ドラゴンクエスト ユア・ストーリーのレビュー・感想・評価
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オチは驚いた。でも、アリだと思う。
ものすごい悪評が沢山見受けられるが、世界観は素晴らしいものがある。まだ作品を観に行っておらず、この悪評を恐れて映画を見るのをためらっている層がいるのなら、ためらわず観に行って、自分の眼で判断して欲しい。
とても面白い作品だと思う。この映画を通してドラクエの世界観を肌身で感じて欲しい。この映画は、「ドラクエの世界を3D再現する」という大仕事をしっかりと成し遂げたものと思う。オリジナリティも混入しつつ、主人公が勇者となって世界を救うまでの行程が原作に沿ってスピーディに描かれている。
100分と言わず、140分くらいでやってくれたなら、もっと情景的な描写も出来、さらに世界観に引き込まれただろうが、予算の関係なのか、あっという間に見終わってしまった。また、そのために主人公は力による交渉でモンスターを従える設定になったことに嫌悪感を抱くファンもいたようだ。
敵モンスターの恩赦システム、原作ゲームでは、本当はもっと優しさに溢れていて、リアルではない。(まぁ、ファンタジーなんでそこはリアルである必要はないのかもしれないが。)
そこを力でねじ伏せていたという描写に切り替えたのは、説明も要らないし時間短縮できると考えたのだろう。ぶっちゃけこのほうがしっくりくるとすら思えてしまって、怒る人も居るだろうが私は納得できた。リアル路線で面白い解釈だと思った。
この映画、観客を飽きさせないよう、ドラクエファンにしか分からないような小ネタを方々に仕込んでいる。ドラクエファンでまだこの映画を見てない人たちは、是非探してみて欲しい。
監督・制作スタッフのみなさんには、この映画を作り上げてくれたことに感謝したい。
RPG系はだいたいお城の周りでずっとレベルあげをしてた私は、ギリギリの戦いや絶望的な戦況におちいるということがなかったが、この映画の主人公たちはそういう女々しいレベリングをしたりしない。巻きで冒険するので、成長の実感よりも敵とのバトルイベントが多く、なかなか爽快だった。
最後の最後で裏切られるが、あれには驚かされた。あのオチはゲームを題材とした作品とは相性が良く、私はアリだと思う。勇者たちは実は絶望的な立場にあった。しかしそれでもなお強く輝き、巨悪に挑み、苦難を乗り越え、自分というモノを見極め、それでもたくましく生きていこうとする。
絶望的な立場に立っていたことを突如知らされたことに激昂しているファンが多いが、その技法を受け入れられないばかりに、絶望を越えた先にあるメッセージをくみ取れないのは惜しいことだ。
そこまででもないが、それ以上でもない
レビューを先に見てしまいあまりの酷評にDVDで観ようか迷ったがドラクエ好きの血が収まらず怖いもの見たさで鑑賞してきました。
まず最初に気になったのはサントラがもの凄い雑にコロコロと序盤で使われて何だか聞いてるのが恥ずかしくなりました。
なんでこの場面にこの曲?みたいな違和感を感じ始めたら余計に気になってしまって普段なら音楽が流れるだけで胸熱!となるのに、、
ただ最後のオチでどうして最初の方にあんなに流れるようにむりくり音楽をスキップするかのように流したのかは意味があったと知ったけど
それなら、あんな風に使ってほしくなかったわーと思いました。
声優はどうだろう。
やっぱり俳優とか女優じゃない方が良い気もしたけど、佐藤健は頑張っていたなっと上からですが思います。
とにかく気になったのが母親のマーサの加来千賀子。
もうね加来千賀子であって加来千賀子でしかないです。
マーサだと途中から思えなくなります。
最後のラストは覚悟して行ったけど確かに衝撃的でした。
何をみせられてるのだろう?という気持ちにもなりましたが隣の男性が前かがみになってしまったのが気になってお気を確かにと思い、それほど自分は傷つかないですんだと思えたけど、どうしたってこのラストにしないといけない理由が思いつかなく混乱状態でした。
ただやっぱり、また昔みたいにドラクエの世界に触れられたのは嬉しくて、帰りには誰かに話したい!っと色々な気持ちになったのも事実です。
ドラクエやっぱり好きだし何だか切ない気持ちになるんだよなって思ったのも事実です。
だからそこまで悪くは思わなかった。
でもやっぱりもっと感動したり清々しい気持ちにもいくらだってなれたのになって思うと
これじゃない感はありました。
とりあえず皆の意見が聞きたいとここまで思った作品はドラクエだからかもだけど初めてなので、そういう意味で新鮮な作品と自分ではなったかな。
もう一度観るという選択肢は皆無だけど。
観る価値は無い。それでも観るなら自己責任。
息抜きに映画を何本も観る日を設けているのですが、他の映画の上映時間の間が空いたので観ました。
内容ですが、酷いとしか言いようの無い代物でした。
ネタバレにならない程度で差し障り無いように述べますと、
まず前半(と言ってもラスト90分程度の大部分)の内容は、やたら軽薄な主人公が暴力と癇癪で冒険を進める話です。
私は子供の頃にドラクエ5を含むシリーズを人並にプレイした程度の普通の中年ですが、
何と言いますか、そんな中年が想い出として持っている、記憶の中の美しいドラクエ5と随分違う。
主人公の波乱万丈な人生に子供ながらに心を痛め、父親や妻や子供「達」やヘンリーやサンチョ達の絆に感動したものですが、まるで趣の違うものに改変されていました。(勿論、悪い意味で)
ドラクエ5を知らない人が観ればマシなのかという話になりますが、そうもいかない。
ぶつ切りのやり方が雑、それなのに何の為に入れてるのか分からないオリジナルシーンが多く、話がきちんと繋がっていない。
恐らくドラクエ5を知らない方が観たら内容がさっぱり入ってこないでしょう。
そして、曲の使い方も何だかおかしい。
船旅なのに馬車になったり、荒廃した背景で序曲が流れたり、5じゃない曲をいきなり流したり(してましたよね?)
