浅田家!のレビュー・感想・評価
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FamilyCinema!!!!????
ファミリームービー。(笑)(笑)
少し前のようで、けっこう経っているような。
写真屋さん。(笑)(笑)
ちょっと内容の演出がナイーブというか。
まあそこは置いておいて。
写真家さんの若かりし頃と、うだつの上がらない日々と。
さまよいながらも、幼馴染と、ゴールインみたいな。
それで、ファミリー的な。
そこに、ちょっと天災を絡ませて。
いい話。
まあまとまっていて、ファミリー映画で、ファミリーで観れて。
安心な映画ですな。(笑)(笑)
個人的には、ストーリーをサクサクやって。
いい話ながらも、アクション性とかも踏み入れて。
ちょっと成功して調子に乗って浪費的なこともやってみたり、
遊んで欲しいような気もするけれど。
やっぱりこれがいいのかもと。
しっかりまとまっておりまして。(笑)(笑)(笑)
家族が綴る物語
"大切なものを大切にする"
津に住む人全員に観て欲しい
二宮君がとにかく可愛いです!長髪や縛った髪型、髭も見られてどれもと...
二宮君がとにかく可愛いです!長髪や縛った髪型、髭も見られてどれもとてもかっこよくて、二宮君はイケメンなんだとしみじみ感じられます。
なんだかんだ家族皆が浅田政志さんを好きで、支えてるとても素敵な家族でした。思わず笑ってしまいます。
浅田さんとの出会い時の、菅田君の虚ろな目が本当にすごいです。疲れきっていたことが本当によくわかりました。
テレビの前にいるときはキラキラしている俳優さん達がスクリーンの中ではどこにでもいそうな人になれるのだから本当にすごいと思います。
実話が陥るストーリーの難しさ
久しぶりに劇場で映画を観た。 あちこちから漏れる笑い声やすすり泣き...
普通にいい話。
家族にコスプレだったりパロディだったり色々演じさせて暖かい家族写真を撮ってる浅田政志さんの話。
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私にとっては特別な1本にはならなかったけど、普通にいい話だし、普通に泣けて良かったと思う。暖かくて泣ける話。まぁ私の感覚としては24時間テレビダイジェストで見せられてるような気分になったね。
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でも家族写真という写真を撮ることの良い面だけで仕事をしていた政志が、震災によって写真を撮ることの残酷さに向き合わなければいけないっていう構図は良かった。
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政志が瓦礫を撤去する人を撮ってるカメラマンを嫌な顔出見るシーンがあったけど、その場にいない人、後世に残していくためには、残酷だけど現実を写すことは大事な仕事。そういうことも含めてカメラマンということに、初めて政志が向き合ったんだと感じた。
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でもこの映画どうしてもちょっと引っかかることが2個あって、1つ目が、大の大人が家の中でフラフラしてるってお父さんをからかうようなシーン。いやそれ言ったら、主婦も家の中でフラフラしてるだけってことにならない?ユーモアのシーンなので素直に笑えばいいと思うんだけど、私はちょっと今の時代にその笑いは笑えない。
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もう1つが、お父さんの写真を探して欲しいっていう女の子に遺影を探してるわけじゃないから特別扱いは出来ないって政志が断るシーン。この女の子のお父さんが死んでるのか死んでないのか、死んでたとしたら地震でなのかそうでないのか劇中で描写はないけど、たぶん行方不明で見つかってないだけ?それなら、遺影と同じような感じじゃないのって思っちゃったけど。探さない理由がちょっと納得いかなかった。
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この映画の後にすぐに本屋に行って浅田さんの写真集を手に取りたくなること間違いなし。
すごく良かった
政志と同じニンマリ顔
主人公の政志は幼い頃から被写体を理解してからでないと写真が撮れない。
物語の前半、20代の政志は鏡越しの自分自身を撮ろうとするが、撮れずにいた。
政志自身が自分を理解できていなかったから。
そして物語終盤、40代の政志は鏡越しの自分自身を躊躇なく撮り、ニンマリ顔をする。
政志の言う通り、なりたい写真家になれた証。
映画を見終わった私もこのときの政志と同じようなニンマリ顔。
冒頭の父親の葬式が家族写真の設定と明かされたからだ。
そしてエンドロールを見ながらでもうひと笑い。
「ああ、なんか良かったな」
映画館を出るときはふんわりそんな気持ちなれる映画だった。
特に印象的だったのは堤防のシーン。
政志は悩みごとなどがあると堤防にて海を眺める。そこに現れ政志と会話するのが父親か恋人の若奈。
まず、この「堤防の上にいる」ことは浅田家の家に入ることでもあるように思えた。
政志や父親や母親は最初から堤防の上にいるのに対し、若奈は違う。
若奈は一旦の別れを政志に告げるが、そのとき堤防の上にいる政志を見上げて会話している。
その後、政志と同じ堤防の上から現れる若奈は結婚の約束を取り付ける。そして政志の母と兄はやはり堤防の上で新たな浅田家の一員を歓迎する。
そもそも、若奈の初登場シーン自体が浅田家の2階のベランダにいる父親を見上げて会話するところから始まっている。布石はもうそんなところからあったのかもしれない。
また、政志が堤防の上で父親と会話する場面では「海のうねり」もまるでそのときの
政志の現状(何になりたいのか何を撮りたいのか分からず悶々とした日々を過ごしている)や
心情(父親のなりたかったモノを撮ろうと閃いて心が躍動している)
とシンクロしているようで面白かった。
堤防の上に政志がいて悶々としているのは知っているのに、自分からは決してそこへは近寄らない母親も政志との関わり合いがどういうものなのか見て取れて楽しい。
仲良し家族と言えども、家族全員それぞれ自然とどう関わるのかは役割分担のようなものができてくるのではないだろうか。
そんな様子が堤防のシーンだけでも現れていて可笑しく愛おしかった。
政志は事あるごとに定期的に堤防の上で悶々としてほしい…笑
一家総出!
