ロケットマンのレビュー・感想・評価
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かなりミュージカルだった
想像していたよりも冒頭からミュージカルで驚き。 ミュージカル好きは見たほうがいいかも。 ユアソングが作曲されるシーンがとても良かった。 もっと他の曲も知った状態で鑑賞したかった。
同性愛については
パートナーをみつけるむずかしさ(まあ、それは同性愛じゃなくても難しいが-)が、よくかかれている。最後、養子を得てワールドツアーは断るというところは、エルトンの今の幸せを描いており、良かったねというきもちにもさせる。 しかし、クイーンの映画とは、雲泥の差がある。見て2週間後にはこの映画のタイトルを忘れてしまっていた。
素晴らしかった
ボヘミアンラプソディーも良かったけど、こちらも負けず劣らず!エルトンの曲をあまり知らなかったし、バーニーとの共作だったことも知らなかった。知れて良かった。ユアソングが出来たところが最高に幸せで、切なかった。タロンエガートンがすごかった、歌上手い!本人と比べても遜色無いのでは?というくらいだった。I’m still standing 、なんか聞き覚えが?と思ったら、シングのゴリラで歌ってたんだな〜
ステージの上では明るく、派手に歌うエルトンの表情の切なさ
ロケットマン
鑑賞日 2019 9/19
ボヘミアン・ラプソディの大ヒットに便乗して作った半ミュージカルの伝記映画。最初は主演のエルトン・ジョン役のタロン・エガートンは実際のエルトン・ジョンとは似ても似つかないと思っていたが、さすがの演技力と歌唱力でだんだんと本人に見えるようになった。孤独なエルトン・ジョンの半生を描いた物語で、全体的に世界観、雰囲気は暗め。アルコール中毒、ドラッグ依存になっているのにステージの上では必死に笑顔を作って歌う姿はとても悲しげだった。だが、どうしてもボヘミアン・ラプソディと比較をしてしまうと劣ってしまうように感じる。彼自身ゲイであることなどが余計ボヘミアン・ラプソディを彷彿とさせてしまう。まず、ボヘミアン・ラプソディと大きく異なることは「本人の再現」にそこまでこだわっていないことと、「本作は半ミュージカル映画」であること。エルトン・ジョンに似ている俳優ならば探せばもっといただろう。そして歌うシーンでエルトン・ジョンの実際の歌声を使っていないこと。ボヘミアン・ラプソディと違い、本作はいきなり歌って踊ってのミュージカルスタイルの映画であること。タロン・エガートンの歌唱力は素晴らしいが、この2つがあまり伝記映画という風に感じられなかったし感動も薄い。全体的にテンポも悪いため少し退屈に感じる箇所も…
親に愛されなかった人に
エルトンの歌はユアソング位しか知らなかったが これはただのミュージカルでは無かった 親の愛を受けなかったエルトンの痛々しい、血が出るような心の旅の物語だった それがエルトンの歌とぴったりとマッチして引き込まれるーIt's sad, so sadー涙が出る エルトンがインナーチャイルドの少年を抱きしめた時、心からほっとした エルトンを知らなくても、心に痛みを持つ人は引き込まれるだろう
タイトルなし
ひたすらに描かれる孤独に胸が痛かった
ボヘミアンラプソディのフレディも孤独の物語だったけど、エルトンは歌作りとか以上に個人の孤独にフォーカスしてた
両親の自分のことしか考えてない感じは本当にひどかったな
"普通は愛されるべき相手"に愛されないっていうのは、自分の価値を見失ってしまう
地位と名誉と金を手に入れファンに愛されても、親友が自分を気にかけてくれてても、自分の思い描く愛でなければ満たされないし孤独感は消えない
(親友が結局恋人を作ってしまったあの初めの傷は、自分の本当の気持ちを受け入れてくれなかった孤独につながる)
