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映画「ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(ラプソディ)」 ニッポニアニッポン フクシマ狂詩曲(ラプソディ)
劇場公開日 2019年3月9日
解説
原発事故から8年を経ても続く福島県の被災地の深刻な状況を、オペレッタや多彩なアニメーションなどを交え、陽気な騒ぎにくるんで描いた異色の作品。原発最前線の町・フクシマ県楢穂町の役場に出向を命じられた楠穀平は、上司となる役場の助役・村井に連れられ、津波で押し流された地区や、いまだ復旧しない鉄道、終わらない除染、セシウムが降り積もった帰宅困難地域など、各所を視察。フクシマの現状を目の当たりにする。後日、村井から、近々催される「原子力研究所副所長就任を祝う会」を円滑に楽しく進められるようにと言い渡される穀平だったが……。原発最前線の町で戸惑う主人公・楠穀平を、「影武者」「乱」など黒澤映画で知られる隆大介が演じ、町役場の助役・村井を映画や舞台、アニメ声優などで幅広く活躍する寺田農が怪演。「セシウムと少女」の才谷遼監督がメガホンをとり、劇中を彩るアニメーションは、眞賀里文子、伊藤有壱、ユーリー・ノルシュテインら多彩な才能が映像を提供した。
2019年製作/113分/日本
配給:ラピュタ阿佐ヶ谷
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2021年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
福島への侮蔑と偏見のこもった悪意ある映画です。
東北は昔から差別にあっていましたが、こういった映画の主張もその延長線上にあるといって過言はないでしょう。
こんな差別映画を作った連中は被災者から呪われればいいと思うよ。
2019年5月16日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
妹登場の朝の食卓、児童と宮沢賢治のミュージカル、役場の紹介ミュージカル、最悪最低酷いと思いました。削るか、もう少しなんとか出来なかったものか…そこさえ良ければ、個人的にはかなり衝撃を受けるような作品になったかもしれない。そこだけの、いい加減さに見えてしまうその部分だけのために、非常にチープな映画に見えてしまった。
冒頭とエンディングのアニメーションをはじめ、素晴らしいアニメ的手法が見事に利いていたと思っただけに、本当に残念。
2019年5月2日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館
これでもかとテンコ盛りの映画で、日本が誇るアートアニメーター(ニャッキの伊藤 有壱さん、立体アニメの巨匠の真賀里文子さん等々)のアニメを混ぜて、なんとミュージカルの作風になっているのです。原発を扱いながらシリアスにならない、でもドッキとする何かがある作品になっています。
これぞ監督 才谷遼。。
ユジク阿佐ヶ谷で鑑賞できます。
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