劇場公開日 2020年2月28日

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「【あらゆる差別、偏見思想をぶち壊せ!世界の現状に鋭い警鐘を鳴らす作品。メインキャストを演じた俳優達の抑制した演技が、直面する深刻さ、怖さを浮き彫りにした作品でもある。】」黒い司法 0%からの奇跡 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0【あらゆる差別、偏見思想をぶち壊せ!世界の現状に鋭い警鐘を鳴らす作品。メインキャストを演じた俳優達の抑制した演技が、直面する深刻さ、怖さを浮き彫りにした作品でもある。】

2020年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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NOBU
CBさんのコメント
2023年1月1日

いい映画、観るべき映画ですよね。と、偉そうなことを言いながら、原作者のTEDトークを探してもいなかった自分に気づいて、少し恥ずかしい気持ちになりました。今回いただいた "いいね" を機会に、ちゃんと探してみようっと。
気づかせてくれるお年玉をありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

CB
ゆ~きちさんのコメント
2023年1月1日

海外で暮らしていると、人種差別的な空気を察したり、拙い英語でも寛容に理解してくれたり、自分がアジア人だということを、強く実感します。自分が外国人にならないと気がつかなかったことですね。

ゆ~きち
bionさんのコメント
2020年3月1日

コメントありがとうございます。
死刑制度を維持するためには、公正な裁判が絶対条件が必要で、日本では実現していると思っているのですが、危惧していることがあります。それは、日本でも司法取引が導入されたことで、この映画のように権力側の都合に合わせて偽証する人間が出てくる可能性があることです。
それに加えて伊藤詩織さんのように事件自体がもみ消されることが、日本でも現実にあり得るという事実を知って、司法制度への信頼が揺らぎました。検察審査会も機能しなかったので。
それでも死刑制度に関する国民投票があれば、今のところは、維持に票を投じると思います。

この映画を見たのは、正直、マイケル・B・ジョーダンが主演だったからですが、僕みたいに娯楽として映画を見た人も、見た後に、真剣に死刑制度を考えるようになります。そういった意味で、映画は大きな力を持っているので、これからも問題提起する映画が続いてくれることを願ってます。もちろん、映画として成立していることが前提ですが。脚本も演技もダメダメだったら本末転倒なので。

bion