空の青さを知る人よのレビュー・感想・評価
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予告CMの制作は考えて欲しい
ラスト近くで、二人で空を飛ぶシーンがありますが、あれはこの作品唯一の日常から外れたシーンになりますので、観客を驚かせるところです。それをCMで先に見せられると、「あ〜このシーン見たな・・」と思い、せっかくの見せ場が台無しです。
予告CMを作る際は、その点を考慮して制作して欲しかったですね。(もしかして監督の了解済み?)
「あの花」や「ここ叫け」とつい比べてしまいますが、見て損はない作品です。
アニメ作品を見ない人を連れて行くのに良い作品かな。
声ヲタならば・・・
多くの方が高評価をしているので自分は特別なのかな。と寂しい気持ちになります。
開始10分あたりからキャラクターに違和感を感じました。
声優さんは役を演じるにあたって声を作ると聞きます。性格や容姿などから演じるキャラの肺活量や声のこもり具合を想像するそうです。
当然のことながら監督がOKを出さなければ劇場公開はされませんので制作サイドは大人の判断をしたのだと思いますが・・・キャラデザはとても良いのでとても残念です。
俳優さんが声を演じる事に反対はしませんがオーデションはするべきです。声が合っていないと批判される演者さんを含めすべてのスタッフの努力が報われません。
この作品は深夜アニメ枠でやるべきでした。1クール物にすれば俳優さんではスケジュールが押さえられないだろうし騙しも効かない。脚本にも余裕ができてエンドロールで詰め込んだあか姉の結婚式もやれただろうし・・・あか姉ももっと輝いたと思う。
あか姉の声を認識するまでストーリーが頭に入ってこなかった。そこが残念だった。
レビュースコアの平均値
スコアの平均値を4.0に保つために頑張っているらしいです
4.0を割ってしまうとガクンと動員が下がってしまうから
ぼく自身はこの映画は残念ながら作品の域に達していないと考えています
深夜アニメとしてはアリなのかもしれませんが映画ではないです
秩父の田舎者だけが喜ぶ映画
西武秩父駅、秩父市役所、ミューズパークなど秩父の名所?がふんだんに出てくる。
が、じゃ、この映画は秩父が舞台じゃなかったらどうなる?といえば、どこの田舎でも成立しそうな話。だったら秩父が舞台である必然性はない。いわゆるご当地をアニメの聖地化にしよう!という田舎者が考え出したしょぼい魂胆にしかみえない。ガルパンみたいな、あくまで大洗は副次的にすぎない!というスタンスがない。
やたらと東京に出る!という言葉が出てくるが、正直秩父レベルの田舎(西武特急で簡単に都心に出られる)では、そんな大した決心でもないだろうが(青森とか島根じゃあるめぇし)…とツッコミを入れたくなる。
大人の自分と子供の自分
2回目の劇場観賞時、知らず知らずに慎之介を自分と重ね合わせながら見ていました。
良い年をした大人の男である自分は、少年時代にぼんやりと思い描いていた将来の自分の像に重なるような生き方をできてはおらず、しかし、日々それなりの充足感を得ながら生活しています。
とは言え、平坦で淡々とした日常の中にあっても、つまずいたりもしますし、時には無様な自分に憤ったりもするわけで、ここ数年は、《少年時代の自分と向き合い、「彼」からダメ出しをされる》というイメージを描くことが、しばしばあります。
そんなうだつの上がらない中年男の私なんかよりも、少年だった「しんの」の夢にかなり接近している(接近したことのあった)慎之介は、接近して、届かず、諦めかけているというタイミングで、「しんの」と向き合います。そして、彼(しんの)から図星をズバズバと突かれるわけですが、私も少年だった自分からの耳を塞ぎたくなる指摘をちゃんと受け入れねばなるまい、という気持ちになった、そんな2回目の観賞でした。
と、ここでは「慎之介」と「しんの」の関係性を「今の自分」と「少年時代の自分」の関係に照らして見たことを記しましたが、あかね、あおい、つぐ、大滝さん(あおいのクラスメイト)等の登場人物それぞれの立場でも見たくなる作品で、私は完全にノーマークの状態で劇場観賞をしたのですが、今年見た20作超の中でもトップクラスの傑作、というか、傑ッッッ作ッッッッ!!!!!と言わざるを得ないのが現状です。
見ようかどうか迷っている人がこれを読んでいたとすれば、迷わず見ることをお勧めします。
人によるかも
地元を出られなかった自分は主人公に共感しにくかった。自分を特別だと思ったり、何もわかってないくせに悪態つくとか、急に素直になったりはやったけど。
ストーリーは途中までじっくり置いていった割には、クライマックス前に強引かつ中身薄めな感じになる。異様に続く飛行と間延びした救助シーン。ブツ切りしといてエンドロールで話の重要な部分を埋めるのは、サービスというより時間不足といった印象。結婚式は勘定に入れて欲しかった。あれだけ準備するとこを見たステージは止め絵内の写真で終了だし、見たいところが色々端折ってあってモヤモヤする。
あと、ソロデビュー曲は別途用意して欲しかった。歌ヘタのカラオケに聞こえるのは残念。
これはこれで正解なのだろうけど
とてもいいお話だと思ったのですけど、
ストーリーテリングの段取りが割り切りすぎていて、取ってつけたよう、よく言えばテンポがよい
説得力は必要ないのてすけど、ファンタジーに浸る作法をおざなりにしてしまっているので、安いドラマに感じてしまいました
岡田麿里と秩父との決着
田舎から都会に上京してきて頑張ってる人たちがみんな何処かに抱えている焦りや不安。
若い頃の夢や希望と現実とのギャップ。
あなたは若い頃の自分に胸を張れる生き方をしているか?
