燃えよ剣のレビュー・感想・評価
全365件中、121~140件目を表示
字幕ありで見た方が分かりやすい
全部の回に字幕があるのか、自分が見た回にたまたま字幕がついていたのか分からないのですが、最初は『うわーやってしまったー』と思っていました。
が、最終的にはあって良かったです。
まず台詞が早口。歴史用語も出てきて、漢字を見て『なるほど』となる言葉も多々…
一番助かったのは、誰のセリフかが分かったこと。何の前触れもなく武田観柳斎とか島田魁とか合流してるし紹介もない。
新選組や幕末の知識がないと補正もできず置いてけぼりになってしまうかも…と思いました。
私は山南さんが好きなので扱いが悲しい。でも主人公はトシなので仕方ない。
源さんの最期…何だあれは…でも主人公はトシなので仕方ない。
そんな風に思いながら最後まで見ていました。
近藤さんとの絆も少し薄く感じてしまいました。
岡田くんはさすがに顔も所作も剣術もかっこいい!小さいけど、オーラで大きく見える時もあった。
他の役者さんも良かったです。隊長クラスの人物でも一言も喋ってない人いましたが…
他の新選組物よりもトシが柔らかい印象。周りが嫌な奴ばかりに見えたからでしょうか。松平容保公は他と同じく優しくていい人って感じでした。
もう一度見たいかと言われたら微妙。新選組が好きなのでとりあえず見てみました、という感じです。
本格的
受験生の時に見たかった
とてもよい入門編
原作未読の上、新選組についてすらうっすい知識しかない私ですが、原田眞人監督の新作ということで公開から3週目でようやく鑑賞してまいりました。
今作も『駆け込み女と駆け出し男(15)』以来タッグを続けている撮影監督に柴主高秀氏、美術監督に原田哲男氏など、原田組の画は非常に美しい。そして、言わずもがなの岡田准一君定評の殺陣、これは間違いなく劇場で観たい作品です。
詳しい方や原作ファンにとっては異論もあるかもしれませんが、148分、よくまとまっているように感じます。
今回は予習として市村泰一監督の『燃えよ剣(66)』だけ観ておりましたが、前述したように基本知識が十分でない私にとって、「解った気になれた」そして「十分楽しめた」からの「新選組関連について興味を持てた」と、(今更ですが)とてもよい入門編に出会えた気がします。
役者陣もみな素晴らしかったですが、特に沖田総司役の山田涼介君と会津藩主・松平容保役の尾上右近さん、この二人の演技は特筆すべきと思います。あっぱれ。
源氏物語的ダイジェスト
喧嘩剣法の殺陣最高や!!
格好ええわぁ……堪らんわぁ……
もうそれだけで☆5でええわぁ……
あと個人的に丸十さん好きやわぁ……
*ダイジェストの話*
源氏物語も源氏の若い頃が面白いんだと言われがちだが、新撰組の話もやっぱり江戸から出てきて山南さんが死ぬあたりまでがわくわくするし、よく知られた新撰組の姿なんじゃないかと思う。そういう意味で、鳥羽伏見以降が駆け足になったのは、ダイジェストとして見やすかった。
だいたい敗走する時はやること一緒だからね……仲間と退路と選べる道が減っていく一方、眼光だけが強くなる。「日本のいちばん長い日」もそうだったね……。前後編にしてしまうと、後編はそういうところばっかりを見なきゃいけなくなるので、いや、土方歳三見に行ってんだからそれを見に行ってるのは実際そうなんだけれども、多分観賞後の感覚が違ったろうなと思う。同じ椅子にじっと座って続けて見るから、前半のバラガキ感、わくわく感から連続したこの悲愴感になれるわけで、悪いことばかりではなかった。
圧巻の殺陣と凝った映像に注目
戦国時代や幕末に特に関心はないので歴史小説を読んだことが無い人間の感想です。
本作は、野心を抱く男(土方歳三)が幕末の動乱の世を駆け抜けた話――己の剣の腕と信念だけを頼りに昇りつめ、やがて時代の変化に追い落とされるさまを描きます。
見どころは火花が散る剣のぶつかり合いや凝ったカメラワークです。
俳優陣も熱演で、伊藤英明さんの存在感はさすが、短い出演時間ながら山田裕貴さんや村上虹郎さんも印象的でした。山田涼介さんは病気が進行していくにつれてやつれていく様子が見事でした。
岡田准一さんは動作が美しいし安定の演技です。ただ、土方が”鬼の副長”と呼ばれたからには、隊員を恐怖で支配した一面もあったろうし、威圧感もあったと想像します。岡田さんはクールでカッコ良すぎですね。急に断髪して洋装になったところは理由が分かりませんでした。
ストーリーは感動するまでは行かなかったですが、同じ監督の「関ケ原」より面白かったです。
選曲や宴でのダンスや楽団の演出が独特だなと思ったら、エンドロールが英語表記だったので、海外での上映を意識したのですね。「女の一人や二人の犠牲は仕方がない」というセリフをわざわざ入れたのはどうかと思いました。
どうなる、ってのは婦女子の言い分だ
歴史や原作を十分に知っていることを前提とした作品
ミスター鬼畜
期待はずれ
楽しみにしてた映画でしたが、結局印象に残ったのは胸糞悪いエロいシーンと池田屋で村本が目立ってたところくらい。
展開が早すぎて、何回か見ないと誰が誰かわかりませんでした。
退屈なのか斜め前のお爺さんはすやすや寝ていました。
山田涼介も良かったよ
現実主義
司馬遼太郎が、燃えよ剣と竜馬が行くを同時期に執筆・連載していたと聞く。一見対照的に思える2人だが、共通する点もあるのかな、と思う。それは前例にとらわれない、現実的な判断をする人だったこと。坂本竜馬は時代の形を自分の理想に近づけるべく、現実的な行動をした。土方歳三は、新撰組を自分の理想に近づけるために、一般的な武士道とは異なる「士道」を基に組織を作り上げた。鳥羽伏見から函館に至る官軍との戦いでは、西洋の軍隊組織を研究し導入している。
しかし、多分坂本竜馬は生きたかったと思うけど、土方歳三は死にたかったのだろう。近藤勇の死で、土方歳三の夢は終わっていたんだろうなぁ。
岡田准一、雰囲気ありました。また原作を読み返したくなった。
良い映画だった、低評価の意味がわからない
土方かく語り
全365件中、121~140件目を表示