サイダーのように言葉が湧き上がるのレビュー・感想・評価
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青春万歳なお話。 わたせせいぞうのポップイラストの様な背景アニメ、...
青春万歳なお話。
わたせせいぞうのポップイラストの様な背景アニメ、色彩が印象的。
最近実写みたいにリアルなCG背景多いから新鮮やった。
登場人物はみんないい人。
疲れてる時でもストレスなく観れる。
田舎の田畑の中にそびえ立つ巨大なショッピングモール、虫や蛙の鳴き声がノスタルジックでいい。
スマイルの声がかわいかった。
チェリーを花火に誘うシーンが甘酸っぺぇ。
声にして やっと弾けた 夏の恋
レコードが割れた時に思わず「はっ…」と声が出た。
何日間もかけてみんなで探した物を壊してしまった時の気持ち、とてもよくわかる。
浮ついた気持ちでついつい考え無しに行動してしまうこともよくある。
一生懸命レコードの破片を接着剤でくっつけようとしても、全然くっつかないシーンでは思わず泣けてきた。
そこからの展開はかなりギュッと濃縮されていた。
デイサービスの時計がレコードだったのはやられた。
珍しい時計だなとは思ってたけど、まさかそんな謎とき要素があったとは!
チェリーが何度か引越しの件を伝えようとしたのに遮られてしまったのも不憫で不憫で…
頭の中でなら言葉が湧き上がるのに、口に出そうとすると何も出てこないもどかしさに共感した。
最後のシーン、藤山のおじいちゃんからバトンを引き継いでチェリーが俳句を叫ぶシーンでもなぜだか涙が流れた。
その場で言葉にすることは難しくても、歌や俳句のようにすでに在るものなら勇気さえあれば言うことができる。
溜めに溜めていた想いが爆発する感じが最高だった。
この映画を見始めて最初に驚いたのは、色使いやトーン、灯りを星で表現していたりするユニークさだ。
オシャレであると同時に、蛍光色メインで目がチカチカする感じだったので最初は戸惑ったが、いつの間にか見慣れてその世界観に入り込んでいたから不思議だ。
他にない雰囲気がとても良かった。
レビューの星を少なめにした理由のひとつは、間延びしてる空白が多くてテンポが悪く感じたことだ。
特に大きな事件が起きるわけではないので、もっと音楽を印象的なものにしたり、それぞれの内面的な描写が多くてもよかったのかもしれない。
もうひとつの理由は、少し設定に無理があるところが多いこと。
スマイルは小さい頃から配信をしていて大人気ライバーなのであれば、ひとりで外から生配信は危険すぎるのでは?
きっと大忙しのはずなのにデイサービスでバイト始めるのも、レコード探しにあんなに時間を費やせるのも不自然な気がした。
あんなに人気者なのに、出っ歯が嫌になった理由もよく分からなかった。
あとはレコードを探すシーン、初めからジャケットには「藤山さくら」って名前書いてあった気がするんだけど…
名前が分かっただけで大ニュース!みたいになったのが違和感。
娘さんが、資料館に飾ってあるほどのお母さんのことを全然知らないのも違和感。
チェリーがぎっくり腰のお母さんの代わりにバイトしてたのも違和感。デイサービスのバイトってそんな簡単なんか…?
あと引っ越す理由はなんだ?
あのビーバーって男の子は何者?
