燃えよ剣のレビュー・感想・評価
全310件中、41~60件目を表示
動けなくなった時の岡田くんを見てみたい。 二代目役所広司は彼をおい...
動けなくなった時の岡田くんを見てみたい。 二代目役所広司は彼をおいて他にはいないだろう。
新撰組好きにはたまらない
土方歳三へのインタビューと言う形で、 新撰組のハイライトてんこ盛り、 と言うかハイライトしかやりませんと言う意気込みを 感じて新撰組好きにはたまらなかった。 新撰組の歴史を知らない人は全くついていけないとも 思う。 各々のキャラの繋がりやら背景は、 全く描かれてないから。 それでも、新撰組結成、 芹沢鴨暗殺 池田屋事件 伊藤甲子太郎暗殺など 見どころたっぷりでキャラも立っていて 新撰組を知ってる人には素晴らしいと思う。 一方もっと万人受けするように、 それこそ前半後半でたっぷり観たかったとも思う。 岡田准一さんは現代劇よりもはや時代劇の方が しっくり来る。 近藤勇、沖田総司も素晴らしかった。
新選組と土方歳三が蘇ったー!!
新選組が好きな人なら好きでたまらない映画でしょう。 私も初めて劇場で2回観てしまいました。 過去の山本耕史の土方も良かったですが岡田准一の土方歳三もなかなか剣の立ち回りに真剣みがあってハラハラしましたね。 とにかく新選組を扱うという意味では様々な描き方があると思いますが、日野から最後の函館まで新選組の歴史をしっかり辿ることができ、新選組の初心者から上級者まで皆が楽しめたのではと思います。
司馬遼太郎原作が好きで、
何度も読み返した青春の一冊だったが、この映画には短い人生を駆け抜けた土方歳三のカッコよさが、かけらも無かった。演技も原作も演出もセットもロケも、映画をよーいスタートで撮っている、だけの域を出ていなかった。邦画の悪いところが全部出た映画。
内容が濃いから仕方無いかな~
主要な出演者は意外と良かった。 特に山田涼介の沖田は思ったより良かった。 ただ内容が濃いからねーほんと駆け足になってしまうよねー。 ただでさえ好きな人の多い新撰組、そして色んな事件や主義主張の違い等々… 観る側からはここは描いて欲しいと思う所もいっぱいあり、日本が一番、短時間で大きく変革していったこの動乱の時代を2時間で描くのはムズいでしょう。 殺陣も現代風でそれはそれで良かった気がする。 ただひとつ思うのは、近藤勇が踊ってるシーンは必要だったの!?
期待して観たけれど
原作は何回も読んだほどファンでした。司馬遼太郎の中でも傑作でしょう。 映画では原作に沿っている部分もありましたが、近藤がモダンダンスしたり、画面のつなぎがよくないのかブツブツ切れている感じで、ちょっと残念な印象が残りました。
実は…映画の内容については印象が薄いんですよね…(^_^;
岡田准一さんが主演ということで楽しみに観に行きました。 でも…実は映画の内容については印象が薄いんですよね…(^_^; と、申しますのも、地元でスタンプラリーというイベントがありまして。 ロケ地のお城、お寺、旧家の三カ所を巡ってスタンプを集めると、特典のクリアフォルダがいただけるということで、徒歩でてくてく、自転車漕ぎ漕ぎ、バスを乗り継ぎ三つのスタンプを集めたんですね。 ちょっとした、秋の小旅行の気分を満喫しました。 こちらの印象が強すぎて。肝心の映画の方が…(^_^; 特に旧家のある町では、田んぼ?畑?で野焼きをしていた香りが何とも言えない風情で、よい思い出になりましたとさ。 ↑ ちゃんと映画のレビュー書けよ!