盆地の閉塞感から抜け出したくて仕方なかった少女時代。
ガンダーラを探して田舎を飛び出した青春時代。
もがき苦しみ自分の目指したところに到達できているか不安を抱える今。
これは全て岡田麿里本人の姿のように感じました。
大人に生き方を問うアオイも、練習場に閉じ込められている若い頃のシンノも、大人になり里帰りしてきたシンノスケも立場を変えた岡田麿里本人のようにも見えるし、さしずめひとり親で自分を育ててくれた母親の姿がアカネでしょうか。
都会に出て行った者。田舎に残った者。田舎で生きがいを見つけて頑張っている者。田舎に残してきた思い出と、初恋と、未だに田舎に囚われている後悔。
そう考えると、大人になった岡田麿里が自分にとっての故郷という存在や母親という存在と正面から向き合って出した答えだと思いました。
アオイの言葉が岡田麿里に、そして映画を見にきてる同じように頑張ってる大人達の、心に向けて突き刺さる。
岡田麿里がはじめて秩父への凱旋となった、ここさけの完成披露上映会を行った野外音楽堂を凱旋公演の舞台に選んでいたことも。
これでもかと秩父の美しい季節と風景を描いたのも、生まれ育った秩父への感謝の気持ちのような気がします。
アカネとシンノスケが和解するのも今の自分と母親との和解?
きっとこれでもう故郷に対する様々な思いに決着をつけてさらに前に前進して行けるのではないでしょうか。
(何様w)
まぁ、何が言いたいかというとアカネは最高に良い女だってことでした笑
「井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る」
このタイトルがこの作品の全てを言い表していると思います。井の中の蛙である葵は、空の青さを知っており、ひたむきに努力します。
そんな中で、葵は2種類の葛藤に苛まれます。
しんのと茜への好意の狭間。そして現実(大海)を既に知っている社会人の茜と慎之介とは正反対の、理想(空)を抱えた葵はこの2人を「あんな風になりたくない」と、「現状に甘んじた怠け者」だと認識し、反発する感情。
そうした、思春期特有の恋愛感情と、現実を知らないが故の理想を追い求める若さのようなものを葵は持っているように思えます。
そしてそこに、同じく大海を知らないしんのとの出会いがあり、主人公は最終的にしんのと納屋(井)の中から飛び出し、大海を知ります。そして若者は井の中から飛び出て、大人は大海に流されたが故に忘れてしまった「空の青さ」を再び見つめることになり、作中の主要人物がみな前へ進んでいく、という物語なのではないでしょうか。
と、自分なりの解釈の概要を書いてみましたが、この作品はかなり奥が深く、スルメのように噛めば噛むほど味が出ます。中高生が多く視聴しているようですが、
夢を追いかけて苦しんだ人、理想と現実のギャップに現在進行形で苛まれている人、そのギャップで理想(夢を目指すこと)を忘れてしまった人向けに作られており、
【現状に妥協せず理想を求めることの大切さ】
を伝えたい作品だと思います。
そのような面ではキャラクターも、アニメーションも、音楽、ストーリー、全てが噛み合っており、とても深く面白い作品だと感じました。
中高生活をなあなあに妥協して過ごしてしまった人ではなく、個人的に理想を掲げて夢破れてしまった人、もしくは全力でその理想を追いかけた経験がある人に見て欲しいです!!
逆に言えばそのようでない場合、よほど感受性が高い方でもない限り感情移入し、物語の奥底を読み解くことはできない気がします😭
あいみょんさんを起用したり、とても綺麗なアニメーションにしたり、少し年齢層がぼやけているのが残念ですが、現在進行形で理想を追いかけ、ひたむきに努力している人などには強く心に刺さったと思います。
個人的な解釈としては、
井=子供の(現実のない)社会
大海=現実、社会
空の青さ=理想を追い求める心(向上心)
だと考えました!