色々と違和感はあったが、それらを流してさらっと観てたから入り込めたんだと思う。
花火のように心が弾ける
アニメ業界では知られていた実力者、イシグロキョウヘイの映画初監督作品
【ストーリー】
夏休みのある夜。
郊外の小田原市のショッピングモール。
そこで二人は出会う。
一人は、スマホでかわいいものをライブ配信する人気のインフルエンサー女子・スマイル。
もう一人は、だれも読まない俳句をSNSで発信する男子・チェリー。
おなじケースを使っていた二人のスマホが、イベントや万引きの騒ぎの中でいれ代わってしまった。
「スマホがないと死ぬ!」
となげくスマイルに、姉のジュリは自分のスマホをさし出して、しれっと言う。
「連絡取ればいいじゃない」
一方のチェリーも、モールの屋上に作った秘密基地で、スマイルのスマホをもてあましていた。
そこにかかってくる通話。
二人の言葉がつながり、心が近づく夏がはじまる。
南国を思わせるビビッドな色彩。
アクション派手めですが演出は丁寧で、ストーリー展開も邦画を思わせる堅実さ。
ミステリ作品としても、謎の提示と伏線の回収は非常に巧く作られています。
みずみずしく軽やかで、夏の青春アニメとしてとても素敵な作品です。
ただ残念なのは、クライマックスの没入感の抜けと、タイトルの"サイダー"と"言葉"の存在感のなさ。
あそこで全員を号泣させるストーリーのクライマックスと演出を実現できれば、傑作でした。
なんだろう、二人に一語ずつ大切な言葉を与えればよかったかも。
まあ面白かったからこその、作品を語りたい欲求をかき立てられるわけです。
それとヒロインの前歯女子、かわいいのでもっと流行れ。
アメリカ人が八重歯前歯がどれほど嫌いでも、そんな風潮に迎合せずに日本独自の価値観を発信してほしいと思ってます。
だってかわいいでしょ。
どこかのイオン‼️❓迷惑系YouTuber‼️❓俳句オタク‼️❓
観光地に行くと有名飲食店がインバウンドで溢れイオンで食事する情け無さ、全国にあるから北端でも南端でもイオン、あるある。
ところで俳句で生活は、天才バカボンのある話、わかるかな、わかんないだろうな。
この映画は皮層的で、絵面も芸術見せ掛け手抜き、まあ、どこにでもいるボーイズミーツガールストーリー、かな、俳句落書きはごめんだな、テレビの録画。
何と言っても色彩。日本アニメの宝のひとつ。
NHKEテレ。これほどまでにワンワンカットワンシーンに色彩の3原色をポップに配置したアニメは初めての鑑賞。それでいて色彩がうるさくないのは補色がうまく機能しているからだろう。ベタ塗りの背景とキャラがきちんと遠近感持って色彩のみで描かれている。なかなかできる技ではない。光と大気を線描彩色だけでここまで表現するなんて・・・最後の俳句ライブ「未成年の主張」に感動。傑作アニメのひとつといって良い。
夏の青春映画
ひと夏の甘酸っぱい出会いを
俳句を通してかよい合う乙な作品。
若者にあまり馴染みのない俳句を
アニメーションを通して見せる
やり方が自然でいてスッと入ってくる。
冒頭の掴みがゴチャついていて
何がどうなっているかわかりにくいが
すぐにキャラ紹介シーンに入る。
キャラ付けもしっかりしていて
それを軸に物語が深みを増していく。
俳句に馴染みがないので
作品内の俳句のクオリティが
どうなのかという点が気になる。
エンドロールで高校生が俳句提供を
しているようだが、もっとストレートに
わかりやすい俳句表現の方が見やすいと思った。
五七五
出てくる俳句が、若々しく、みずみずしい。句集が欲しくなっちゃう。サイダーの泡のようにわきあがるなんて、瞬間の切り取り方がすてき。
展開がもったりしてるが、思春期特有の自意識過剰な感じとか、うまく描けていると思う。声の主演・染五郎も硬さはあるが、がんばった。写真を加工したのか、ショッピングモールの精密さなど、背景の描写も上手い。あと、色使いも独特でよい。大貫妙子を引っ張ってきたのはすごいが、声(曲)と絵(人物デザイン)にギャップがある。アイドル系の歌が流れると思ってたら、アンニュイで大人っぽい歌だったので、なんか驚いた。
NHK Eテレの放送を視聴。
☆☆☆☆(ちょい甘💧) ア オ ハ ル や 恋 の 花 火 を 打...
☆☆☆☆(ちょい甘💧)
ア オ ハ ル や
恋 の 花 火 を
打 ち 上 げ ろ
2021年 9月12日 キネマ旬報シアター/スクリーン2(音感上映)
『FOR YOU』のレコード持ってたよ♥
『鈴木英人』先生か『わたせせいぞう』さんの世界が動き出した感はある。山下達郎さんだから、夏の季語があれば、このアニメは完成。でも、山下達郎さんで今でも一番ポピュラーなのは『雨は夜更け過ぎに』だから、このアニメならどう表すか?だねぇ。
でも、そもそも俳句は老人がやるものって見方がどうかなぁ?また、日本古来であれば、短歌だと想うし、旧国営放送の事を考えれば、短歌でアニメって
そうか『ちはやふる』があったか!
追記
ノイズキャンセリングを付けて、僕も同じ目的で同じ事をやっている。
全国どこにでもあるMallで、老人達が吟行(?)とかやっているのかなぁ?引っ越しても、こんな同じ様な風景のある世界、何処に引っ越しても同じだ。
僕も『Charles Mingus Presents
Charles Mingus』と言うチャールス・ミンガスのレコードを中古で勝って、中にチャールス・ミンガスのサインが入っていた事がある。それは断捨離出来ずに今でも持っている。
レビュー書いている者がこんな事言っておかしいかもしれないが、いいね♥の数の多さで価値観って決まるのかなぁ?