新選組も土方歳三も歴史における位置はよくわからないけど、かっこよくてやたら気なる存在であることは確かだと思った。
歴史の先生はよく「歴史は繰り返すから、歴史を学んで失敗しないようにしましょう。」と言うけど、新選組から学べることは”勝てば官軍負ければ賊軍”ということくらいかな? 昔から簡単に使ってきたことわざだけど、結構深い意味がありそうで、他の言い方もあるんだろうけど特に思いつかないし、正に維新の時代を表しているような気がする。 もし幕府軍が勝っていたら、新選組は仮面ライダーレベルのスーパーヒーローになっていたはずで、薩摩や長州はショッカーで、西郷や大久保、坂本龍馬なんかは、ゾル大佐、死神博士、地獄大使といったところかな? でも実際は薩摩や長州が勝ったから逆になった。 そのせいで以前は新選組のことを、正義の維新の志士の邪魔をした悪の組織ショッカーみたいに思っていたけど、今は仮面ライダーに近かったような気がしてきた。 結局ショッカーに負けた仮面ライダーということなんじゃないのかな? 現実には必ず正義が勝つ訳でもないし、完全無欠のヒーローなどいないから、ショッカーに負けたかっこ悪い仮面ライダーというイメージが一番近いような気がする。 『燃えよ剣』の主人公の土方歳三という人は正にそういう感じがする。 原作者の司馬先生は第二次大戦を兵隊として戦って「何でこんなに愚かな国になってしまったのかわからない。昔はこうではなかったはずだ。」と言って歴史小説を書き始めたらしい。 でも自分が参加した戦争のことは、あまりに近すぎてわからなかったのか、トラウマだったのか死ぬまで書かなかった。 個人的にも司馬先生は大好きで、『燃えよ剣』も読んだし、他にもいろいろ読んだ。 だけど今考えると、結局愚かな国民になったしまったのは、司馬先生みたいな人のせいなんじゃないのかなと思う時がある。 司馬先生のせいとは言わないけど、司馬先生みたいなことを書いたり言ったりしてきた人のせいかもしれない。 『燃えよ剣』読んで土方歳三とか新選組になりたいという人はいないと思うけど、『坂の上の雲』とか『翔が如く』とか『竜馬がゆく』とか読んだら、秋山兄弟とか西郷隆盛とか坂本龍馬になりたくなると思う。 当時の世界情勢の中で、そういう人の真似をして明治維新や日露戦争みたいなことをしたいと思って、それに群衆心理が加わったら破滅的な戦争になるのは避けられないような気がする。 結局アフガニスタンでタリバンが天下をとって、タリバンをアメリカに勝たせたヒーローのストーリーが出来上がって、みんながそれを信じてしまったような感じかな? そうすると新選組はアメリカに従って最後まで戦ったアフガニスタン政府軍みたいな位置になる。 新選組も土方歳三も歴史における位置はよくわからないけど、この映画見てかっこよくてやたら気なる存在であることは確かだと思った。
新選組の生々しい実像
予想した作品とは異なった生々しくリアルな作品だった。本作は、激動の幕末を駆け抜けた、主人公・土方歳三、近藤勇、沖田総司らを中心にした新選組メンバー達の生い立ち~新選組の誕生~五稜郭の戦いまでを描いた歴史群像劇である。本作で描く新選組は、硬派な武装集団としての激闘という派手な表の姿だけではない。組織内部の暗闘という醜い裏の姿も赤裸々に描くことで、新選組の生々しい実像を浮き彫りにした実録物語になっている。 岡田准一演じる土方歳三の回想という形で物語は進んでいく。彼の回想がナレーションにもなっていて、幕末という複雑な激動の時代を丁寧に分かり易く説明してくれるので、新選組が幕末に誕生し翻弄されていくプロセスが良く理解できる。但し、幕末の多くの出来事を詰め込み過ぎ、肝心の新選組へのフォーカスが弱くなってしまった。さらに、ナレーションで説明してしまうので、物語そのものが淡白になってしまった。幕末を題材にした作品によく観られる傾向に陥ってしまった感は否めない。 激動の幕末のなかで、唯一、時代に流されず、時代に媚びなかった男として本作の主人公である土方歳三が描かれる。愚直で信念を持った役を演じさせたら当代随一の岡田准一が土方歳三に成りきっている。土方歳三という役を掴み切っている。特に様式美を思わせる流麗な殺陣ではない、泥臭いリアルな殺陣で、土方歳三の愚直で信念を持った生き方を体現している。 近藤勇を始めとして時代に迎合、流され自分を見失っていく者達が多いなか、主人公だけは、最後まで時代に抗って戦っていく。自分を見失わず信念を貫いて戦っていく。 時代に迎合せず、信念を貫いて生きれば、時代から取り残される。冷遇される可能性が高い。しかし、信念を曲げて生きれば、自分を失い精神的に追い詰められていく。本作は、土方歳三の生き方を通して、自分の信念を貫いて生きることの厳しさと素晴らしさを我々に提示している。
個人的には歴代最低の映画
