僕の好きな女の子のレビュー・感想・評価
全35件中、1~20件目を表示
共感性羞恥
2人きりの会話で気を許しあっている、2人だけが通じるノリを描きたかったのはわかるけど、長渕を反社と揶揄するセンスがむりだった
あと男女混合で宅飲みしているシーンで、ビッチとかヤリマンていう言葉が普通に飛び交う感じ
ほんとに2019の映画???
美帆さんを理解できるか否かで感想が変わりそう。
奈緒さんが出演されているということで鑑賞。
メイン2人のやり取りは可愛らしくて微笑ましいし、美帆さんは素敵。
でも美帆さんについては、「加藤から向けられる異性としての好意に本当に気付かなかったのかい?」と私は疑問に思ってしまうんだよな。そこでモヤモヤ。
あと印象的だったのは、加藤の友人の男同士の会話、そしてそこに1人異性として参加する女性が周りに求められてる役割を理解してこなしてる感じ。
あそこはリアルでゾッとした…。
あと渡辺大地くん(加藤)の、「相手が大好きなのに好意を出さないようにしながら気安い友達を装う感じ」もめちゃくちゃリアル…。
主演2人は素敵なんだけど、なんだかストーリーはモヤモヤとしてしまった…。うーん。という感じ。
関係が崩れるのが怖い男
好きだと言えない男性の事がよくわかる映画
加藤と美帆の仲の良さは、周りから見たら恋人みたいにみえるよね
当の本人は友達ですがね
美帆は本当は加藤の気持ちを気付いていたのかなぁ
彼氏役の太賀に言われて気付いたのかなぁ
でも
美帆含めて、加藤の想像の産物だったんだ
という終わり
好きと言えない加藤に妻と娘いるじゃんっ!!
少し今泉力哉っぽいと思ったら、脚本に携わっていたのがエンドロールでわかる
WOWOWにて
追記
色んな方の感想見ていると、美帆は過去の好きな女の子の話と書いているが、美帆の時と、最後の妻と娘の時、加藤の服装が同じ、昔と区別するなら、服装など変えるはず、最初迷子をミュージシャンにお願いされるシーンと同じ時間軸と考える。実は美帆はもともといなくて、加藤1人でいつもあの公園で、恐らく脚本を考えている。ミュージシャンにいつも1人ですねと言われていたので、美帆は、恋愛ものが上手くて妻子ある脚本家の加藤が考えた想像上の人物だと思う。
もちろん人それぞれの解釈と感想でいいのですが、わたしはそう思いました。
どこにでもいる3Dの男女
ジャケットに惹かれてレンタル。
笑いのツボが合う男女なんだなとすぐ分かった。
男のLINEに夢中になってにやける様子はすごく共感できる。
みほが12分遅刻しても、会えるだけで嬉しくて気にも留めないんだろうな。でかいりんごジュース、借りた漫画を雑に重ねる、大雑把で変わった子だと思った。
二人のやり取りは第三者目線で見て激寒であり、微笑ましい。
大きな声で、すぐ近くにいる人のあまり良くない話をお互い笑い合っている。後半の合同個展で紹介された時、失言で引かれていた所から、加藤のみほと似た所を感じた。
この時の女性がみほの第一”好きな人”かと思ってたけど違った。違うよね?
ダーツバーでの後輩ちゃんと加藤のやり取りの際、間に仕切りを入れる事で壁を表してるのかな 後輩ちゃんは加藤を好きだけど加藤は全くその気ないんだろな
まさか冒頭につながると思わなかった。素敵な演出
加藤の「嫌じゃないよ」の後、みほが苦い顔をしたのはやっぱり自分を好きとは思えない、煮え切らない返事をしたからだろう。
みほが泣いていたのは、まさか好きとは全く気が付かなくて、もしもっと早く、加藤がみほを諦めて結婚する前に言ってくれていたら、と考えてしまったからだろう。
どこまでも、みほと加藤は似ていたんだろう。
ちょいちょい加藤が気持ち悪かったな笑 好きな人がいるとシャイになったり素直になれなかったり気持ち悪くなるよね。
誰もが経験すような話
加藤と美帆は仲良しだった。
加藤は美帆のに好意を持っていたが思いは言えないかった。
加藤は、二人のことを脚本で描いていた。
その脚本でドラマになり、加藤の友達が見ていたが二人の関係性は良い感じではなかった。
美帆に彼氏ができ、加藤と三人で遊んだという内容だった。
切ない話でしたね。
自分が好きな人に好きな人ができるのはショックだと思います。
友達としての時間が長いほど、自分の好きという気持ちを伝えるのは今までの関係が壊れると思って言えないというフレーズとても共感しました。
個人的には、加藤の気持ちが理解できますね。
しかし、最後の話の展開はびっくりしました。
渡辺大知君が好きなので観てみたら、全くタイプじゃないけど奈緒さんの...
