浅田家!のレビュー・感想・評価
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浅田家がとにかく最高
私も写真が前から好きだけれど やっぱり写真っていいなと思った。 今この瞬間を記録しておいて それを後から見返した時に みんなの笑顔のきっかけになる そんな写真が撮れるって最高だなと思えた映画だった。
写真のチカラ
浅田家! のタイトルはまさにこの映画そのもの。 浅田家!←この!マークが本当によく合う! 家族想いの優しいお父さん、肝っ玉母さん、なんだかんだ言いながらも弟に甘い兄ちゃん。そんな家族に愛されて育った政志さん。 そんな浅田家の家族写真はとっても素敵。 それぞれのなってみたかった将来の夢のような姿を撮ったり、いろんなパターンで写真を残します。 前半は、コミカルに、明るい浅田家をひたすらみて、笑わせてくれます。 そして、後半は忘れもしない2011.3.11に起きた大地震を背景にストーリーは進みます。 主演の二宮くんは言わずもがな、演技力の非常に高い役者さん。今回も、自然な演技が何度も心をギュッと掴んでくれます。 実際に存在する方の実話を基に作られた本作品。写真そのものが持つ力を十分知らしめています。 写真はただその瞬間を切り取ったものなだけでなく、未来に繋がるものであったり、今の自分の原動力になることもある。 たった一枚の家族写真の中に、どれだけの物語があって、どれだけの想いが詰まっているのか。本当に丁寧に描かれていて、ゆっくりじっくり後々ジワジワくる。 実際の復興作業の中に、こんな風に、誰かの思い出を大切にしようと動いていた方がいたことを初めて知った。 エンドロールの最後の最後まで、楽しませてくれたそんな映画でした。
久しぶりに良い家族映画
家族ってええなって思う映画 当たり前が当たり前じゃない 感謝やな 支えられて生きてる 家族写真ってかけがえないな 本当にいつもありがとう。 どんな職業にも何かを残すことができる その仕事に誇りと喜びを持つことが大切だと教えてくれた。
Amazon primeのお薦めから
ベースが実話で、無理に詰め込みすぎない 造り方だったので、すごく自然に楽しめました 震災を扱う作品は難しいかなぁ?っと 思ってましたが、登場人物全員が良い人で 良かったです。
思い出と未来をつなぐ家族写真
どこにでもあるけど、かけがえのない家族写真。 人生、辛い事も悲しい事もたくさんあるけれど、思い出がギュッと詰まった家族写真は、そんな困難と向き合い、未来に進んで行く為のエネルギーをくれる。 毎日をただ何となく食いつないできた政志が、自分だからこそ出来るものに出会い、奮い立つ姿に心を打たれました。そんな彼に全力で振り回される(?)浅田家が愛おしくて、笑えるけど泣けてきます。
必ず十倍返しだ!被写体の内面を理解して絵する希望。
内容は、三重県津市に生まれたカメラマン浅田政志さんの半生(1989〜2019・10〜40歳)と原作『浅田家』『アルバムの力』を元に映画として仕上げた作品。好きな言葉は『浅田君ちの家族なんかちゃうなぁ。でもええなぁ!』友達に消防車🚒の前で初めての浅田家の写真を撮る所。家族の為に共に時間を使い楽しく一緒に過ごす時間が絆を深めるのだと感じた。それが億劫になり独立して家族が薄まってくる現代に写真を通じて浮かび上がらせる問題をコミカルに忠実に表現している所が元気出ました。後半は東日本大震災に関わる事になる。好きな場面は震災後の街並みを写真家達が被災者を撮るシーン。主人公浅田政志が復興に力を注ぐ中、疑問を感じ一種カメラが📸異様に歪く暴力的に見える所が、カメラ📷カメラマン📸としての光と影の部分が感じられ良かったです。ミッドポイントの小児癌の子供を持つ家族の虹の写真は共傷的と無力感に涙する場面は、自身の人生を大きく舵を取り物語が家族を取り巻く問題で成長し挫折し里帰りする姿を映し出し、少し爽快でもあり安心でもあり、『家族という』家族に囚われて動きにくくなってしまった価値観も痛いほど感じました。演技者達の表現も上手く、各自分達の家族を重ねて覗き見してしまい比べ立ち止まってしまう作品は、終始コメディタッチで安心して観える良い作品だと思います。
