女の機嫌の直し方のレビュー・感想・評価
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勉強になるかめんどくさいと思うか
男の立場、女の立場から「あるあるw」って思いながら見る映画ですが
映画館で観てレビューを書くまでの5年間で時代がすっかり変わってしまい
「男性脳女性脳って決めつけるな!」ってそれこそタイトルにもクレームがつきそうな時代になってしまいました
ケース・スタディ・セミナー
結婚式場は男女トラブルの宝庫らしい、元カノの乱入程ではないものの、念入りな準備にもかかわらず、式次第、衣装や選曲、余興にいたるまで予断を許しませんね。
結婚式場のバイト真島愛(早見あかり)が原作者のAI研究者黒川伊保子さんになり替わり、男女脳の違いと対処法を伝授するケース・スタディ・セミナーの趣を呈します。
男女コミュニケーションのすれ違いエピソードのいちいちが思わず頷いてしまうリアリティに満ちている、「もしウルトラマンの妻だったらさぞ淋しかろう・・」というセリフには唸ってしまった。
奇抜な巨大羊羹へのケーキ入刀や棺桶のような木箱の中身は何だろうと気を揉ませる演出や、エンドロールでドレスのワインの染みは義母の粗相でないと見せる配慮など脚本の蛭田直美さんや有田監督の感性が躍動していますね。
ただ、東京大学認知神経科学者の四本裕子さんに言わせるとベストセラー「話を聞かない男、地図が読めない女」をはじめ、男女脳相違説は評価実験での有意的な差や脳の医学的根拠は認められない俗説だそうだ。
難しいことは解らないが少なくとも我が家においては夫婦円満の知恵としてなら十分有効なアドバイスに思えました。
男性脳と女性脳
タイトルだけ見ると、どんな内容かわかりにくいけど、テーマは
男性脳と女性脳
本当にそういう考え方があるかという、議論はあるけど、見始めると分かりやすく共感できる
私と仕事どっちが大事?
とか
不倫している人に正論で立ち向かったり
女性が不機嫌なのは、男性が解決させようとするけど、女性は結果よりも過程や共感してほしいから、考えが合わない
1つの式の中で、複数の問題が、短編ぽく出てくるけど、
熟年夫婦の所は泣けた。スピーチの内容とか、ウルトラマンの例えとか😭
最後に嫁姑の対立になり、家に嫁ぐとかしきたりとか、嫌いな感じになったけど、ハッピーエンドで良かったかな
結婚式場スタッフの役で、平岡祐太出てるけど、未だにスウィングガールズのイメージ(笑)
旦那さん
女性は共感脳、男性は解決脳
横澤夏子は最初だけ?持ちネタを別の女性が演じてたけど、本人よりも口調がなめらかで好感持てた。いいね、いいね、いいね・・・とりあえず共感♡。
AI研究車・黒川伊保子のベストセラーを原案とした作品であり、それを男女トラブルの多い結婚式場のエピソードを上手くまとめてありました。何度も同じシーンが出てくるのもご愛嬌、主人公の愛ちゃんもアドバイスを与えるためにあちこち走り回ってたんですね。
結果よりプロセスとか、女性脳、男性脳の違いを色々教えてくれた。男女のトラブルも結局はその脳の違いを理解しなかったためだ。もっと若い頃に知っておけば今頃ハッピー♪と感ずる男性諸君も多いのではなかろうか。そんなウンチクに富んだ内容でした。
最後の愛ちゃんのスピーチには男女を強調しすぎているため、LGBTの問題を考えると、封建的だなぁと感じたこと以外はいい内容。異性を理解できないとか、すれ違いが続いているようなカップルにはおすすめかもしれません。
男脳女脳。だからか!。
一言「思い当たる節、あるある」。
◎よかった点◎
・「男脳・女脳」の違いを書いたエッセイが原案とありました。
原案を拡大解釈&実践的に、いろんな人たちが集まる「披露宴」を舞台にしたのがナイス。
・これでもかと起こるトラブルがまたユニーク。
ワインの色染みしたドレス、受付に届く棺桶(中味「大切な物」)、上司と不倫中の女子。
結婚30年の叔父叔母夫婦、新郎の母と新婦。
それぞれの揉め事話が、式次第を時々巻き戻して織りなす。
男女年齢の違いで、自分に置き換える人物達が変わるかな。そこも面白い。
・会話する時に「男は結論から、女は事の経緯から話し出す」。
随所で主人公がアドバイスしていくのが、私の中の「かねてからの疑問」を少し溶かしてくれた。
理論的に説明されると、なるほどな〜。
△イマイチな点△
・結婚式場のバイト初日に、ここまで「しゃしゃり出て」話が進むのは。
無理がある気もする。
まあ吉本興業制作だけあって、エンドロールいっぱいまで「にやっ」とするオチ。
好きですよ。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「女の子を振り向かせるには、まず話の共感をしてあげる事」。
【”結婚式は男女トラブルの宝庫” きちんと向かい合い本音で話せば、想いは通じる。面白き邦画コメディであると思います。】
ー”男は仕事が第一!”というオーラを出し続けて、”幾星霜男”の独り言。ー
・女性は”共感脳”、男性脳は”解決脳”。 成程。
・女性はプロセス重視。男性は結果重視。 成程、成程。
・ウルトラマンの話。 ”ちょっと、心に沁みて来る・・”。
・そして、”油まみれ”のお父さんの長年連れ添った妻に向けた”マニュアルではない魂を込めた”スピーチ。 ”可成り沁みる・・。涙、滲む・・。”
”大変、勉強になりました・・。家人との冷え切った関係修繕の参考にさせていただきます。”
<有る男女の結婚披露宴を舞台に、数組の男女&嫁姑問題を巧みに織り込み、”男女脳の違い”をキーに、”ハッピーアトモスフィア”を創出しようと奮闘する人々の姿をコミカルに描き出した作品。
少し表層的な部分はあるが、実に面白く、色々と考えさせられる邦画コメディであると思います。>
目からウロコ
これみんな見た方がいい!
これができなければ。。
共感能と問題解決能
単なるハウ・トゥ映画じゃありません。
ストーリーも、笑えて泣けて最後はスッキリして、非常に面白かったです!
これから女性と接する時は「能のアレ」を一番に気にしたいと思います!
「お前と一緒じゃなきゃ意味無いんだよ!」には泣かされました。
タイトルにとらわれないで
舞台挨拶で早見あかりちゃんが言ってたとおり、タイトルが強烈で(女性のエゴって感じが…)一歩引いてしまいがちかなと思いますが、内容は本当に老若男女問わず見てほしい素晴らしい作品でした!
女性の私としては、そうそう!と共感することばかり。
でも女性だけじゃなくて男性の特徴もしっかり描かれていて、なるほど〜ということもたくさんあり、大変勉強になります。
コメディ要素もふんだんに散りばめられていて、何度も映画館でどっと笑いが起こる楽しい作品でした。
脳のアレ
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