語彙なくて伝わりづらいかもしれませんが、観たあとで参考になる方がいれば嬉しいです!
自分にとってのガンダーラとは
それぞれ世代が抱える夢、希望と現実、人を思う気持ち
そこにファンタジーと恋を挟んでとても心地よい仕上がりになってます
何より秩父っていう自然豊かな盆地の街っていうのが見事にストーリーにハマってる!
誰もが誰かに感情移入できるいい作品でした あいみょんの曲もテンション上がったし
しかし自分を省みると‥
東京に来てどんな夢も叶ったのか?
地元にガンダーラは無かったのか?
そもそも自分の叶えたい夢は何だったのか?
清々しい気持ちと共に考えさせられるな‥
オジサン、オバ..(姉)さんに刺さる
面白かった。
学生がみても面白いと思うが、しんのと同じアラサー世代にはぶっ刺さるかと。
あかねの心中やしんの腐り感など共感できる部分はかなり多いと思う。
特に好きなのはあかねの涙のシーンですかねー
自身のやりたいことも全部我慢して、あおいを十数年育ててきた肝の据わった子。
直前にあおいに酷いことを言われても涙も出さなかったが、しんの誘いを断っただけでこうも
もろく崩れるのか...
周囲にも生き方は自分で選んだと言い、大丈夫の装いをしていても
その瞬間,諦めや緊張の緩み・不安のようなものがよぎって涙が止まらなくなったのかと,,,すごく優しくそして強い子
タイトルの空の青さを知る人よの意は何か大切なものを持つ人・選んだ人と私は捉えた。
井の中~から合わせると、大切なものは身近にもあるという意になるか...
しんのも最後には空の青さに気づけてよかった...文句なしのハッピーエンド!
観てよかった!ありがとう
青空は素敵!
「井の中の蛙大海を知らず、されど空の青さを知る」
このあか姉の好きな言葉に物語は言い尽くされているようでした。
ひとつは青春時代には一番身近な幸せがなかなか理解出来ないと言うこと。例えば、秩父を出たから幸せになるとは限らないと思います。実は故郷の中にいっぱい幸せがあるのですね。
ふたつめは愛情も実は身近な平凡ななかにあるのが本物と言うことでしょうか。
過去と現在の慎之介にあおいとあか姉が惹かれているわけですが、あか姉とあおいとの愛情が数段深いんですね。その深い姉妹愛には度肝を抜かれます。
そして、最後はやさぐれていた慎之介が立ち直り、あか姉と無事結ばれて、秩父に戻るんです。秩父のきれいな青い空のもと、全員、幸せが一番身近な平凡な中にあることを知り、明るく生きて行くんですね。
感動ものでした。キュンキュンするのはあおいが過去の慎之介に恋するところです。そして号泣はあおいを連れて過去の慎之介が飛ぶシーン。あいみょんのボリュームアップされた音楽とマッチして涙ポロポロ。
本当に癒されました。
とても素敵な作品
観終わってとてもいい気持ちになりました。
あおいのベースのソロは震えました。
予告も何度も劇場で観ましたが、映画のストーリーが素晴らしいです。
空の青さを知る人よ そういうことだったんですね!
あおいちゃんが主人公ですね!
是非劇場でご鑑賞してください。
まあまあだった
主人公の性格と楽器が合ってない。あんなマイペースで暗い性格はギターかボーカルかキーボードだ。主人公が同級生のバンドをへたくそと蔑んでいたのだが、彼女自身バンドで合わせたことなどなさそうで、独りよがりがひどい。クライマックスは演歌のバックバンドでどれほどの演奏を見せてくれるのかとわくわくしていたら、なかった。ストーリーと音楽があまりかみ合ってない。
お姉さんが地に足の着いた性格で、その生活の中で変に夢を見ることなく、しかし日常や人生を大切にしているところがよかった。妹が娘のように愛しているように感じた。
あいみょんの歌があんまりよくなかった。特に空を飛んでいる場面はスピッツの『空も飛べるはず』がよかった。
井の中の蛙大海を知らず~~されど~~らしいです。(笑)
ストーリー的には。
独身男性が、夢の為に上京して、やられて、かえってきて。
ハッピーエンド的な。
うーーーんん。。
まあ、みんな悩んでいるのか、どうやっておれさせようか。適度なオレ具合。(笑)
なかなか、難しそうです。
なんかわかるような。わからないような。
違う井に入ると大変かもだとか。
それから戻ってくると、少し初心に帰るだとか。(笑)
まあ、理屈ではわかっているけれどなかなか。です。(笑)
個人的にはアニメーションのみの作品には否定的な立場で。(笑)(笑)
実写とかいろいろ組み合わせてほしいような。
コンセプトありきなのかもと思いつつ。
