「ラテン系超最高。」イン・ザ・ハイツ せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)
ラテン系超最高。
NYの移民が集まる街ワシントンハイツでそれぞれの故郷や夢や未来について悩む4人の若者たちのミュージカル。
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出演者がほぼラテン系の人達で、音楽も美術も今まであまり触れてこなかった文化が全面に出てて新鮮だった。というかラテン系のこの情熱はアジアにはないからただただ圧倒された。
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その反面、終盤のベニーとニーナがアパートの壁が床になって踊る幻想的なシーン、『ラ・ラ・ランド』っぽくてすごく良かった。
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登場人物たちは、色んな国の人、故郷がワシントンハイツだと思う人もいれば祖国だと思う人もいるし、見切りをつけて街を出てく人もいれば留まる人もいる。親世代がアメリカンドリームで来たけれど、子供たちはアメリカが日常。移民もアメリカも変わりゆく描写が良い。
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サブストーリーとして真夏に大停電が起こる日へと進んでいくんだが、3日間停電してエアコンが使えなくも、暑くてダラダラしてるぐらいなの日本じゃありえなさ過ぎて、いやそんな踊って歌ったら死んじゃうよって思って見てた(笑).
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ちょうど今家のエアコンの調子が悪くて修理までに1週間持つかヒヤヒヤしている私は本当にこれは他人事じゃない。日本で3日停電したらコロナ以上に死者出るだろうなぁ。
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