燃えよ剣のレビュー・感想・評価
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物語がつまらない、、、
大河系は元々苦手ですが、キャストで観てきました。
3時間の大河はかなりキツかった。
前半はほぼ内容理解できないまま、残り1/3のあたりでやっと呑み込めた。
クォリティーは良いんだと思うんだが、ストーリーが面白くない。
大河ファンじゃないと厳しい映画だと思いました。
ケンカ剣術、殺陣がリアルで冴える。近藤と会津藩の最後も描いてほしかった。でも秀作。
歴史ものにしては飽きないよくできた配分の良い秀作。
ただ、観るのに高校入学程度の最低限の歴史的素養は必要。
別に机に向かう勉強とは関係なくて、雰囲気ね。最低限背景わからないと雰囲気も楽しめないだろうから・・・・
「るろうに剣心」とは全く異なるジャンルだから。司馬遼太郎だし。でもNHKの大河ドラマ観てるような人は渋沢栄一と時代が被るから、より楽しめる。
岡田准一、鈴木亮平、山田涼介、伊藤英明が好演。岡田准一はいつもの岡田准一だけれども、鈴木亮平は「狐狼の血」とまるで違うイメージ。痩せたかい?伊藤英明の芹沢鴨の荒れっぷりも良い。
冗長な場面は無く、引き締まっている。街の風景から調度品、料理に至るまで描写は行き届いていて快適。
ただ、新選組は歴史の傍流ではあるから、脚本家にとって腕の見せどころ。
申し訳ない、司馬遼太郎は読まないので、どれ程原作が生かされているかわからないが、とにかく幕末期の激動を時にスピーディーに時に激しく、見せつけてくれる。
剣と剣、飛び散る火花。ほとばしる血潮。旧来の時代劇にないリアルさ。
ただ、人数が多すぎて展開が早すぎて、どちらが敵でどちらが味方かわからない場面が多いのはテンポ重視で仕方がない。ただ、新選組の法度に触れた者等の切腹場面が性急すぎるのも、玉に傷。
土方と近藤、沖田3人3様の個性と熱気。泥臭さ。それが全て。細かいスジはとても細かいのだけれども、倒幕派の錦の御旗と滅びゆくのみの佐幕派。まあ土方歳三はもともと滅びの美学だから、ちょっと不自然さも感じるが、この作品の「要領の良い終わり方が人により評価分かれるよなぁ。徳川慶喜と孝明天皇のヘタレ具合は遠慮がなくて非常に良い。所詮権力者なんてこんなもの、それだけ地を這いつくばってきた新選組3人の芯の強さが光る。西本願寺等の実物も、池田屋等のセットも非常に見栄えが良い。とにかく時間が比較的短く感じる映画。オススメします。ただ、土方歳三、最後もっと泥臭く、感情を揺さぶる描き方にできたような気はします。気のせいか??
唐紙って単語30年ぶり位に聞いた気がする
函館に進駐中の土方歳三が自身の半生を語る体でみせていく史実をもとにしたフィクションの土方歳三物語。
上洛前の近藤、沖田達との様子から始まり、壬生浪士、新選組としての出来事…とみせていく。
148分となかなかの長尺ながら、取り上げられているエピソードも多く、かなり駆け足な印象で、寧ろ良くこれだけ詰め込んだなと。
ドラマとしても面白かったし、テンポも良かったけれど、登場人物も多いし話が早過ぎるしで幕末の史実を知らないと何が起きているか、何の話かところどころ迷子になりそうかなとも思えるし、やはり駆け足過ぎて一つ一つのエピソードが薄いよね。
連ドラの総集編的位置付けならばこれでも良いけどという感じかな。
ということで大河とまでは言わないけれど、1or2クール位のドラマで作ってくれませんかねぇ。
世界市場を意識した作り
新撰組が好きなので、薄っぺらい所もあったり、セリフ早かったりするけど、二時間半ずっと面白かったです。
世界市場を意識したのかはわかりませんが、
海外で公開するならこれくらいの映画が、日本の時代劇、サムライ映画として良いのかも。
ストーリーを細かくしてなくて、成り上がり話は良いし、新撰組自体ギャングにちょっと近いし、サムライの国から、このへんの西洋化で世界史に登場する日本になっていくというのも海外の人にも分かるし、ラストサムライより殺陣も良いし、世界遺産、国宝のお寺や神社はいっぱい出てくるし、芸者や花魁みたいのも出てくるし。
日本人の原作ファンや新撰組好きには物足りなく、個人的には前後編の二部作でもっと掘り下げて欲しかった。
誰向けかわからん...
岡田准一が土方で鈴木亮平が近藤とかこの二人だけでも凄いけど、久しぶりに観た伊藤英明も気持ち悪くて良かったし、10秒も映らない他の俳優さんもほんとにみんな凄い人揃い。これでこんなにスンって終わったからこっちが逆にびっくりしたよ?