渡辺大知君が好きなので観てみたら、全くタイプじゃないけど奈緒さんの可愛いさにちょいやられた。又吉さんの原作は読んでないですが、小説を読んでるようなふわふわした感じの作品でした。あれは妄想だったのか、、な?
最後の最後で落とし穴
2020年映画館鑑賞110作品目
原作未読
全体的に評価は高いが危険な映画である
一応笑えるところもいくつかあるしラブコメディーなのかと思えばそうでもない
スカッとする話ではない
見終わったあとテンションが上がることはなく下がってしまう
モヤモヤとしたものが残る
女子同士ですぐに嬉々として感想を言い合うような作品ではない
笑顔が多い映画
たった一度の人生なら怒ったり泣いたりばかりじゃなくていつも笑っていられる楽しい人生がいい
だけどいつも笑っている場合じゃない
会話劇
2人のやりとりが面白い
だけどくだらない
どうでもいいやりとり
久米田康治の漫画でメインのキャラが脇役になって2人の男がファミレスでしょうもない会話をして朝になる話がある
それが男女ではしゃぎ合う感じ
そんな関係に周りの友達は辛辣である
好きな女に好きと言えず友だち関係を続ける男の話
女には彼氏がいたりする
3人でデートをしたりする
奈緒が演じる女は不思議ちゃん
こんな奇行が目立つ面白い女なんてなかなかいねーよ
女なんてキムジヨンみたいなつまらない人が普通だよと
それもそのはず
男が好きだと気づかない女にしてはかなり鈍感すぎる
むかし有野と千秋が車でドライブしたときに特に何もなくて東京に戻ってくるエピソードを思い出した
いわゆる妄想オチ
それだけでマイナス0.5
妄想オチといえば古くは『カリガリ博士』
ハリウッドでは『ファイトクラブ』
邦画なら『ハサミ男』
アニメなら『ミンキーモモ』
漫画では久米田康治も連載終了でよくやる常習犯
妄想オチは嫌いだ
がっかりする
そういえばバカリズムの『架空OL日記』のオチも変だった
才能はあるが人間の芯が腐った根暗の奇を衒った嘘で塗り固めた廃棄物だ
脚本家も写真家の設定も妄想か
妄想オチも妄想だ
オチがすべっている
芸人としていかがなものか
なるほどこれでは全国ロードショーは無理だ
吉本だろうと又吉だろうと
仙台でやっと公開もすぐに終了
残念だが当然
でもカネを返せなどと野暮なことは言わない
それほど酷くはない
あとニット帽を被った奈緒がかわいい
なぜあの帽子をかぶるとかわいくなるのか
しょぼくれたおっさんでも女子からかわいいと言われる不思議なアイテム
エンドクレジットは短い
ハリウッドは見習うべきだ
【切ないけれど、とても風合の良い、”一途な男の”恋物語。物語構成の妙なる事にも、魅入られた作品である。】
■僕の好きな女の子と僕との関係性は・・
・駅で待ち合わせをしたのに、改札口から出て来ずに、一つ前の駅で降りてコッソリと僕の背後に忍び寄って僕を驚かせようとする・・。僕はそんな彼女の行動に、直前まで気が付かないフリをしてあげるのだ。
そして、彼女は柑橘系の結構大きめのビンに入った飲料を差し出してくる。自分のも含めると二本も持って・・。
・”いつも革ジャンでフォークを歌っている髭の男がいる”公園に行って、他愛もない話をしていると、男が小さな男の子を連れて僕らの元に歩いて来た。
”この子、迷子になったみたいなんですけど・・”
二人でお母さんを探して、漸くお母さんが見つかった時に、男の子から
”おまえら、付き合っているのか!”