裏切られるほど寂しくなって、知られたくなくて道化になって、ギャップが生まれるほどまた"誰も本当の自分を知らない"と孤独が増して、でも本当の自分はどんどんダメになってくから隠すのをやめられなくて、それにたまらなくなって寂しいと喚き散らせばまた人が離れていき…
でも飢えに飢えてる時って周りに愛されるにはどうしたらいいかとか周りを思いやるとかそんな余裕ないんだよな
そこで誰か一人でも繋ぎとめてくれたら…
親友が残ってくれたの本当によかった
最後の結論が、被ってた仮面をはいで素直になること、誰かのせいにしてもいいこと、自分で自分をハグしてあげる(愛する)ことなのがすごくよかったな…
自分を信じられないと、どんな評価も他人事みたいで、自分を好きになれないと、どんなに他人に好きって言われても心に届かないし、なりふりかまわず渇き続けちゃうもんな
演出がエルトンにならってとびきりエンタメ感あってかわいくてワクワクしたけど、後半はそのハッピーな演出と彼の気持ちとのギャップがすごくてより孤独感が際立って辛かった…
ロケットマンのタイトルの意味がわかった時もすごかった…泣いた…
ほんと宇宙の中に一人みたいな感じだよな…きっと
あとYour Songに曲つける時、なんだか親友からエルトンへのラブソングみたいで、それにあんな最高な曲つけてくれるなんて愛のやりとりじゃんって思えてまた泣けた…
最後親友が初めの頃みたいに「曲つけてくれよ」って頼んだ歌の歌詞がエルトンが立ち上がるための歌なのも最高によかった
親の愛と才能
デクスター・フレッチャーって才能あるんだあ。。ブライアンシンガーがブン投げた「ボヘミアン・ラプソディー」をヒットに結びつけた功労者らしいけど、その500倍よかった。 見かけ上ハデなドラマが展開するというより、主人公の内面に寄り添って、一緒に旅のお供をしていくようなアプローチ。 だから情動が頂点に達して号泣! とかじゃなく、ずっと祈るような気持ちで心の汗が流れっぱなしになる。 咳が出そうになった時以外、水分を一滴も摂取せずに気づいたら120分が過ぎていました。 そのアプローチと、急にカメラ目線で歌い出すシュールなミュージカル演出との相性がよく、要所要所で主人公のつらい境遇を軽やかに相対化してみせる。 起きてることはつらいけど、妙に浮遊感があり、重苦しくなり過ぎない。 製作総指揮で一切の美化を許さなかったというエルトン本人が、ユーモアのわかる人だからなのか。 そこが故人であるフレディ・マーキュリーを称揚した「ボヘミアン」との最大の違いでもあるのかな。 そのぶんこちらの方がリアルなスーパースターの苦悩に触れた感触があった。 タロンはイケメンで背も高くて、エルトンとは本来似てないはずだけど、体型を精一杯寄せたり、メイクや髪型、派手な衣装と特大サングラスのおかげで、そんなに違和感はなかった(ただサングラスを外すとやっぱりイケメンなので、そこだけは必死で脳内補正)。 以下、ほんのりネタバレ↓ 「ボヘミアン」はある意味死に向かって行くドラマだっけど、この作品は逆に、これだけの目に遭いながら、今もエルトンが生き続けていること自体を祝福したくなるという、生に向かっていくドラマだった。 まあクライマックスはやや型通りというか、お行儀良すぎない? と思ったけど… それと、エルトンにとって聴衆とは結局どういう存在なのかが気になった。理解者、共犯者なのか、あるいは才能に群がるアリンコなのか。 言及がないためアリンコ寄りに解釈することもできてしまうので、そこが少し残念。 それにしても冒頭の家族のミュージカルシーンは最高だったなあ。 互いに壁を巡らせ、本音を明かさない家族が、いざ曲がかかると高らかに満たされない思いを歌い上げるっていう。 タロンは言うに及ばず、子役の演技や歌も素晴らしかった。 冷淡で身勝手な両親に求めても得られない愛に苦しめられるものの、エルトンの音楽とファッションのセンスもまた、間違いなく両親から引き継がれたものだろうし、まあできすぎた皮肉。 子供は暗黒家庭のコスモクリーナーじゃないんですけど。。
