ジョーカーのレビュー・感想・評価
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ダークナイトのジョーカー?
観ていてしんどくなる映画
ヴィラン誕生秘話という点では最近観たクルエラと同じだけど、クルエラのようなエンターテイメント性はなくただただ悲惨なお話。
ノーランのバットマンキッカケで観たけれど、ダークナイトのジョーカーとはイメージが違う気も…
ダークナイトのジョーカーはもっと理解できない狂気な感じだったけど、JOKERのアーサーは理解も同情もしてしまう。
傑作
社会に虐げられ、底辺に生きる男をホアキン・フェニックスが熱演。序盤は米国の社会問題が描かれ、気が重くなる展開が続くが、あることをきっかけに理性が崩壊し、どんどん壊れていく姿に引き込まれていく。スピンオフもので初めて、これは面白いと思えたよ。階段でダンス🕺するシーンが狂気じみていてかなりツボ
フォアキン・フェニックスの演技に圧感
演技力に圧倒されました。
悲しき男の抗えない運命の妄想劇。
この話がバットマンと続くと思うととても興奮します。だが!一人で見るのをお勧めします。友達と見るのはあまりお勧めできないです。
足りないのは、笑い方と笑い声。
ポスター、予告編、テーマ。これは観なきゃと思った。が、長いこと見られなかった。
理由は、分かってる。
最高のジョーカー役はジャック・ニコルソンに決まってると思っていたからだ。
ジャック・ニコルソンのジョーカーを越えてほしくなかったのだ。
で、やっぱり越えられてしまった。
見事なまでに。
だが、ホアキンのジョーカーがバットマンと戦う場面は想像できない。
つまり、「バットマンの敵役ジョーカー」という前情報がないと作品に入りづらいし、映画としての良し悪しをその前情報が邪魔してしまっている。評価が分かれるであろう映画だ。
ホアキンジョーカー。
笑い方と、笑い声はジャックニコルソンの勝ち。それ以外はホアキンの圧勝。
ジョーカーは不死
ダークナイトのジョーカーが最高レベルのジョーカーであることは、この映画を見ても変わらないのだけど。
ジョーカーという悪役の存在の可能性を大きく広げる存在がこの映画のジョーカーだ。
まさに、ジョーカーとは概念的な存在であり、人々の中に巣食う心の闇、全てのやりきれない気持ちの具現化として表現することができる。
彼は死ぬことがない、なぜなら彼の存在は人間が存在する以上必ず生み出されるからだ。悪そのものであると同時に人間そのものでもあるからだ。
だから、車がクラッシュしても再び人間が救い出し、再び生き返る。
この映画をもっとある一人の男の話ということのみにフォーカスしてみてみれば、割とつまらない復讐劇であるとも言える。また、見方を変えれば、これは彼の願望の話であり、終盤の展開は妄想の世界であるようにも見える。すべてがご都合主義的だからだ。
彼が妄想癖であることは序盤から中盤でも明らかだから、この解釈はとっぴではないはずだ。
社会に絶望した男が自己を正当化するために生み出した妄想話。それがこの映画の真実かもしれない。
狂気
作品のパワーがすごい。
鑑賞するのに体力を使う、疲れてしまう、そんな作品は久しぶりだった。
それくらい、作品の力がすごい。
世間悪、世の人々の闇が生んだ悪。
自分は何もしていないのに、ただただ毎日を過ごしているだけなのに、周りから向けられる理不尽な暴力、悪。
どこにぶつけたらいいか分からない、怒りやフラストレーションがどんどん溜まっていく様が伝わるし、分かる…
それがいつしかキャパオーバーして、爆発した時、まさに狂気。
でも、すごく悲しい。初めからこんなことをする人間だった訳じゃない。
生い立ちから、環境から、全てのものの影響でこうなってしまったことに、すごく悲しい。
なんだか今の世の犯罪にも通ずる事があるんだろうなぁと。
人間の汚い部分が、闇が、悪が、無くなる事はないんだろうか。
心の闇。
上手く世の中と共存出来ない空しさとやり場のない心の葛藤を描いた作品。
人を笑わせて幸せを届けるピエロに。好きなコメディアンになろうとした。でも変なところで笑ってしまうという病気もあり周りから嫌がられる。彼の妄想。殺した後、笑っているのも狂喜じみて怖かった。凄~く気持ち悪く後味の悪さが残った。
賢くあってほしかった
ジョーカーにコメディの才能がないことが悲しかった。狂気だけでなく、賢さも兼ね備えていて欲しかった。カリスマ性があるように描かれてないし。自称プロがこの映画をむりやり持ち上げてるコメントが不思議。この映画を否定するやつは無粋。という空気感。
演技は素晴らしいと思いましたが、、、
重すぎて、辛すぎて私は入り込めませんでした。
荒んだ世の中の底辺にいる者の怒りや悲しみ、心までもが歪められていく様子が見ていて辛かったです。
自分を見て欲しい、注目されたいという妄想と、世の中に対する怒りが重なり合って描かれた世界が残酷で哀しくて、重い映画を見慣れていないせいか衝撃的でした。
生まれた時から病気持ちで、信じていた母親も実の親ではなくて、ガール...
生まれた時から病気持ちで、信じていた母親も実の親ではなくて、ガールフレンドもただの妄想。こんな辛い人生と比べたら自分は恵まれてるんだなと改めて感じた。
鬼気迫る演技で圧巻
最初から最後までずーっと怖かった。。。主人公アーサーの置かれた環境、理不尽なモノに囲まれ怒りが渦巻きその怒りは体を蝕み爆発する。その瞬間はもちろん恐ろしい形で描写されるがその後のエスカレートする行動も全て怖い。見ている人に想像させるシーンも多いがそれが余計に怖い。表現力、ストーリー、世界観が本当に素晴らしい。怖いもの苦手な人は見ないで!
Jokerの大量生産
生まれ育った環境、現状の境遇、何から何まで不幸を背負った男が徐々に変質していく様があまりにも切ない。見ているうちにどんどん引き込まれていき、そして自らの心の中にもJokerが潜んでいることに気付かされる。
そのJokerの魂が街中の人間に拡散し、大量生産されていくのだ。
これはJokerの起源を示した映画などではない。むしろ病める現代社会を痛烈に批判しているようにしか見えない。。。
ぶっちゃけ小山田圭吾に一番見せたい★
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