と言われてしまった・・。
僕は嬉しかったけれど・・。
・急に呼び出されて、夜中の広場に行ってみると、知らないおじさんのヘルメットを被って、ニコニコ笑って、小型のショベルカーの運転席に座っていたりする。
そして、危なっかしげにショベルカーから降りて、工事の柵をコレマタ危なっかし気に乗り越えて、僕の所にやってくる。
僕はそんな彼女のために、ジュースを買ってポケットに入れて置いたのだが、渡すタイミングが計れない・・。
・その後、二人で割烹料理屋さんで飲んで帰るときに、ニコニコ笑って僕の靴を履いていってしまう彼女。
返してくれない。
・彼女は写真家を目指していて、友人と個展を開いた時に手土産のケーキ(チーズケーキと、なんだっけ・・あ、ガトーショコラ。)を持って行ったときにも、僕は渡すタイミングが上手く計れない。
彼女の友人からは”加藤さんてメンドクサイ人でしょ・・”と言われてしまった・・。
・ある日、彼女は少し寂し気に”彼に振られた”と教えてくれて、僕はちょっとドギマギしてしまったのだが、後日、”新しい彼が出来た!”と報告してくれた・・・・。
・そして、彼女は僕に新しい彼をいつもの公園で、紹介してくれた。三人でカレーを食べて、湖でボートに乗った。僕は独りで・・、彼女は新しい彼と二人で・・。
僕は、一生懸命楽しいフリをしながらこぎ続けた。
ー 新しい彼(仲野太賀)は、”僕(渡辺大知)が美帆(奈緒)の事を好きだと気づいて”そのことを彼女に告げるシーン。
驚く美穂。
彼は”お前なあ・・、気が付かなかったのか・・”
泣き出す美帆。 ー
【 僕は、彼女の事がとても好きなんだけれど、彼女は僕の事は友達だと思っている。
多分、永遠に・・。】
<少し切ないが、風合のある恋愛映画である。
”劇中劇”の使い方及び
”彼女と別れた僕が、その後成長し「良い人」を卒業した事を暗示する”
ラストシーンを含めた作品構成も、良い。>
<2020年11月1日 刈谷日劇にて鑑賞>
ゆぅ〜
手が離れていく。
別には別にじゃない。
最初から最後まで近すぎず遠すぎずの距離だった。
公園を歩いているとき。彼(加藤)の彼女(みほ)側の手は空いていた。寄せてすらいた。しかし想いは伝えられない。
夜。彼の右手には彼女のために用意したジュース。それもついには渡せなかった。
写真展。せっかく買ったケーキも渡せなかった。
奥手な加藤は自ら誘えず、みほに誘われるのを待つばかり。みほはそれについてどう感じていたのか。まあ奥手というよりかは今の関係を壊したくないというありがちな感覚なのだろうが。
女の子はその気がなくても仲が良くなるとああいった絡み方をして男の子側は勘違いをしてしまう、もしくは好意を抱いてしまうというのはありがちだと思う。
確かに自分の気持ちを伝えるのは勇気がいる上に、恐ろしいことでもあると思う。だが好きだと伝えて失敗するよりも伝えずに後悔する方が嫌だと思う。でも伝えなかったからと言ってそれが逃げだと言われるのはまた違うような気もする。
結局その人自身の気持ちが大事なんだろうな。
みほの最後の涙はなんだったのだろうか。
こっからは内容に!
最初の待ち合わせのシーン。
後ろからこっそり寄っていく奈緒ちゃんが可愛いすぎてたまらなかった。
幾度となくあったみほと加藤の焦ったいやりとり。めちゃくちゃ甘酸っぱかった。
わざと靴を履いていく奈緒ちゃん可愛すぎるあれは誰でも好きになる。
キャスティングが神だったと思う
渡辺くんと奈緒ちゃんだったからこそ出せる雰囲気があったと思う。
なんなら評価5あげたいくらいに個人的に好きな作品でしたが、これからの評価が難しくなっちゃうので4.5で!!
公開も残りわずかですがぜひ皆さん観に行って下さい!
映画館に行こう!!
