「移り変わる心情表現、人間性が繊細に。」窮鼠はチーズの夢を見る パセリさんの映画レビュー(感想・評価)
移り変わる心情表現、人間性が繊細に。
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濃厚も濃厚で画力が凄まじいですが、心情の変化がすごく繊細に描かれています。
大伴が徐々に今ヶ瀬を受け入れ始め、それを信じられずにいつつ噛み締める今ヶ瀬の子犬のようなウルウルキョロキョロな目が印象的。耳掻きしたりサプライズしたり枕がいつの間にか2つになっていたり、この辺りの愛おしい2人の関係性好きです。屋上でビール飲みながら乳首あてゲームを繰り返すのも最高。
夏生と今ヶ瀬がバチバチやるシーンもいいな、あそこのスピードアップした展開良かったです。後から来た大伴が今ヶ瀬の隣に座るとこ、大伴が同じカールスバーグ頼んで喜ぶ今ヶ瀬のとこ笑いました笑
たまきの好きになりすぎると自分の形を保てなくなるって言葉も印象的。まぁたまきはかわいそすぎる。まぁ最後流され続けてきた大伴が自分と向き合うのは彼としては良かったのか。
大倉さん、成田くん2人の美しい裸をたくさん見れますし、ドキドキものの濡れ場が盛り沢山で直視できないぐらい濃厚です。2人もよくやりましたね。成田くんのキスのいやらしさベロっといっちゃうのは男性の私でもエロさを感じました。彼の中性的な雰囲気が生きてましたね。タイプの違う女性陣もお見事。
なんとなく前向きに自分を見つめられる映画だと思うので、濃厚シーンにとらわれずに色々な方に見ていただきたいですね。
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