イン・ザ・ハイツのレビュー・感想・評価
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ただのミュージカルじゃない
知識ゼロで行った自分を責めたいです…
音楽や踊りは素晴らしかったですが、NYの移民について勉強していけばより楽しめそうです
8割音楽でストーリーが進む(しかもラップ多め)ので、字幕を読むのに精一杯でした🥲勉強してからもう一度リベンジします!
楽曲ジャンルが幅広い
私的には、いまひとつかな
ありきたり
真夏のミュージカルでレッツダンス
後半が良い
基本的にミュージカルは好む私だが…
ミュージカルっておもしろい
思い出は思い出のままで
「ヌエバヨ−ク」で生きていく、これからも
1 ニュ−ヨ−クの一隅にあるワシントンハイツ。そこで暮らすヒスパニック系の移民たちの夢と苦悩、成長を圧倒的な群舞とともに描いたミュージカル映画。
2 映画は、食品雑貨を営むドミニカの青年を主人公に、移民の子としてアメリカで育った若者と若い頃新天地を求めアメリカに渡り、言葉や生活に苦労を重ねてきた親の世代に焦点をあてる。若者たちの夢は、大学進学、ダウンタウンへの引っ越し、デザイナーへの転身、地位の向上・・。そして親は子供に自分の夢を託す。しかし、市民権を持てなければいずれも儚い夢。また、白人の色眼鏡や差別意識が障壁となる。
皆がもう一歩踏み出せない中、大規模な停電が起こり、それが明けたとき物事が動き出す。
3 そのきっかけを生み出したのは二人。一人は主人公の世話をしてきた老婦人。故国を離れお屋敷の床を磨き続けてきた半生。皆に忍耐と信仰を説き、尊厳や誇りを見失わない生き方や佇まいが主人公や街の人々の精神的支柱となる。そして、とびっきりのプレゼントをもたらしてくれた。もう一人は、美容院の女主人。街の淀んだ空気をかき混ぜ、湿った人心に火を付ける。
4 群舞が圧倒的に素晴らしい。筋肉が暴れまくる動きは動物的。ダンサーが必ずしも美男美女でなく踊りも洗練されていないが精気が溢れ出している。また、美容院の女主人が扇動して始まる、旗を掲げろのナンバーが国の違いはどうあれ、自我と故国を見つめ直し、連帯の強さを示すメッセージを力強く伝えてくれた。終局では、この地で生きていくこととした主人公から子供たちへの魂の伝承が見て取れた。
アメリカンドリーム
南米系の移民がニューヨークで住むのがこの映画の舞台であるワシントンハイツ。
A列車で行こうが、ハーレムとマンハッタンを結ぶ地下鉄のことは知っていたが、その先にそのワシントンハイツがあるのはこの映画ではじめて知った。底辺で頑張る移民という筋書きはウエストサイドストーリーにも通ずる。
それで考えたのは数年前にヒットしたララランド。主人公はオーデションに落ちまくる白人女性だが、家は裕福とは言わないまでも中流を維持できている。そして有名大学で法律を学んでいたが俳優を目指して退学。最後はチャンスを掴む。
それと比べれば、この主人公の夢はささやかなものと言えるのかもしれない。ロトクジにあたったが日本円で1000万円。不法移民の青年に市民権を取らせようとそのお金を使う。
ララランドの主人公と違い、ささやかな夢。アメリカンドリームと言われながら、それを掴めきれないが、あくまでも諦めないで頑張っている。
ヒスパニックに限らず、アメリカンドリームと言われながら、日々の生活に追われて、それどころではない米国人に共感をよんでるんじゃないかな。
爆発しきれないもどかしさが残る
スエニートを大事に
レビュー評価が高かったので観てきました。
グレイテスト・ショーマンとか、ラ・ラ・ラ・ランドのような展開かなと思ったが、終始歌っていたので、終盤になってストーリーがわかってきたという感じでした。
要は異国の地NYで移民として人種差別や障害を目の当たりにしてなかなかスエニート(夢)を掴めずにいたが、育ての母が当てた宝くじがきっかけで故郷ドミニカに戻ることなく、NYでネイリスト?(デザイナー?)と共に成功をおさめるという話でした。
冒頭のシーンが海辺だったので、てっきりドミニカに戻って廃墟と化した家を建て直して成功をおさめたのかと思った。
様々な困難に負けずにスエニート(夢)を忘れずにというメッセージ性だったと思います。
ただ、終始歌いながら踊っていたから観てる分には楽しめるが非現実的だったので、そこがマイナスポイントかな。
美女が多かったので、いつかドミニカに行こうと思いましたw
alabanza! 神様?
舞台となった近くに住んだ経験あり、地下鉄、お店、床屋、看板、標識、多様な人種を見つめるだけで懐かしくなっていました。その場の臭いとか熱気とかも思い出していました。そして踊りの場面になるたびに、一緒に踊りたくなってしまい、抑制するのに困りました。そうそう、ミュージカル好きには、たまらない心地よさです。私は決して飽きなかったですし、冒頭の「イン・ザ・ハイツ!♪」が胸に刷り込まれてしまいました。私も歳をとったせいか、いちいち「停電は何かを示唆しているに違いない♡」と妄想しつつ観終えました。付け刃で調べた範囲ですが、やはり停電は、聖書でいいう「光と闇」なんだと。差別、死別、不運、親子の確執、貧困、故郷との別れ、不遇、すべて闇(停電)かも知れないが、主人公たちは、闇に光を見出したんじゃないでしょうか?他界した老婆は、「忍耐と信仰」と言い残していたので、そう信じて良かったです。でもって、最後の最後で、これは一本取られたという美しいどんでん返しでした。わたしは何ら踊った経験ないけども、サウンドトラックが出ましたら絶対に買って踊ります。 (蛇足1) 故郷の一つとして、ドミニカが出てきましたが、ニューヨークのブロンクス区で、ドミニカ共和国のパレードがあり、道に迷ってパレードの混雑に紛れ込んでしまったエピソードを思いだしていました。南米の歴史も面白そうですね。 (蛇足2) こればっかりは、生ミュージカルで観たかった。拝啓、ブロードウェイ様、またコロナ禍が明けましたらお願いします。応援します。alabanza!
とても魅力的な映画だったけど緩急のつけ方が弱い気が
実に今日的題材のミュージカルだった。南米系移民の暮らすコミュニティの過去現在未来。混沌と希望。クレイジーリッチも好きだったので予告編で舞い上がるほど期待してたのだけど、ちょっと編集がよくない。カッティングではなくて緩急のつけ方。
大学で外に出ていた娘が地元に戻ってきて近所を散策してこの街を紹介する件は本当にいいんだけどな。で、キャラクターも語り口(あとでサプライズありの昔話的な)もいい。
大停電で何か起こることはテロップでずっと出ててひっぱってくれるのだけど、大停電がそれほど機能してない。ストーリーではなく演出で。特にメインのふたりの恋愛ネタのピークと残念な感じで終わる盛り上げがあまりよくない。ここから離れ離れの章に入っていくのだけど、そこが完成度の別れ目だったなぁ、と。
故郷への熱い想い
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