眩いエルトン・ジョンのジグソーパズルの様な映画
ファーストアルバムから聴いて来た長年のファンです。初期のバーニーと彼は、英国の吟遊詩人かの様に、哀しく美しく、聴き手の琴線に触れる作品を沢山作っています。そんな繊細な彼が不思議な変容を遂げて、エルトン・ハーキュリー・ジョンになっていく過程が巧みに描かれています。 エガートンはすごく似ていました。何よりレジーからエルトンへ、そして世界のスーパースターへと変貌して行く様は圧巻です。又、大切なパートを演じた子役さんには拍手。そっくりで愛らしいです。 私見としては、バーニーやジョン・リードとかはイメージが違うけれど、エガートンの熱量がすごく、映画全体を牽引しているのでまあ大丈夫でした。 昔買ったLPの訳詞・解説育ちの為、歌詩の意味を当たり前にしか理解していかったのですが、映画では歌に秘められた心情を紐解いてくれていて、ぐっと来ました、この映画は、本当にエルトン・ジョンをよく聴き、よく知ってる人達が作っていると感じました。 私の拙い知識でも見て取れた、ヤマハへのリスペクトや衣装、小物や薄毛の悩みに至るまで微細な情報が小さなパーツとしてあちこち散りばめられています。幼少期の彼の悲しみも含めて、全てが彼の人生を構成する大切なパーツであり、天空の星座の様に煌めいています。 成功後は、それはそれはゴージャスで、まるで現代の神話とも言える様な印象です。フレディもそうでしたが、稀有な才能と不思議な運命に導かれて高みへと登って行った彼もまた神様に選ばれた人だと感じ入りました。 ひとつ、12歳以上視聴可能みたいですが、ラブシーンは微妙です。正直、これはどうかなあと。ここまでいらないなと往年のファンとしては思いましたが。 本当は昔の想い人に会う様な感じで、気が重く、いつかひっそり行こうかなと思っていたのですが、観てきた人に強く勧められて、やっとこさ映画館に行きました。が。観て良かったですよ。良く出来ています。見応えがありました。本当に。まさか今になって"人生の壁"を大スクリーンを通して聴けるなんて思っても見なかったです。 現実に今のエルトンは穏やかに生きていて、めでたしめでたし。
父親が冷たすぎる…
いくら妻と不仲で不在がちだったとはいえ、EJの親父冷たすぎひん…?
子供嫌いならまだわかると思ったけど、他の家庭で出来た子供には優しくしてるし…
期待するマチズモに沿わない息子を可愛がれなかった、それがEJのコンプレックスになったというのは汲み取れるけども。
鑑賞後しばらく経ってみたが、その辺りの理不尽さをジワリと思い出してしまう。
史実がそうだから、と言われればそうかもなんだけどね…
楽曲は素晴らしく、何度も鑑賞したいと思う作品。
名前は知ってたけど こんな方だったの!!!
知ってるファンの人と詳しく知らない方とは見解は違うだろうけど最近はおっさんずラブとか流行ってるけどそっち方面の方だったのですね!やはり男同士の行為は好まないけど!!!
後半が盛り上がらないのが残念
エルトン・ジョンの自伝的映画です。父親に愛されず、母親にも疎まれるレジナルド・ドワイトがピアノの才能に気付き、曲作りのパートナーのバーニー・トーピンと出会い、派手な衣装とパフォーマンスでエルトン・ジョンとしてスーパースターになるが、両親との確執、性的志向、バーニー・トーピンとの別れなどから酒とドラッグに溺れるようになってというストーリーです。ストーリー的には前半のスーパースターになるまでがクライマックスで、スーパースターの苦悩を描く後半が冗長で盛り上がらないのが残念でした。時々ミュージカル風になるのはあまり好みではありませんが、エルトン・ジョンの曲は懐かしく、できれば本人の歌で聞きたいと思いました。
ストーリー 4 演技 5 芸術 4 エンタ 4.5 総合 4 エル...