なんてことないやりとりの愛おしさ。
ストーリー的には『愛がなんだ』の男女逆バージョンみたいな感じ? でもこちらの方が毒気は少なくて、しっとり切ない雰囲気。
渡辺大知×奈緒の雰囲気が良い。二人ともいま、どんな作品に出ても魅力的、最強の俳優の一人じゃないかなあ。
二人は居酒屋や公園、夜の街でダラダラしゃべるばかりで、大きなイベントやロマンチックなデートシーンはない。でもこういうなんてことないやりとりが愛おしいなあと思えた。
どんな心構えで観るのがいいのだろう…
好きな女の子と距離を縮められない男の子の話。
いろんなことを話し合えて、一緒にふざけあえる。なのに好きとは言えない。挙げ句の果てに彼女が好きな男の相談を受けたりしてる始末。あー、大なり小なりこんなことってみんな経験してるよね(そうでない人もいるか…)。でもだからこそ痛い。奈緒演じる美帆はビッチというわけではないが、男の気持ちに対して鈍感すぎてこっちがツラくなるタイプの子。そんな2人の妙な友情関係を延々観るのはツライなーと思っていたところあのラスト!
最初、結婚して子どももいるのにあんな純愛してたのか!って勘違いしてしまった。でも辻褄が合わないところがあるから、違う結末を考え、個人的には妄想(もしくはドラマの構想)で落ち着いたところ。いや、違うかもしれないけど!
大して面白いとは思えないのだが、あのラストで急に印象に残る映画になってしまった。
痛々しい。。
ちょっと変わってて自由すぎる女の子(ぜったい清楚系ビッチ)の単なる都合の良い男、良い人にすぎない主人公が思いを伝えられず90分間悶々とし続ける話。
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主人公の絶対に報われなさ、ダサさ、空回り加減、全てが痛々しくて見てられなかった。私は下手なホラーよりもよっぽど恐怖映像に見えた。
これはまさに男版『愛がなんだ』。『愛がなんだ』の時に男の知り合いがあれはホラーだったって言ってて、『愛がなんだ』はそこまでホラーに見えなかったけど、これはホラーだった。。異性だとホラーになるのか。。
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自販機のジュースもお土産のケーキも何一つ彼女にあげられない男、普通だったら見ててイライラしまくる私だけど渡辺大和のおかげかうわあああつらいいいってなってた(笑).
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とまぁちょっと上から目線で見下してたら最後の最後思いっきり裏切られたから全力で渡辺大和さんに謝ろうと思う。
あるある
114本目。
超緊急が来たら仕事をするつもりだけど、そうでなければ休みしよかなと、中途半端な気持ち。
とは言え平日、1日に観れるのはラッキー。
グッバイ・リチャードを観ようと思ったけど、早く帰りたいから、こちらをチョイス。
正直、つまらないんだろうなと決め付けていたんだけど、最初の会話の言葉選びに引き寄せられる。
若い頃のあるあるだよと思いつつ、二人の距離感に、見てるこっちが恥ずかしい気持ちになったりで、俺って青いと思ったり。
距離感だったり、会話の間が絶妙何だよな。
最後は、えっ?って思ったけど、個人的にはスワンボートの画で加藤のナレーション終わったら良かったかな。
あとは奈緒をあそこに配役したのが良かったと思うし、将来は永作みたいな女優さんになるんじゃないかと、個人的には期待している。
井の頭公園が似合う又吉直樹の空間、儚く揺れる彼女への想いに共感
又吉直樹の作品は、というと失礼なのかもしれないが、火花を読んでいる身としては、井の頭公園に触れずにはいられない。今回は、トモダチどまりの恋。心がヒリヒリせずにいられなかった。
いつも一緒にいて、とても楽しい。けど、この関係を触れて壊したくはない。だから「好き」があまりにも遠くて、彼女には触れられない。ケガをすることは分かっているから。ドラマの推察シーンで、複雑にも正当化しようとする加藤に、切なさと苦しさを覚えて辛い。内気な彼の感情が、決心に変わっていくとき、優しい光が公園に差す。
共感を覚えてしまうのと同時に、いい人どまりで終わることがどれだけ辛いことかを突き刺してくる。眩しくて、心に染みてしまった。
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