残り20分で
レコード 見つけたぜ♥
部屋に映っているじゃん。
『時間が過ぎて行く』
ビンゴ!!!♥
大貫妙◯さんでしたか。僕の高校時代の数少ない友人がファンだった。僕は彼から編集してもらったベストカセットで、細野晴◯さんのボンボヤ◯ジュとサディスティックミカバ◯ドの黒◯が好きだった。
いい映画なんだけどラストがおかしい
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コミュ障気味のチェリーくんと、出っ歯を隠し常時マスクのスマイルちゃん。
ふとしたことから知り合い、同じ老人介護施設で働くことになる。
そこの爺さんがずっと探し続けてたレコードがあった。
半分ボケてるし、最初はそれが何のレコードなのか分からなかった。
でも調べるうちに色んな事実が見えて来る。爺の嫁は元歌手だった。
結婚してまもなく亡くなり、爺はそれを懐かしんで探してたのだった。
そして2人は爺の実家であるレコード店でそれを見つける。
そういう一連の出来事の中で、2人は互いを好きになってた。
でもチェリーはもうすぐ引っ越すことを告げる機会を見失ってた。
その引っ越しの日が夏祭りで、スマイルは老人らで盆踊りをしてた。
そこにチェリーが飛び入り、マイクで会場に響き渡る声で告白。
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真面目で一生懸命だが、不器用なためクールに見えるチェリーくん。
おれの少年時代と重なり、最初からすごく感情移入しながら見てた。
出っ歯にコンプレックスを持つスマイルちゃんとも気が合って、
何かいい感じに話が進んでいく。結構泣いたりもした。
でもなあ、ラストがなあ・・・これどうなんでしょ?
感情が高ぶって、スマイルちゃんに告白しに行くのは分かるよ?
でも何でマイクで会場全体に響き渡るように告白してんの?
あとその時スマイルちゃんへの思いをつづった俳句を読むのだが、
8回くらい繰り返すんよな。ただ自分に酔ってるようにしか見えねー。
そしてスマイルちゃんがそれで笑顔になり、突然マスクを外す。
何それ?容姿への劣等感を克服する過程を楽しみにしてたのに、
全編を通じてそこはほぼ触れられず、最後に急に外すのか?
劣等感なんてものは、結局自分と向き合って克服するしかない。
なのに他人に好きって言われることで自信回復とか、それどうなの?
そんなの今だけで、明日からまたマスク復帰でしょ?って思った。
ヤマザクラ
2023年11月18日
映画 #サイダーのように言葉が湧き上がる (2020年)鑑賞
フライングドッグ10周年記念作品
コミュニケーションが苦手でヘッドホンをしてる俳句好きな少年とコンプレックスの出っ歯をマスクで隠す動画配信の人気少女の恋愛
青春だね
内容はひとまず置いといてまず映像の可愛さと楽しさが良かった。パキッ...
内容はひとまず置いといてまず映像の可愛さと楽しさが良かった。パキッとした色使いに柔らかい線、人物の動きやカメラワークは躍動感があって良かった。特にエスカレーターの攻防はグルグル動いて凄かった。
今回も例に漏れず俳優ゲスト吹き替えだった訳だが主演2人に絞った事とその2人が演技派だったからかそこまで気にならず初々しい2人に図らずも合っている感じで良かった。
反面肝心の内容がイマイチ。俳句にレコードに見た目に…ととっ散らかってる感じ。テーマが俳句なら俳句をもっと軸に物語を展開していって欲しかった感。あと個人的にヒロイン周りのネットリテラシー感や主人公の友達が普通に窃盗とかしてるのにほぼお咎め無しなのも気になった。青春と犯罪は違うだろ…そこら辺の描写が今ひとつな感じだったのが残念。
中高生向き
原作か脚本か解らないけど、やったもの勝ちみたいな思想を感じるのでちょい合わなかった
解りやすいところだと落書きなど
ラストもガッツリやったもの勝ちみたいなことをするのでそういうのが好きな人は良いかもしれないが、正直他人を無視した自己満足にしか思えなかったので、せめて身内でやれば良かったのにと思ってしまった
なので世界が自分中心だと思っている中高生向きと言う感想になった
あと俳句は租借するのに一呼吸置かないと情感が沸きにくい
ポンポン出す題材としては難しかったかなと思う
題材に俳句を置いただけのよくある青春アニメ だいたい予想通りに進ん...
題材に俳句を置いただけのよくある青春アニメ
だいたい予想通りに進んでいき予想通りの結末で終わる
なんだろう、コントラストというか色彩というか鮮やかというのか分からないけど明るすぎてなんか見辛い目がチカチカする
中高生なら楽しめる
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