてみたい!という気持ちにならなかったです。
エルトン・ジョンの一般受けするポップサウンドに、キャンプなグラムルックという絶妙なダサさが良いというバランスも、もっと全体的に上手に演出して欲しかったです。
ロケットマンを歌う時や、最後のMVみたいなバカっぽいけどエルトン・ジョン節な映像演出をもっと多用して欲しかった。
結局衣装頼りという感じなんですよね。
面白い衣装を着た寂しいおじさん止まりでした。
あと、ボヘミアンラプソディーと比べたくないんですが、最初のシーンへ向かう構成として、終着点がライブエイドとカウンセリングじゃあ、どっちがテンション上がるかって話です。
ボヘミアンラプソディーより
タロン·エガートンの歌唱力!
エルトン役の方が歌うますぎでしょ。
最高に感動!
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