温かな家族のはなし
久々に映画をみた。集中してみていなくて簡単な印象になる。 写真家の主人公が映画の早い段階で成功をつかむ。それからが見どころだったろうか。 写真には、誰しも様々な人生模様が投影されている。そこに見た家族の姿とは。 人類が存在して、永久に無くならないだろう家族という最小単位の愛の形。 時代がいくら変わっても変わらない家族の愛。大切に守り、描いていきたい、全ての人に伝わるだろうテーマである。 まあしかし、主人公は恋人をもうちょい大切にしてくれという印象である。恋人も家族になるんだから。 結婚って他人と他人が家族になる奇跡ですからね。
ジャニーズの功罪
話の展開、実話を基にしていることも相まってとても良かったです。 本当に出てくる人たちが善意で溢れていました。オチも良かったですね、インド映画の「きっとうまくいく」的な爽快さがありました。 前半パートと後半パートで、浅田さんの人となりが真逆の視点で描かれていますが、本人のキャラクターは一貫していました。その思いと行動力、本当に尊敬します。 ただし惜しむらくは二宮さんの演技、というか、もしかしたら存在そのものです。 首尾一貫して二宮さんとして頭が認識してしまいました。浅田さんは出てこなかったです。 目かもしれません。本人の動画を見たことがないですが、父親に似せてずっと目じりにシワがあるような演じ方でも良かったかも、と思いました。まぁ妻夫木さんもそこまで演技に力を入れてなかったように感じましたが。関西弁が不自然だったのもあるかもしれません。。。 それかやはり他の「二宮さん」の印象が抜けきれないのかもしれません、草薙君とか、もっくんはとても上手なんですけどね。二宮さんの違和感は「硫黄島の手紙」でもそうでした。木村拓哉さんも同じく違和感を感じるんですよね。。。 黒木華さんとの組み合わせは「母と暮らせば」もでしたね。 良いお話でした
実在する写真家さんのお話。 様々な視点で家族写真を撮るというおもし...
実在する写真家さんのお話。 様々な視点で家族写真を撮るというおもしろさ。家族も一緒に付き合ってくれるというなんとも微笑ましい浅田家の家族たち。 中盤まではコメディですが、終盤は震災を経験し、写真家として思い悩む。 家族について考えさせられる作品。楽しめました。
70点
映画評価:70点 ノンフィクションで画かれた作品。 まず構成が分かりやすくなっている。 というのも、この浅田家 面白さや奇をてらう場合、 普通の人と感性が違う お父上や政志目線で撮るべきなのだが、 それだと何も伝わらない恐れがある。 そこで一番重要なのが兄の存在だ。 作中でも地味だし、何一つ面白い事を言わないが この兄の存在なく、この映画は成立しなかったろうし、ここまで面白くならなかったはずだ。 一番我々に近い感性を持つ兄の存在のおかげで 感情移入出来たし、共感できた。 その後は政志の武勇伝が始まるのだが、 ここは〝浅田家〝ではないから、 個人的には不要だった。 でも政志の写真へのこだわりや、精神 それらが他の家族の支えとなり、思い出になる姿は他人事とは思えず、ウルウルきた。 どんなに凄い写真家よりも 写真で笑顔にする(今も未来も) これを念頭においているかの方が重要だ。 どんな商売もそうだろう。 一つでも多くの笑顔を作れるよう もっと私も励んでみよう。 ps.騙されました。 【2022.5.23観賞】
この映画に出てる人、全員いいひと。