あったかい家族に静かに感動します!
とても穏やかな家族物語です。エンディングの時の葬式写真に大笑いしますが、そのあとの実在家族写真が素敵なラストとなる良い映画でした。東北の震災後の二宮と菅田のやり取りがとても真摯なので、心が温まりました。一番泣けるのはやはり、まったく日の目を見なかった二宮が写真家にとっての芥川賞を取った時でした。静かな波のように感動が打ち寄せます。震災後、家族写真を洗って返すボランティアをやり続けるなかで、写真が人生にとっていかに大切かを切々と訴えてきます。それにしても浅田家の仲の良さはとても素晴らしい。その絆の深さは、毎年年賀状を飾る兄弟の写真から来ているというのも、日本文化の良き効用だと言えます。私達の家族の日常が平凡なようで、物凄く魅力に満ちていることを、この映画はユーモアを交えながらも教えてくれます。
二宮和也は稀有な才能
 写真がない頃は肖像画だった。その人や家族が生きた証として、人は肖像画を描かせたのだと思う。本作品で紹介された写真を戻す活動が実際にあったことを知ると、写真は肖像画の元々の目的と同じように、人や家族の生きた証としての役割を持つことがよく判る。結婚式やイベントのカメラマンは、家族や関係者にとっては大切な役割を果たしていると考えていい。加えて言えば、人だけでなく事件や事故の写真も歴史の証として重要な役割を持っている。百聞は一見に如かず。戦場カメラマンや報道カメラマンも本当に大切な仕事をしているのだ。
「湯を沸かすほどの熱い愛」で宮沢りえに女の優しさの極致を演じさせた中野量太監督は、本作品では黒木華にその役を担わせた。微妙に間延びしつつあった前半を引き締めてくれたのは黒木華の若奈である。勝気な幼馴染の若奈は主人公浅田政志の絶対的な応援団だ。黒木華の存在感のある演技で物語に芯が出来た。
 中盤を過ぎると政志がもがいている様子が上手に描かれ、二宮和也の俳優としてのポテンシャルが徐々に発揮されるようになる。同時に政志がカメラマンとしての本領を発揮する展開となり、作品はこのあたりから静かに盛り上がっていく。いくつかの家族写真、そして被災地、被災した子供との出会いなど、政志の人生に厚みが加わっていく。
 後半は黒木華に代わって菅田将暉が登場し、政志の活躍をお膳立てする。その他の脇役陣の中では妻夫木聡や風吹ジュンらのベテランが政志を盛りたて、内海莉子を演じた後藤由依良は子役ながらとても達者な演技力で政志にきっかけを与えてくれる。
 こういうふうに書いていると政志を演じた二宮和也は周りに支えられてばかりいるみたいな印象になるが、もともとそういう俳優なのだろうと思う。自分が主人公を演じていながら、周りの俳優が演じる役柄も際立たせる。逆に言えば主人公政志は割と普通だが、周囲の人達がキャラが立っている感じである。主役ばかりが目立つのと違って、一種の群像劇みたいになる訳だ。とは言っても観客にとっての主役はあくまで二宮和也である。これは稀有な才能だ。出しゃばらない演技で共演者の演技を受けとめる。多分どの俳優も二宮和也と共演したがるのではないかと思う。どの役者も楽しそうに演じていた。主役が突出しないことで役柄同士のバランスが安定するから観客としても落ち着いて観ていられるし、それにほっこりする。
 本作品は「浅田家!」というタイトルの通り、家族の肖像を描いている訳で、二宮和也の主人公の演じ方は正しい。そして大変に上手だ。二宮和也ありきで書かれた脚本のような気さえしてくる。
 母と兄と若奈の三人が互いに「ふつつかな」を言い合うシーンは、大切なことを言うのにも互いの付き合いが長すぎ距離が近すぎて、恥ずかしさを冗談に紛らすような微笑ましさがあった。こういうシーンは中野量太監督の面目躍如だ。「湯を沸かすほどの熱い愛」と同様に、とても温かい作品である。
ずっと遺したい作品
まず冒頭に『えっ』と思いますが、その伏線はあとで安心に変わります。
政志の家族がとても素敵。政志のような感性の人にはそれを守る身近な人の包容力が絶対に必要。
出版社社長も豪快だけど溢れる包容力。
政志はメンタルは強くないけれどそうゆう人達に守られて成功できたんだなぁと感じました。
二宮さんの演技がとてもナチュラルで、普段の二宮さんとの境界線があまり無いように感じました。
震災が描かれているということで先入観がありましたが、心配は払拭されました。
テーマ曲含め基本ハッピーが全体を包んでいて、その中で震災のことを伝えていました。
震災、戦争などは強めに伝わってしまう可能性もあるけれどこの作品は伝え方がマイルドでした。
忘れちゃいけないことだから、こうゆう作品が後世に遺っていけばいいなと思いました。
写真の中に丸山桂里奈さんに激似のものがあり、福島に関わりある方なのでとても気になりました。真ん中陣取ってたし、隠れキャラだろうか?
観てるときはそうでもないのですが、あとからじわじわと効いてくるのです?!
良かったです。
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