燃えよ剣のレビュー・感想・評価
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燃えよ剣の原作も3回読みました。他の司馬遼太郎の本も殆ど読破してお...
燃えよ剣の原作も3回読みました。他の司馬遼太郎の本も殆ど読破しており、ストーリーは理解しています。しかし、如何せん、ボリュームを大きくしても俳優の台詞が聞き取れません。
これは、邦画なのに、英語のヒアリング試験をしている感じでストレスありあり。 こんなに一生懸命に耳を傾けないといけない映画はない! これは、監督責任であって、俳優陣はかわいそう。おまけに見るほうは、なんなんだよって感じ。何回見ないと理解できないのか?
多分、お年寄りは全くついていけないでしょう。
土方歳三の人生を見事1本の映画で語った!
新選組入門にはお手頃の作品
新撰組好きにはたまらない
新選組と土方歳三が蘇ったー!!
司馬遼太郎原作が好きで、
内容が濃いから仕方無いかな~
期待して観たけれど
実は…映画の内容については印象が薄いんですよね…(^_^;
岡田准一さんが主演ということで楽しみに観に行きました。
でも…実は映画の内容については印象が薄いんですよね…(^_^;
と、申しますのも、地元でスタンプラリーというイベントがありまして。
ロケ地のお城、お寺、旧家の三カ所を巡ってスタンプを集めると、特典のクリアフォルダがいただけるということで、徒歩でてくてく、自転車漕ぎ漕ぎ、バスを乗り継ぎ三つのスタンプを集めたんですね。
ちょっとした、秋の小旅行の気分を満喫しました。
こちらの印象が強すぎて。肝心の映画の方が…(^_^;
特に旧家のある町では、田んぼ?畑?で野焼きをしていた香りが何とも言えない風情で、よい思い出になりましたとさ。
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ちゃんと映画のレビュー書けよ!
新選組も土方歳三も歴史における位置はよくわからないけど、かっこよくてやたら気なる存在であることは確かだと思った。
歴史の先生はよく「歴史は繰り返すから、歴史を学んで失敗しないようにしましょう。」と言うけど、新選組から学べることは”勝てば官軍負ければ賊軍”ということくらいかな?
昔から簡単に使ってきたことわざだけど、結構深い意味がありそうで、他の言い方もあるんだろうけど特に思いつかないし、正に維新の時代を表しているような気がする。
もし幕府軍が勝っていたら、新選組は仮面ライダーレベルのスーパーヒーローになっていたはずで、薩摩や長州はショッカーで、西郷や大久保、坂本龍馬なんかは、ゾル大佐、死神博士、地獄大使といったところかな?
でも実際は薩摩や長州が勝ったから逆になった。
そのせいで以前は新選組のことを、正義の維新の志士の邪魔をした悪の組織ショッカーみたいに思っていたけど、今は仮面ライダーに近かったような気がしてきた。
結局ショッカーに負けた仮面ライダーということなんじゃないのかな?
現実には必ず正義が勝つ訳でもないし、完全無欠のヒーローなどいないから、ショッカーに負けたかっこ悪い仮面ライダーというイメージが一番近いような気がする。
『燃えよ剣』の主人公の土方歳三という人は正にそういう感じがする。
原作者の司馬先生は第二次大戦を兵隊として戦って「何でこんなに愚かな国になってしまったのかわからない。昔はこうではなかったはずだ。」と言って歴史小説を書き始めたらしい。
でも自分が参加した戦争のことは、あまりに近すぎてわからなかったのか、トラウマだったのか死ぬまで書かなかった。
個人的にも司馬先生は大好きで、『燃えよ剣』も読んだし、他にもいろいろ読んだ。
だけど今考えると、結局愚かな国民になったしまったのは、司馬先生みたいな人のせいなんじゃないのかなと思う時がある。
司馬先生のせいとは言わないけど、司馬先生みたいなことを書いたり言ったりしてきた人のせいかもしれない。
『燃えよ剣』読んで土方歳三とか新選組になりたいという人はいないと思うけど、『坂の上の雲』とか『翔が如く』とか『竜馬がゆく』とか読んだら、秋山兄弟とか西郷隆盛とか坂本龍馬になりたくなると思う。
当時の世界情勢の中で、そういう人の真似をして明治維新や日露戦争みたいなことをしたいと思って、それに群衆心理が加わったら破滅的な戦争になるのは避けられないような気がする。
結局アフガニスタンでタリバンが天下をとって、タリバンをアメリカに勝たせたヒーローのストーリーが出来上がって、みんながそれを信じてしまったような感じかな?
そうすると新選組はアメリカに従って最後まで戦ったアフガニスタン政府軍みたいな位置になる。
新選組も土方歳三も歴史における位置はよくわからないけど、この映画見てかっこよくてやたら気なる存在であることは確かだと思った。
新選組の生々しい実像
予想した作品とは異なった生々しくリアルな作品だった。本作は、激動の幕末を駆け抜けた、主人公・土方歳三、近藤勇、沖田総司らを中心にした新選組メンバー達の生い立ち~新選組の誕生~五稜郭の戦いまでを描いた歴史群像劇である。本作で描く新選組は、硬派な武装集団としての激闘という派手な表の姿だけではない。組織内部の暗闘という醜い裏の姿も赤裸々に描くことで、新選組の生々しい実像を浮き彫りにした実録物語になっている。
岡田准一演じる土方歳三の回想という形で物語は進んでいく。彼の回想がナレーションにもなっていて、幕末という複雑な激動の時代を丁寧に分かり易く説明してくれるので、新選組が幕末に誕生し翻弄されていくプロセスが良く理解できる。但し、幕末の多くの出来事を詰め込み過ぎ、肝心の新選組へのフォーカスが弱くなってしまった。さらに、ナレーションで説明してしまうので、物語そのものが淡白になってしまった。幕末を題材にした作品によく観られる傾向に陥ってしまった感は否めない。
激動の幕末のなかで、唯一、時代に流されず、時代に媚びなかった男として本作の主人公である土方歳三が描かれる。愚直で信念を持った役を演じさせたら当代随一の岡田准一が土方歳三に成りきっている。土方歳三という役を掴み切っている。特に様式美を思わせる流麗な殺陣ではない、泥臭いリアルな殺陣で、土方歳三の愚直で信念を持った生き方を体現している。
近藤勇を始めとして時代に迎合、流され自分を見失っていく者達が多いなか、主人公だけは、最後まで時代に抗って戦っていく。自分を見失わず信念を貫いて戦っていく。
時代に迎合せず、信念を貫いて生きれば、時代から取り残される。冷遇される可能性が高い。しかし、信念を曲げて生きれば、自分を失い精神的に追い詰められていく。本作は、土方歳三の生き方を通して、自分の信念を貫いて生きることの厳しさと素晴らしさを我々に提示している。
個人的には歴代最低の映画
戦いでもあり恋もする
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