この映画は絶対見ないつもりでした。 涙出るのが最初から分かってるような映画だったからです。 映画として面白くても、つまらなくても涙だけは決まってるのが 最初から分かっていたからです。 最初は恐る恐る見ました。 お涙頂戴の腹の立つ映画に泣かされるのだけは勘弁してくれ。と。 杞憂でした。 コメディ要素たっぷりの前半から、 地震後の後半からラストまで、 すんなり入ってきてくれました。 テンポよく、軽すぎず重すぎず、 それぞれのキャラクターに無理なく 感情移入できました。 それはひとえに、役者陣の素晴らしさと脚本のよさ そして監督の演出がぴったしハマっていたからに 他なりません。 感動ものでクサイ芝居されたり、 急なシリアス展開にハンドル切られると、 とたんに興覚めしてしまいます。 そうならなかったのは前半のコメディタッチで 浅田家(と、それにまつわる人々)のキャラクターが 立っていたためでしょう。 あれ、終わってみればそんなに泣いてない。 でも、とても胸があたたかくなりました。 ラストの大オチも、「浅田家」ぽくて◎でした。 菅田将暉。 イケメン役よりも冴えない男子役の方が 断然ハマる。いい意味で。
泣けると聞いただけはありました!
めっちゃよかったです。 最初はめっちゃコミカルで、笑いが絶えなかったですが後半につれて震災の話と絡んで写真の大切さが分かりました。 今時、携帯の中のデータを見ればいいものになってしまいましたが、やっぱりアルバムにしかない!昔の人だから現像したものしかない!など、さまざまで震災の時は本当にこうなってしまうんだろうなと思ってしまいました。 最後の内海家の写真は、発想がすごいと思いました。自分の家もそうだったからと思い、写真を撮る。とっても素敵でした。
笑いあり涙あり
こんなにもノリノリな家庭があるんですね!息子の喜ぶ顔が見たい、の気持ちだけでお父さん、お母さん、お兄ちゃん(後に嫁と子どもまで)一緒になってなりきり写真を撮る「浅田家」。そのカメラマン浅田家次男の政志さんを中心に描かれています。前半は笑ってしまうシーンが多いけど後半はしんみり、泣いてしまうシーンもあり、見終わった後は良い作品に出会えたなーと言う気持ちでいっぱいでした。オススメです!
鼻水出るわっ!
のほほんとした家族のストーリーだと思ったのに 目と鼻穴から水分出て困ります 人生って、家族って、人間って、生きるって 喜怒哀楽ごちゃ混ぜだ 間断なく喜怒哀楽だ 誰も独りぼっちじゃない 心の中に必ず誰かがいる その誰かを忘れないように、精一杯生きよう 鼻水出るわ!
写真が良い
かなり違和感の三重の方言を除けば、総じて良かった。 見てて多分これは実話だろうなあと思ったがまさに。 (つまり全然知りませんでした) お母さんいいなあ。 刺青見て「これからのあんたの人生に影響する。感染症に気をつけて」 って看護師らしい事を言う母。 ぱしん って頬を叩いて「これが病気の父親を置いて行く息子に対する母親の痛み。覚えときなさい」 このセリフにかなり感動します。 こう言う事言って育てたかったけれど、いつもいつも感情で叱ったなあって心に刺さってしまった。 東日本大震災が後半はウェイト大きくなるのは原作のカメラマンさんが実際ボランティアに従事してたからだそうで。 私にとっての東日本大震災はボランティアする側の立場に立つ余裕のない小さい人間を露呈させた天災だった。 次に地震が来たらきっと潰れて死んじゃうんだなあっていう根底に渦巻く恐怖が、街灯も消え自販機も消えた街で 自分とその家族とで縮こまらせた。 写真というものと震災と 繋がりを付けたストーリー展開は、結果よかったと思った。 そして。 この映画の肝である 浅田家の写真が 本当に良い。
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