劇場公開日 2019年10月4日

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ジョーカーのレビュー・感想・評価

全1164件中、1141~1160件目を表示

5.0とにかく濃厚

2019年10月4日
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ジョーカー誕生までのストーリー。
じわじわとゾゾゾ。っとしました。

現実と感情とのバランス・歪み。

仕方ないよなぁ‥と、思いながらも
いや あかん!!と思う。

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M U

4.0タイトルなし

2019年10月4日
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昔からニュースでみて思ってたけど、銃社会で知らない奴と揉めて撃たれるかもって考えないのかな?
アメリカで毎年乱射事件起きてるのに

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Fumi

4.0笑っているのか、それとも、泣いているのか

2019年10月4日
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悲しい

怖い

興奮

ただただ感動。
 アーサーは緊張してしまうと、意識なく笑ってしまうという障害もちです。確かに笑っているのですが、その笑い声は普通の笑い声ではなくて、まるでむせび泣いているかのようでした。自分にとってとても印象深いものでした。
 「人生は悲劇だと思っていたが、実は喜劇だった」と述べる場面があります。狂ってしまったことも考えられますが、自分自身の力ではどうにもできない出来事が立て続けに起こる現状に「こんな人生、笑いも演出するピエロのように笑っていなければやっていられない」と自分は読み取りました。
 どうしようもできないから泣いてしまうのかもしれません。

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ぱてぃ

4.0悪から生まれたわけじゃない

2019年10月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

幸せ

気候は狂い、台風は暴れ大企業は汚職ばかり
国のトップはSNSやミサイル遊び
今の世も混沌としていて正しいことがわかりづらくなってきてしまってる
そんな時に現れるのかこのジョーカーではなかろうか
悲しみや辛さを笑いで覆い一筋の光となって人々を導く事は容易くはない
ただ、このジョーカーは自分のことだけ見てくれる優しさに飢えていただけなのかも
そりゃさ、誰だってそんな時があるだろうさ
弱気になってる時なんかとくにさ
だから踏ん張って頑張って我慢もして時には自分さえもなくなりそうになっても生きていかなきゃダメな時があるでしょ
辛いことと楽しいことが半分づつとは言わない、むしろ辛いことばっかりかもしれない
人に生まれたのだから仕方がないと諦めることもあるし
その逆もある
人だからこそ心から「幸せ」を実感することも出来る
そんな時はこの上なく暖かい気持ちで覆われて天にも登るような時だってあるよ
あー 生きてて良かったな〜〜と思える時が人生で数回あるだけで儲け物
そんな時がまた来るように踏ん張って頑張って生きていきたいものですね

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カルヴェロ

5.0やっちまえ

2019年10月4日
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文句なしのホアキンフェニックスの演技。
圧巻です。
格差をテーマにしたドスンと心に残る映画。
自分を含め、これに熱狂してしまうということは、日頃から鬱憤が溜まっているのか…
本来、ジョーカーという責められるべき加害者。
しかし、そのジョーカーに至るまでの実情を観ているので、応援してはいけないのに、応援してしまう…
個人的に地下鉄のシーンは、猿の惑星創世記の「ノーッ!」のシーンと被り鳥肌立ちました。
アメコミ作品というのを忘れてしまうくらい考えさせられる作品でした。

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kbc

4.5圧倒的カリスマ、共感力の鬼

2019年10月4日
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悲しい

怖い

興奮

まず最初に、話題作だからとおもってライトに観に行くとしっぺ返しをくらいます。ご注意を。特にデートなどではお互いが予備知識あって興味ある人じゃないと時間が台無しになると思われます。

本題です。
PV観て、名作確定と思っていた更に上をいく作品でした。ホアキンジョーカーの演技力もハードル上げて観たのに更に超えてきて息するのを忘れるってことことかと感じたレベルでした。ビューティフルデイのホアキンからは想像できない体をしていて、そこにも驚愕でしたね。そこにカメラアングル、音楽が良すぎてもう鳥肌ものでした。

ジョーカーの笑い、悲しみ、怒り、すべてを表現し切ったホアキンに、最後は涙しかありませんでした。(まわりはあまり泣いてなかったようですが)

とにかくしっかりと構えて観てほしい。動作、音、全てもれなく全身で感じて観ないと良さが伝わってこない映画でした。これ、Blu-rayとかで観るとイマイチなやつです。興味ある人は必ず映画館で!

