浅田家!のレビュー・感想・評価
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素敵な作品でした
冒頭から結構、クスクスと笑ってしまう。 必ずしも『泣ける映画』だから良いとは限らないからこんな冒頭はもちろんあり。 どこにでも居そうな普通の家族。 どこにでも居そうな普通の次男。 身近に感じるからこそ、泣ける所もまた身近に感じてしまう。 沢山の人や身近な家族に人は知らぬ間に支えて貰ってるいるのだと実感。 しかし、その普通に身近にいる人達に、 突如として会えなくなる事もあるんだ。 日々を普通に送る中でいつもいつも何かに感謝をして生きる事は到底無理だけど、 こんな作品に出会えた時くらいは家族や友人、支えてくれる人へ感謝をしたい。 決して無駄な事ではないのだから。 豪華なキャストだが、決してウケを狙っていない起用の仕方に監督としての評価が大きく上がる気がする。 菅田将暉もその一人。 あれだけの主役級の役者を惜しみなくあのポジションで起用した。 菅田将暉もそれに応えるように素晴らしい演技を魅せてくれた。 親友が見付かり、クレームを付けられた時に流したやり場のない悔し涙には 思わず感銘して泣いてしまった。 自分の家族を大切に出来るからこそ、 他人の家族に深く入っていける。 これは色んな場面で常に問われそう。 結婚する時、相手にはちゃんと家族を大切に出来ているか気になる人も増えるかも知れない(笑 ちゃんと笑えて ちゃんと泣ける 素敵な映画を観させてもらいました。
地味かもしれないが染みる
前半は「家族写真集」が原案で、写真家として世の中に認められるまでをコミカルに描き。 後半は震災でのボランティア活動を伝えた書籍が原案。 作者は同じでも、元々違う作品を1つの映画にしたので、ちぐはぐさは生じているものの。 無理矢理な泣かせの入らない主人公に寄った地道な描写は、人によっては地味に映るかもしれませんが、一人の写真家の「被写体」との向き合い方を誠実に表していて好感が持てました。 カメラ好きには染みるかも。
ちゃんと、良い作品でした
実に良いタイミングで公開したなぁと思う。 家族とは、情熱とは、本当の愛とは? ちゃんと観た側に考えさせてくれる。 そして事実を盛りすぎない脚本も実によかった。 演者がきちんと役に入り込めている作品は、 観ていて本当にストレスがない。 適材適所、まさに。 上手いとか下手とか以前の話だと私はいつも思う。 胸があったかくなって、じんわり目元が熱くなる。 そんな作品。 311の傷癒えぬ人には、あまりにリアルなロケ現場に、 もしかしたら悲しみが襲ってくるかもしれない。 でも、ちゃんと、ちゃんと終わるので、 観てほしいなと思った。 父ちゃん母ちゃんが喜んでくれるから…。 そんなシンプルで最難関の思考と行動に頭が下がる。 そんなこと、考えたこともなかったかもなぁ私…。
想いが詰まった家族写真。
久しぶりのニノの映画。 家族写真をモチーフに描いた作品。 両親思いの政志(二宮)。父のなりたかった職業をコスプレして撮ることに。とてもおもしろい写真の仕上がりに笑いが。。 震災の時の写真が泥で覆われてしまっているのを見て泥を落とすボランティアに参加する。 そこで小野(菅田将暉)君と出会う。 菅田とは分からない程の自然さでこれらも菅田の演技力なのかな~と。思った。 震災で家族を失くし家が流され失意の人達の生きる希望を与えて心を癒してくれる。家族写真。 写真一枚に込められた想いが切々と感じ写真の大切さを知りました。 なかなか家族揃って写真を撮ることが少なくなりましたが…。 妻夫木、黒木華、菅田将暉の脇役の俳優さん達に助けられてよかったと思います。 でも。ニノの長髪は似合わなかった~。
家族はやっぱりよいなー、と。
理想の家族過ぎる嫌いはあるけどこの作品をみていっさい損はないでしょ。見守ることが人を育てるのかなー、と。 平田満の優しすぎる表情が幸せになる。 菅田将暉感をいっさいださない演技もなかなかすごい。やるな~。