もともとかなり長い小説なので、映画に納めるにはしょうがないとはわかっていても思ってた以上に淡々と進む史実再現V感。それなのに、くっそつまらんウーマン村本には妙に尺を使う演出に少し嫌悪感を覚えるほどでした。ほんとにいらんかった。
新撰組を題材にした小説やドラマ・漫画はたくさんありますが、こんなにスンってした顔で最初から最後まで観たのはこれが初めて。良く言えば、新撰組を変に美化しないで映したとも言えるのかな?普通の事かもだけど、人の死ぬシーンはどれも血生臭さを感じるような汚さがあり、人を斬るのも斬られるのも嫌だなと思えた。それが生きる道というのならもっと嫌な道だなと。
でも燃えよ剣ってもっとなんか良いエピソードあったと思うのよね。何だろうこの教科書を読んだあとみたいな感想を書くには乏しい気持ち。
新鮮組を知ってる人向け
ストーリーは、とても雑。
独白で説明してしまうので、感情移入もしにくいし、なにより人物が全然描かれていません。
人物描写はほとんどないので、誰がどういう人物か予習してから見ないと感情移入が一切できません。
良い役者さんがそろってるのに、人物は、本当~に描かれていないので、愛着持ちようがなく、生まれて初めてシリアスな映画なのに、一度も涙が出ませんでした。
ただ、岡田准一さんの土方歳三は、「本当にこんな人物だったんじゃないか」と思い込まされるほど。
殺陣も、「ドラマのようなきれいな殺陣」ではなく、本当にこんな斬り合いをしてたんだろうなと思わせる、力技の殺陣で、説得力がありました。
山田涼介君の沖田総司も爽やかで可愛らしく、イメージにぴったりでした。
鈴木亮平さんの近藤勇はハマリ役だっただけに、もう少しちゃんと人物を描いてほしかったなぁ……はぁ、もったいない。
同じキャストで、大河くらいの尺だったら観たいです。
戦闘、決闘、喧嘩こうした中にも美学は有る筈だ
岡田准一の殺陣
キャストは良かったんですけどね。
楽しいキャスティングです
最初に流れ出したロシア民謡に驚きました。そしてその感傷的なメロディが全編をバリエーションさまざまで包み、個人的に好きな曲だからかもですけれど、心を掴まれてしまいました。
ちょっとキャスティングがいかにもで照れ臭いな〜山田くんキレイすぎだよな〜岡田くんかっこよすぎだよな〜と気が引けてたんですが、いつの間にかなんとも思わなくなっていました。
いや、土方さんはかっこよすぎて何も困ることはない笑
沖田くんがほんとはブサイク説なんて忘れた方がいい笑
ピッタリ!って思ったのは、永倉新八と、松平容保、新美錦。それから、色んなパターンを見てきて今回の解釈もなるほど!と自分で意外だったのは、山田裕貴くん版徳川慶喜。
以蔵がもっと見たかったなぁ。
歴史物はキャスティングの面白さが楽しめますね。ピッタリだったり、意外だったりが面白いです。ジャニーズの面々はさすが、身のこなしが鮮やか。考えてみれば小さい頃から訓練してるわけだから当たり前ですね。どんどん時代劇に食い込んで来て欲しいです。殺陣も進化していくのかも。あんまりキラキラされても困るけど。
ストーリーは…誰でも知ってる話だから仕方ないけど、そのまま追ってるだけかなという印象。新撰組は実は津本陽派なのです。
公開延期を長く待ってたかいがありました。楽しかった。
原作も上下巻の大作で、それを映画の尺に収めるのだからそりゃあ難しい...
原作も上下巻の大作で、それを映画の尺に収めるのだからそりゃあ難しいとは思いますが、もう少し深掘りしてほしかったなぁという感じです。池田屋以降は戦いもあってそれなりに盛り上がってはいるのですが、前半はあまりにも駆け足で進んでしまっていてわかりにくかったです。
たしかに原作も比較的淡々と事実を述べるような書き方だったような気がしますが、それでももっとじっくり、感情移入もしながら読めていた記憶があります。
他の方もおっしゃっていましたが、映画じゃなくて大河ドラマとかでやってほしかった...!
あと、観る前は山田涼介さんって昔にいるような顔じゃなくない?!と思っていましたが、観てみたらめちゃくちゃ沖田でした。かっこいいというよりは人懐こくて愛嬌のある後輩という感じで、個人的にはすごくハマり役だったと思います👏
こう纏めたかと。かなりの良作
岡田准一で燃えよ剣の大河観たい
安定の作品だけど、させすぎ
原田眞人が監督して司馬遼太郎原作で岡田准一以下キャストが集結して、つまらないわけがない。それは分かっている。でも何か物足りない。土方歳三の一生を描くんだからしょうがないが、違う土方歳三と新選組が見たかった。新選組が集まる前半も芹沢鴨がなぜ殺されなければならなかったかをもう少し違う角度から描けなかったのか?新選組の歯車が狂い始めた話をもう少し丁寧に描いても良かったのではないか?なぜ負けるとわかる戦いに土方は向かったのか?全て教科書の内容。見たいのは違う見方の作品だった。初心者向け、万人受けで映画としては面白い。
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