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MUGEN_kai

5.0最低な主人公だと言ってもいい。 だが、この映画は最高かもしれない。

2019年10月4日
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最低な主人公だと言ってもいい。

だが、この映画は最高かもしれない。

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Daichi Kitakata

4.5ホアキン・フェニックスを見る映画=ジョーカーを見る映画

2019年10月4日
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「悪」の誕生というと、どうしても違和感がある。

文字通りジョーカーの誕生。

今の自分の立ち位置、感情、そういったもので見え方が変わってくると思う。

バットマンとジョーカーならヒースジョーカー、ジョーカー単体ならホアキンジョーカーを推したいが、甲乙つけがたい。

非常に素晴らしいと言うしかできない。

ただアメコミらしい(?)バトル要素は無いので、そういうのを期待すると面白くないと思う。

間違ってもデート映画にしないで(笑)
ジョーカーとハーレイクインみたいなカップルならオススメかも。

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くろべえ

4.0リアリティある設定

2019年10月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

これまでにない演出が功を奏している。ヒース・レジャーのジョーカーも深みが加わって素晴らしかったが、ホアキン・フェニックスは更に深化させ、ジョーカーという圧巻の悪のヒーローを終に完成させたようだ。アメコミ映画に関しては大して興味もなかったが、この作品はアメコミとの縁を切って、ようやく映画的な深みだ出ている。ホアキン・フェニックスは完全に兄を超えて、素晴らしい俳優になっている事実を再確認出来る演技である。

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shanti

4.0周りの人々が、世界の不満がジョーカーを表舞台へ押し上げる。

2019年10月4日
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悲しい

萌える

バットマンの悪役として有名なジョーカー誕生までの秘話を描く。(バットマン側もあるよ。)
内容は予告編にて想像出来る内容ですので、ドンデン返しを期待する方はご注意を。

今回、ホアキン・フェニックスは過去ジョーカー役を演じたジャック・ニコルソン、ヒース・レジャーに劣らないほどジョーカーを演じ切ったと言えるでしょう。
あのカラフル(赤、橙、緑)なスーツが断然カッコいい。

ジョーカーになる前のアーサーだが、今回描かれた人生が哀しすぎる。痩せ過ぎたあの身体と甲高い笑い声は見事。
彼の人生何もかもを全否定される様な描写は心打たれる。

しかし、その妬みや僻みを肥やしにしてアーサーは自己的にジョーカー化している訳では無い。
同じ様に考える周りの人々が、世界への不満が、ジョーカーを表舞台へ押し上げている。そうこの映画では感じるのです。

周りが共感が出来る。だからこそ、ジョーカーがヴィランなのに愛されるのでは?とこの映画で再認識させられました。

ロバート・デ・ニーロ扮するマレーとのクライマックスシーンは特に良かったです。TVならではセンスも有り。
イジリを勘違いしてイジメを行っている奴らはゾッとするでしょうw

褒める事ばかり書きましたが、私星評価はまずまずです。
アーサーの不幸話に面白みや深みが足りないし、もっと周り(隣人のシングルマザーなど)が絡んでも良かった気がします。
また、ラストシーンは右側の窓を爆破でぶっ壊して頂きたかったから。(ああいう妄想ラストだっただけに。)

ジョーカー&バットマンシリーズ好きは楽しめると思います。

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巫女雷男

2.0評価高すぎ

2019年10月4日
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映画バットマン三部作を鑑賞、ゲーム版バットマンアーカムシリーズ三部作をプレイ済みで、予備知識ありますが、はっきり言って評価高すぎです。
バットマンの予備知識ない方や、デート映画にはキッパリとオススメできません。