仮名二文字で誰もが分かる。それがスターの証し。【ニノ】
いつもお世話になっております。今日は新宿に行こうかと・・・諸悪の根元の中の諸悪の根源。 そんな事を言ってはいけませんよ。どこかの知事みたいに。しかし新宿には行かず地元の船堀シネパルへGoです。 東京もGo To Travel に参加できるようになりました。良かったね。Go To Cinema とかあったらいいな。映画館も苦しいんだよ。特にミニシアターね。応援したい。 船堀シネパルもミニシアター。しかも江戸川区直営だ。木曜日は区民は1100円。ポイント2倍だぜ!6ポイントで一本無料。つまり3300円で4本観れる!そして18時以降も1100円だよ!まじか?都内の方!めっちゃ穴場でっせ❗️ そしてニノも江戸川区出身だ。ジャニーズだと亀梨和也も江戸川区。ん?和也と和也?(ニノの読みはかずなり)多分区民の約半数は和也だ! 嘘つくなよ❗️ 地元じゃ負け知らずだね! 他にも江戸川区の有名人は沢山いる!まあ・・・忘れた。のちのち・・・ はい。ここまで読んで頂き多謝でございます。 私の頭の中ではこの三倍くらいの話しが有りました。でもしゃかりきコロンブスで枕を語るのも気が引けますので終わります。 この映画は家族の在り方を描いたいい作品でございました。まずは軽くストーリーを。 なんとお葬式のシーンから始まります。ありがちですが。浅田家の当主、浅田章(平田満)が死んだのです。そこに次男政志(ニノ)が遅れて駆けつけます。長男幸宏(妻夫木聡)が窘めます。そしてナレーション(妻夫木) 弟は写真家である。しかしそれは家族全員を撒きこんだものである。 政志は馬鹿だった。しかし家族想いだったのだ。そこで家族総出でコスプレ写真を撮っていた! なんとか世に知られるようになったが、そこにあの運命の日。そうです東日本大地震。今の世の中でそれを見るのは辛い。しかし・・・ この先は映画館で確認して下さい。 他の俳優さんについて語ります。政志の彼女の川上若菜(黒木華) 相変わらずの芸達者。堤防のシーンはいいです。「来る」では妻夫木と夫婦役だった。モテモテだね。 北村有起哉の不穏な感じもいいなあ。すごくむかつきますが、ちゃんと回収します。泣きました。 まあ予定調和と言えば予定調和なんですが、それなりに楽しみました。元の写真集は多分買います。 あっ?!思い出しました。 Go To Maki だった‼️ えっ?意味がわからないよ! 後藤真希だよ‼️ 長くてすみません。 読んで頂き有難うございました。
我が家のアルバムをめくりたくなる
ここ数年家族の記念写真を撮ることが無くなった。 以前は我が家も孫まで含めた11人の集合写真を賀状に用いていたので、懐かしい思いで見ました。心温まり、涙と鼻水はマスクでガードしながら。 子どもが見ても良い作品です。 ただ、被災地の情景はどんなに苦労しても再現はできないのであまり力を入れずにサラッとほんの一部分にしてほしい。被災地に住む者として、あれも、それも、と突っ込みどころだらけになるから。それはどの映画ででもです。 さあ、スマホじゃなくて、またカメラ出して家族写真撮ろう!
感動の配分がちょっと散らかってる気がする作品
前半はコミカルな家族モノ、後半はシリアスな震災モノ。 前後半等通して共通しているのは家族写真。 しかし、前半にとって後半はどうでもいいし、後半にとって前半はどうでもいい。 どっちかを深堀りしたほうがよかったと思う。 二宮さんの演技はいいね。
なるほどそういう事ね。。
感動。涙という前宣伝だったので、 どんなかな??とみていくうちに あ、あの写真集の人だ。とわかり、 3.11のボランティアのあの写真を洗う人だ。 とわかり、みていくうちに なるほどーーー。となる映画。 見終わった後わたしも、家族写真撮りたく なりました。 菅田君が、新鮮でした。☆彡
家族ってこれでいい!