小説「燃えよ剣」を愚弄した様な作品。 映像としては良かった。キャスト、殺陣、雰囲気などは良かったから星0.5。 映画としての燃えよ剣は新撰組関連で史上最低。 ただ淡々と出来事を追い、盛り上がりや感情を表すシーンなどは何一つ無い。 原作ファン、新撰組ファンからすると怒りすら湧く様な脚本。 まるで学校の教科書の年表を芸能人を使って映像化してるだけ。 個人的にはお金の無駄だった
戦いでもあり恋もする
戦って戦って その人が好きな人に支えてあげたいからこそ、頑張ってほしいっていう気持ちが伝わってきました 岡田准一くん、鈴木亮平くん、山田涼介くんの戦う姿、とてもかっこよかったです そして、その物語など流れが分かり、思い出すだけでも泣きそうでした また、岡田准一くん、山田涼介くんとの絡み最高でした! とてもいい映画でした
幕末は大好物ですけど
世界史はからきしダメですけど日本史は好きです。特に幕末はたまりません! 主人公は新撰組の土方歳三ですからね、そりゃあもう期待してましたよ。しかも公開延期延期で去年から待たされていた訳ですから、期待値もおあずけされてた時間の分だけ上がってしまって。 残念ながら2時間半の映画にするには素材のボリュームがありすぎて、大河ドラマの総集編の、さらにそのダイジェスト版を観ているような。しかも土方が誰かに語っている(取材されている?)というテイで説明ナレーションが多めなので感情移入があまり出来ませんでした。 台詞に聞き取りにくい部分があったのもちょっと気になりました。 土方、近藤、沖田を始め芹澤や山南などお馴染みの新撰組隊員たちはキャラがしっかり描かれていてキャストの演技含めてとても良かったです。殺陣もよし。 池田屋事件も迫力ありました。 やっぱりラストの五稜郭がねぇ。もう少し膨らませてほしかったし土方の最期は多少のケレン味を加えてでも盛り上げてほしかったなぁ。 期待し過ぎたのでしょうか? この物語を映画に調理するには少し無理があったのかな。 「燃えよ剣」は一年間の大河ドラマでしっかり描いてほしいしもっとじっくりと観たいです。
レビューで言われている程悪く無かった
幕末動乱も明治維新も新撰組もチャンバラも興味無いしよく知りませんが、土方歳三視点での語りだったので思ったより分かりやすかったです。 ダンダラ模様の隊服も実際はあまり使用してなかった様でその点では敵味方入り混じったチャンバラはどっちが優勢とか良くわからなかったですね。色々スパイの様な事もやって情報収集や手引きとかなかなか面に出ない演出も良かった。 あとロケ地は自分も行った所が多かったので既視感ありましたねえ。 特に広兼邸とか思わず八つ墓の祟りじゃと言いそうになった(笑)。 BGMとして使用された名曲「真珠採り」の物悲しい調べがやるせなさを良く表していました。 結局土方歳三は何度も海に潜りましたが真珠は一粒も取れませんでした(比喩的な意味で)
現代アクションによるリメイク
あまり新撰組に思い入れのない私にとっては、新撰組は殺人集団としか思えないのですが、そのせいでチャンバラの醍醐味が味わえる題材だと思います。。最初の道場破りの集団稽古のシーン、決闘シーン、京都での狭い家屋での斬り合い、野外での合戦など、ありとあらゆる形式のチャンバラが楽しめますので、チャンバラ好きにはたまらない。 今回もチャンバラを楽しめました。 が、なんかモヤモヤする。なんだろなと思い、ずっと考えていると気づいたのですが、岡田准一くんのチャンバラがあまりに現代的すぎるというか、21世紀の人がすごく体を鍛えて、理論的に考え抜いたチャンバラなのかなと。つまり、幕末の斬り合いには見えないんです。 それって、私たちが昔からの映画やドラマのチャンバラに慣れているからかもしれませんが、なんかアクションすぎるというか。風情がもう少し欲しいなあと。欲張りですかね。
時代劇が初めての方にも馴染みやすかったのでは?
原作未読。 ざっと、粗筋をなぞる感じなのかな? ざくざく進んでいきましたが、 小難しくなくて、とても解りやすかったですし、 言葉遣いとかも、だいぶ今風な気がしましたし、 時代劇が初めての方にも馴染みやすかったのでは? 最初の方の気持ち的に、まだ集中できていない時に、 劇中で、誰かが「やっぱ」って言ってまして、そこが少し気になってしまったんですが、 あの時代使ってたのかなぁ…??? まぁ、それも踏まえて、だいぶ今風だったような。 ただ、役者の方たち、とても良かったです。 そして、岡田さんは、もう完全なアクション俳優ですね。 背の小ささと顔の大きさが、かえって違和感なくて、 特に、テレビドラマだとマイナスに捉えられることもありますが、 時代劇だと、とても良いです!! もっと、岡田さんの時代劇は見たいですね。
新撰組をわかりやすく表現してます
大河ドラマ以来新撰組に触れた作品を観ました。 岡田さんの振り返ながらの語り口から始まり、とてもわかりやすい内容で引きこもれました。あっという間の2時間半でした。 お雪さんのずっと土方歳三を観て描き続けてきたからこそのセリフは最高です!
全310件中、41~60件目を表示