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Sushi Boy

4.0その硬貨な喜劇を、受け入れろ。

2019年10月4日
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鑑賞方法:映画館

怖い

難しい

一人の人間がジョーカーという男になるまでの過程を、とにかく、重く、ゆっくりと濃厚に描いていく。
下手なホラー映画より数倍強烈です。

ホアキン・フェニックスの演技がとにかく、とにかく、とにかく秀逸。(大事な事なので三回言いました)
狂気じみたそのカタチにただただ圧倒される。
鑑賞後は他の人が声をあげて爆笑しているのを周りで聴くだけで、少し背筋が寒くなる感じを受けます。

展開はとても先が分かりやすいストーリーになっていて、途中(先の展開が分かっているだけに)立ちたくなる場面が何度かありましたが、頑張ってこらえました。

音楽もとてもいい。コントラバスかな?低音のテーマが良く響き、ストーリー展開にとてもマッチします。

-0.5としたのは、とにかく日本では流行らない作品だろうと個人的に思ったこと。
まずひとつに、後半になるにつれ、凄惨描写増えていきます(私はそれで立ちたくなりました)。耐えられるかな、という感じ。
また、人と同じを好み人に合わせやすく、人と異なるを特に嫌う国民性的に、ジョーカーというヴィランに登り詰めるアーサーの人間性はとても異質に感じられると思います。共感できれば最後まで見続けることは可能かと思いますが、そもそも共感ができるところからがスタートラインになりそう。

あとは、1日の終わりに観たほうがいいってことかな。
少なくとも、1日の初めに観るものではないです。頭の思考と元気指数がモリモリ持っていかれます。

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たくっち

3.0馴染めなかった

2019年10月4日
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TVドラマで「クリミナル・マインド」というFBIがシリアル・キラーを追いかけるシリーズがあったが、犯人が心に狂気を持つ最も多い原因は幼児時代の親からの虐待だった。このジョーカーもそうなのもしれない。ホアキンの演技は素晴らしかった、が私はこの作品に馴染めなかった。もう一つ、エンディング近くでクリームの「ホワイト・ルーム」が流れるが、なぜこの曲なのか。精神病棟は白いからなのか?名曲「ホワイト・ルーム」が使われた理由を知りたかった。

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ころ

1.0ようするに全て「ジョーク」だと

2019年10月4日
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悲しい

寝られる

僕の理解が足りてないのかも知れないがタイトルの通りに理解した。正体不明の突如として存在していた人々を魅了し世間の価値観を揺さぶる悪のカリスマ……そんなJOKERなんてものは無い(居ない)んだと。笑い話、お伽噺なんだと。

……うるせー!わかっとるわい!犯罪にカッコいいもクソもない、人を殺すということなんて尚更そう。「作品」になんてなりゃしない、ドロドロとした感情が渦巻くドス黒いもの。他に比べようもない重たい行為。そんなこと十分わかってるよ!わかってるけどよ、JOKERに生きる力を貰ったやつ、そう俺も笑い話なのか?俺だけが特別じゃねーだろ、俺だけじゃなく他にもそんなヤツはたくさんいるはずだ。そんな俺からするとこの作品は「おまえら作り手側からメタ的にそんな説明、否定はいらねんだよ!」
あっ、主演のホアキン・フェニックスは最高でした😊

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ぱんだまる

5.0暴力に酔いしれろ

2019年10月4日
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精神を患う心優しい青年アーサーが、あの有名な悪役ジョーカーになるまでを描いた話。

考えうる最悪の状況が次から次にアーサーを襲い、観客の心もズタズタになっていく。

怒りと悲しみが頂点に達したとき、アーサーはジョーカーに生まれ変わる。

これだけを聞くと、そんな暗い映画は見ていても楽しくないのでは?と思うかもしれない。

でもご安心を。すべての鬱憤は、悪のベクトル方向へすべて発散される。

途中までは想像つかないが、我々が知っているあのジョーカーが登場し、どんなヒーローも圧倒するほどのカッコ良さで、あのムカつくやつらを徹底的に叩きのめしていく。

どんなに頑張っても金持ちになれない我々日本人も同じだ。品行方正に社会のルールに従うのが正義か?そのルールを作ったやつらを妬んだことはないか?