まさしく浅田家のお話。 この家族、『普通』とは言い難く、くすっとしちゃう 一見外れてるようにみえる。 でもお父さんが家事やって、お母さんがしっかり働いて稼ぐ。…それ、全然いいんじゃない? 定職着いてなくて、パチスロばかりやっていい大人なのに実家でフラフラ…だけど家に15万入れてる⁉︎…それ、結構すごい事じゃない⁉︎そして、親のスネを全くかじってない❗️ で、弟の方が自然と親を喜ばせることが出来る事を素直に認めている兄。 みーんな、それぞれの全部をひっくるめて認めてる❣️ そして心配もするし小言も言うが、最後は協力を惜しまない。 それは、自己肯定が出来ているからこそだと思う。 どんなことが起きても、そこに戻れば安心出来る、そんな場所が家族になってる事に感動した。 お父さんはお父さんらしく、お母さんはお母さんらしく…は要らないなと思った。
久しぶりにいい映画を見ました
たまにくすくす笑えてほろりと泣けるいい映画でした。 家族愛素敵だな 極道の写真が1番好きでした こんな素敵な家族愛の映画はなかなかないです。 お父さんのキャラとお母さんのキャラが素晴らしい 仲良い家族で羨ましくなるようなそんな家族です。 私もこんなお母さんお父さんが良かった! りこちゃん役の女の子、将来は綺麗になるだろうなって感じの子で彼女が将来主役でスクリーンで見られるのを楽しみにしています。
創意工夫がつまった作品
題材、内容、生き方生き様、あらゆるところに創意工夫がちりばめられていて、想像を超えた感動体験だった。 基になった実話が面白いんだろうけど、演出によって過剰にグレードアップされていると見ていて明らか。それが良いか悪いか人それぞれだろけれど、個人的にはあくまで創作を貫いているような意志を感じられて、すごく泣けた。 基本的な映像もしっかりとしていたし、ちゃんと映画の画質だったので、久々感動的なアートを笑いながら見たなーという満足感でいっぱいです。
とても面白かった
素直に笑え、素直に泣ける素敵な作品でした。 前半は家族の笑いの部分なのでしょうけど、最近は涙腺が緩んでいるせいか家族の温かなシーンで泣いてしまいます。 なので終始泣いてしまう(笑) 心を抉られるタイプの映画では無く、ほんわか暖かくなれる素敵な作品でした。
面白かった!!
最初から最後まで飽きる事がなかった。笑いや感動もありいろんな要素があるけれど流れも違和感がなく純粋に楽しめました! これが実話に基づいてると思うと素敵な家族だし浅田さんの写真家としてだけではなく人間性に惹かれるものがありました。
家族が綴る物語
親の思いを叶えたい、という浅田兄弟の姿がとても心に響いた。長男は実家の近くにずっと留まっているし、弟は家族写真で家族がなりたかった夢を擬似体験させて、自分はそれを撮影した作品で賞を受賞し家族を喜ばせる。それだけで十分素敵すぎる人間だ。で、あればもう少し若菜ちゃんを大切にしてほしいなぁ、とおもってしまった。多くの家族写真を撮るだけで、たくさんの人を幸せにして心を動かされたので、後半の3.11を題材にするのは少し辛かった。実体験としてわからないけれどあの惨状を描くには半分の尺では語りきれなかったのではないかと思う。
"大切なものを大切にする"
"大切なものを大切にする" これって、できてそうでできていないなぁと思いました。でも、浅田家の人たちは、1番大切な家族を、ただ純粋に何よりも大事にしている、そう思いました。 とても単純でシンプルなようでとても深く、温かくて心地よくて、何度でも何度でも観たい映画です。
津に住む人全員に観て欲しい
浅田さんの2010年三重県立美術館でやってた個展を 拝見していたので映画化されたと聞いた時は 本当にびっくりしました! 贅沢すぎるキャストで描かれる 三重出身のカメラマンのお話! 津に住んでる人まじで観て欲しい! めちゃくちゃ既視感ある景色出てくる! ていうか20年前本当によくあった この辺の家庭の感じ! とても細かく再現されてて 感動しっぱなしでした! お話も地に足をつけて 勇猛果敢に世間に挑戦をした 青年カメラマンの物語です! 全ては本当でなくても 断片的に事実なんだと思うと 涙を堪えきれません! 人と人の繋がりを改めて すごいなと思わせてくれる作品でした!
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