「とりあえずそれっぽいの流しとけ」的な良い加減さを感じます。
ファンアートとしても、一般映画としても3流程度の出来でした。
そして後半(最後の10分程度)。
皆さんが口を揃えて酷評している問題のシーンです。
なるほど、これは酷評されても仕方が無い内容です。
ネタバレとなるので詳しくは控えますが、監督の薄汚い悪意を感じる内容です。
「あの言葉」は主人公が一応否定はしますが、敵の言葉も味方の言葉も観客にとっては監督からのメッセージです。
余程ゲームに対して下劣な感情を抱いていない限り「あの言葉」は思いつかないでしょう。
確かに驚かされはしましたが、良い驚きではなく、失望した方面の驚きです。
観た後は言葉は何も心に残らず、後味の悪さだけが残りました。
その展開自体が、物語に何の意味も与えていないのも問題です。
ただ奇をてらって驚かせて、ハイ終わり。それだけです。そこから何も展開しない。
恐らく、そのシーンをどうしてもやりたかったのでしょうか...
総合して、2000円近く払って2時間近くを浪費する価値は無いです。
現在は運のいい事に、本物の名作が沢山上映されていますので、そちらを観ましょう。
デートにはお勧めしません。親子連れもお勧めしません。一人で観る事もお勧めしません。
私のように、丁度上映時間に、映画館の付近で、どうしても時間が空いてしまった、という人が他に何も選択肢が無い場合にのみ、お勧め出来ます。暇潰しとして。
余談ですが、関係者の方はセコセコとこんな所で工作をしていないで、何故この映画が失敗したのかを、分析した方が良いです。
普段レビューは書かないのですが、あまりに酷かったので特別に書かせて頂きました。
援護しようがない駄作
好きになりたかった
私は根っからのドラクエファンです。物心ついた時からドラクエが側にあって、ゲームシステムもよくわからないのに父親のクリア済みデータを、てきとうにボタンを押して遊んでいました。ゲームがわかるようになってきてからは自分で攻略し、深いストーリーに感動しながら毎作品楽しんでプレイしています。
私の父はドラクエ製作に関わった経験のある人でした。もっとも、ファミコン版の時代で関わった範囲も一部ではありますが、ドラクエの英才教育を受けてきたドラクエっ子の私にっとって尊敬する父でした。その父が先日急死致しました。今年になってドラクエに関する最新情報(この映画含め、スマブラなど)が次々と発表され、父が生きていたらどれだけ嬉しそうな顔をしただろうかと、思わず涙が出ました。
亡くなった父のことを考えながら、映画を見ました。父の好きだった、そして私の好きになった音楽を映画館の設備で聴けたことは良い体験でした。呪文も背景も綺麗でかっこよかった。内容に関しても、劇中、うまくカットしたな、編集したなと思うところも多くは無いですががありました。
問題のシーン、息が止まったような気がしました。
終了後、空っぽになった気分で映画館を出ました。
この作品が一応『ドラクエ』と銘打っている以上、ドラクエファンの私的には、貶すことはどうしても出来ないでいます。数ある悪評も賛成できる内容ばかりですが、どうしても心が苦しくなります。この映画も好きになってあげたかったです。
でもこの映画は『ドラクエ』ではないのかもしれない、そんな思いもあって非常に複雑です。せっかく映画になったのだから、今までドラクエを知らなかった人も、知っているけどやった事はない、という人も、できるだけたくさんの人にドラクエを好きになって欲しかった。父の愛したドラクエに触れて欲しかった。大事な機会が無残な姿で捨て去られたように感じました。
天国の父はどんな顔をしているんだろう。
ラストが…
おもしろかった。
やっぱりドラクエのテーマは名曲だわ
※ネタバレ推奨映画です!、何故ならラストの前で席を立つことが選択できます。
昔、2か月かけてクリアした人間ですが
1時間半の映画に圧縮するなら冒頭や前半は こうなるわな といった感じでした。
後半のオリジナル合わせたバトルシーン等はさほど気にならず熱中して見ることができました。
ここまでなら好きな作品ということも加味して90点代でした。
関わった人たちみんながかわいそうなラストでした。
多分みんなが脚本の表紙だけ見て内容を選んだんでしょうね、オチまで見ていれば炎上するのは分かっていたはずです。
どうあっても100点が取れる作品にできない元ネタなので、正直ネームバリューを加味しても60点取れれば成功と言える作品で高望みしすぎましたか?