アーサーは、やりたいように生きればいいと最後に気づき、それがジョーカーを生んだ。そこに強い憧れを抱いた自分は、この社会のピエロなのかもしれない。

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MK

4.5完璧な前日譚

2019年10月4日
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JOKERのメイキング動画が初めて流れた時、
正直面白くなさそう、ホアキンフェニックスだし
意味のわからない映画になってそう、
と思ったけど、
こんなに自分の中に入って来るとは思わなかった。

とにかくホアキン・フェニックスに
魅了され支配されて圧倒される。

キャラクター物の映画って、
例えばヒーローがいて、相手役の悪役がいる事で
その中で誰が好きというのはあったけど、
ただ一人のキャラクターに心奪われるなんて
事は初めての体験かもしれない。

暴走して行く主人公に「行け!」「やってしまえ!」
と思う自分がいた。

演出は控え目のように思えたけど、
かえってそれが主人公を立たせ、
不気味で主人公を取り巻く物事が派手に思えた。
音楽もめちゃくちゃ良かった。
音も印象的だった。

完璧な前日譚、完璧なジョーカーだったけど、
今後、ホアキン・フェニックスは
我が道を行きそうだけど、
DC、バットマンはどこへ向かって行くのだろう…
見る目も完全に変わっちゃって、
これからどうやって見れば良いか困ってしまう。

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奥嶋ひろまさ

5.0アーサーの世界、僕達の世界、そして、ジョーカーの世界

2019年10月4日
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時に自分の言葉や表現が耐えられないほど不足していると感じることがある。
この物語を言い表そうとしている今もそうだ。

この作品を観る前に、気になって海外の映画評を検索して、すごく印象に残るものがあった。
そして、観た後に、これほど、アーサー/ジョーカーを端的に上手く表現したものないと感じたので、ここに紹介させてもらいたい。仮に、これを事前に読んだとしても、決して邪魔にはならないと思う。

(映画チケットサービス関連サイトFandangoの、Erik Davis氏のツイッターから)

アーサー/ジョーカーは「内面(心)が死んで初めて生き始めた、虐げられた男だ(an abused man who doesn't start living until he's dead inside)」

アーサーの心は、映像のバックで奏でられる、スローで頭にギーギー響く音楽や音のように、ゆっくりゆっくり、そして、何かにギューっと押さえつけられるように、深みに落ちていくように死んでゆく。

アーサーの世界は、僕達の世界だ。

弱者や異端者を痛めつけ、暴力に溢れ、欺瞞や偽善が世の中を覆い、愛する人や信頼する人、尊敬する人でさえ裏切りをする。

母親も、そして、自分自身も、自分を偽っていたじゃないか。
ジョーカーが言う。
これは悲劇じゃない、喜劇なんだ。

悲しいのに、おかしくもないのに笑ってしまうアーサー。

道化師(クラウン/ピエロ)のメイクは笑っているが、一筋の涙を一緒に描くではないか。

矛盾だらけの世界は、僕達の世界と同じだ。

僕達の世界の良心は、もう既に死んでしまったのかもしれない。
もしそうであるならば、僕達の世界はジョーカーが俯瞰して見た世界と同じだ。

作り笑いでもして、達観できないと生きてゆくのは難しいのだ。
遠巻きに眺めている程度がおすすめだ。
でも、この世界は向こうから、こちらに迫って来る。

ジョーカーが僕達の耳元でつぶやいている気がする。

努力?
冗談でしょ。
優しさ?
うそでしょ。
平等?
何それ、初めて聞いたよ。
悲劇?
いやいや、これは喜劇だよ。
一緒に演じてみないかい?

血糊の足跡が、このジョークの未来への標だ。
これが、壮大なジョークであることを願わずにはいられなくなる。

※ 丸の内ピカデリーのドルビーシネマのオープン初日の深夜上映で鑑賞しました。
ドルビーシネマはすごいです。システムの宣伝でも流れますが、黒が美しく、他の色も鮮明で、ある意味3Dより、迫って来る感じがします。
機会のある方は是非。