料金は一緒なんですけど。。。みたいな。。(笑)
まあ、なにかで決まっているらしく、しかたがないのか。
決めた人が悪いのか。それとも、その範疇では現代は収まらないのか。
無理に収めているのか。どうなのか。。(笑)
収まっていました。(笑)
個人的にはいまいち、不完全燃焼なかんじで。
スカッとしない。(笑)
中高生向きなのか。(笑)
どうなのか。(笑)
まあ、まあ、まあ。
ETかと。
まず、主要人物は以下3人。
あおい。⇒高校2年。あかねの妹。
あかね。⇒31歳。あおいの姉。
しんのすけ。⇒31歳。あおいの高校時代の恋人。
ストーリーざっくり。
あかねとしんのすけは18歳の頃に一緒に専門学校に進学する予定であったが、両親の不慮な事故死により、あかねは進学を諦めた。(幼いあおいを育てないといけない)
13年後、しんのすけは演歌歌手のバックミュージシャンとして、地元に帰省する。(音楽家としては成功と言えないようだ)。あかねは地元に就職していて、お互い独身。
あおいが御堂でベースの練習をしていると13年前のしんのすけ(しんのと呼ばれる)が現れる。しんのは御堂から出られない。
あかねが演歌歌手の首飾りを探しに山に入ると、地震に因り山崩れが発生。あかねの生息が危ぶまれる。
あおいは御堂でしんのにあかねが事故に巻き込まれた可能性を伝えると、そこにしんのすけがやってくる。
不甲斐ないしんのすけと接し、しんのは自分があかねを助けようと御堂から飛び出すことに成功する。(この時、ベースの玄が弾けて壊れる。)
しんのはあおいを抱えながら、空中を飛び回り、あかねの元に向かう。しんのすけは必死に後を追う。
しんのすけがあおい達の元に着くと、あかねはしんのに救い出されていた。
あかねと二人のしんのすけは車で帰る。あおいは、車に乗らなかった。
車中にて、しんのすけはあおいのことを諦めないことを決意し伝えた。すると、しんのは消えていた。
エンドロールで、しんのすけとあかねが結婚した時の写真が映る。
以下、私の解釈。と感想。
しんのは、13年前にしんのすけが捨てたあかねへの愛情だと思う。好きだけど、ミュージシャンになりたい夢があって、そのために諦めたんだと思う。
しんのが御堂から飛び出すとベースが壊れるシーン。あのベースは13年前にあかねと買いに行った物で、しんのすけが東京に出るときに置いていった物。気持ちを置いて行ったってこと。だけど、その気持ちが解放されたから、ベースが壊れたんじゃないかな。
また、あかねは本当は一緒にいたいんだけど、夢を追うしんのすけを引き止めることができなかったんだと思う。
しんのすけが田舎に帰ろうかなとあかねに呟くと、あかねが30代なんてまだ若いから頑張れというような話をして、しんのすけがいなくなったら泣いてしまうシーンがあって、これが本心ではないんだよね。
とにかく、ハッピーエンドで終わって良かった‼️
井の中の蛙大海を知らず、されど、空の青さを知る。の意味がわからなかったな。
あと、空飛び過ぎなのも。泣けなかったなぁ。
映像や音楽について
映像は良かったです。一部は写真じゃないかと思えるくらいに素晴らしく再現されてました。
音楽はあいみょんでした。あんまり知らないんだけど、良い歌だったと思います。
海の紅さなんたらかんたら。。
まあ、最後から見ると。
メチャクチャに飛んでいたりして。
ハッピーエンドっぽくて。
個人的には、悪くないのですが。
途中が中だるみがあって。
少々しんどい。笑笑
まあ、最後の展開に持っていくために必要なプロセスなのかどうなのか。
現実と幻想がぐちゃぐちゃなのは良いけれど。
へんな条件が、えーーっとおもって、しんどく感じるけれど。
それが良くかんじるのか。
それともしんどいだけなのか。笑笑
ホシメスターの言い方に笑いながら。
もっと繰り返して、笑わしてほしかったのに。
そこは、繰り返してくれなくて。
微妙な所の展開が遅い。
音楽も個人的にはイマイチと感じてしまいまして。
もっと、適当感というか、迫力というか。
まあ、仕方がない。笑笑
ロケーションはまあまあまあ。
途中で写真っぽい絵は個人的には高評価です。笑笑
手抜きっぽさが、逆にアクセントとなってるようなどうなのか。
まあまあまあ。
でも、やっぱり、実写と組み合わせて。
アクションも取り入れて。
スピード感。
サクサク感。
ブンブン感。
ザクザク感。
が個人的には欲しいと。
うーーーん。
残念。って言ってしまいそうな。
まあまあまあ。笑笑
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