選ぶ側も高得点がとれる見込みの少ない作品の責任を取りたくないので、実績のある点だけで映画には詳しくないと言って監督を選んだ、
そんな作品の監督したくなかった人は小説パクって クソみたいなラストを作って 候補にも選ばれないと思ったら選ばれてしまった、そんなラストです。
はい か いいえ でラストをみるのがえらべたらなぁ、と思い。
見ないことが幸せだと思います。
一度は見て見てから(笑)
こんにちは、LEOです。
先週「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」見てきました。
知り合いからは見ない方がいい、やめとけなどの意見を貰いそりゃ観たくなるのが本能(笑)
そんななか行って参りました。
感想はまぁ最後はなしかなーくらいの感じでした。
客観的に言うと
グラフィックは良し、起承転結もあり良しって感じです。ではなぜそんなに言われるかと言えば、この5をしたことある人が見ると度肝を抜かれるラストの展開。これに尽きるかと...
ただ、起承転結はあるのでドラゴンクエスト5わしたことがない人が見たら普通の映画になるようにかんじました。
正直勧められるかと言えば勧めにくいですが、見て見れない事はない映画なので、地上波などであれば是非見て見てはいかがでしょうか?
クライマックス以上に前半が致命的
酷評が気になって耐えきれず鑑賞。そういう態度で観に行くか、かつて味わった愉しかった時間を手軽に取り戻したくて観に行くかで、評価は大きく変わるだろう。もちろん圧倒的に後者が観に行くわけだが。
いまの形になった理屈はあれこれ想像できるが、知名度に依ったファン向け作品である以上、王道から逸脱する意義が見えない。観客はシャラマン映画を観に来ているのではなく、やっぱりあの世界に浸りたくてやってきているのだから、そこに冷水をぶっかける真似はいただけない。
それ以前にそのゴールを目指したために、前半が映画として致命的に破綻していたことのほうが気になった。
尺の制約のもと、逆算して見せたいところを原作が持つ膨大なエピソード群から抽出しているため、中盤までの状況描写や、キャラクターと観客の感情の推移に必要な間を端折る端折る。
その結果、エピソードが細切れなのに、そのひとつひとつがお定まりに満ち、あらゆるものが異様な軽さを伴い、いまここで観ているはずなのに何ひとつ確かな感想が残らない。
ゲームの物語はやはり数十時間の体験を伴ってこそ。それを2時間にも満たない形にするなら、全体の圧縮ではなく一部を抜き出すだけにするか、いっそ1クールくらいの連続ドラマにして例のクライマックスを迎えたなら、単に賛否が分かれる程度で、ここまで酷評されなかっただろう。
ただ、おもに監督が批判に晒されているようだが、企画の時点、もしくは全体像が見えた時点でこの結果を読めなかった製作委員会がダメ。絵は魅力的だし、戦闘シーンは贅沢。監督は制約のなかで奮闘したほうではないか。
あまりの酷評が珍しくて見に行ってみましたが・・・
映画サイトの口コミがあまりの酷評が多く、
一体どう行った映画なのかが興味があって見に行ってみました。
でも、わざわざ映画館にお金を払ってまで見に行く価値はなかったな、、という感想です。
ロードオブザリングが大好きなのですが、CGなどは比べるべくもなくチープですし、いい意味でゲーム的なのでしょうが、ゲームがわからないので、好みが分かれると思います。(私はあまり好みではありませんでした)
映画館でなければといった迫力もあまり感じられなかったですし、
このくらいの映画ならもっと迫力がある映画はやまほどありますしね。
ストーリーも、オチがよくわからない感じになっていて。???がいっぱいでした。
場面がポンポンとんでいきますし、最後は切り替えが早すぎて難しかったです。
怖いものみたさで行ってみましたが、レンタルが出てから見ても十分でした。
口コミの猛プッシュもなんだかですね。。
ライオンキング見ればよかったな。
この粉飾されたリアル世界を超えていくための良作
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