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ワンコ

4.0ホアキンジョーカー

2019年10月1日
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鑑賞方法:試写会

ホアキンの演技がほんと素晴らしすぎる✨
善悪を考えさせられる映画でした

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トムハルクン

5.0言葉が出ない

2019年9月25日
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鑑賞方法:試写会

完璧です。
狂気に満ちた悪のカリスマ・ジョーカー。彼が何故生まれ、何故笑い、何故ピエロでいるのか。笑顔の仮面の下にあった初めて知るジョーカー誕生の経緯に胸が締め付けられ、孤独な男の苦しみに震え、あらゆる瞬間に涙が溢れましたが、この涙の理由は説明が難しい…。様々なジョーカーの姿、台詞、表情が脳裏に焼き付いて、まだ錯乱状態です。

細部まで練られた巧みな脚本、緊迫感と狂気、そして哀しみを蔓延させる音楽、バットマンの時代とは異なる背景により荒んだゴッサムシティ、そしてホアキン・フェニックスによる圧倒的なパフォーマンス。全てが完璧です。
特にホアキン演じるジョーカーが、物凄い。内に秘めた狂気とエネルギー、神経まで研ぎ澄ませて創り出される表情、あの笑い声、そして一人の孤独な優しい男だったアーサーの僅かな希望が残る目。ガツンとやられました。何も言えません…ただただ、圧倒的でした。

そしてジョーカー誕生の物語は、ジョーカーらしく、フェイクとリアルが入り乱れ、どれを真実と捉えるべきか一筋縄ではいかないのもまた凄い。彼に弄ばれているようで、でもやっぱり真実らしきものが色濃く見えて、なんとも魅力的。

とにかく、とんでもない映画でした。

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まだまだぼのぼの

4.5悲劇と喜劇の中で産声を上げたキング

2019年9月22日
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鑑賞方法:試写会

スゴい映画を観たあとは、言葉と疲労感と余韻が混同するもので、このJOKERという物語はまさにそれに等しい作品である。

ハンマーで頭を殴られたかのような衝撃とホアキンのJOKERはこの世の何処かに存在してるかのような、迫真と怪演なる演技は終始、観ている者の心臓をえぐり出され見せつけられる禍々しさを感じた。

狂気に満ちどこか美しく滑稽、そして切ないJOKERの姿はロバート・デニーロが演じた「タクシードライバー」のトラビスを彷彿とさせ、本作の元ネタとされたこれまたスコセッシ監督の「キング・オブ・コメディ」からのオマージュもとあるシーンで至る所で見かけ、大道芸人で孤独な男アーサーとコメディアンのパプキンに共通する笑顔と妄想。キャラクターとしては対比してる双方の描かれ方も本作の監督で「ハングオーバー」でコメディを得意としてたトッド・フィリップス監督ならでは、タクシードライバーで有名な額に手で銃の形作りバーンとする仕草もある種、この映画でJOKERへと変貌する引き金となっている部分も非常に興味深かく、今作でたまたまなのか?出演して、コメディ番組のテレビショーで司会役を務めるロバート・デニーロとスコセッシへの恋文の様な沢山の敬意と愛を感じざる得なかった(笑)

·····がそれだけに留まらず。
JOKERというキャラクターを現代社会でリアルに蔓延し誰しもが持ち合わせる。弱さや孤独、苦しみ、貧困、差別、未来への不安等。社会の抱える闇へ落とし込み浸透させ訴えかける力は生半可ではなかく確信に迫り鬼気迫るものさえも感じさせられた。その点ではダークナイトのヒース・レジャーが演じたJOKERと重なり、バットマンという物語があることも根底に描かれている点でホアキン・フェニックスはジャック・ニコルソンやヒース・レジャーという名優たちが演じてきたJOKERの歴史の1ページに加わったことは間違いなく、新たなJOKERへの新たなる解釈から土台となった作品「キングオブコメディ」「タクシードライバー」「バットマン」「ダークナイト」全ての要素を上手く融合させ、新生キングJOKERを誕生させたトッド・フィリップス監督に心から賞賛を贈りたい!

この作品を観たものは、幾度となく想像を何倍も超えてくる波のように凄まじい衝撃と衝動の連続に胸が張り裂け、高鳴るような痛みをリアルに感じ。社会の闇に埋没し悲劇と喜劇の混沌とした世界で産声を上げたキングJOKER誕生の瞬間を目撃することとなるだろう!

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赤足