「ラストはそのままが良かったです。」窮鼠はチーズの夢を見る 槐さんの映画レビュー(感想・評価)
ラストはそのままが良かったです。
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原作を数回読み込んでみにいきました。
二時間の中でどう話が進み終わるのか…スゴく期待していました。
原作と多少の違いはあるだろうと思っていましたが、ラストだけがどうにも納得出来なくて…私的にはもやっとしました。
私自身がどちらかというとバイに近いのでセクシャリティについて否定しません。
ですが、ほとんどの方がヘテロで同性を受け入れることが難しく、ゲイとノンケなら尚更困難だということは分かります。
原作は離れてはくっつくたびに一歩ずつ受け入れていく恭一が印象的だったんですよね。映画ではその部分が希薄でした。原作は今ヶ瀬の不安定さの下にある不安と愛情、大伴の奥底にある今ヶ瀬に対しての甘えや身勝手さがぶつかり合ってたのですが なんかやたらあっさり…
離れて運命的にまたであうこともなかったし。
リバありだったけど今ヶ瀬が最後に押しきって恭一が受け身という逃げ場を失って行き着いたことも伝わらない。
だからこそラストだけは原作通りに描いて欲しかった。
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