ストーリー 4 演技 5 芸術 4 エンタ 4.5 総合 4 エルトンジョンは、映画にするほど感動の人生だったのか。若い頃エルトンジョンを聞かなかったので、残念。 あの丸く囲んでセラピーみたいなの、いらないですよね。
ボラプと比べちゃうと、ついね…
いや〜、タロンは本当に歌が上手いなぁ。しかも、かなりエルトンに近い歌い方。確かにみなさん仰る通り、選曲が物足りないっていうか、一曲一曲の尺が短いのも原因かと。 でも、彼のお茶目なステージ衣装と、あまりに悲しい生い立ちと、スターになってからのドラッグ依存のギャップがありすぎて、見ていて心が痛かった。 バーニーの暖かさに救いがあったし、やっと今、心の平安が保たれる愛情溢れる生活ができてほっとした。 エルトンの引退は寂しいけど、彼クラスのワールドツアーは何年もかかるだろうと思うと、早くゆっくり家族と過ごしてもらいたいって思う。年齢的にも、子供の小ささから言っても、これからは穏やかな人生になりますように。 追記 あれから3年の時を経て、2022年10月、ようやくエルトン最後のワールドツアーに立ち会える幸運に恵まれそうです。今から泣いてます。無事にライブを見られたら、またこちらで報告します!
名曲の数々とともに。
音楽の才能をきっかけにスターとなったエルトン・ジョン。聴いたことある名曲が次々と出てくる。子供の時の愛への飢えが、スターになったあとのさらなる愛への欲求につながっているのかもしれない。救いの手を差し伸べていることにも、その時は気づけないのかも。エルトンの半生を観て自分を振り返る。
ボヘミアンは超えられないものの、やはり名作です
もう少しミュージカル寄りなのかな、と想像していましたがどちらかと言えばエルトン・ジョンの孤独な半生に焦点を絞っていてあまりに切なくてヒリヒリしました。成功してからもお父さんはああだったんですねぇ。 同性愛の描写は生々しく、クスリとアルコールにとことん溺れる日々などよく本人が許したなと思いましたが、ご自身が製作に関わってらっしゃるんですよね。 個人的に入れてほしかった楽曲やエピソード(ダイアナ妃との交流など)が無かったのが少々残念ですがタロンくんの歌と演技はもう一度観たいと思わせてくれるものでした!
孤独な人間の生きるということ
子どもが受ける当然の愛情、それと共に身に付く教育や感情を得られなかった人間がどう「まっとうな」人間として生きていくのか、生きてゆけるのか、が描かれていた。 自分は結局、親から「当然の愛情」を受けていたんだなと改めて気づかされた。 その小さな手に入らなかった愛情を映画で見せつけられるたびに怒りでギリギリしてしまう。そんな親でも彼を少なからず愛していること、他に彼を尊重し愛している人間もいることを「当然の愛情」を受けなかった子には届きにくいから。 これは映画のネタバレだが、愛情を受けられなかったら自分がまず自分を愛せなければならない、と言うことを描いている。言うのは簡単、実行は難しいだろう。レジー(エルトンの本名)もどん底にならないと掴めなかったものだ。 私は思春期に「Elton John」をマスターピースとして何度も聴いていた。今でも聴く。 凡人には想像もつかない音楽家の才能と音楽への情熱が聴くことが出来る。 良い音楽作るよな、レジー!
親友は大切に。
エルトン・ジョンの曲は知っていますが、生い立ちまでは知りませんでした。 最近は表舞台に出て来ないので、この映画はしばらく忘れていた彼の曲を思い出す、良い機会になりました。 映画の内容ですが、ミュージカル形式とは知らず、始め戸惑いましたが、直ぐに慣れました。 派手なステージ衣装には、最後まで圧倒されましたが・・(^_^)。 しかし、家庭環境は良くなかったんですね。 音楽の才能があったから良かったものの、普通の人なら、非行に走ります。 母親は許すとしても、父親はダメダメです。 そのような中、親友で作詞担当のバーニー・トーピンに出会えたのは良かったですね。 エルトン・ジョンが世に出られたのは、彼のおかげだったのか。再会のシーンで、つい涙してしまいました。 エルトン・ジョンを知らない、若い人にも観て欲しいですね。
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